コカイン1.9キロを飲み込みフランスから密輸 ギリシャ国籍の男2人を逮捕
千葉県警は20日までに、合わせて約1.9キロ(末端価格3700万円相当)のコカインを飲み込んで体内に隠し、販売目的でフランスから成田空港に密輸しようとしたとして、いずれもギリシャ国籍のアルメニス・フィボス・セオドロス容疑者(21)と、ビチカス・アハナシオ容疑者(28)の2人を、麻薬及び向精神薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで逮捕、送検した。

押収されたコカインの塊
今月12日に成田空港の荷物検査場で、2人の動きを不審に思った職員がレントゲン検査をしたところ、胃などに異物が入っているのを発見し、密輸が発覚した。発見されたコカインは、1つが重さ9グラム、縦4.5センチ、横2センチのまゆ状に固めたものにビニールを巻いてあり、アルメニス容疑者は107個、ビチカス容疑者は100個を飲み込んでいた。
取り調べに対し、2人は「コカインを体内に隠して密輸したことに間違いありません」などと容疑を認めていて、県警は、2人の背後に暴力団の密売組織が関わっている可能性もあるとみて詳しく調べている。

押収されたコカインの塊
今月12日に成田空港の荷物検査場で、2人の動きを不審に思った職員がレントゲン検査をしたところ、胃などに異物が入っているのを発見し、密輸が発覚した。発見されたコカインは、1つが重さ9グラム、縦4.5センチ、横2センチのまゆ状に固めたものにビニールを巻いてあり、アルメニス容疑者は107個、ビチカス容疑者は100個を飲み込んでいた。
取り調べに対し、2人は「コカインを体内に隠して密輸したことに間違いありません」などと容疑を認めていて、県警は、2人の背後に暴力団の密売組織が関わっている可能性もあるとみて詳しく調べている。
医療費還付金詐欺 詐欺グループ指示役の元暴力団組員を逮捕
警視庁は、神奈川県鎌倉市在住の高齢女性に電話をかけ、「医療費の還付金が受け取れる」などとウソを言って現金50万円をだまし取ったとして、元暴力団組員で特殊詐欺グループの指示役・丸塚創容疑者を、電子計算機使用詐欺と窃盗の容疑で逮捕した。

丸塚創容疑者(1月11日)
丸塚容疑者は仲間と共謀して2022年4月、鎌倉市在住の女性(当時71)に電話をかけ、「医療費の還付金が受け取れる」などとウソを言って現金50万円を振り込ませ、引き出した疑いがもたれている。
警視庁は2022年7月に、この詐欺グループの勧誘役を逮捕した時点で、複数の人からおよそ2200万円をだまし取ったとみて捜査していて、この詐欺グループのメンバーの池田龍一被告(37)や佐藤義行被告(59)らを逮捕・起訴し、これまでに4人を立件している。

丸塚創容疑者(1月11日)
丸塚容疑者は仲間と共謀して2022年4月、鎌倉市在住の女性(当時71)に電話をかけ、「医療費の還付金が受け取れる」などとウソを言って現金50万円を振り込ませ、引き出した疑いがもたれている。
警視庁は2022年7月に、この詐欺グループの勧誘役を逮捕した時点で、複数の人からおよそ2200万円をだまし取ったとみて捜査していて、この詐欺グループのメンバーの池田龍一被告(37)や佐藤義行被告(59)らを逮捕・起訴し、これまでに4人を立件している。
集中治療室に入院中の知人と面会強要 チャイニーズドラゴンメンバーの2人を逮捕
警視庁は20日までに、深夜に病院の集中治療室に入院中の知人男性との面会を強要し、看護師の業務を妨害したとして、いずれも準暴力団・チャイニーズドラゴンのメンバー・劉常然容疑者(38)と、金迪容疑者(42)の男2人を、建造物侵入と威力業務妨害の疑いで逮捕した。警視庁は劉容疑者ら2人の認否を明らかにしていない。

劉常然容疑者(38)

金迪容疑者(42)
劉容疑者ら2人は2022年7月9日午前2時ごろ、東京都内の病院で、集中治療室前の立ち入り制限エリアに侵入し、その場にいた看護師4人に、「集中治療室ってのは死にそうなやつがいるところなんだろ」、「警察を呼ぶか、面会させるかどっちかにしろよ」、「顔見たら帰るから」などと看護師らを威圧し、集中治療室に入院中の知人男性との面会を要求したほか、扉を閉められなくするなどして、看護師の姿を携帯電話で撮影するなど業務を妨害した疑いがもたれている。
病院側の通報で警察官が駆けつけるまで、集中治療室の看護師らの業務をおよそ33分間中断させ、面会を求めていた。当時、集中治療室には10人以上の患者がいたが、いずれも容体に影響はなかった。

劉常然容疑者(38)

金迪容疑者(42)
劉容疑者ら2人は2022年7月9日午前2時ごろ、東京都内の病院で、集中治療室前の立ち入り制限エリアに侵入し、その場にいた看護師4人に、「集中治療室ってのは死にそうなやつがいるところなんだろ」、「警察を呼ぶか、面会させるかどっちかにしろよ」、「顔見たら帰るから」などと看護師らを威圧し、集中治療室に入院中の知人男性との面会を要求したほか、扉を閉められなくするなどして、看護師の姿を携帯電話で撮影するなど業務を妨害した疑いがもたれている。
病院側の通報で警察官が駆けつけるまで、集中治療室の看護師らの業務をおよそ33分間中断させ、面会を求めていた。当時、集中治療室には10人以上の患者がいたが、いずれも容体に影響はなかった。