池田組と山口組の「特定抗争」指定延長を決定 「未だ抗争終結が認められない」
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岡山県公安員会は、池田組と六代目山口組に対する「特定抗争指定暴力団」指定の期限延長を決定した。

岡山県公安委員会
2022年12月8日に岡山、兵庫、愛知、三重の4県の公安委員会は、池田組と山口組の活動を厳しく制限するため、暴力団対策法に基づき「特定抗争指定暴力団」に指定し、官報に公示していた。活動制限は3か月間で今年3月までだったが、「未だ対立抗争が終結したとは認められない」などとして、指定の期限を6月7日まで3か月間延長することを決定した。今後も状況が改善しない場合、指定の期限はさらに延長することが可能。
兵庫、愛知、三重の各県公安委も同日、指定延長を公表。警戒区域は主要拠点がある兵庫県神戸市、愛知県名古屋市、三重県桑名市。山口組は、神戸山口組との対立抗争でも「特定抗争指定暴力団」に指定されている。
岡山県公安員会は、池田組と六代目山口組に対する「特定抗争指定暴力団」指定の期限延長を決定した。

岡山県公安委員会
2022年12月8日に岡山、兵庫、愛知、三重の4県の公安委員会は、池田組と山口組の活動を厳しく制限するため、暴力団対策法に基づき「特定抗争指定暴力団」に指定し、官報に公示していた。活動制限は3か月間で今年3月までだったが、「未だ対立抗争が終結したとは認められない」などとして、指定の期限を6月7日まで3か月間延長することを決定した。今後も状況が改善しない場合、指定の期限はさらに延長することが可能。
兵庫、愛知、三重の各県公安委も同日、指定延長を公表。警戒区域は主要拠点がある兵庫県神戸市、愛知県名古屋市、三重県桑名市。山口組は、神戸山口組との対立抗争でも「特定抗争指定暴力団」に指定されている。
無許可でホステスが客を接待 100万円の高額請求も 男女5人を逮捕
愛知県警千種署は、風俗営業の許可を受けずにホステスに客を接待させたとして、飲食店経営者でホステス・渡辺里恵容疑者(38)や、関連会社の役員・原光容疑者(35)ら男女5人を風営適正化法違反の疑いで逮捕した。

飲食店「レジェーロ」を摘発

押収品

5人は共謀し、2022年6月から10月にかけて、名古屋市千種区今池にある飲食店「Caviar&Truffle Leggero(レジェーロ)」で、風俗営業の許可を受けずにホステスに客を接待させ、酒を提供するなどの風俗営業をした疑いがもたれている。
渡辺容疑者らが身分を隠してマッチングアプリで男性をこの店に誘い出し、店側は高額な請求を繰り返していた。客の中には100万円ほど支払った男性もいるといい、2022年1月以降、県警に「高額な料金を請求された」といった相談が、少なくとも25件あったという。
同署は認否を明らかにしていないが、店の売上金が暴力団の資金源になっていたとみて、詳しく調べている。

飲食店「レジェーロ」を摘発

押収品

5人は共謀し、2022年6月から10月にかけて、名古屋市千種区今池にある飲食店「Caviar&Truffle Leggero(レジェーロ)」で、風俗営業の許可を受けずにホステスに客を接待させ、酒を提供するなどの風俗営業をした疑いがもたれている。
渡辺容疑者らが身分を隠してマッチングアプリで男性をこの店に誘い出し、店側は高額な請求を繰り返していた。客の中には100万円ほど支払った男性もいるといい、2022年1月以降、県警に「高額な料金を請求された」といった相談が、少なくとも25件あったという。
同署は認否を明らかにしていないが、店の売上金が暴力団の資金源になっていたとみて、詳しく調べている。
神戸山口組組長宅に17発発砲 弘道会傘下「野内組」組員の初公判 起訴内容認める
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神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。

発砲事件当時の組長宅

林被告は2022年6月5日午後2時20分ごろ、山口組と対立関係にある神戸山口組の井上邦雄組長=神戸市北区鈴蘭台=の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊し、井上組長らを脅迫したとされる。
被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。
神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。

発砲事件当時の組長宅

林被告は2022年6月5日午後2時20分ごろ、山口組と対立関係にある神戸山口組の井上邦雄組長=神戸市北区鈴蘭台=の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊し、井上組長らを脅迫したとされる。
被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。
覚醒剤を車に磁石で貼り付け営利目的で所持 道仁会傘下組員を逮捕
福岡県警久留米署は、覚醒剤を車体に磁石で貼り付けて隠し、営利目的で所持したとして、指定暴力団・道仁会傘下組員・蘆澤鉄雄容疑者(51)を覚醒剤取締法違反の疑いで今年1月26日に現行犯逮捕し、16日に起訴した。調べに対し、蘆澤容疑者は黙秘してる。

押収された覚醒剤など

蘆澤容疑者は今年1月26日午前1時ごろ、福岡市中央区福浜にある知人の自宅駐車場で、ポリ袋に入った覚醒剤9袋分(約2グラム、末端価格12万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。蘆澤容疑者の軽乗用車のタイヤと車体の隙間などに、覚醒剤や注射器を磁石で貼り付け隠し持っていた。車からはあわせて約10グラム(末端価格60万円相当)の覚醒剤が押収された。
2022年9月に同署が暴力団捜査の過程で、蘆澤容疑者の覚醒剤の密売情報を入手し、内偵捜査を進めていた。蘆澤容疑者は逮捕までの約4カ月間、福岡地区を中心に覚醒剤密売で少なくとも数百万円を売り上げたとみられている。
同署は、暴力団の組織的な関与や入手先など詳しく調べを進めている。

押収された覚醒剤など

蘆澤容疑者は今年1月26日午前1時ごろ、福岡市中央区福浜にある知人の自宅駐車場で、ポリ袋に入った覚醒剤9袋分(約2グラム、末端価格12万円相当)を営利目的で所持した疑いがもたれている。蘆澤容疑者の軽乗用車のタイヤと車体の隙間などに、覚醒剤や注射器を磁石で貼り付け隠し持っていた。車からはあわせて約10グラム(末端価格60万円相当)の覚醒剤が押収された。
2022年9月に同署が暴力団捜査の過程で、蘆澤容疑者の覚醒剤の密売情報を入手し、内偵捜査を進めていた。蘆澤容疑者は逮捕までの約4カ月間、福岡地区を中心に覚醒剤密売で少なくとも数百万円を売り上げたとみられている。
同署は、暴力団の組織的な関与や入手先など詳しく調べを進めている。
高速道路会社6社 3月からETCカード規約改正「暴排条項」を強化
高速道路会社6社(NEXCO東日本・中日本・西日本、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社)は16日、デポジット式の「ETCパーソナルカード(パソカ)」の利用規約を、暴力団組員や関係者の利用申し込みを拒絶できるよう変更し、3月から適用すると発表した。

ETCパーソナルカードWebサービス
これまでの規約では、利用者が暴力団関係者と判明すれば「会員資格を取り消すことができる」と定めていたが、カード申し込み時に暴力団関係者を拒絶する項目は明記してなく、申込時に暴力団関係者かどうかの確認もしていなかった。今回変更される規約では、利用申し込みを拒絶できる対象に暴力団組員や関係者を加える事により、近い将来「ETC専用化」を見据える中で、暴力団関係者がETCを使える手段が狭まることになる。
ETCパーソナルカードは、上限額に応じた保証金を預かり、利用料を銀行口座などから引き落とされる仕組みで、クレジットカードを持たない人でもETCが利用でき、これまで暴力団組員にも広く利用されてきた。

ETCパーソナルカードWebサービス
これまでの規約では、利用者が暴力団関係者と判明すれば「会員資格を取り消すことができる」と定めていたが、カード申し込み時に暴力団関係者を拒絶する項目は明記してなく、申込時に暴力団関係者かどうかの確認もしていなかった。今回変更される規約では、利用申し込みを拒絶できる対象に暴力団組員や関係者を加える事により、近い将来「ETC専用化」を見据える中で、暴力団関係者がETCを使える手段が狭まることになる。
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