特殊詐欺「受け子」統括役 住吉会傘下組員ら2人を逮捕
警視庁は、東京都在住の高齢女性にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取ったとして、特殊詐欺グループの「受け子」の統括役とみられる指定暴力団・住吉会傘下組員・堂下歩容疑者(46)と、ラン・シャン・タン容疑者(35)=ミャンマー国籍=の2人を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、堂下容疑者ら2人は黙秘している。

堂下歩容疑者(46)
堂下容疑者ら2人は仲間と共謀して2022年2月、甥などを装って東京都世田谷区在住の女性(76)にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。堂下容疑者らの特殊詐欺グループでは、これまでに現金受け取り役の「受け子」15人がすでに逮捕されていて、堂下容疑者は受け子の統括役で、ラン・シャン・タン容疑者は地元の後輩だった。
警視庁は、堂下容疑者ら2人が2021年5月からのおよそ1年間で16件の特殊詐欺に関与し、あわせて約1億2000万円をだまし取ったとみて調べている。

堂下歩容疑者(46)
堂下容疑者ら2人は仲間と共謀して2022年2月、甥などを装って東京都世田谷区在住の女性(76)にウソの電話をかけ、現金200万円をだまし取った疑いが持たれている。堂下容疑者らの特殊詐欺グループでは、これまでに現金受け取り役の「受け子」15人がすでに逮捕されていて、堂下容疑者は受け子の統括役で、ラン・シャン・タン容疑者は地元の後輩だった。
警視庁は、堂下容疑者ら2人が2021年5月からのおよそ1年間で16件の特殊詐欺に関与し、あわせて約1億2000万円をだまし取ったとみて調べている。
暴力団員であることを隠しクレジットカード詐取 小桜一家本部を家宅捜索
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鹿児島県警は7日、暴力団員であることを隠してクレジットカードの交付を受けたとして6日に逮捕された、指定暴力団・四代目小桜一家傘下幹部・竹添文男容疑者(76)=いちき串木野市緑町=を詐欺の疑いで送検し、小桜一家の本部事務所を捜査員約20人体制で家宅捜索した。

四代目小桜一家
竹添容疑者は2018年7月19日、暴排規約を規定しているカード会社に暴力団員であることを隠してクレジットカードを申し込み、同月下旬ごろにカードの交付を受けた疑いが持たれている。
クレジットカードの申し込み時に、竹添容疑者は「暴力団員と関係がないことを確約する」という会員規約に同意していて、県警の内偵捜査で発覚して逮捕された。
調べに対し、竹添容疑者は「だましとったつもりはない」と容疑を否認している。
鹿児島県警は7日、暴力団員であることを隠してクレジットカードの交付を受けたとして6日に逮捕された、指定暴力団・四代目小桜一家傘下幹部・竹添文男容疑者(76)=いちき串木野市緑町=を詐欺の疑いで送検し、小桜一家の本部事務所を捜査員約20人体制で家宅捜索した。

四代目小桜一家
竹添容疑者は2018年7月19日、暴排規約を規定しているカード会社に暴力団員であることを隠してクレジットカードを申し込み、同月下旬ごろにカードの交付を受けた疑いが持たれている。
クレジットカードの申し込み時に、竹添容疑者は「暴力団員と関係がないことを確約する」という会員規約に同意していて、県警の内偵捜査で発覚して逮捕された。
調べに対し、竹添容疑者は「だましとったつもりはない」と容疑を否認している。
用心棒代受取で旭琉会系「功揚一家」組員2人を再逮捕 支払った店舗側の2人も逮捕
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沖縄県警特別合同捜査本部は5日、キャバクラ店経営者から用心棒代などの名目で現金3万円を受け取ったとして、指定暴力団・旭琉會系「二代目功揚一家」組員(38)と、同組員(27)の2人を沖縄県暴力団排除条例違反(暴力団排除特別強化地域における暴力団員の禁止行為)の疑いで再逮捕=恐喝未遂罪で起訴=し、この組員2人に現金を支払ったとして、キャバクラ店の元経営者の男(36)と、風俗店従業員の男(31)を同条例違反(特定営業者の禁止行為)の疑いで逮捕した。

沖縄県警察本部
県警は今年7月に暴力団組員に用心棒代を支払っているとして、那覇市松山と沖縄市上地の歓楽街で飲食店舗などの一斉家宅捜索を実施。捜索以降、複数の店舗従業員から任意で話しを聞くなど捜査を続けていたが、支払っていた店舗側の逮捕は初めて。>>関連記事
逮捕されたキャバクラ店元経営者の男は、今年6月14日ごろに前月(5月)分の用心棒代として功揚一家組員との間で、現金3万円の受け渡しをした疑いが持たれている。
沖縄本島中南部の飲食店など数十店舗が、逮捕された功揚一家組員2人に毎月、用心棒代などとして現金を支払っていた疑いがあり、捜査本部は2人が毎月あわせて約160万円ほどの用心棒代を受け取っていたとみて、詳しく調べている。
沖縄県警特別合同捜査本部は5日、キャバクラ店経営者から用心棒代などの名目で現金3万円を受け取ったとして、指定暴力団・旭琉會系「二代目功揚一家」組員(38)と、同組員(27)の2人を沖縄県暴力団排除条例違反(暴力団排除特別強化地域における暴力団員の禁止行為)の疑いで再逮捕=恐喝未遂罪で起訴=し、この組員2人に現金を支払ったとして、キャバクラ店の元経営者の男(36)と、風俗店従業員の男(31)を同条例違反(特定営業者の禁止行為)の疑いで逮捕した。

沖縄県警察本部
県警は今年7月に暴力団組員に用心棒代を支払っているとして、那覇市松山と沖縄市上地の歓楽街で飲食店舗などの一斉家宅捜索を実施。捜索以降、複数の店舗従業員から任意で話しを聞くなど捜査を続けていたが、支払っていた店舗側の逮捕は初めて。>>関連記事
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性風俗店の収益金を「みかじめ料」名目で受け取り 山口組系「誠友会」を家宅捜索
北海道警は7日午前10時半、違法売春を繰り返していた風俗店の収益金を「みかじめ料」名目で受け取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」傘下幹部・清水徳行容疑者(54)=札幌市中央区南5西11=が今月4日に逮捕された事件で、「誠友会」の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会を家宅捜索
清水容疑者は今年2月、ススキノで売春の違法営業をしていた風俗店経営者2人から「みかじめ料」名目で33万円を受け取った疑いが持たれている。
道警は、同様の「みかじめ料」名目でこれまでに700万円以上が渡ったとみていて、風俗店などの売上金が誠友会の資金源になっていたとみて、金の流れなど事件の全容解明を進めている。

誠友会を家宅捜索
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