学校近くに事務所開設 旭琉会系「桜一家」総長ら10人を逮捕
沖縄県警は19日、沖縄県暴力団排除条例で禁止された区域内で暴力団事務所を開設・運営したとして、指定暴力団・旭琉會系「桜一家」総長・中村實容疑者(70)ら、組員10人を県暴力団排除条例違反(事務所の開設及び運営の禁止)の疑いで逮捕した。調べに対し「事務所ではなく、飲食する場所」などと容疑を否認している。
沖縄県警察本部
中村容疑者らは2015年11月から今月上旬までの間、那覇市内にあるアパートの1階に事務所を開設・運営した疑いが持たれている。事務所には「居酒屋」の看板が掲げられているが、営業実態はないという。
暴排条例は、学校や図書館などの施設から200メートル以内で事務所を開設・運営することを禁じていて、事務所とみられるアパートの近くには学校があるという。2011年の施行以来、県暴力団排除条例適用での逮捕者は初めて。
県警は、数年にわたり内偵捜査をしていて約10年前から組員の出入りがあったとみて、関係者から事情を聴くなど捜査を進めている。
沖縄県警察本部
中村容疑者らは2015年11月から今月上旬までの間、那覇市内にあるアパートの1階に事務所を開設・運営した疑いが持たれている。事務所には「居酒屋」の看板が掲げられているが、営業実態はないという。
暴排条例は、学校や図書館などの施設から200メートル以内で事務所を開設・運営することを禁じていて、事務所とみられるアパートの近くには学校があるという。2011年の施行以来、県暴力団排除条例適用での逮捕者は初めて。
県警は、数年にわたり内偵捜査をしていて約10年前から組員の出入りがあったとみて、関係者から事情を聴くなど捜査を進めている。