暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿

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　北海道警は２日午前１０時頃、運転免許証の更新時に組事務所の住所を記載して申請したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目旭導会」組員・松原朗容疑者（４１）＝旭川市７条通５丁目＝が免状不実記載の疑いで逮捕された事件を受け、証拠資料などを集めるため旭導会の本部事務所を捜査員２０人体制で家宅捜索した。


旭導会本部を捜索


　松原容疑者は２０２２年１月、旭川運転免許試験場で免許証の更新をする際、実際に住んでいる住所ではなく、組事務所の住所を記載した疑いが持たれている。松原容疑者の更新前の免許証にも、組事務所の住所が記載されていたという。

　調べに対し松原容疑者は「事務所で寝泊りをしていたので、そのままでもいいと思った」などと話し、容疑を一部否認している。道警は、組事務所から証拠品を押収し、松原容疑者の居住実態や旭導会の組織的な関与も視野に捜査を進めている。

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　警視庁は、東京都新宿区歌舞伎町で、今年１月に国内最大規模の違法カジノ店が摘発された事件で、賭博グループの幹部でこの店を運営していた不動産会社社長・葛西悠介容疑者（４３）や、無職・小舘誠治容疑者（５３）ら男４人を常習賭博の疑いで逮捕した。


押収品


　葛西容疑者ら４人は、２０２３年１月までのおよそ５年間、歌舞伎町にあるビルの一室で違法カジノ店「SEXY」を運営し、オンラインカジノを使って客に賭博をさせた疑いが持たれている。４人はこの店の運営や管理に携わっていた。

　葛西容疑者の不動産会社が「SEXY」を含む複数のカジノ店を運営するグループ「SPEED」の拠点となっていて、関東を中心に複数の違法カジノ店を運営していたとみられている。

　この事件では既に１３人が逮捕されていて、店の売り上げは２００５年以降の１７年間でおよそ４９０億円に上る。警視庁は、売り上げ金の一部が暴力団に流れていたとみて実態解明を進めている。