仙台地検:虚偽申請で住宅ローン借入 稲川会系組員を不起訴処分
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仙台地検は25日、2019年に宮城県仙台市内の金融機関に虚偽の内容を記載して住宅ローンを申し込み、2500万円をだまし取ったとして逮捕・送検されていた指定暴力団・稲川会系「二代目紘龍一家」組員について不起訴処分とした。仙台地検は不起訴処分の理由について「起訴して公訴を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」としている。
仙台地方検察庁
組員は2019年5月に青葉区の会社員の男らと共謀し、青葉区の金融機関で住宅ローンの借り入れをする際、嘘の年収を記載した源泉徴収票を提出したり勤務年数を水増しして申請を行い、現金2500万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕・送検されていた。
仙台地検は25日、2019年に宮城県仙台市内の金融機関に虚偽の内容を記載して住宅ローンを申し込み、2500万円をだまし取ったとして逮捕・送検されていた指定暴力団・稲川会系「二代目紘龍一家」組員について不起訴処分とした。仙台地検は不起訴処分の理由について「起訴して公訴を維持するに足りる十分な証拠を確保できなかった」としている。
仙台地方検察庁
組員は2019年5月に青葉区の会社員の男らと共謀し、青葉区の金融機関で住宅ローンの借り入れをする際、嘘の年収を記載した源泉徴収票を提出したり勤務年数を水増しして申請を行い、現金2500万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで逮捕・送検されていた。
大麻と覚醒剤を販売目的所持 住吉会傘下組員を逮捕
警視庁は、埼玉県蕨市のアパートに販売目的で大麻と覚醒剤あわせて500グラム以上を所持していたとして指定暴力団・住吉会傘下組員・菅原啓太容疑者(33)を逮捕した。菅原容疑者は、「弁護士に相談します」と認否を留保している。
菅原啓太容疑者(33)
菅原容疑者は今年6月、蕨市のアパートの一室で乾燥大麻と覚醒剤あわせて500グラム以上(末端価格312万円相当)を販売目的で所持した疑いが持たれている。このアパートの一室は6月に詐欺容疑で逮捕された別の男の部屋で、家宅捜索で覚醒剤と大麻、注射器100本以上が見つかり、菅原容疑者の関与が浮上した。
菅原啓太容疑者(33)
菅原容疑者は今年6月、蕨市のアパートの一室で乾燥大麻と覚醒剤あわせて500グラム以上(末端価格312万円相当)を販売目的で所持した疑いが持たれている。このアパートの一室は6月に詐欺容疑で逮捕された別の男の部屋で、家宅捜索で覚醒剤と大麻、注射器100本以上が見つかり、菅原容疑者の関与が浮上した。
貯水槽遺体遺棄事件 元組員ら2人の殺人は無罪
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千葉地裁は24日、2020年10月に千葉県印西市の貯水槽の中から成田市の宮内孝介さん(当時46)の遺体が左足首を切断された状態で見つかった事件で、実行役に協力したとして殺人などの罪に問われた無職・戸田昌宏被告(36)と、元暴力団組員・渋谷勇生被告(28)の2人の判決公判で、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とする判決を言い渡した。
千葉地方裁判所
そのうえで、戸田被告を大麻取締法違反の罪で懲役10か月、執行猶予3年。渋谷被告を覚醒剤取締法違反の罪で懲役1年10か月とした。
千葉地裁の平塚浩司裁判長は、「実行役の供述は信用できず共謀が成立しない。両被告には殺害する動機や利益がなかった」などとして、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とした。実行役の男には、一審で懲役20年の判決が言い渡されている。
千葉地裁は24日、2020年10月に千葉県印西市の貯水槽の中から成田市の宮内孝介さん(当時46)の遺体が左足首を切断された状態で見つかった事件で、実行役に協力したとして殺人などの罪に問われた無職・戸田昌宏被告(36)と、元暴力団組員・渋谷勇生被告(28)の2人の判決公判で、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とする判決を言い渡した。
千葉地方裁判所
そのうえで、戸田被告を大麻取締法違反の罪で懲役10か月、執行猶予3年。渋谷被告を覚醒剤取締法違反の罪で懲役1年10か月とした。
千葉地裁の平塚浩司裁判長は、「実行役の供述は信用できず共謀が成立しない。両被告には殺害する動機や利益がなかった」などとして、殺人と死体損壊、死体遺棄について無罪とした。実行役の男には、一審で懲役20年の判決が言い渡されている。