薬物密売組織の男2人を逮捕・起訴 あわせて11人を検挙
滋賀県警は、滋賀県や兵庫県、大阪府などの関西の2府2県で2020年12月から今年6月まで覚醒剤を密売したなどとして、無職・前田雅人被告(58)=兵庫県宝塚市=と、無職・奥山誠士被告(24)=滋賀県大津市石山寺=の2人を覚醒剤取締法違反などの罪で逮捕・起訴した。調べに対し、前田被告は容疑を認めていて、奥山被告は「覚えがない」と否認している。

前田被告らは電話でやり取りをして、コンビニの駐車場や路上などで覚醒剤を売り渡し、売り上げは1年半で数千万円にのぼるとみられている。前田被告らから覚醒剤を購入して所持していた疑いなどで、これまでに男女9人を検挙している。

押収された覚醒剤など

前田被告の自宅などから覚醒剤約550g(末端価格3200万円相当)のほか、大麻およそ800グラム、コカインや注射器も押収していて、電話の記録などから、2人の客は200人以上にのぼるとみられている。
警察は、12月1日までに、大津地方検察庁にすべての事件を送致し、密売組織と暴力団との繋がりや薬物の入手ルートを詳しく調べている。

前田被告らは電話でやり取りをして、コンビニの駐車場や路上などで覚醒剤を売り渡し、売り上げは1年半で数千万円にのぼるとみられている。前田被告らから覚醒剤を購入して所持していた疑いなどで、これまでに男女9人を検挙している。

押収された覚醒剤など

前田被告の自宅などから覚醒剤約550g(末端価格3200万円相当)のほか、大麻およそ800グラム、コカインや注射器も押収していて、電話の記録などから、2人の客は200人以上にのぼるとみられている。
警察は、12月1日までに、大津地方検察庁にすべての事件を送致し、密売組織と暴力団との繋がりや薬物の入手ルートを詳しく調べている。
仙台地裁:賭けマージャン店の違法収益55万円に「没収保全命令」
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仙台地裁は21日、宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」で常習的に賭けマージャンが行われていたとして、賭博開張図利の疑いで逮捕された店の実質的経営者・庄司一夫容疑者(66)が、賭けマージャンで得た収益およそ55万円について「没収保全命令」を出した。

摘発された麻雀ドラゴン
宮城県警がマージャン店や関係先の家宅捜索を行い、押収した現金およそ55万円が賭けマージャンで得た犯罪収益であることが判明し、21日に仙台地裁に組織犯罪処罰法に基づく「没収保全命令」を請求し、同日認められた。
組織犯罪処罰法では、刑事裁判の判決の言い渡し前に、犯罪収益が隠匿されたり使われたりするのを防ぐために、起訴前の没収を認めている。
このマージャン店は、指定暴力団・住吉会傘下幹部・鎌田靖之容疑者(49)=仙台市宮城野区萩野町=も経営に関与していたとみられていて、県警は店の売り上げが暴力団に流れていたとみて、引き続き調べを進めている。
仙台地裁は21日、宮城県仙台市若林区のマージャン店「麻雀ドラゴン」で常習的に賭けマージャンが行われていたとして、賭博開張図利の疑いで逮捕された店の実質的経営者・庄司一夫容疑者(66)が、賭けマージャンで得た収益およそ55万円について「没収保全命令」を出した。

摘発された麻雀ドラゴン
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このマージャン店は、指定暴力団・住吉会傘下幹部・鎌田靖之容疑者(49)=仙台市宮城野区萩野町=も経営に関与していたとみられていて、県警は店の売り上げが暴力団に流れていたとみて、引き続き調べを進めている。
フィリピンから販売目的で覚醒剤を密輸入 無職男を逮捕・送検
愛知県警は、フィリピンから約250グラムの覚醒剤を販売目的で密輸入したとして、無職・佐藤覇乃介容疑者(23)=東京都練馬区=を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕・送検した。佐藤容疑者の認否は明らかにしていない。

押収された覚醒剤

佐藤容疑者は、荷物の中身が覚醒剤であることを隠してSNSで荷物の受け取り役を募集し、今年7月にフィリピンから販売目的で覚醒剤約250グラム(末端価格1500万円相当)を、航空貨物で名古屋市在住の20代女性宛てに送ったが、荷物を不審に思った女性が受け取りを拒否したため事件が発覚した。佐藤容疑者はこの女性宛てに二度、荷物を送っていた。
県警は余罪を調べるとともに、暴力団が関与しているとみて捜査している。

押収された覚醒剤

佐藤容疑者は、荷物の中身が覚醒剤であることを隠してSNSで荷物の受け取り役を募集し、今年7月にフィリピンから販売目的で覚醒剤約250グラム(末端価格1500万円相当)を、航空貨物で名古屋市在住の20代女性宛てに送ったが、荷物を不審に思った女性が受け取りを拒否したため事件が発覚した。佐藤容疑者はこの女性宛てに二度、荷物を送っていた。
県警は余罪を調べるとともに、暴力団が関与しているとみて捜査している。
職務質問した警察官に暴行 山口組系弘道会傘下組員を逮捕
宮城県警は22日、職務質問した警察官にマスクを掴み取るなどの暴行を加えたなどとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組員・大久憲一容疑者(42)=住居不詳=を公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。

宮城県警察本部
22日午前0時半ごろ、宮城県仙台市太白区東中田の飲食店の駐車場で「ケンカがあり、人がもめている」との通報があり、現場に駆け付け、大久容疑者に職務質問した警察官に対し、マスクを掴み取り、ネクタイを手で掴んで引っ張るなどの暴行を加えた疑いがもたれている。調べに対し、大久容疑者は、「ネクタイは掴んでいない」と容疑を否認している。
県警は、現場にいた複数の目撃者から話を聞くなどして、詳しい状況を調べている。

宮城県警察本部
22日午前0時半ごろ、宮城県仙台市太白区東中田の飲食店の駐車場で「ケンカがあり、人がもめている」との通報があり、現場に駆け付け、大久容疑者に職務質問した警察官に対し、マスクを掴み取り、ネクタイを手で掴んで引っ張るなどの暴行を加えた疑いがもたれている。調べに対し、大久容疑者は、「ネクタイは掴んでいない」と容疑を否認している。
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