沖縄署襲撃事件 指示役の旭琉会系「沖島一家」組員らを起訴
>>関連記事
那覇地方検察庁は8日、2022年1月に沖縄県警沖縄署の周辺におよそ400人の若者たちが集まり、石や生卵を投げるなどした襲撃事件で、若者たちを主導したとされる、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=と、特定少年(当時19)の2人を暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで起訴した。地検は、裁判への影響を理由に認否を明らかにしていない。

事件当時の沖縄警察署

岩下被告と特定少年2人は複数の仲間と共謀して、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署に石や生卵を投げつけたり、棒状のもので叩くなどして庁舎の一部や、沖縄署の護送車や車両などを壊した罪に問われている。この事件での被害総額計約326万円にのぼる。
岩下被告は、既に書類送検された少年にSNSで人集めを指示し、襲撃を主導した指示役だったとされているが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。
那覇地方検察庁は8日、2022年1月に沖縄県警沖縄署の周辺におよそ400人の若者たちが集まり、石や生卵を投げるなどした襲撃事件で、若者たちを主導したとされる、指定暴力団・旭琉會系「二代目沖島一家」組員・岩下侑夢被告(22)=沖縄県南城市玉城親慶原=と、特定少年(当時19)の2人を暴力行為等処罰法違反(集団的器物損壊)の疑いで起訴した。地検は、裁判への影響を理由に認否を明らかにしていない。

事件当時の沖縄警察署

岩下被告と特定少年2人は複数の仲間と共謀して、2022年1月27日午後11時ごろから約5時間にわたり、沖縄署に石や生卵を投げつけたり、棒状のもので叩くなどして庁舎の一部や、沖縄署の護送車や車両などを壊した罪に問われている。この事件での被害総額計約326万円にのぼる。
岩下被告は、既に書類送検された少年にSNSで人集めを指示し、襲撃を主導した指示役だったとされているが、岩下容疑者による損壊行為は確認されていない。
北海道公安委:弘道会系福島連合傘下事務所を格安リフォーム 2業者に勧告
>>関連記事
北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。
北海道公安委員会は、函館市にある暴力団事務所の内装工事などを通常価格より大幅な割引価格で施行し、割引行為が暴力団に対する財産上の利益を与えたとして、函館市の住宅リフォーム業者と土木建築業者に対し、北海道暴力団排除条例に基づく勧告を発出した。勧告を受けた2業者は「今後は関わりません。縁を切ります」と話している。

住宅リフォーム業者は2021年5月頃から8月頃にかけて、函館市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下の組事務所の机の設置や、壁紙の改装などの内装工事を通常価格約70万円のところを半額以下で請け負い、土木建築業者は同年7月頃、カーポートの新設工事で通常価格約250万円の工事費を大きく割り引き、約1割程度で施工し、暴力団に利益を与えたとされている。
道警が、2022年11月、法務局に虚偽の登記申請書を申請したとして山口組系三代目弘道会傘下福島連合幹部で、「二代目高野組」総長・高野鉱吉被告と、「二代目高野組」組長・東海林仁被告、「紙谷総業」組長・紙谷亘被告の3人を逮捕・送検した事件で、函館市内の組事務所を家宅捜索した際に、外見は一般的な住宅なのに対し室内の壁や装飾品などに不審な点があったことから捜査したところ、今回の条例違反が発覚した。
知人男性に風俗店の新規出店を強要 共政会系「片山組」若頭を逮捕
広島県警海田署は8日、知人男性に「新しい店をだせや」などと言って、風俗店を出すよう強要しようとしたとして、指定暴力団・六代目共政会系「二代目片山組」若頭・川下真吾容疑者(39)を強要未遂の疑いで逮捕した。調べに対し、川下容疑者は「知らん」と容疑を否認している。

広島県警海田警察署
川下容疑者は2022年11月、広島市在住の知人男性(32)に対し、電話で「わしがお前の借金を立て替えてやっとるじゃろうが」、「再起を図れや」、「新しい店を出せや」、「わしが言うとるこの意味わかるじゃろ」などと言って脅し、風俗店の新規店舗を構えるよう要求した疑いがもたれている。男性が数日後に警察に被害届けを出して未遂に終わった。
同署は、男性が川下容疑者に借金があり、支配下に置いて働かせようとしたとみて、事件のいきさつを調べている。

広島県警海田警察署
川下容疑者は2022年11月、広島市在住の知人男性(32)に対し、電話で「わしがお前の借金を立て替えてやっとるじゃろうが」、「再起を図れや」、「新しい店を出せや」、「わしが言うとるこの意味わかるじゃろ」などと言って脅し、風俗店の新規店舗を構えるよう要求した疑いがもたれている。男性が数日後に警察に被害届けを出して未遂に終わった。
同署は、男性が川下容疑者に借金があり、支配下に置いて働かせようとしたとみて、事件のいきさつを調べている。
貯水槽遺体事件 住吉会系幸平一家傘下幹部が初公判で無罪主張
>>関連記事
千葉地裁(福家康史裁判長)で8日、男性殺害を指示して遺体の左足首を切断し、千葉県印西市の貯水槽に遺棄させたとして殺人、死体損壊、死体遺棄などの罪に問われている指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下、「二代目大昇會」幹部で「二代目藤本組」組長・森義明被告(65)の裁判員裁判での初公判が開かれ、弁護側は無罪を主張した。

千葉地方裁判所
この裁判では森被告が事件に共謀し指示したかどうかが争点となっていて、森被告は、「覚醒剤については認めるが、他は全部知らない。関与していない」と述べた。弁護側は、「被告人は一切関与していない」として無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、「被告人は男性が大麻の栽培を警察に相談しようとしていることを知り、口封じや組織防衛などのため、共犯者に殺害を指示した」と述べた。
森被告は2020年10月、大麻の栽培や密売を隠蔽するため、千葉市内のパーキングエリアで共犯者に宮内孝介さん(当時46)=同県成田市=を殺害させ、遺体の左足首を切断して印西市の貯水槽に遺棄させたほか、2021年1月中旬~2月5日ごろ、県内や都内で覚醒剤を使用したとしている。
千葉地裁(福家康史裁判長)で8日、男性殺害を指示して遺体の左足首を切断し、千葉県印西市の貯水槽に遺棄させたとして殺人、死体損壊、死体遺棄などの罪に問われている指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下、「二代目大昇會」幹部で「二代目藤本組」組長・森義明被告(65)の裁判員裁判での初公判が開かれ、弁護側は無罪を主張した。

千葉地方裁判所
この裁判では森被告が事件に共謀し指示したかどうかが争点となっていて、森被告は、「覚醒剤については認めるが、他は全部知らない。関与していない」と述べた。弁護側は、「被告人は一切関与していない」として無罪を主張した。
検察側は冒頭陳述で、「被告人は男性が大麻の栽培を警察に相談しようとしていることを知り、口封じや組織防衛などのため、共犯者に殺害を指示した」と述べた。
森被告は2020年10月、大麻の栽培や密売を隠蔽するため、千葉市内のパーキングエリアで共犯者に宮内孝介さん(当時46)=同県成田市=を殺害させ、遺体の左足首を切断して印西市の貯水槽に遺棄させたほか、2021年1月中旬~2月5日ごろ、県内や都内で覚醒剤を使用したとしている。