山口組ナンバー2 18日にも出所へ
指定暴力団・山口組ナンバー2の「若頭」、高山清司受刑者(72)=恐喝罪で服役=が、18日午前6時に府中刑務所を出所する。にも府中刑務所から出所する。
高山受刑者は勢力拡大を支えた一方、出身母体である名古屋市の2次団体「弘道会」による支配を強め、神戸発祥の山口組の分裂を招いたとされる。「山口組」を掲げる3団体は対立状態にあり、高山受刑者の出所が対立激化の引き金になりうる。
18日に出所し新幹線で神戸方面に向かうとみられていたが、組事務所が使用制限の仮命令を受け動向は流動的。三重県内の自宅に向かう可能性もある。
山口組、神戸山口組、任侠山口組の3団体は兵庫県内に本拠地を置き、互いに正統性を主張。分裂のきっかけを作ったのが高山受刑者とされる。
高山受刑者は再統合をにらむ一方、分裂した2団体が「山口組」と名乗ったまま存続していることに強い不満を示しているとされ、強硬姿勢を貫くとの見方がある。
高山受刑者を「混乱を招いた張本人で、諸悪の根源」と批判する勢力もあり、何が起きても不思議ではない。
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損害賠償請求の妨害防止 神戸山口組に仮命令
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兵庫県警は16日、指定暴力団・神戸山口組の井上邦雄組長に対し、暴力団対策法に基づく損害賠償請求妨害防止の仮命令を出した。同日、福井県内の飲食店経営者の男性(39)が同組長らを相手に損害賠償請求訴訟を起こしており、この男性や家族へのつきまとい行為などを禁止する。兵庫県内での発令は2例目。
2018年2月、福井県内で神戸山口組系「正木組」組員が男性に暴行を加えた上、あいさつ(みかじめ)料を奪い取ったとする事件が発生。同県警が強盗致傷容疑で組員を逮捕した。
男性は今月16日、井上組長らに慰謝料など約2400万円の支払いを求め福井地裁に提訴。同組長の住居が神戸市内にあるため、管轄する兵庫県警が仮命令を出した。同組からの意見聴取を踏まえ、県公安委員会が本命令を検討する。
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