2012年の不動産会社社長刺傷事件 工藤会系「極政組」組長ら5人を逮捕
>>関連記事
福岡県警は29日、北九州市八幡西区の路上で2012年9月、福岡県中間市の不動産会社経営の男性(当時72・故人)が男に刺されて重傷を負った事件で、特定危険指定暴力団・工藤會幹部で、「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=、別の事件で服役中の同幹部・竹内信二(57)=鹿児島県湧水町=ら5人を殺人未遂容疑で逮捕し、同日午前、直方市にある内蔵成容疑者の自宅を家宅捜索した。

事件当時の現場周辺

内蔵成容疑者宅を捜索

この事件は2012年9月13日午後7時過ぎ、北九州市八幡西区茶屋の原1丁目の交差点で、乗用車の助手席に乗り信号待ちをしていた不動産会社経営の男性が、フルフェイスのヘルメットをかぶりバイクに乗った2人組に襲われた事件で、男たちは助手席側の窓ガラスを割り、刃物のようなもので男性の左腕や左脇腹を数回刺して逃走、男性は重傷を負った。内蔵成容疑者らは共謀の上、この事件に関与した疑いがもたれていて、内蔵成容疑者らが指示役として事件を主導し、他の数人が実行役などを担った疑いがあるという。
刺した男らは、その場からバイクで逃走し、未解決事件となっていたが、県警が「工藤会壊滅作戦」の中で「重要未解決事件」と位置付けて捜査を続け、内蔵成容疑者ら数人が事件に関与した証拠が見つかり、29日に逮捕にした。県警は引き続き全容解明に向け、調べを進めている。
福岡県警は29日、北九州市八幡西区の路上で2012年9月、福岡県中間市の不動産会社経営の男性(当時72・故人)が男に刺されて重傷を負った事件で、特定危険指定暴力団・工藤會幹部で、「四代目極政組」組長・内蔵成喜八容疑者(55)=福岡県直方市=や、極政組の前組長・今田雄二容疑者(63)=福岡県中間市=、別の事件で服役中の同幹部・竹内信二(57)=鹿児島県湧水町=ら5人を殺人未遂容疑で逮捕し、同日午前、直方市にある内蔵成容疑者の自宅を家宅捜索した。

事件当時の現場周辺

内蔵成容疑者宅を捜索

この事件は2012年9月13日午後7時過ぎ、北九州市八幡西区茶屋の原1丁目の交差点で、乗用車の助手席に乗り信号待ちをしていた不動産会社経営の男性が、フルフェイスのヘルメットをかぶりバイクに乗った2人組に襲われた事件で、男たちは助手席側の窓ガラスを割り、刃物のようなもので男性の左腕や左脇腹を数回刺して逃走、男性は重傷を負った。内蔵成容疑者らは共謀の上、この事件に関与した疑いがもたれていて、内蔵成容疑者らが指示役として事件を主導し、他の数人が実行役などを担った疑いがあるという。
刺した男らは、その場からバイクで逃走し、未解決事件となっていたが、県警が「工藤会壊滅作戦」の中で「重要未解決事件」と位置付けて捜査を続け、内蔵成容疑者ら数人が事件に関与した証拠が見つかり、29日に逮捕にした。県警は引き続き全容解明に向け、調べを進めている。
福岡県警情報漏えいに関与 新たに合田一家系組員を逮捕
福岡県警は29日までに、福岡県警田川署地域2課巡査長・田中恭平容疑者(34)が職務上知り得た情報を知人らに漏らしたとして15日に地方公務員法(守秘義務)違反容疑で逮捕された事件で、漏えいの依頼に関与したとして、新たに指定暴力団・七代目合田一家系組員を地方公務員法(守秘義務)違反の教唆容疑で逮捕した。漏えい先として会社役員・松康浩こと沈康浩容疑者(61)=山口県下関市=ら男3人を教唆容疑で逮捕していた。

田中容疑者は2021年8月~2022年6月、3人から依頼を受け、他人の犯罪歴など個人情報を漏らした疑いが持たれている。田中容疑者は容疑を認めていて、署内の照会端末で個人情報を検索し、電話などで3人に伝えていた。県警が捜査を進める中で、新たに合田一家系組員が漏えいの依頼に関与したと判断し、逮捕に踏み切った。県警は、暴力団の組織的な関与や情報の利用目的について捜査を進めている。

田中容疑者は2021年8月~2022年6月、3人から依頼を受け、他人の犯罪歴など個人情報を漏らした疑いが持たれている。田中容疑者は容疑を認めていて、署内の照会端末で個人情報を検索し、電話などで3人に伝えていた。県警が捜査を進める中で、新たに合田一家系組員が漏えいの依頼に関与したと判断し、逮捕に踏み切った。県警は、暴力団の組織的な関与や情報の利用目的について捜査を進めている。
弘道会傘下「福島連合」組員に一度に10数件の中止命令 複数の飲食店からみかじめ料
北海道警は27日、北海道滝川市内の複数の飲食店からみかじめ料や用心棒代を受け取っていたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「福島連合」組員(45)=滝川市=に対し、暴力団対策法に基づき10数件の中止命令を出した。今春、道警へ匿名の情報提供があり発覚、一度に10件以上の中止命令を出すのは道内初という。

北海道警察本部
中止命令を受けた福島連合組員は滝川市内の飲食店経営者10数人に対し、「みかじめ料」や「用心棒代」を要求し支払わせていた。金額は店の規模などに応じて月数千円から1万円で、中には10年以上払い続けた店もあった。
道警は、暴力団の資金源となるみかじめ料などへの警戒を強めていて、情報提供を呼びかけている。
【情報提供先】 北海道警暴力団相談・情報ダイヤル
電話:011-222-0200 (24時間受付)
また、「北海道警のホームページ」では「暴力団関係相談・情報メールボックス」でメールによる対応を行っている。

北海道警察本部
中止命令を受けた福島連合組員は滝川市内の飲食店経営者10数人に対し、「みかじめ料」や「用心棒代」を要求し支払わせていた。金額は店の規模などに応じて月数千円から1万円で、中には10年以上払い続けた店もあった。
道警は、暴力団の資金源となるみかじめ料などへの警戒を強めていて、情報提供を呼びかけている。
【情報提供先】 北海道警暴力団相談・情報ダイヤル
電話:011-222-0200 (24時間受付)
また、「北海道警のホームページ」では「暴力団関係相談・情報メールボックス」でメールによる対応を行っている。
ラッパー「KENNY-G」こと住吉会傘下組員を逮捕 行動を注意した男性を暴行
>>関連記事
警視庁福生署は26日、東京都福生市の路上で男性会社員に殴る蹴るなどの暴行を加え重傷を負わせたとして、覆面姿のラッパー「KENNY-G(ケニージー)」として活動する、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」組員・古関健容疑者(32)を傷害の疑いで逮捕した。調べに対し古関容疑者は「黙秘します」と話している。

「KENNY-G」こと古関健容疑者
古関容疑者は今年4月3日午前2時40分ごろ、仲間の男4人と一緒に東京都福生市のホテル前の路上にたむろしていて、うち1人が施設敷地内の駐車禁止を示すコーンを投げたことをホテル従業員の男性(29)に注意された際、「俺のこと知ってるか」と聞き、男性が「知らない」と答えたことに腹を立て、およそ7分間にわたり殴る蹴るなどの暴行を加え、目や左頬骨折、頭部打撲など全治約6週間の重傷を負わせた疑いが持たれている。
古関容疑者は、去年7月に覚醒剤や大麻を所持・使用したとして、今年2月には乗車中のタクシー内で運転手に詰め寄り、アクリル板を壊した疑いで警視庁に逮捕されていた。
警視庁福生署は26日、東京都福生市の路上で男性会社員に殴る蹴るなどの暴行を加え重傷を負わせたとして、覆面姿のラッパー「KENNY-G(ケニージー)」として活動する、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」組員・古関健容疑者(32)を傷害の疑いで逮捕した。調べに対し古関容疑者は「黙秘します」と話している。

「KENNY-G」こと古関健容疑者
古関容疑者は今年4月3日午前2時40分ごろ、仲間の男4人と一緒に東京都福生市のホテル前の路上にたむろしていて、うち1人が施設敷地内の駐車禁止を示すコーンを投げたことをホテル従業員の男性(29)に注意された際、「俺のこと知ってるか」と聞き、男性が「知らない」と答えたことに腹を立て、およそ7分間にわたり殴る蹴るなどの暴行を加え、目や左頬骨折、頭部打撲など全治約6週間の重傷を負わせた疑いが持たれている。
古関容疑者は、去年7月に覚醒剤や大麻を所持・使用したとして、今年2月には乗車中のタクシー内で運転手に詰め寄り、アクリル板を壊した疑いで警視庁に逮捕されていた。
入店拒否のキャバクラ店へ組織的営業妨害 住吉会系幸平一家傘下「堺組」幹部ら9人を逮捕
警視庁暴力団対策課は27日までに、昨年12月に入店を拒否されたキャバクラ店の入り口に毎日集まり、従業員や来店客を威嚇するなど営業を妨害したとして、指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「堺組」幹部・瓜生拓也容疑者(42)=東京都稲城市=や、同幹部・松嶋重容疑者(44)=東京都中野区=ら9人を組織犯罪処罰法違反(組織的な業務妨害)の疑いで逮捕した。入店拒否への報復として組織的に営業を妨害していたとして、刑法の威力業務妨害より罰則の重い組織犯罪処罰法違反容疑を適用した。瓜生容疑者ら9人は、いずれも黙秘または否認している。

瓜生拓也容疑者(42)
瓜生容疑者ら9人は昨年のクリスマスの12月24、25日の夜、東京都新宿区歌舞伎町のキャバクラ店の入り口周辺に集まり、出入りする従業員や客をにらみつけるなど威嚇して店の営業を妨害した疑いがもたれている。防犯カメラなどから少なくとも9人の関与を裏付けたとしている。
このキャバクラ店には昨年10月から瓜生容疑者ら組員が出入りしていたが、暴力団排除のため男性店長(38)が12月6日に別の堺組幹部と直接会い、「もう来ないでくれ」と告げると、瓜生容疑者らはその日から12月29日まで同様の妨害行為を毎日続けた。

瓜生拓也容疑者(42)
瓜生容疑者ら9人は昨年のクリスマスの12月24、25日の夜、東京都新宿区歌舞伎町のキャバクラ店の入り口周辺に集まり、出入りする従業員や客をにらみつけるなど威嚇して店の営業を妨害した疑いがもたれている。防犯カメラなどから少なくとも9人の関与を裏付けたとしている。
このキャバクラ店には昨年10月から瓜生容疑者ら組員が出入りしていたが、暴力団排除のため男性店長(38)が12月6日に別の堺組幹部と直接会い、「もう来ないでくれ」と告げると、瓜生容疑者らはその日から12月29日まで同様の妨害行為を毎日続けた。
自宅に覚醒剤195グラムを営利目的所持 無j職男を再逮捕
>>関連記事
愛知県警は、自宅に末端価格1000万円以上の覚醒剤を販売目的で所持していたとして、無職・内山省三容疑者(44)=東京都江戸川区=を覚醒剤取締法違反などの疑いで再逮捕した。内山容疑者の認否を明らかにしていない。

内山省三容疑者(44)

押収された覚醒剤など
再逮捕容疑は、先月6日に内山容疑者の自宅に覚醒剤およそ195グラム(末端価格およそ1155万円相当)などを販売目的で所持していた疑いがもたれている。
内山容疑者は、今年2月に覚醒剤およそ10グラムを密売人の男=西東京市=に19万円で密売したとして既に逮捕されていて、自宅からは密売に使ったとみられる覚醒剤が入ったチャック付きビニール袋や、注射器や封筒などが入ったキャリーバッグなども押収されていた。県警は密売の背後に暴力団が関わっているとみて調べている。
愛知県警は、自宅に末端価格1000万円以上の覚醒剤を販売目的で所持していたとして、無職・内山省三容疑者(44)=東京都江戸川区=を覚醒剤取締法違反などの疑いで再逮捕した。内山容疑者の認否を明らかにしていない。

内山省三容疑者(44)

押収された覚醒剤など
再逮捕容疑は、先月6日に内山容疑者の自宅に覚醒剤およそ195グラム(末端価格およそ1155万円相当)などを販売目的で所持していた疑いがもたれている。
内山容疑者は、今年2月に覚醒剤およそ10グラムを密売人の男=西東京市=に19万円で密売したとして既に逮捕されていて、自宅からは密売に使ったとみられる覚醒剤が入ったチャック付きビニール袋や、注射器や封筒などが入ったキャリーバッグなども押収されていた。県警は密売の背後に暴力団が関わっているとみて調べている。
男性をSNSで脅し3万円恐喝 住吉会傘下組員を逮捕
神奈川県警宮前署は26日、男性を脅して現金を振込送金させたとして、指定暴力団・住吉会傘下組員・熊谷政志容疑者(30)=東京都世田谷区世田谷=を恐喝の疑いで逮捕した。調べに対し熊谷容疑者は「お金は受け取っていない」などと容疑を一部否認している。

神奈川県警宮前警察署
熊谷容疑者は共謀し、今年4月30日から5月2日までの間、飲食店の男性経営者(32)=神奈川県川崎市宮前区=に対し、SNSを利用して、「お前どうなってんだよ、なめてんのか? おいシカトかよ。いつまで我慢すればいいんだよ」などと脅して現金を要求、銀行口座に現金3万円を振込送金させて脅し取った疑いが持たれている。
被害者の男性は、店の常連客の男から熊谷容疑者を紹介され、2021年12月に現金50万円を借りたものの、期限までに返済しなかったことで因縁をつけられ、これまでに250万円ほどを支払ったという。同署は共謀した男についても捜査を進めている。

神奈川県警宮前警察署
熊谷容疑者は共謀し、今年4月30日から5月2日までの間、飲食店の男性経営者(32)=神奈川県川崎市宮前区=に対し、SNSを利用して、「お前どうなってんだよ、なめてんのか? おいシカトかよ。いつまで我慢すればいいんだよ」などと脅して現金を要求、銀行口座に現金3万円を振込送金させて脅し取った疑いが持たれている。
被害者の男性は、店の常連客の男から熊谷容疑者を紹介され、2021年12月に現金50万円を借りたものの、期限までに返済しなかったことで因縁をつけられ、これまでに250万円ほどを支払ったという。同署は共謀した男についても捜査を進めている。
被害総額4800万円以上の還付金詐欺 極東会傘下組員を逮捕
>>関連記事
大阪府警四條畷署は26日までに、全国各地の高齢者らに「保険料の還付を受けられる」と持ち掛けて現金をだまし取ったとして、指定暴力団・極東会傘下組員・田中孝広容疑者(51)=神奈川県横浜市南区=を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。府警は田中容疑者の認否を明らかにしていない。

大阪府四條畷警察署
田中容疑者は特殊詐欺の被害金をATMから引き出す「出し子」の一員で、仲間と共謀して2021年8~10月、大阪や東京、北海道など17都道府県に住む50~70代の男女37人に、「ATMを操作すれば還付金が受けられる」とウソを言い、現金を振り込ませた疑いが持たれている。
田中容疑者は約2カ月間で千葉県などを中心にATM62カ所、170回の出金を繰り返していて、関与が裏付けられた事件の被害総額は計約4800万円に上る。ATM付近の防犯カメラ映像で関与が浮上した。
大阪府警四條畷署は26日までに、全国各地の高齢者らに「保険料の還付を受けられる」と持ち掛けて現金をだまし取ったとして、指定暴力団・極東会傘下組員・田中孝広容疑者(51)=神奈川県横浜市南区=を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。府警は田中容疑者の認否を明らかにしていない。

大阪府四條畷警察署
田中容疑者は特殊詐欺の被害金をATMから引き出す「出し子」の一員で、仲間と共謀して2021年8~10月、大阪や東京、北海道など17都道府県に住む50~70代の男女37人に、「ATMを操作すれば還付金が受けられる」とウソを言い、現金を振り込ませた疑いが持たれている。
田中容疑者は約2カ月間で千葉県などを中心にATM62カ所、170回の出金を繰り返していて、関与が裏付けられた事件の被害総額は計約4800万円に上る。ATM付近の防犯カメラ映像で関与が浮上した。
借金返済迫った男性を監禁・暴行し車や時計強奪 工藤会傘下組員ら逮捕
警視庁と福岡県警の合同捜査本部は26日までに、借金の返済を迫った男子大学生に対し「ヤクザに金を貸して何様のつもりだ」などと脅して暴行を加えたうえ、男子大学生の高級外車や高級腕時計などを奪ったとして、特定危険指定暴力団・工藤會傘下組員・荒井幹太容疑者(22)=千葉県柏市=と、職業不詳・渡邉晴斗容疑者(21)ら男4人を逮捕監禁と強盗致傷などの疑いで逮捕した。4人の認否を明らかにしていない。

荒井幹太容疑者(22)

渡邉晴斗容疑者(21)
荒井容疑者ら4人は今年5月、千葉県柏市や白井市で借金の返済を迫った20代の男子大学生=東京都港区=の手足を粘着テープなどで拘束してレンタカーのワゴン車の車内に監禁し、殴る蹴るなどの暴行を加え、顔に全治2カ月の重傷を負わせたほか、男性の400万円相当の高級外車や420万円相当の高級腕時計など総額800万円相当以上を奪った疑いが持たれている。
渡邉容疑者が被害者の男子大学生からおよそ120万円の借金をしていて、男子大学生が返済を迫ったところ、荒井容疑者らが「工藤會がどんな組織か知っているか。殺されてぇか」、「ヤクザに金を貸してカタギが金を回収するとか何様のつもりだ」などと脅して犯行に及んだという。荒井容疑者らと被害者の男子大学生は顔見知りで、「工藤會の仕事を手伝え」と言い残して解放した。

荒井幹太容疑者(22)

渡邉晴斗容疑者(21)
荒井容疑者ら4人は今年5月、千葉県柏市や白井市で借金の返済を迫った20代の男子大学生=東京都港区=の手足を粘着テープなどで拘束してレンタカーのワゴン車の車内に監禁し、殴る蹴るなどの暴行を加え、顔に全治2カ月の重傷を負わせたほか、男性の400万円相当の高級外車や420万円相当の高級腕時計など総額800万円相当以上を奪った疑いが持たれている。
渡邉容疑者が被害者の男子大学生からおよそ120万円の借金をしていて、男子大学生が返済を迫ったところ、荒井容疑者らが「工藤會がどんな組織か知っているか。殺されてぇか」、「ヤクザに金を貸してカタギが金を回収するとか何様のつもりだ」などと脅して犯行に及んだという。荒井容疑者らと被害者の男子大学生は顔見知りで、「工藤會の仕事を手伝え」と言い残して解放した。
野球賭博で保育所経営者ら2人を逮捕 組織的な賭博の可能性も
愛知県警は25日、プロ野球の試合を客に勝敗予想させる「野球賭博」を行ったとして、元締めとみられる保育所経営・林悠斗容疑者(30)=岐阜県岐阜市=と、無職・毛利悠人容疑者(30)=三重県四日市市=の2人を賭博場開帳図利の疑いで逮捕した。調べに対し、2人は「間違いありません」と容疑を認めている。

林悠斗容疑者ら2人は昨年9月、他の者と共謀してプロ野球、セ・パ両リーグ合わせて32試合の勝敗を複数の客に予想させ、1口1万円で6回にわたり、計1748万円の申し込みを受けて野球賭博を行った疑いがもたれている。チーム間の戦力差を縮めるためハンデを設定し、客の予想が的中した場合は1割を差し引いた額を配当金として支払うなどの仕組みで、合わせて210万円の収益を得ていたとみられている。毛利容疑者が賭け金の回収役として野球賭博に関与しているという情報が警察に寄せられ、その後の捜査で事件が発覚した。
県警は、2人が10年以上前から野球賭博を行っていたとみていて、収益が暴力団の資金源となっていた可能性も視野に、組織的な賭博事件とみて調べを進めている。

林悠斗容疑者ら2人は昨年9月、他の者と共謀してプロ野球、セ・パ両リーグ合わせて32試合の勝敗を複数の客に予想させ、1口1万円で6回にわたり、計1748万円の申し込みを受けて野球賭博を行った疑いがもたれている。チーム間の戦力差を縮めるためハンデを設定し、客の予想が的中した場合は1割を差し引いた額を配当金として支払うなどの仕組みで、合わせて210万円の収益を得ていたとみられている。毛利容疑者が賭け金の回収役として野球賭博に関与しているという情報が警察に寄せられ、その後の捜査で事件が発覚した。
県警は、2人が10年以上前から野球賭博を行っていたとみていて、収益が暴力団の資金源となっていた可能性も視野に、組織的な賭博事件とみて調べを進めている。
小桜一家を11回目の「指定暴力団」指定 官報に公示し決定書を送付
鹿児島県公安委員会は25日付けで、指定暴力団・四代目小桜一家を、暴力団対策法に基づく「指定暴力団」として11回目の指定を決定し官報に公示、小桜一家に指定決定書を送付した。指定の効力は2022年7月27日から3年間。

鹿児島県公安委員会
指定暴力団に指定されると、暴力団対策法の規制対象となり、用心棒代やみかじめ料の要求、地上げ行為、示談交渉への介入などに対し、公安委員会が中止命令を出すことができ、命令に違反すれば逮捕できる。今年5月には、鹿児島県警で指定に先立ち意見聴取会を開いたが、小桜一家は欠席していた。
小桜一家は、鹿児島市に拠点を置き、県内に約50人の構成員を抱える暴力団で、1992年に初めて指定暴力団に指定されて以降、3年ごとに再指定されていて、今回が11回目の指定となる。

鹿児島県公安委員会
指定暴力団に指定されると、暴力団対策法の規制対象となり、用心棒代やみかじめ料の要求、地上げ行為、示談交渉への介入などに対し、公安委員会が中止命令を出すことができ、命令に違反すれば逮捕できる。今年5月には、鹿児島県警で指定に先立ち意見聴取会を開いたが、小桜一家は欠席していた。
小桜一家は、鹿児島市に拠点を置き、県内に約50人の構成員を抱える暴力団で、1992年に初めて指定暴力団に指定されて以降、3年ごとに再指定されていて、今回が11回目の指定となる。
秋葉原 山口組系國粹会傘下組長刺殺 容疑者は事前に包丁を持参
>>関連記事
警視庁は23日朝、東京都千代田区の秋葉原駅近くの路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部で、「沖田組」の沖田健治こと山中健司組長(34)=東京都台東区台東1丁目=が刃物で刺されて死亡した事件で、犯行後に警視庁万世橋署に出頭した佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人容疑で送検した。佐々木容疑者は犯行前、事前に包丁を持参していたことがわかった。調べに対し「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めている

佐々木文俊容疑者(35)

事件のあった現場周辺
佐々木容疑者は今月21日に千代田区秋葉原駅近くの路上で、喫茶店を一緒に出た山中幹部の腹を、事前に用意した包丁で刺し殺害した疑いが持たれている。
佐々木容疑者は従業員がメイド服などを着て接客するいわゆるコンセプトカフェのコンサルタントで、山中幹部とはおよそ10年前に知り合い、店のみかじめ料など金銭トラブルを抱えていたとみられている。
警視庁は23日朝、東京都千代田区の秋葉原駅近くの路上で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部で、「沖田組」の沖田健治こと山中健司組長(34)=東京都台東区台東1丁目=が刃物で刺されて死亡した事件で、犯行後に警視庁万世橋署に出頭した佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人容疑で送検した。佐々木容疑者は犯行前、事前に包丁を持参していたことがわかった。調べに対し「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めている

佐々木文俊容疑者(35)

事件のあった現場周辺
佐々木容疑者は今月21日に千代田区秋葉原駅近くの路上で、喫茶店を一緒に出た山中幹部の腹を、事前に用意した包丁で刺し殺害した疑いが持たれている。
佐々木容疑者は従業員がメイド服などを着て接客するいわゆるコンセプトカフェのコンサルタントで、山中幹部とはおよそ10年前に知り合い、店のみかじめ料など金銭トラブルを抱えていたとみられている。
刺青を見せ「俺は反社ぞ」と脅迫し暴行 浪川会系組員を逮捕
佐賀県警佐賀北署は、佐賀市内の法人事務所で職員に対し両腕の刺青を見せながら脅して暴行を加えたとして、指定暴力団・浪川会系組員・宮地良次容疑者(65)を脅迫と傷害の疑いで逮捕した。

佐賀県警佐賀北警察署
宮地容疑者は7月12日午後4時ごろ、佐賀市の法人事務所で騒ぎ出し、対応していた50代の男性職員に両腕の刺青を見せながら、「俺は反社ぞ、俺ばなめとっとか」などと言い、男性の両腕や首の後ろなどを複数回殴り、両腕などに約10日間のケガを負わせた疑いが持たれている。
調べに対し宮地容疑者は「腕は殴ったが、首の後ろを殴った記憶はない。殺すぞと言ったかもしれない」と容疑を一部否認している。

佐賀県警佐賀北警察署
宮地容疑者は7月12日午後4時ごろ、佐賀市の法人事務所で騒ぎ出し、対応していた50代の男性職員に両腕の刺青を見せながら、「俺は反社ぞ、俺ばなめとっとか」などと言い、男性の両腕や首の後ろなどを複数回殴り、両腕などに約10日間のケガを負わせた疑いが持たれている。
調べに対し宮地容疑者は「腕は殴ったが、首の後ろを殴った記憶はない。殺すぞと言ったかもしれない」と容疑を一部否認している。
東大阪市:山口組系「織田組」事務所の跡地を購入へ
>>関連記事
大阪府東大阪市は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目織田組」の旧事務所があった約50平方メートルの土地について、暴力団排除を目的に購入すると発表した。大阪府では自治体が暴力団事務所の跡地を購入するのは初めてのケースとなる。

織田組の旧事務所跡地

6月の事務所解体工事
織田組の事務所をめぐっては、大阪府暴力追放推進センターが起こした裁判で、事務所の使用が差し止められ、その後センターが建物を買い取り、今年6月に解体作業が行われ現在は更地となっている。東大阪市では跡地について取り扱いを協議していましたが、暴力団排除を目的に購入を決めたという。購入価格や活用方法は現時点では決まっておらず、「鑑定の上、適正価格を算出し、活用方法を検討する」としている。
大阪府東大阪市は、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目織田組」の旧事務所があった約50平方メートルの土地について、暴力団排除を目的に購入すると発表した。大阪府では自治体が暴力団事務所の跡地を購入するのは初めてのケースとなる。

織田組の旧事務所跡地

6月の事務所解体工事
織田組の事務所をめぐっては、大阪府暴力追放推進センターが起こした裁判で、事務所の使用が差し止められ、その後センターが建物を買い取り、今年6月に解体作業が行われ現在は更地となっている。東大阪市では跡地について取り扱いを協議していましたが、暴力団排除を目的に購入を決めたという。購入価格や活用方法は現時点では決まっておらず、「鑑定の上、適正価格を算出し、活用方法を検討する」としている。
秋葉原 山口組系國粹会傘下幹部刺殺事件 知人の男を逮捕
>>関連記事
警視庁万世橋署は22日、21日午後6時40分ごろ、東京都千代田区神田和泉町の路上で特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部・山中健司さん(34)=東京都台東区台東1丁目=が刃物で刺されて死亡した事件で、知人の佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人容疑で逮捕した。佐々木容疑者は同署に自首し、「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めている。

事件があった現場周辺

佐々木容疑者は山中さんと別の男性は3人で現場近くの喫茶店で飲食後、一緒に店から外に出た山中さんの腹部を刃物で刺して死亡させた疑いが持たれている。山中さんは意識不明の状態で病院に運ばれ、同日午後10時ごろに死亡が確認された。佐々木容疑者はインターネットカフェの関係者で、店のみかじめ料をめぐり山中さんとトラブルがあったとみられている。
警視庁万世橋署は22日、21日午後6時40分ごろ、東京都千代田区神田和泉町の路上で特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下「十五代目東京生井一家」幹部・山中健司さん(34)=東京都台東区台東1丁目=が刃物で刺されて死亡した事件で、知人の佐々木文俊容疑者(35)=相模原市中央区緑が丘=を殺人容疑で逮捕した。佐々木容疑者は同署に自首し、「とっさに包丁で刺してしまった」と容疑を認めている。

事件があった現場周辺

佐々木容疑者は山中さんと別の男性は3人で現場近くの喫茶店で飲食後、一緒に店から外に出た山中さんの腹部を刃物で刺して死亡させた疑いが持たれている。山中さんは意識不明の状態で病院に運ばれ、同日午後10時ごろに死亡が確認された。佐々木容疑者はインターネットカフェの関係者で、店のみかじめ料をめぐり山中さんとトラブルがあったとみられている。
秋葉原で脇腹に刃物が刺さった山口組系五代目國粹会傘下幹部が死亡 みかじめ料巡るトラブルか
21日午後6時45分頃、東京都千代田区神田和泉町の路上で「刃物で刺された人がいる」と110番があり、現場には30代とみられる特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目國粹会傘下幹部が左脇腹に刃物が刺さった状態で倒れていて、病院に救急搬送されたが死亡が確認された。

事件があった現場周辺

その後、警視庁万世橋署に死亡した男性の知人で30代の男が出頭し、関与を認める趣旨の話をしていることから、容疑が固まりしだい殺人容疑で逮捕する方針。
被害に遭った男性は事件直前までこの男を含む2人と一緒に近くの喫茶店にいたが、店を出たところ左脇腹を刺されたとみられるという。インターネットカフェのみかじめ料を巡って、店長の男とトラブルになっていたとみられる。

事件があった現場周辺

その後、警視庁万世橋署に死亡した男性の知人で30代の男が出頭し、関与を認める趣旨の話をしていることから、容疑が固まりしだい殺人容疑で逮捕する方針。
被害に遭った男性は事件直前までこの男を含む2人と一緒に近くの喫茶店にいたが、店を出たところ左脇腹を刺されたとみられるという。インターネットカフェのみかじめ料を巡って、店長の男とトラブルになっていたとみられる。