秋田の遺体遺棄事件 死亡後に埼玉県内のレンタル倉庫に一時保管
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今月9日に秋田県秋田市の雑木林で、行方不明になっていた愛知県一宮市の女性(当時48)の遺体が見つかった事件で、女性は何らかの理由で死亡後に、埼玉県川口市内のコンテナ型のレンタル倉庫に一時保管され、2021年9月までに袖ケ浦ナンバーの2トントラックのレンタカーで秋田市に運んだとみられている。

川口市内のレンタル倉庫

女性は派遣型風俗店に勤務していて、2021年6月27日ごろに埼玉県川口市内のホテルで、現在は覚醒剤事件で服役中の元暴力団員(48)=が客として会ったのを最後に行方が分からなくなっていた。
遺体が見つかった秋田市の雑木林の土地は、2021年9月上旬ごろに、関東から来たという人物が雑木林を購入したいと不動産会社を訪れ、その後、契約がまとまらないうちに男数人が無断で雑木林に穴を掘ったり、木の伐採を始めた上、「月内に購入したい」と契約を急ぐように求めてきたという。最終的にこの土地は2021年12月末に、服役中の元暴力団員の妻名義で売買契約が結ばれていた。
遺体を秋田市に運んだとみられるトラックのレンタカーも同年9月ごろに、この元暴力団員の関連名義で借りられていて、警視庁捜査1課は、複数の人物が事件に関与したとみて捜査している。
今月9日に秋田県秋田市の雑木林で、行方不明になっていた愛知県一宮市の女性(当時48)の遺体が見つかった事件で、女性は何らかの理由で死亡後に、埼玉県川口市内のコンテナ型のレンタル倉庫に一時保管され、2021年9月までに袖ケ浦ナンバーの2トントラックのレンタカーで秋田市に運んだとみられている。

川口市内のレンタル倉庫

女性は派遣型風俗店に勤務していて、2021年6月27日ごろに埼玉県川口市内のホテルで、現在は覚醒剤事件で服役中の元暴力団員(48)=が客として会ったのを最後に行方が分からなくなっていた。
遺体が見つかった秋田市の雑木林の土地は、2021年9月上旬ごろに、関東から来たという人物が雑木林を購入したいと不動産会社を訪れ、その後、契約がまとまらないうちに男数人が無断で雑木林に穴を掘ったり、木の伐採を始めた上、「月内に購入したい」と契約を急ぐように求めてきたという。最終的にこの土地は2021年12月末に、服役中の元暴力団員の妻名義で売買契約が結ばれていた。
遺体を秋田市に運んだとみられるトラックのレンタカーも同年9月ごろに、この元暴力団員の関連名義で借りられていて、警視庁捜査1課は、複数の人物が事件に関与したとみて捜査している。
福島原発事故の賠償金 東京電力から約1100万円詐取 男2人を逮捕
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福島県警南相馬署は12日までに、福島原発事故の影響による就労不能損害にかかる賠償金の請求書を、ウソの内容で作成して東京電力に請求し、計約1100万円をだまし取ったとして、ともに福島市の43歳と34歳の男2人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、2人は容疑を認めている。

福島県警南相馬警察署
2人は2016年6月ごろ、福島県南相馬市内の建設会社で就労していないにも関わらず、原発事故で働くことができなくなったなどと虚偽の内容の書類を作成し、東京電力に賠償金を請求、計約1100万円をだまし取った疑いがもたれている。
2人はすでに詐欺罪で起訴されている指定暴力団・住吉会傘下組員・内山浩容疑者(47)=宮城県大崎市=からの指示を受け、犯行に及んだとみられている。同署は、内山容疑者が関与した同様の詐欺事件の被害総額は5000万円以上にのぼるとみて、余罪や共犯者などを詳しく捜査している。
福島県警南相馬署は12日までに、福島原発事故の影響による就労不能損害にかかる賠償金の請求書を、ウソの内容で作成して東京電力に請求し、計約1100万円をだまし取ったとして、ともに福島市の43歳と34歳の男2人を詐欺容疑で逮捕した。調べに対し、2人は容疑を認めている。

福島県警南相馬警察署
2人は2016年6月ごろ、福島県南相馬市内の建設会社で就労していないにも関わらず、原発事故で働くことができなくなったなどと虚偽の内容の書類を作成し、東京電力に賠償金を請求、計約1100万円をだまし取った疑いがもたれている。
2人はすでに詐欺罪で起訴されている指定暴力団・住吉会傘下組員・内山浩容疑者(47)=宮城県大崎市=からの指示を受け、犯行に及んだとみられている。同署は、内山容疑者が関与した同様の詐欺事件の被害総額は5000万円以上にのぼるとみて、余罪や共犯者などを詳しく捜査している。
「神戸山口組」組長宅銃撃事件 弘道会傘下「野内組」組員に懲役10年の判決
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神戸地裁は12日、2022年6月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長の自宅に銃弾17発を撃ち込んだとして、銃刀法違反や建造物損壊の罪に問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)に対し、懲役10年(求刑・懲役13年)の判決を言い渡した。

事件当時(2022年6月)

林被告は2022年6月5日午後2時20分すぎ、神戸市北区鈴蘭台にある井上組長の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊したとされる。犯行当時、林被告は別事件で起訴され保釈中だった。
神戸地裁は判決で、「17発という極めて多い発射数で、白昼に公道に接する場での犯行は組関係者のみならず、一般市民も流れ弾に当たり、生命・身体に多大な危害を加えかねない」と指摘し、抗争が激化する可能性を示唆した。また林被告が、事件の数日前に神戸市内入りして宿泊施設に滞在していたことなどから、一定の計画性が認められるとした。
林被告は犯行後、回転式拳銃1丁を持って近くの警察署へ自首しているが、別事件で保釈中の身であることや、「井上組長がやめたら抗争は終わる」という法廷発言について、汲むべき事情はないとした。
初公判で林被告は起訴状の内容を認め、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと述べていて、被告人質問では、独断での犯行であり、第三者から指示されたことについては否定していた。検察側の「保釈は銃撃のためだったのか」との問いに対しても否定しており、明確な動機については明かしていない。
神戸地裁は12日、2022年6月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長の自宅に銃弾17発を撃ち込んだとして、銃刀法違反や建造物損壊の罪に問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)に対し、懲役10年(求刑・懲役13年)の判決を言い渡した。

事件当時(2022年6月)

林被告は2022年6月5日午後2時20分すぎ、神戸市北区鈴蘭台にある井上組長の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊したとされる。犯行当時、林被告は別事件で起訴され保釈中だった。
神戸地裁は判決で、「17発という極めて多い発射数で、白昼に公道に接する場での犯行は組関係者のみならず、一般市民も流れ弾に当たり、生命・身体に多大な危害を加えかねない」と指摘し、抗争が激化する可能性を示唆した。また林被告が、事件の数日前に神戸市内入りして宿泊施設に滞在していたことなどから、一定の計画性が認められるとした。
林被告は犯行後、回転式拳銃1丁を持って近くの警察署へ自首しているが、別事件で保釈中の身であることや、「井上組長がやめたら抗争は終わる」という法廷発言について、汲むべき事情はないとした。
初公判で林被告は起訴状の内容を認め、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと述べていて、被告人質問では、独断での犯行であり、第三者から指示されたことについては否定していた。検察側の「保釈は銃撃のためだったのか」との問いに対しても否定しており、明確な動機については明かしていない。