名義貸しの無許可ホストクラブ摘発 経営者ら男4人を逮捕 暴力団の資金源か
愛知県警は、名古屋市で違法に名義貸した飲食店を運営したとしてなどとして、ホストクラブ「Emerald(エメラルド)」の経営者・難波祥摩容疑者(28)=名古屋市千種区=と、運営役・安達祐介容疑者(45)=名古屋市中区=ら男4人を風営法違反の疑いで逮捕した。県警は4人の認否を明らかにしていない。

ホストクラブ「Emerald」

押収品

4人は今年2月、難波容疑者の名義で風俗営業の許可を受けたホストクラブを、安達容疑者らに違法に名義を貸して無許可で営業した疑いが持たれている。難波容疑者はホストとしてこの店に働いていた。
今年2月に中区で客引きをしたとして、この店の従業員で学校の非常勤講師の男が逮捕され、県警が調べを進めたところ、名義貸しの無許可営業が発覚した。

マニュアルなども押収

県警はこの店の捜索で、こぶしをひねって「おしぼり」、両手を開いて「メニュー」など、接客時のハンドサインが書かれた接客マニュアルや、携帯電話やパソコン、売上金3000万円などを押収、4人が組織的にホストクラブを運営して、売上金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて調べている。

ホストクラブ「Emerald」

押収品

4人は今年2月、難波容疑者の名義で風俗営業の許可を受けたホストクラブを、安達容疑者らに違法に名義を貸して無許可で営業した疑いが持たれている。難波容疑者はホストとしてこの店に働いていた。
今年2月に中区で客引きをしたとして、この店の従業員で学校の非常勤講師の男が逮捕され、県警が調べを進めたところ、名義貸しの無許可営業が発覚した。

マニュアルなども押収

県警はこの店の捜索で、こぶしをひねって「おしぼり」、両手を開いて「メニュー」など、接客時のハンドサインが書かれた接客マニュアルや、携帯電話やパソコン、売上金3000万円などを押収、4人が組織的にホストクラブを運営して、売上金の一部が暴力団の資金源になっていたとみて調べている。
乾燥大麻を営利目的で所持 詐欺で逮捕の住吉会傘下組員を再逮捕
埼玉県警捜査4課と川口署の合同捜査班は13日、営利目的で乾燥大麻を所持していたとして、指定暴力団・住吉会傘下組員(32)=埼玉県戸田市下戸田1丁目=を大麻取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。同課は組員の認否を明らかにしていない。

乾燥大麻などの押収品
埼玉県警は今年1月31日に別の詐欺事件でこの組員を逮捕していて、捜索の際に車内で大麻を発見。乾燥大麻約124グラム(末端価格約70万~80万円相当)を所持したとして再逮捕した。
県警は、大麻密売が暴力団の資金源となっていたとみて、余罪や大麻の入手経路などを詳しく調べている。

乾燥大麻などの押収品
埼玉県警は今年1月31日に別の詐欺事件でこの組員を逮捕していて、捜索の際に車内で大麻を発見。乾燥大麻約124グラム(末端価格約70万~80万円相当)を所持したとして再逮捕した。
県警は、大麻密売が暴力団の資金源となっていたとみて、余罪や大麻の入手経路などを詳しく調べている。
学校の近くで暴力団事務所を運営 住吉会系幸平一家幹部ら7人を逮捕
警視庁は、東京都中野区で学校から200メートル以内の場所に暴力団事務所を開いていたとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家幹部で、「木本組」組長・木本在成こと李在成容疑者(58)ら7人を東京都暴力団排除条例違反の容儀で逮捕した。警視庁は、李容疑者らの認否を明らかにしていない。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。

李在成容疑者(58)
李容疑者らは、2021年3月から中野区で東京都暴力団排除条例で禁じられているにもかかわらず、約140メートルと約60メートルの場所に学校がある雑居ビルの一室を借りて、暴力団事務所を運営していた疑いがもたれている。
発覚のきっかけとなったのは、「路上駐車」のクレームを受けて駆けつけた警察官が職務質問をしたところ、車には暴力団員風の男が乗っていて、男が事務所のあるビルに向かったため、警察官も同行しようとすると、「見るな。住侵(住居侵入のこと)だぞ」などと抵抗した。男の言動が不審だったたため、警視庁暴対課などがビル内に組事務所があるとみて内偵捜査を開始。
その後、組員が関与していた別の薬物事件で、家宅捜索を行った結果、事務所の中から、組の看板や「代紋」が入った傘が見つかった。逮捕された組員ら7人のうち1人は組員ではなく、事務所を賃貸した際の名義人で、李容疑者らに賃貸を仲介していた。
客引き売春の違法風俗店からみかじめ料 山口組系「誠友会」を家宅捜索
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北海道警は14日、札幌の繁華街・ススキノ地区の通行人に客引きをして売春をさせたとして、違法風俗店2店舗の経営者らが逮捕された事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「四代目誠友会」の本部事務所を家宅捜索した。

誠友会を家宅捜索
摘発された違法風俗店は、札幌ススキノで複数の通行人に客引き行為をして、中央区南6条西5丁目にある風俗店2店舗に通行人を案内し、店内で女性従業員と売春行為をさせたなどとして、経営者・小渡直樹被告と武藤伸也被告ら9人が、今年2月20日に逮捕され、うち6人が今月13日に売春防止法違反の罪で起訴されていた。この違法風俗店が、年間1億円以上を売り上げ、一部を「用心棒代」や「みかじめ料」として誠友会に上納していた疑いがもたれている。

摘発された性風俗店

道警は、誠友会の家宅捜索を通じて、組織的関与や金の流れなど実態の解明をすすめている。
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