新型コロナ支援金を詐取 弘道会傘下「笠原一家」幹部ら3人を逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は、国の新型コロナウイルス対策の給付金約164万円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「二代目小笠原一家」幹部・高橋賢慈容疑者(44)=神奈川県横浜市=ら男3人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、高橋容疑者は「一切知らない」と容疑を否認している。
警視庁本部
高橋容疑者らは2021年7月、受給資格のない20代無職女性に「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を申請させ、同年9月に現金約164万円を受給し、だまし取った疑いがもたれている。
高橋容疑者は指示役としてこれまでに受給資格のない7人を申請させ、計約1105万円を詐取したとみられていて、組織犯罪対策特別捜査隊は、他にも余罪があるとみて捜査している。
警視庁本部
高橋容疑者らは2021年7月、受給資格のない20代無職女性に「新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金」を申請させ、同年9月に現金約164万円を受給し、だまし取った疑いがもたれている。
高橋容疑者は指示役としてこれまでに受給資格のない7人を申請させ、計約1105万円を詐取したとみられていて、組織犯罪対策特別捜査隊は、他にも余罪があるとみて捜査している。
別荘で大麻草栽培 乾燥大麻約3.4キロ所持 山口組傘下幹部ら5人を再逮捕
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静岡県警大仁署は7日、静岡県伊豆市の別荘で営利目的で大麻草を栽培していたなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(45)=長野県下諏訪町=と、同組員(28)=同=、山口組傘下幹部(58)=静岡県伊豆の国市南條=、会社役員の男(43)=静岡県伊東市宇佐美=、無職の男(50)=静岡県浜松市南区安松町=の5人を大麻取締法違反の疑いで再逮捕した。
押収された大麻草
5人は今年4月、伊豆市で別の人物と共謀の上、大麻草66本を栽培し、乾燥大麻約3.4キロを所持していた疑いがもたれている。5人は役割を分担して大規模に大麻を栽培していて、押収された大麻は末端価格で約3000万円相当になるという。
今年3月に伊豆市の飲食店駐車場で、逮捕された5人のうちの2人に警察官が職務質問したところ、大麻を所持しているのを発見。これがきっかけとなり別荘として使われていた住宅での大麻草の栽培が発覚した。
5人はすでに大麻の営利目的所持や、大麻草の栽培などの疑いで逮捕されていて、同署は他にも栽培などに関与していた共犯者がいるとみて実態解明を進めている。
静岡県警大仁署は7日、静岡県伊豆市の別荘で営利目的で大麻草を栽培していたなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(45)=長野県下諏訪町=と、同組員(28)=同=、山口組傘下幹部(58)=静岡県伊豆の国市南條=、会社役員の男(43)=静岡県伊東市宇佐美=、無職の男(50)=静岡県浜松市南区安松町=の5人を大麻取締法違反の疑いで再逮捕した。
押収された大麻草
5人は今年4月、伊豆市で別の人物と共謀の上、大麻草66本を栽培し、乾燥大麻約3.4キロを所持していた疑いがもたれている。5人は役割を分担して大規模に大麻を栽培していて、押収された大麻は末端価格で約3000万円相当になるという。
今年3月に伊豆市の飲食店駐車場で、逮捕された5人のうちの2人に警察官が職務質問したところ、大麻を所持しているのを発見。これがきっかけとなり別荘として使われていた住宅での大麻草の栽培が発覚した。
5人はすでに大麻の営利目的所持や、大麻草の栽培などの疑いで逮捕されていて、同署は他にも栽培などに関与していた共犯者がいるとみて実態解明を進めている。
元巨人投手らによる約7100万円相当の窃盗事件 山口組系「倉本組」を家宅捜索
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和歌山県は7日午後、プロ野球「読売ジャイアンツ」の元投手・宮本武文容疑者(32)と、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」傘下「六代目小山組」組員・加藤連容疑者(28)、16歳と17歳の少年2人を含む男6人が、男性の自宅に侵入して7100万円あまりを盗んだとして住居侵入と窃盗の疑いで逮捕された事件で、関係先として倉本組の本部事務所と、小山組の事務所を家宅捜索した。
倉本組の本部事務所
約25人態勢で家宅捜索
宮本容疑者らは共謀し、今年2月25日の夜から明け方にかけて、和歌山市内にある会社役員の男性宅に侵入し、現金3300万円と金庫に入っていた貴金属など128点(計約3800万円)、あわせておよそ7100万円相当を盗んだ疑いが持たれている。
県警は6人の認否を明らかにしていないが、組織的な犯罪の可能性もあるとみて、加藤容疑者の関係先として倉本組の本部事務所と小山組の事務所を家宅捜索し、2つの事務所から段ボール合わせて4箱分の証拠品を押収し、捜査を進めている。
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倉本組の本部事務所
約25人態勢で家宅捜索
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県警は6人の認否を明らかにしていないが、組織的な犯罪の可能性もあるとみて、加藤容疑者の関係先として倉本組の本部事務所と小山組の事務所を家宅捜索し、2つの事務所から段ボール合わせて4箱分の証拠品を押収し、捜査を進めている。
秋田市の女性遺棄事件 元稲川会傘下組員ら5人を逮捕
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警視庁は7日、2021年6月から行方不明になっていた愛知県一宮市の女性(当時48)の遺体が、今年5月9日に秋田県秋田市の雑木林の土の中から見つかった事件で、女性の遺体を遺棄したとして、元指定暴力団・稲川会傘下組員・井上大輔容疑者(48)と、元妻・土岐菜夏容疑者(34)=埼玉県さいたま市=、職業不詳・下田陸朗容疑者(26)=住居不定=、菅原和宏容疑者(44)=千葉県成田市=、飯田翔容疑者(29)=埼玉県川口市=の5人を逮捕した。
遺棄されていた現場付近
5人は共謀して2021年6月下旬から9月頃までの間、女性の遺体を木箱に入れるなどして埼玉県内のコンテナや秋田市金足下刈の雑木林などに遺棄した疑いが持たれている。遺体は木箱のようなものに入れられ、コンクリート詰めになっていて、死因は分かっていない。この土地は2021年12月から土岐容疑者が所有していた。
女性は2021年6月下旬に愛知県から夜行バスで上京したあと連絡がとれなくなり、警視庁は同年7月6日に家族から行方不明届を受理していて、関係者からの情報や周辺の捜査などから5人の関与が浮上し、任意で事情を聞くなど捜査を進めた結果、逮捕した。
女性は当時、埼玉県さいたま市大宮区の派遣型風俗店で働いていて、失踪直前に客だった井上容疑者と会っていたとみられ、警視庁は詳しい経緯を調べている。
警視庁は7日、2021年6月から行方不明になっていた愛知県一宮市の女性(当時48)の遺体が、今年5月9日に秋田県秋田市の雑木林の土の中から見つかった事件で、女性の遺体を遺棄したとして、元指定暴力団・稲川会傘下組員・井上大輔容疑者(48)と、元妻・土岐菜夏容疑者(34)=埼玉県さいたま市=、職業不詳・下田陸朗容疑者(26)=住居不定=、菅原和宏容疑者(44)=千葉県成田市=、飯田翔容疑者(29)=埼玉県川口市=の5人を逮捕した。
遺棄されていた現場付近
5人は共謀して2021年6月下旬から9月頃までの間、女性の遺体を木箱に入れるなどして埼玉県内のコンテナや秋田市金足下刈の雑木林などに遺棄した疑いが持たれている。遺体は木箱のようなものに入れられ、コンクリート詰めになっていて、死因は分かっていない。この土地は2021年12月から土岐容疑者が所有していた。
女性は2021年6月下旬に愛知県から夜行バスで上京したあと連絡がとれなくなり、警視庁は同年7月6日に家族から行方不明届を受理していて、関係者からの情報や周辺の捜査などから5人の関与が浮上し、任意で事情を聞くなど捜査を進めた結果、逮捕した。
女性は当時、埼玉県さいたま市大宮区の派遣型風俗店で働いていて、失踪直前に客だった井上容疑者と会っていたとみられ、警視庁は詳しい経緯を調べている。