コロナ貸付金詐取 山口組系平井一家を家宅捜索 組員2人を逮捕
大阪府警は24日、暴力団組員であることを隠して新型コロナ対策の貸付金をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系十一代目平井一家傘下組員・久保貴久磨容疑者(40)と、同組員・榎本和展容疑者(46)の2人を詐欺の疑いで逮捕し、平井一家の組事務所を家宅捜索した。
平井一家を家宅捜索
平井一家傘下組員を逮捕
久保容疑者ら2人は、新型コロナの影響で生活が困窮した世帯を支援する国の貸付制度を悪用し、2021年3月までに大阪府の社会福祉協議会から4回にわたり無利子で借り入れできる貸付金を組員であることを隠して申請し、合わせて155万円をだまし取った疑いが持たれている。
久保容疑者は容疑を否認、榎本容疑者は黙秘しているが、府警は組織的な犯行の可能性も視野に調べている。
平井一家を家宅捜索
平井一家傘下組員を逮捕
久保容疑者ら2人は、新型コロナの影響で生活が困窮した世帯を支援する国の貸付制度を悪用し、2021年3月までに大阪府の社会福祉協議会から4回にわたり無利子で借り入れできる貸付金を組員であることを隠して申請し、合わせて155万円をだまし取った疑いが持たれている。
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千葉 貯水槽遺体遺棄事件 初公判で起訴内容認める
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千葉地裁で24日、2020年10月に千葉県印西市で左足首を切断された男性の遺体が見つかり、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下幹部らが逮捕された事件の初公判が開かれ、殺人罪などに問われている無職の暴力団関係者・中上忠壽被告(50)=住所不定=は「間違いない」と起訴内容を認めた。
防火貯水槽内で遺体を発見
この事件は2020年10月、成田市の運送業・宮内孝介さん(当時46)の遺体が印西市の防火貯水槽の中から左足首が切断された状態で見つかったもので、中上被告が、住吉会傘下幹部らと共謀し、宮内さんの首などを包丁で突き刺して殺害した後、遺体を解体・遺棄したとして殺人と死体損壊、死体遺棄などの罪で起訴された。
冒頭陳述で検察側は「暴力団関係者による組織的な犯行で、被告人は暴力団に貸しが作れると考え、犯行に及んだ」などと指摘。一方弁護側は「被告人は共犯関係者も一切隠さずに供述している」などとして情状酌量を求めた。
裁判は5月31日に結審し、6月6日に判決が言い渡される予定。
千葉地裁で24日、2020年10月に千葉県印西市で左足首を切断された男性の遺体が見つかり、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下幹部らが逮捕された事件の初公判が開かれ、殺人罪などに問われている無職の暴力団関係者・中上忠壽被告(50)=住所不定=は「間違いない」と起訴内容を認めた。
防火貯水槽内で遺体を発見
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裁判は5月31日に結審し、6月6日に判決が言い渡される予定。
上司が組長と付き合いを断ると部下を監禁し脅す 弘道会傘下組長らを逮捕
埼玉県警熊谷署は23日、会社の上司が組長らとの付き合いを断ったため、部下を監禁し脅したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下組長(52)=群馬県玉村町飯塚=と、組員(38)=埼玉県上尾市上=、組員で自営業の男(30)=埼玉県深谷市上柴町東=、無職の男(30)=深谷市国済寺=の4人を監禁・強要未遂容疑で逮捕した。男性が被害届を出し事件が発覚、捜査していた。
埼玉県警熊谷警察署
4人は共謀の上、被害男性の上司が組長らとの付き合いを断ったため、2021年11月23日午後6時半ごろ、埼玉県熊谷市内の商業施設駐車場で、部下の会社員男性(25)=熊谷市=が乗車している乗用車に乗り込み、監禁して「山に捨てるぞ」「会社を辞めて俺のところに来い」などと脅した疑い。
埼玉県警熊谷警察署
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