無修正のアダルDVD販売の用心棒 元山口組傘下組員を逮捕
警視庁浅草署は13日までに、無修正のアダルトDVDの路上販売を用心棒として手助けしたなどとして、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・森本雅幸容疑者(73)=東京都台東区橋場=をわいせつ電磁的記録媒体有償頒布目的所持ほう助の疑いで逮捕した。

浅草警察署
森本容疑者は今年8月、台東区清川の路上で80代の知人男性が無修正アダルトDVDを路上販売する際に、客とのトラブルを避けるため、用心棒として周辺を見回るなどして手助けした疑いが持たれている。森本容疑者は、男性から月に一度「みかじめ料」を受け取り、トラブルが起きないように露店の周辺を見回るなどしていた。
調べに対し、森本容疑者は「ケンカが頻繁に起きるため見回っていただけだ」と容疑を否認している。

浅草警察署
森本容疑者は今年8月、台東区清川の路上で80代の知人男性が無修正アダルトDVDを路上販売する際に、客とのトラブルを避けるため、用心棒として周辺を見回るなどして手助けした疑いが持たれている。森本容疑者は、男性から月に一度「みかじめ料」を受け取り、トラブルが起きないように露店の周辺を見回るなどしていた。
調べに対し、森本容疑者は「ケンカが頻繁に起きるため見回っていただけだ」と容疑を否認している。
知人男性の遺体を車中に遺棄 山口組傘下元組員など男女3人を逮捕
静岡県警浜松中央署と浜松西署、県警捜査4課、捜査1課は13日、今年7月に浜松市西区の島村健吾さん(当時43)の遺体を車中に遺棄したとして、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員で解体業・野嶋之仁容疑者(38)=浜松市中区幸1丁目=と、解体工・川田征美容疑者(46)=同=、無職・渡邊風花容疑者(20)=住所不定・宮城県仙台市生まれ=の男女3人を死体遺棄の疑いで逮捕した。

静岡県警察本部
野嶋容疑者ら3人は今年7月、浜松市東区に止めた車中に、島村さんの遺体を遺棄した疑いが持たれている。野嶋容疑者と川田容疑者は、浜松市中区のアパート内で20代女性の顔面や体を殴ったり蹴ったりしたとして、8月下旬に傷害容疑で浜松中央署に逮捕されていて、この事件の捜査の過程で、野嶋容疑者ら3人の遺体遺棄の関与の疑いが浮上した。
島村さんは6月下旬に車で外出し、7月中旬以降に連絡が取れなくなったため、7月17日に島村さんと同居していた母親から警察に「行方が分からなくなった」という届け出があり、県警が捜査していたところ、8月27日になって浜松市東区に停められていた島村さんが使用していた軽乗用車の中から島村さんの遺体が発見された。遺体は損傷や腐敗が激しく、繰り返し殴打されたとみられる跡などが確認されている。
島村さんは以前、解体工の仕事をしていたときに川田容疑者と同僚で、仕事上や金銭面のトラブルがあり警察への相談もあったが、島村さんの希望で事件化されなかった。
県警は、3人の認否について明らかにしていないが、いずれも島村さんと顔見知りの知人関係で、島村さんが死亡した原因や詳しい経緯などについても事情を知っているとみて、調べを進めている。

静岡県警察本部
野嶋容疑者ら3人は今年7月、浜松市東区に止めた車中に、島村さんの遺体を遺棄した疑いが持たれている。野嶋容疑者と川田容疑者は、浜松市中区のアパート内で20代女性の顔面や体を殴ったり蹴ったりしたとして、8月下旬に傷害容疑で浜松中央署に逮捕されていて、この事件の捜査の過程で、野嶋容疑者ら3人の遺体遺棄の関与の疑いが浮上した。
島村さんは6月下旬に車で外出し、7月中旬以降に連絡が取れなくなったため、7月17日に島村さんと同居していた母親から警察に「行方が分からなくなった」という届け出があり、県警が捜査していたところ、8月27日になって浜松市東区に停められていた島村さんが使用していた軽乗用車の中から島村さんの遺体が発見された。遺体は損傷や腐敗が激しく、繰り返し殴打されたとみられる跡などが確認されている。
島村さんは以前、解体工の仕事をしていたときに川田容疑者と同僚で、仕事上や金銭面のトラブルがあり警察への相談もあったが、島村さんの希望で事件化されなかった。
県警は、3人の認否について明らかにしていないが、いずれも島村さんと顔見知りの知人関係で、島村さんが死亡した原因や詳しい経緯などについても事情を知っているとみて、調べを進めている。
高齢女性のカードすり替え現金56万円詐取 山口組傘下組員を逮捕
山梨県警は13日、金融機関の職員を装った電話詐欺で80代女性からキャッシュカードを盗んだうえ、ATMで現金およそ56万円を引き出したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組員・西袋薫容疑者(54)=埼玉県蕨市=を窃盗などの疑いで逮捕した。調べに対し西袋容疑者は容疑を認めている。

山梨県警察本部
西袋容疑者は2022年11月、金融機関の職員を装った共犯者と共に山梨県笛吹市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード4枚を封筒に入れた別のカードとすり替えて盗んだうえ、同市内のATMから現金56万2000円を引き出した疑いが持たれている。
防犯カメラ映像の解析などから西袋容疑者を特定して逮捕した。西袋容疑者は運転手役と見られていて、県警はほかにも余罪があるとみて共犯者や犯行の指示役など、調べをすすめている。

山梨県警察本部
西袋容疑者は2022年11月、金融機関の職員を装った共犯者と共に山梨県笛吹市の80代女性宅を訪れ、キャッシュカード4枚を封筒に入れた別のカードとすり替えて盗んだうえ、同市内のATMから現金56万2000円を引き出した疑いが持たれている。
防犯カメラ映像の解析などから西袋容疑者を特定して逮捕した。西袋容疑者は運転手役と見られていて、県警はほかにも余罪があるとみて共犯者や犯行の指示役など、調べをすすめている。
ウソの投資話で知人女性から30万円詐取 山口組傘下幹部を逮捕
新潟県警は、60代の知人女性にウソの投資話をSNSのメッセージを送り、現金30万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(31)=新潟市中央区=を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し「金をだまし取ったわけではない」などと話している。

新潟県警察本部
男は2022年11月21日、60代の知人女性に対し「30万円出資できれば2週間ごとに10%の利息が入ってきますよ」などとSNSでウソのメッセージを送り、同月24日に男が管理する銀行口座に現金30万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。
今年1月に女性から「お金を振り込んだが、その後連絡が取れない」「だまされたかもしれない」などと警察に相談があり事件が発覚、その後の捜査から逮捕に至った。

新潟県警察本部
男は2022年11月21日、60代の知人女性に対し「30万円出資できれば2週間ごとに10%の利息が入ってきますよ」などとSNSでウソのメッセージを送り、同月24日に男が管理する銀行口座に現金30万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。
今年1月に女性から「お金を振り込んだが、その後連絡が取れない」「だまされたかもしれない」などと警察に相談があり事件が発覚、その後の捜査から逮捕に至った。
一方的に「稼業名」つけ脅して組員になるよう強要 山口組傘下組長を逮捕
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静岡県警浜松東警察署は13日、知人男性を脅して無理やり組員になるよう強要したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長(54)=浜松市南区安松町=を強要未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、男は黙秘している。

浜松東警察署
男は今年7月下旬ごろに浜松市内の飲食店で、共通の知人を介して知り合った静岡県東部在住の40代男性に対し、一方的に暴力団組員としての「稼業名(通称名)」をつけ、「ワシの若い衆になれ」「お前を大阪に連れていく」などと脅し、組員になるよう強要した疑いが持たれている。
男は8月17日に20代の女性に対する恐喝未遂容疑で逮捕・起訴されていて、この捜査の過程で「無理やり暴力団員にさせられそうになった人がいる」という情報提供があり、今回の事件が発覚して逮捕に至った。
静岡県警浜松東警察署は13日、知人男性を脅して無理やり組員になるよう強要したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下組長(54)=浜松市南区安松町=を強要未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、男は黙秘している。

浜松東警察署
男は今年7月下旬ごろに浜松市内の飲食店で、共通の知人を介して知り合った静岡県東部在住の40代男性に対し、一方的に暴力団組員としての「稼業名(通称名)」をつけ、「ワシの若い衆になれ」「お前を大阪に連れていく」などと脅し、組員になるよう強要した疑いが持たれている。
男は8月17日に20代の女性に対する恐喝未遂容疑で逮捕・起訴されていて、この捜査の過程で「無理やり暴力団員にさせられそうになった人がいる」という情報提供があり、今回の事件が発覚して逮捕に至った。
工藤会の市民襲撃の控訴審 野村被告は無罪主張、田上被告は2事件の関与認める
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福岡高裁(市川太志裁判長)で13日午前10時から、特定危険指定暴力団・工藤會による4件の市民襲撃事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われ、一審で死刑判決を受けた工藤會トップの総裁・野村悟被告(76)と、無期懲役の判決を受けたナンバー2の工藤會会長・田上不美夫被告(67)の控訴審第1回公判が始まった。

左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
両被告は出廷し、弁護側は1審に続き4事件とも野村被告の無罪を主張した一方、田上被告については一審の全面否認から一転して2事件について「独断で指示した」と関与を認めた。検察側は控訴棄却を求めた。
両被告が起訴されたのは、
・1998年の元漁協組合長射殺
・2012年の福岡県警の元警部銃撃
・2013年の女性看護師刺傷
・2014年の元漁協組合長の孫の歯科医師刺傷
の4事件。
元漁協組合長・梶原国弘さん(当時70)射殺事件など、各事件で実行役だった工藤會系組員らはすでに実刑が確定していて、二審では両被告の犯行の指示が争点となり、一審判決の量刑が維持されるかが最大の焦点となる。
弁護側は、梶原さん射殺事件の首謀者は既に死亡した工藤會系組幹部だとし、福岡県警元警部への発砲事件についても両被告は関与していないとと主張した。
女性看護師刺傷事件、梶原さんの孫の男性歯科医師刺傷事件について、野村被告は指示していないと無罪を主張した一方、田上被告について「発案して指示したが殺意はなかった。野村総裁への相談はなかった」と述べ、一審の全面否認から一転して2事件について田上被告の独断での関与を認めた。
また、弁護側は一審判決を「直接証拠がないのに、脆弱な事実や推認に推認を重ねた異例にして不当」として、「具体的事実に基づく裁判を要請する」と主張した。
検察側は、田上被告の一転した新主張について「信用できない」などとし、野村被告が4事件を指示したと改めて主張した。
福岡高裁(市川太志裁判長)で13日午前10時から、特定危険指定暴力団・工藤會による4件の市民襲撃事件で、殺人や組織犯罪処罰法違反(組織的殺人未遂)などに問われ、一審で死刑判決を受けた工藤會トップの総裁・野村悟被告(76)と、無期懲役の判決を受けたナンバー2の工藤會会長・田上不美夫被告(67)の控訴審第1回公判が始まった。

左・野村悟被告
右・田上不美夫被告
両被告は出廷し、弁護側は1審に続き4事件とも野村被告の無罪を主張した一方、田上被告については一審の全面否認から一転して2事件について「独断で指示した」と関与を認めた。検察側は控訴棄却を求めた。
両被告が起訴されたのは、
・1998年の元漁協組合長射殺
・2012年の福岡県警の元警部銃撃
・2013年の女性看護師刺傷
・2014年の元漁協組合長の孫の歯科医師刺傷
の4事件。
元漁協組合長・梶原国弘さん(当時70)射殺事件など、各事件で実行役だった工藤會系組員らはすでに実刑が確定していて、二審では両被告の犯行の指示が争点となり、一審判決の量刑が維持されるかが最大の焦点となる。
弁護側は、梶原さん射殺事件の首謀者は既に死亡した工藤會系組幹部だとし、福岡県警元警部への発砲事件についても両被告は関与していないとと主張した。
女性看護師刺傷事件、梶原さんの孫の男性歯科医師刺傷事件について、野村被告は指示していないと無罪を主張した一方、田上被告について「発案して指示したが殺意はなかった。野村総裁への相談はなかった」と述べ、一審の全面否認から一転して2事件について田上被告の独断での関与を認めた。
また、弁護側は一審判決を「直接証拠がないのに、脆弱な事実や推認に推認を重ねた異例にして不当」として、「具体的事実に基づく裁判を要請する」と主張した。
検察側は、田上被告の一転した新主張について「信用できない」などとし、野村被告が4事件を指示したと改めて主張した。