ガスボンベ不正運搬 山口組系「若林組」組長に罰金10万円の略式命令
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名古屋簡易裁判所は30日付で、「餅つき行事」で使用したプロパンガス容器を、国の基準に沿わない方法で運搬したとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組幹部で「二代目若林組」の篠原重則組長(66)に対し、罰金10万円の略式命令を出した。

名古屋簡易裁判所
また、名古屋地検は同容疑で逮捕された若林組組員ら4人については不起訴処分としていて、地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
篠原組長は2022年12月、組員ら4人と共に山口組系「十代目瀬戸一家」本部事務所前の路上で、車にプロパンガスのボンベを積んで移動させる際、経済産業省令で定める基準に従わなかったとして、今月10日に高圧ガス保安法違反の疑いで逮捕されていた。
プロパンガスのボンベは、山口組の恒例行事となっている「餅つき行事」で使われたもので、2022年は瀬戸一家本部事務所で行われ、篠原組長は「餅つき行事」で責任者を務めていた。
名古屋簡易裁判所は30日付で、「餅つき行事」で使用したプロパンガス容器を、国の基準に沿わない方法で運搬したとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組幹部で「二代目若林組」の篠原重則組長(66)に対し、罰金10万円の略式命令を出した。

名古屋簡易裁判所
また、名古屋地検は同容疑で逮捕された若林組組員ら4人については不起訴処分としていて、地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
篠原組長は2022年12月、組員ら4人と共に山口組系「十代目瀬戸一家」本部事務所前の路上で、車にプロパンガスのボンベを積んで移動させる際、経済産業省令で定める基準に従わなかったとして、今月10日に高圧ガス保安法違反の疑いで逮捕されていた。
プロパンガスのボンベは、山口組の恒例行事となっている「餅つき行事」で使われたもので、2022年は瀬戸一家本部事務所で行われ、篠原組長は「餅つき行事」で責任者を務めていた。
元組員から毎月30万円、計1200万円を恐喝 工藤会幹部に懲役4年の判決
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福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)は30日、会社経営の男性から3年あまりの間に1200万円を脅し取ったとして恐喝の罪を問われた、当時・特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「木原組」組長・木原浩被告(55)に対し、「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として懲役4年の判決を言い渡した。木原容疑者は、逮捕される前の今年1月6日に工藤會からの離脱届を警察に提出している。

福岡地裁小倉支部
木原被告は、会社経営の男性に「工藤會に何らかの筋は見せないかんよ」などと脅し、2018年ごろから2022年までの3年以上、毎月30万円を計40回にわたり、あわせて現金1200万円を脅し取ったとされる。被害にあった男性は、同じ工藤會傘下組員だったが離脱して塗装会社を経営していた。
井野裁判長は、「北九州市界わいで平穏に生きていきたいのであれば金を払い続けるのが当たり前」と言わんばかりの暴力団脱退者の立場につけ込む悪質な犯行」と指摘。その上で「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として、木原被告に対して懲役4年の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部(井野憲司裁判長)は30日、会社経営の男性から3年あまりの間に1200万円を脅し取ったとして恐喝の罪を問われた、当時・特定危険指定暴力団・工藤會幹部で「木原組」組長・木原浩被告(55)に対し、「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として懲役4年の判決を言い渡した。木原容疑者は、逮捕される前の今年1月6日に工藤會からの離脱届を警察に提出している。

福岡地裁小倉支部
木原被告は、会社経営の男性に「工藤會に何らかの筋は見せないかんよ」などと脅し、2018年ごろから2022年までの3年以上、毎月30万円を計40回にわたり、あわせて現金1200万円を脅し取ったとされる。被害にあった男性は、同じ工藤會傘下組員だったが離脱して塗装会社を経営していた。
井野裁判長は、「北九州市界わいで平穏に生きていきたいのであれば金を払い続けるのが当たり前」と言わんばかりの暴力団脱退者の立場につけ込む悪質な犯行」と指摘。その上で「結果の重大性に鑑み、犯情は重い」として、木原被告に対して懲役4年の判決を言い渡した。
解体工事業者に「ぶっ殺すぞ」と脅迫 住吉会系「幸平一家」幹部を逮捕
警視庁は30日、東証プライム上場の不動産販売会社=東京都=から解体工事を請け負っていた会社の男性(当時55)に対し、「工事を早くしろよ。ぶっ殺すぞ」などと脅迫したとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で「貴幸会」会長・斉藤順平容疑者(64)=埼玉県戸田市=を暴力行為等処罰法違反の疑いで逮捕した。

警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。

警視庁本部
斉藤容疑者は2020年12月、不動産販売会社から発注されて解体工事を請け負っていた会社の男性に対して、「何をモタモタやってんだ。工事を早くしろよ。ぶっ殺してそこの庭に穴掘って埋めちまうぞ」などと脅迫した疑いがもたれている。
斉藤容疑者は、被害者の男性が工事を中断しようとしていることに腹を立て、仲間らと共謀して脅迫したという。被害者が警視庁に相談し事件が発覚した。
解体工事現場からアルミサッシ約100キロ窃盗 「親和会」組員を逮捕
香川県警高松西署は30日、香川県綾川町の解体工事現場からアルミサッシ約100キロを盗んだとして、解体作業員で指定暴力団・二代目親和会組員(59)=高松市=を窃盗の容疑で逮捕した。組員は「盗んだことに間違いない」と容疑を認めていて、「生活が苦しくて少しでも生活の足しになればと思った」と供述している。

香川県警高松西警察署
組員は今年3月28日から29日までの間、香川県綾川町の解体工事現場で、徳島県の解体業者が管理するアルミサッシ約100キロ(時価約2万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。
組員は当時、この解体業者の従業員として働いていて、解体現場からアルミサッシを車に積んで外へ持ち出し、売却したとみられている。同署は余罪を含め調べを進めている。

香川県警高松西警察署
組員は今年3月28日から29日までの間、香川県綾川町の解体工事現場で、徳島県の解体業者が管理するアルミサッシ約100キロ(時価約2万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。
組員は当時、この解体業者の従業員として働いていて、解体現場からアルミサッシを車に積んで外へ持ち出し、売却したとみられている。同署は余罪を含め調べを進めている。