知人男性に因縁をつけ150万円恐喝 山口組傘下幹部ら4人を逮捕
静岡県警富士署は、知人男性を取り囲んで因縁をつけ、現金150万円を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(61)と、山口組系「藤友会」傘下幹部(52)ら合わせて4人を恐喝の疑いで逮捕した。同署は4人の容疑を明らかにしていない。

静岡県警富士警察署
4人は今年3月下旬、富士市内で静岡県東部地区在住の知人男性(40代)に対し、「現役のヤクザに囲まれて逃げられると思ってんのか」、「1週間以内に俺のところに200万円持ってこい」などと因縁をつけ、現金150万円を脅し取った疑いが持たれている。被害男性は、もともと藤友会傘下幹部らとは面識があり、そこに山口組傘下幹部が加わり犯行に及んだとみられている。

静岡県警富士警察署
4人は今年3月下旬、富士市内で静岡県東部地区在住の知人男性(40代)に対し、「現役のヤクザに囲まれて逃げられると思ってんのか」、「1週間以内に俺のところに200万円持ってこい」などと因縁をつけ、現金150万円を脅し取った疑いが持たれている。被害男性は、もともと藤友会傘下幹部らとは面識があり、そこに山口組傘下幹部が加わり犯行に及んだとみられている。
少年2人に暴力団への加入強要 中止命令受けた山口組傘下幹部に再発防止命令
神奈川県公安委員会は17日、2022年12月に神奈川県内に住む当時19歳の少年ら2人に暴力団への加入を強要したとして中止命令を受けているにも関わらず、今後も加入強要行為を繰り返す恐れがあるとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(46)=横浜市南区=に再発防止命令を出した。

神奈川県公安委員会
2022年12月に男が当時19歳と18歳の少年2人に対し、自身が所属する山口組傘下組織への加入を強要したとして、今年1月に少年が警察に相談し、3月に中止命令を出していたが、男が短期間に違反行為を繰り返していて、今後も加入強要行為を繰り返す恐れがあるとして、公安委員会は再発防止命令を発出した。
男は県警に対し、行為を認め、「今後このような加入行為はやりません」と話していて、再発防止命令に違反した場合は、罰則として3年以下の懲役、又は250万円以下の罰金に処せられる。

神奈川県公安委員会
2022年12月に男が当時19歳と18歳の少年2人に対し、自身が所属する山口組傘下組織への加入を強要したとして、今年1月に少年が警察に相談し、3月に中止命令を出していたが、男が短期間に違反行為を繰り返していて、今後も加入強要行為を繰り返す恐れがあるとして、公安委員会は再発防止命令を発出した。
男は県警に対し、行為を認め、「今後このような加入行為はやりません」と話していて、再発防止命令に違反した場合は、罰則として3年以下の懲役、又は250万円以下の罰金に処せられる。
元妻のETCカード利用で280円詐取 山口組系「早野会」会長ら3人を逮捕
大阪府警捜査4課は17日、他人名義のETCカードを使って高速道路を割引料金で走行し、正規料金との差額280円をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「六代目早野会」会長・鈴川憲司容疑者(54)と、早野会組員・古原宏行容疑者(49)、鈴川容疑者の元妻(56)の男女3人を電子計算機使用詐欺の疑いで逮捕した。府警は3人の認否を明らかにしていない。

大阪府警察本部
鈴川容疑者らは共謀して2023年12月、鈴川容疑者の元妻名義のETCカードを不正に使用し、静岡県浜松市の「二代目國領屋一家」で開かれた山口組の納会に参加するため、大阪府内の近畿自動車道を割引料金で走行し、正規の通行料金との差額280円をだまし取った疑いがもたれている。

大阪府警察本部
鈴川容疑者らは共謀して2023年12月、鈴川容疑者の元妻名義のETCカードを不正に使用し、静岡県浜松市の「二代目國領屋一家」で開かれた山口組の納会に参加するため、大阪府内の近畿自動車道を割引料金で走行し、正規の通行料金との差額280円をだまし取った疑いがもたれている。
運送会社社宅銃撃事件 山口組系「兼一会」幹部が実行役との共謀否定し無罪主張
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神戸地裁(松田道別裁判長)で17日、2021年3月に兵庫県西宮市の運送会社社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、名倉被告は「共謀した事実は一切ありません」と無罪を主張した。

神戸地方裁判所
名倉被告は別の被告(54)ら2人と共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市久保町にある会社社員寮に向けて拳銃で弾丸4発を発砲し、シャッターを損壊したとされる。
検察側は冒頭陳述で、事件前に名倉被告は建物周辺を車で走行し、下見をしていたと指摘。名倉被告の車が先導する形で、実行役の別の被告らが乗った軽乗用車に逃走経路を教え、建物から約740メートル離れた場所で待機していたなどと主張した。
一方、弁護側は名倉被告が事件現場付近にいたことは認めたが「実行役の男が発砲するとは知らなかった」と訴えた。 また、同じ組織に所属する名倉被告と実行役の男の関係を「組織の中では実行役の方が上の立場だった」とし、名倉被告が監視役などを担う上位者とした検察側の主張を否定した。
神戸地裁(松田道別裁判長)で17日、2021年3月に兵庫県西宮市の運送会社社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、名倉被告は「共謀した事実は一切ありません」と無罪を主張した。

神戸地方裁判所
名倉被告は別の被告(54)ら2人と共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市久保町にある会社社員寮に向けて拳銃で弾丸4発を発砲し、シャッターを損壊したとされる。
検察側は冒頭陳述で、事件前に名倉被告は建物周辺を車で走行し、下見をしていたと指摘。名倉被告の車が先導する形で、実行役の別の被告らが乗った軽乗用車に逃走経路を教え、建物から約740メートル離れた場所で待機していたなどと主張した。
一方、弁護側は名倉被告が事件現場付近にいたことは認めたが「実行役の男が発砲するとは知らなかった」と訴えた。 また、同じ組織に所属する名倉被告と実行役の男の関係を「組織の中では実行役の方が上の立場だった」とし、名倉被告が監視役などを担う上位者とした検察側の主張を否定した。
露店出店権利詐取の山口組系「藤友会」元組員 執行猶予付の有罪判決
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静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)は17日、暴力団組員が経営する露店であることを隠して静岡県沼津市の「狩野川花火大会」などの夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部(66)=静岡県裾野市深良=に対し、懲役2年6か月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6か月)の判決を言い渡した。

静岡地方裁判所沼津支部
元幹部は妻などと共謀し、暴力団員が実質的に経営する露店であることを隠し、2022年夏の「沼津夏まつり」や「三嶋大祭り」に出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われていた。
判決公判で室橋裁判官は「詐欺事件の主犯で、売り上げ目当ての身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。一方で「暴力団から除籍され、露店に代わる仕事先が見つかるなど再犯の可能性は低下している」などとして、執行猶予付きの判決を言い渡した。
静岡地裁沼津支部(室橋秀紀裁判官)は17日、暴力団組員が経営する露店であることを隠して静岡県沼津市の「狩野川花火大会」などの夏祭りに出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われた、元特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「藤友会」組員で、「五代目大石会」幹部(66)=静岡県裾野市深良=に対し、懲役2年6か月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6か月)の判決を言い渡した。

静岡地方裁判所沼津支部
元幹部は妻などと共謀し、暴力団員が実質的に経営する露店であることを隠し、2022年夏の「沼津夏まつり」や「三嶋大祭り」に出店する権利をだまし取ったとして詐欺の罪に問われていた。
判決公判で室橋裁判官は「詐欺事件の主犯で、売り上げ目当ての身勝手な動機に酌量の余地はない」と指摘。一方で「暴力団から除籍され、露店に代わる仕事先が見つかるなど再犯の可能性は低下している」などとして、執行猶予付きの判決を言い渡した。
知人男性から現金恐喝 幹部の逮捕を受け山口組「誠友会」本部を捜索
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北海道警は17日午後、知人男性から現金40万円を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部・平塚兆二容疑者(74)=札幌市中央区=が、今月10日に恐喝の疑いで逮捕されたことを受け、誠友会の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会本部を家宅捜索

平塚容疑者は2022年10月中旬、札幌市豊平区在住の知人男性(50代)に対し、共通の知人をめぐる依頼を男性が断った事に腹を立て、電話で「どう、落とし前つけるのよ」、「どうにかして、けじめつけろや」などと一方的に因縁をつけ、、同年12月に男性から現金40万円を脅し取った疑いがもたれている。
逮捕から1週間が経過しているが、平塚容疑者は調べに対して、依然として「一切、しゃべる気はない」と供述したままで、今回の捜索は事件への組織的関与や活動実態の近況を把握するためとみられ、段ボール1箱分の資料などを押収し、1時間ほどで捜索を終了した。
北海道警は17日午後、知人男性から現金40万円を脅し取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」幹部・平塚兆二容疑者(74)=札幌市中央区=が、今月10日に恐喝の疑いで逮捕されたことを受け、誠友会の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会本部を家宅捜索

平塚容疑者は2022年10月中旬、札幌市豊平区在住の知人男性(50代)に対し、共通の知人をめぐる依頼を男性が断った事に腹を立て、電話で「どう、落とし前つけるのよ」、「どうにかして、けじめつけろや」などと一方的に因縁をつけ、、同年12月に男性から現金40万円を脅し取った疑いがもたれている。
逮捕から1週間が経過しているが、平塚容疑者は調べに対して、依然として「一切、しゃべる気はない」と供述したままで、今回の捜索は事件への組織的関与や活動実態の近況を把握するためとみられ、段ボール1箱分の資料などを押収し、1時間ほどで捜索を終了した。
「トー横キッズ」の高校生を監禁・暴行 住吉会傘下組員ら4人を逮捕
警視庁新宿署は17日、新宿区歌舞伎町の一角「トー横」で知り合った埼玉県の男子高校生(18)を監禁して暴行を加えたうえ、母親から現金20万円を脅し取ったなどとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・三枝丈人容疑者(36)=住所不詳=と、職業不詳・徳永晋太郎容疑者(38)、職業不詳・槙本龍成容疑者(22)、男子高校生(18)ら男4人を営利略取や監禁致傷容疑などで逮捕した。

三枝丈人容疑者(36)
三枝容疑者らは今年3月6日午前3時半~同5時40分ごろ、男子高校生を歌舞伎町に呼び出し「お前生きて帰れねえぞ」などと言って車に乗せ、「最後に聞きたい曲とかあるのか」などと脅してスパナで頭を殴るなどの暴行を加え、手や頭などに全治6週間のケガを負わせてトランクなどに監禁。
さらに、男子高校生の実家に押し掛け、母親に「車に乗せている子供の命の保証はない」などと言って身代金を要求。現金20万円を受け取った疑いがもたれている。男子高校生側が警察に被害を相談し、事件が発覚した。
三枝容疑者は被害者の男子高校生とトー横で知り合い、覚醒剤や大麻などの密売を持ちかけていたが、男子高校生が売上金を渡さなかったことや、仲間をかくまったことでトラブルになっていた。トー横キッズの間では三枝容疑者は「たー坊」、徳永容疑者は「徳さん」とそれぞれ呼ばれ、知られた存在だったという。
調べに対し、三枝容疑者ら2人は「全く知らない」と容疑を否認し、男子高校生ら2人は「やくざに無理やりやらされた」と容疑を認めている。

三枝丈人容疑者(36)
三枝容疑者らは今年3月6日午前3時半~同5時40分ごろ、男子高校生を歌舞伎町に呼び出し「お前生きて帰れねえぞ」などと言って車に乗せ、「最後に聞きたい曲とかあるのか」などと脅してスパナで頭を殴るなどの暴行を加え、手や頭などに全治6週間のケガを負わせてトランクなどに監禁。
さらに、男子高校生の実家に押し掛け、母親に「車に乗せている子供の命の保証はない」などと言って身代金を要求。現金20万円を受け取った疑いがもたれている。男子高校生側が警察に被害を相談し、事件が発覚した。
三枝容疑者は被害者の男子高校生とトー横で知り合い、覚醒剤や大麻などの密売を持ちかけていたが、男子高校生が売上金を渡さなかったことや、仲間をかくまったことでトラブルになっていた。トー横キッズの間では三枝容疑者は「たー坊」、徳永容疑者は「徳さん」とそれぞれ呼ばれ、知られた存在だったという。
調べに対し、三枝容疑者ら2人は「全く知らない」と容疑を否認し、男子高校生ら2人は「やくざに無理やりやらされた」と容疑を認めている。