用心棒で組員4人逮捕 稲川会系「越路家一家」を家宅捜索
北海道警は30日、去年10月、すすきのの飲食店で「用心棒」をしたとして、暴力団の構成員の男4人が逮捕された事件を受け、札幌市豊平区の暴力団事務所の家宅捜索を行った。
家宅捜索を受けたのは豊平区平岸にある指定暴力団・稲川会系「四代目越路家一家」の本部事務所。30日午前10時ごろから、捜査員およそ20人体制で捜索を行った。
家宅捜索は「越路家一家」の構成員の男4人が、去年10月にすすきのの飲食店で、もめごとを解決するために「用心棒」をした疑いで逮捕されたことを受けたもの。
「用心棒」をめぐる逮捕は、去年7月に暴力団排除条例が強化されて以来2例目。警察は4人の認否を明らかにしておらず、金銭の受け取りがあったかなどの実態解明を進めていく。
家宅捜索を受けたのは豊平区平岸にある指定暴力団・稲川会系「四代目越路家一家」の本部事務所。30日午前10時ごろから、捜査員およそ20人体制で捜索を行った。
家宅捜索は「越路家一家」の構成員の男4人が、去年10月にすすきのの飲食店で、もめごとを解決するために「用心棒」をした疑いで逮捕されたことを受けたもの。
「用心棒」をめぐる逮捕は、去年7月に暴力団排除条例が強化されて以来2例目。警察は4人の認否を明らかにしておらず、金銭の受け取りがあったかなどの実態解明を進めていく。
「共政会」総裁らに賠償命令 みかじめ料で損害
指定暴力団・五代目共政会傘下の組員から脅迫され、みかじめ料を支払わされたなどとして、広島市の風俗店経営者らが、共政会の守屋輯総裁(75)ら4人に計約2240万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、広島地裁は30日、約1800万円の支払いを命じた。
訴状によると、組員らは2012年12月ごろから電話で経営者らにみかじめ料の支払いを要求。経営者らが応じなかったところ、従業員を送迎する車両のフロントガラスを金属バットのような棒でたたき割るなど脅迫行為が続いた。組員らは13年1月31日から7月30日の間、6回にわたり、計60万円を脅し取った。
経営者らは、組員らの不法行為と守屋総裁らの使用者責任を認めるよう求めていた。
訴状によると、組員らは2012年12月ごろから電話で経営者らにみかじめ料の支払いを要求。経営者らが応じなかったところ、従業員を送迎する車両のフロントガラスを金属バットのような棒でたたき割るなど脅迫行為が続いた。組員らは13年1月31日から7月30日の間、6回にわたり、計60万円を脅し取った。
経営者らは、組員らの不法行為と守屋総裁らの使用者責任を認めるよう求めていた。