自宅に拳銃1丁と実弾19発 山口組系幹部を逮捕 免許証に不実記載の家宅捜索で発覚
愛知県警は、自宅に自宅に拳銃1丁と実弾19発を隠し持っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部・松原雄司容疑者(75)=岐阜県各務原市鵜沼羽場町=を銃刀法違反(加重所持)の疑いで逮捕した。調べに対し松原容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。

押収された拳銃と実弾

松原容疑者は運転免許証を更新する際に、実際には住んでいない住所を記した申請書を提出し、免許証に不実記載をさせた免状不実記載の疑いで10月11日に逮捕され、この事件で同日正午すぎに行われた岐阜県各務原市の自宅マンションの家宅捜索で、38口径の回転式で密造されたものとみられる拳銃1丁と実弾19発が発見された。
県警は、拳銃と実弾を所持していた動機や入手経路などを調べている。

押収された拳銃と実弾

松原容疑者は運転免許証を更新する際に、実際には住んでいない住所を記した申請書を提出し、免許証に不実記載をさせた免状不実記載の疑いで10月11日に逮捕され、この事件で同日正午すぎに行われた岐阜県各務原市の自宅マンションの家宅捜索で、38口径の回転式で密造されたものとみられる拳銃1丁と実弾19発が発見された。
県警は、拳銃と実弾を所持していた動機や入手経路などを調べている。
高齢男性から150万円詐取 特殊詐欺グループの住吉会系「幸平一家」傘下組員ら8人再逮捕
>>関連記事
警視庁暴力団対策課などは、高齢男性に甥を装ってウソの電話をかけ現金150万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「幸平一家十三代目」傘下組員・日沖幸矢容疑者(23)=住所不定=や、同組員・森川将太郎容疑者(22)ら、18~65歳の男8人を詐欺容疑で再逮捕した。調べに対しいずれも黙秘している。

警視庁本部
逮捕容疑は1月21日、東京都八王子市在住の70代男性の自宅に、甥を装って「電車にかばんを置き忘れた。カードの利用を止めたため支払いができなくなった」などと複数回にわたってウソの電話をかけ、用意させた現金150万円をだまし取った疑いが持たれている。
日沖容疑者ら8人は特殊詐欺グループとして活動し、大阪市内のビジネスホテルを拠点として詐欺の電話をかけていた。日沖容疑者らのグループによる被害は都内のほか千葉、神奈川、埼玉の3県で37件、被害総額はあわせて約1億2200万円に上るとみられている。
警視庁暴力団対策課などは、高齢男性に甥を装ってウソの電話をかけ現金150万円をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会系「幸平一家十三代目」傘下組員・日沖幸矢容疑者(23)=住所不定=や、同組員・森川将太郎容疑者(22)ら、18~65歳の男8人を詐欺容疑で再逮捕した。調べに対しいずれも黙秘している。

警視庁本部
逮捕容疑は1月21日、東京都八王子市在住の70代男性の自宅に、甥を装って「電車にかばんを置き忘れた。カードの利用を止めたため支払いができなくなった」などと複数回にわたってウソの電話をかけ、用意させた現金150万円をだまし取った疑いが持たれている。
日沖容疑者ら8人は特殊詐欺グループとして活動し、大阪市内のビジネスホテルを拠点として詐欺の電話をかけていた。日沖容疑者らのグループによる被害は都内のほか千葉、神奈川、埼玉の3県で37件、被害総額はあわせて約1億2200万円に上るとみられている。
幹部の航空マイル不正取得 「浪川会」本部事務所を家宅捜索
>>関連記事
警視庁は1日、航空会社のマイルを不正に取得したとして指定暴力団・浪川会系幹部・谷川英二容疑者(56)=熊本県荒尾市上平山=が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された事件を受け、福岡県大牟田市の浪川会の本部事務所を捜査員16人態勢で家宅捜索した。

谷川英二容疑者(56)
谷川容疑者は、暴力団員であることを隠して航空会社のマイルの会員登録を行い、今年5月ごろに飛行機に搭乗して1958円相当のマイルを不正取得したとして10月27日に逮捕されている。国内の航空会社の会員規約には、暴力団の利用を拒否する規約があるにもかかわらず、谷川容疑者は過去3年間で約15万円相当のマイルを取得していた。調べに対し谷川容疑者は、「暴力団が入会できないとは知らなかった」と容疑を一部否認している。

浪川会を家宅捜索

谷川容疑者は浪川会総裁の秘書とみられていて、警視庁は浪川会の家宅捜索で活動の実態解明などを進める方針。
警視庁は1日、航空会社のマイルを不正に取得したとして指定暴力団・浪川会系幹部・谷川英二容疑者(56)=熊本県荒尾市上平山=が電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕された事件を受け、福岡県大牟田市の浪川会の本部事務所を捜査員16人態勢で家宅捜索した。

谷川英二容疑者(56)
谷川容疑者は、暴力団員であることを隠して航空会社のマイルの会員登録を行い、今年5月ごろに飛行機に搭乗して1958円相当のマイルを不正取得したとして10月27日に逮捕されている。国内の航空会社の会員規約には、暴力団の利用を拒否する規約があるにもかかわらず、谷川容疑者は過去3年間で約15万円相当のマイルを取得していた。調べに対し谷川容疑者は、「暴力団が入会できないとは知らなかった」と容疑を一部否認している。

浪川会を家宅捜索

谷川容疑者は浪川会総裁の秘書とみられていて、警視庁は浪川会の家宅捜索で活動の実態解明などを進める方針。
規約破った男性を監禁・暴行 国内最大風俗スカウトグループ「ナチュラル」幹部ら14人を逮捕
>>関連記事
警視庁暴力団対策課は1日までに、東京都新宿区歌舞伎町のマンションに男性を監禁し暴行を加えるなどしたとして、国内最大規模の風俗向けスカウトグループ「ナチュラル」幹部・沢田和哉容疑者(32)=東京都中央区勝どき=と、兼子エディ容疑者(29)=東京都渋谷区宇田川町=ら、22~33歳のメンバーの男14人を監禁と強制わいせつ致傷の疑いで逮捕した。同課はいずれの容疑者の認否も明らかにしていない。

沢田和哉容疑者
(2021年2月・当時29)
逮捕容疑は今年2月17日~25日の9日間にわたり、新宿区歌舞伎町2丁目のマンションや民泊施設で、グループメンバーの男性(30)をグループ規約を破った制裁として監禁し、フライパンやバイクのヘルメットなどで顔や背中を殴るり蹴るの暴行を加えたほか、わいせつな行為をして全治6か月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
ナチュラルは新宿区歌舞伎町を中心に、宮城県や熊本県など東北から九州地方にまたがり全国の繁華街の路上で女性に声をかけてスカウトし、風俗店に紹介して給料の一部を受け取るなどして収益を得ているとみられる。グループ全体で1000人以上のメンバーがいるとみられ、沢田容疑者はグループ内に5つある班のうち、600~700人が所属する班の代表で、他に逮捕された13人と被害者の男性は、沢田容疑者の班に所属していた。
グループには、毎日の出勤報告を求めたり、警察に逮捕されてもグループについて口外しないことを約束させたりするなど、複数の規約があるという。
ナチュラルは2020年6月にスカウト行為を巡り、指定暴力団・住吉会の四次団体で、幸平一家十三代目系「加藤連合会」傘下「聡仁組」幹部らと乱闘事件を起こし、双方から逮捕者を出していた。事件後も暴力団員による「スカウト狩り」と呼ばれる行為が起きていて、一連の事件での逮捕者はこれで数十人となった。当時、グループの規模は1000人程度だったが、その後も拡大を続けているとみられている。
同課は、ナチュラルが違法に得た収益が反社会的勢力に流れているとみて、実態解明を進めている。
警視庁暴力団対策課は1日までに、東京都新宿区歌舞伎町のマンションに男性を監禁し暴行を加えるなどしたとして、国内最大規模の風俗向けスカウトグループ「ナチュラル」幹部・沢田和哉容疑者(32)=東京都中央区勝どき=と、兼子エディ容疑者(29)=東京都渋谷区宇田川町=ら、22~33歳のメンバーの男14人を監禁と強制わいせつ致傷の疑いで逮捕した。同課はいずれの容疑者の認否も明らかにしていない。

沢田和哉容疑者
(2021年2月・当時29)
逮捕容疑は今年2月17日~25日の9日間にわたり、新宿区歌舞伎町2丁目のマンションや民泊施設で、グループメンバーの男性(30)をグループ規約を破った制裁として監禁し、フライパンやバイクのヘルメットなどで顔や背中を殴るり蹴るの暴行を加えたほか、わいせつな行為をして全治6か月の重傷を負わせた疑いが持たれている。
ナチュラルは新宿区歌舞伎町を中心に、宮城県や熊本県など東北から九州地方にまたがり全国の繁華街の路上で女性に声をかけてスカウトし、風俗店に紹介して給料の一部を受け取るなどして収益を得ているとみられる。グループ全体で1000人以上のメンバーがいるとみられ、沢田容疑者はグループ内に5つある班のうち、600~700人が所属する班の代表で、他に逮捕された13人と被害者の男性は、沢田容疑者の班に所属していた。
グループには、毎日の出勤報告を求めたり、警察に逮捕されてもグループについて口外しないことを約束させたりするなど、複数の規約があるという。
ナチュラルは2020年6月にスカウト行為を巡り、指定暴力団・住吉会の四次団体で、幸平一家十三代目系「加藤連合会」傘下「聡仁組」幹部らと乱闘事件を起こし、双方から逮捕者を出していた。事件後も暴力団員による「スカウト狩り」と呼ばれる行為が起きていて、一連の事件での逮捕者はこれで数十人となった。当時、グループの規模は1000人程度だったが、その後も拡大を続けているとみられている。
同課は、ナチュラルが違法に得た収益が反社会的勢力に流れているとみて、実態解明を進めている。
郵便局立てこもった元暴力団組員が病院銃撃・自宅放火を認める
>>関連記事
31日午後、埼玉県蕨市にある蕨郵便局で拳銃を持って人質を取り、8時間余りに及ぶ立てこもりの末に逮捕された、元暴力団組員・鈴木常雄容疑者(86)=戸田市新曽=が、「戸田中央総合病院」での発砲事件への関与も認め、この病院を受診したことがあり「病院の対応に不満があった」と供述している。

鈴木常雄容疑者(86)
鈴木容疑者は31日午後10時20分、捜査員が郵便局内に突入して人質強要処罰法違反容疑で緊急逮捕された。逮捕時には拳銃1丁のほか、複数の銃弾と包丁のような刃物2本、灯油のような液体が入った18リットルの容器や500mlのペットボトル2本も所持していた。
鈴木容疑者は、20代と30代の蕨郵便局の女性局員2人を人質にとり、警察官に対し特定の人物との面会を要求していた。過去に同局の職員が運転する車両と物損事故を起こし、その際の対応に不満があったなどと供述。 「郵便局の人と話したかった。逃げ遅れた人を人質に取った」と容疑を認めている。
20代の女性局員は午後7時15分すぎに解放され、30代の女性局員は午後9時4分にスキを見て自ら局外へ逃げ出し、県警に保護された。女性2人にケガはなかった。これまでに確認されている郵便局での発砲は1発で、郵便局の入り口付近には薬きょうが落ちているのが確認された。
また、戸田市にある鈴木容疑者の自宅アパートで火災があり、鈴木容疑者が午後0時半ごろ外出する際に「自宅に放火した」と供述している。このアパートは築50年以上の木造2階建てで、鈴木容疑者は約20年前にアパートに入居し、一時は女性と暮らしていたこともあったが、現在は1人暮らしだった。
鈴木容疑者は自宅に放火した後、午後1時すぎに戸田市の戸田中央総合病院で、外から建物に向けて銃弾2発を撃ち込み、診察中で室内にいた男性医師(40代)と男性患者(60代)の2人がケガを負った。男性2人は負傷したものの命に別状はない。
警察は、立てこもり事件の動機についても捜査を進めています。
31日午後、埼玉県蕨市にある蕨郵便局で拳銃を持って人質を取り、8時間余りに及ぶ立てこもりの末に逮捕された、元暴力団組員・鈴木常雄容疑者(86)=戸田市新曽=が、「戸田中央総合病院」での発砲事件への関与も認め、この病院を受診したことがあり「病院の対応に不満があった」と供述している。

鈴木常雄容疑者(86)
鈴木容疑者は31日午後10時20分、捜査員が郵便局内に突入して人質強要処罰法違反容疑で緊急逮捕された。逮捕時には拳銃1丁のほか、複数の銃弾と包丁のような刃物2本、灯油のような液体が入った18リットルの容器や500mlのペットボトル2本も所持していた。
鈴木容疑者は、20代と30代の蕨郵便局の女性局員2人を人質にとり、警察官に対し特定の人物との面会を要求していた。過去に同局の職員が運転する車両と物損事故を起こし、その際の対応に不満があったなどと供述。 「郵便局の人と話したかった。逃げ遅れた人を人質に取った」と容疑を認めている。
20代の女性局員は午後7時15分すぎに解放され、30代の女性局員は午後9時4分にスキを見て自ら局外へ逃げ出し、県警に保護された。女性2人にケガはなかった。これまでに確認されている郵便局での発砲は1発で、郵便局の入り口付近には薬きょうが落ちているのが確認された。
また、戸田市にある鈴木容疑者の自宅アパートで火災があり、鈴木容疑者が午後0時半ごろ外出する際に「自宅に放火した」と供述している。このアパートは築50年以上の木造2階建てで、鈴木容疑者は約20年前にアパートに入居し、一時は女性と暮らしていたこともあったが、現在は1人暮らしだった。
鈴木容疑者は自宅に放火した後、午後1時すぎに戸田市の戸田中央総合病院で、外から建物に向けて銃弾2発を撃ち込み、診察中で室内にいた男性医師(40代)と男性患者(60代)の2人がケガを負った。男性2人は負傷したものの命に別状はない。
警察は、立てこもり事件の動機についても捜査を進めています。