暴力団ニュース～ヤクザﾞ事件簿

　大阪府警曽根崎署は９日までに、自宅に覚醒剤を営利目的で所持していたとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目章友会」幹部・相浦宏紀容疑者（３８）＝大阪市阿倍野区阿倍野筋＝と、同幹部・正木有吾容疑者（４２）＝東大阪市西岩田＝、同幹部・興岩光容疑者（６６）＝大阪市阿倍野区阿倍野筋＝、同組員・近藤優大容疑者（２５）＝兵庫県宝塚市雲雀丘山手＝の４人を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。４人の認否は明らかにしていない。


大阪府警察本部

　４人は今年３月９日、大阪市阿倍野区の相浦容疑者の自宅で、覚醒剤約６６グラムを営利目的で所持した疑い。同署が別の事件で相浦容疑者の自宅を家宅捜索した際に、ポリ袋に入った覚醒剤を発見した。

　警視庁捜査２課は９日、特殊詐欺グループで詐取金を引き出す「出し子」で捜査員の間で「バイク男」と呼ばれていた暴力団・十代目飯島連合会系組員・菊地聡仁容疑者（３８）＝川崎市麻生区片平１＝を電子計算機使用詐欺と窃盗の疑いで逮捕した。菊池容疑者の認否は明らかにしていない。


菊地聡仁容疑者(38)

　菊池容疑者は仲間と共謀して今年５月３１日、市職員らになりすまし埼玉県越谷市の７０代男性に「医療費の還付金がある」などとウソの電話をかけて菊池容疑者らが管理する口座に送金させ、ATMから現金約１００万円を引き出した疑いがもたれている。

　菊池容疑者は今月上旬までの約２カ月間に東京都内や川崎市内を原付きバイクで移動し、約３０カ所のATMなどから計約３５００万円を引き出したとみて調べている。

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　県警ひたちなか署は９日、茨城県ひたちなか市北神敷台の指定暴力団・極東会系「三代目岡崎会」の事務所で７日、拳銃が発砲され組員２人が死亡した事件で、岡崎会の結城嘉則組員（５４）の死因について、司法解剖の結果、胸を拳銃で撃たれたことによる出血などが死因と発表した。岡崎会の桜井増美幹部（７２）は結城組員を射殺した後、自らの頭部に発砲して自殺したとみられる。


三代目岡崎会の事務所

　県警によると消防への１１９番通報は「５０代男性が銃で撃たれた」という内容だった。県警は桜井幹部の死因や、発砲の状況などを調べている。