元山口組幹部の判決延期 体調悪化で弁護側申し立て
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警護役の組員に拳銃を持たせたとして、銃刀法違反(共同所持)の罪に問われた元指定暴力団・山口組最高幹部、滝沢孝被告(80)に対する第2次差し戻し控訴審で、大阪高裁(西田真基裁判長)は9日に予定されていた判決期日を取り消した。弁護側が被告の体調悪化を理由に申し立てた。期日は追って指定される。
滝沢被告は平成13年に起訴され、これまで大阪地、高裁が計3度の無罪を言い渡したが、破棄、差し戻しが最高裁で2度確定。昨年3月、3度目の地裁判決で初の有罪が言い渡される異例の審理経過をたどっている。
昨年3月の地裁判決によると、平成9年9月、大阪市北区のホテル付近で配下の組員2人に拳銃と実弾を所持させた。
警護役の組員に拳銃を持たせたとして、銃刀法違反(共同所持)の罪に問われた元指定暴力団・山口組最高幹部、滝沢孝被告(80)に対する第2次差し戻し控訴審で、大阪高裁(西田真基裁判長)は9日に予定されていた判決期日を取り消した。弁護側が被告の体調悪化を理由に申し立てた。期日は追って指定される。
滝沢被告は平成13年に起訴され、これまで大阪地、高裁が計3度の無罪を言い渡したが、破棄、差し戻しが最高裁で2度確定。昨年3月、3度目の地裁判決で初の有罪が言い渡される異例の審理経過をたどっている。
昨年3月の地裁判決によると、平成9年9月、大阪市北区のホテル付近で配下の組員2人に拳銃と実弾を所持させた。
センバツ高校野球で賭博 山口組系組員ら3人逮捕
佐賀南署と佐賀県警組織犯罪対策課は9日、今春の選抜高校野球大会で野球賭博をしたとして賭博開帳図利の疑いで、指定暴力団・山口組系組員、土井猛容疑者(43)=佐賀市八戸溝2丁目=を逮捕した。
賭博開張図利ほう助の疑いで、無職の浦郷拓也容疑者(33)=佐賀市駅前中央2丁目=(脅迫と覚せい剤取締法違反の疑いで起訴済み)と、飲食店経営、立石颯太容疑者(22)=佐賀市木原2丁目=を逮捕した。
組員の逮捕容疑は、今年1~3月ごろ、佐賀市周辺で客を集め、大会の優勝校と準優勝校を予想させて複数人から一口千円の賭け金で計165口(計16万5千円)の申し込みを受け、その賭け金から現金を徴収し、利益を図った疑い。ほか2人の容疑者は電話や直接会って賭博の勧誘、申し込み受け付けなど手伝った疑い。
南署によると、4月5日に土井容疑者、浦郷容疑者(33)を別件で逮捕して自宅を調べた際、賭博に関するメモなどを発見したという。暴力団幹部の関与の有無や他に賭け金がなかったか、賭博参加者などを調べている。
賭博開張図利ほう助の疑いで、無職の浦郷拓也容疑者(33)=佐賀市駅前中央2丁目=(脅迫と覚せい剤取締法違反の疑いで起訴済み)と、飲食店経営、立石颯太容疑者(22)=佐賀市木原2丁目=を逮捕した。
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南署によると、4月5日に土井容疑者、浦郷容疑者(33)を別件で逮捕して自宅を調べた際、賭博に関するメモなどを発見したという。暴力団幹部の関与の有無や他に賭け金がなかったか、賭博参加者などを調べている。
気絶するまで暴行し200万円強奪 稲川会系幹部ら4人を逮捕
警視庁月島署は8日、川崎市の会社の事務所で知人の男性を監禁し、現金200万円などを奪ったとして暴力団幹部の男ら4人を逮捕した。
逮捕されたのは自称・不動産会社顧問の林健太郎容疑者(35)と、指定暴力団・稲川会系幹部、岡崎学容疑者(31)ら4人。
4人は去年7月、川崎市にある会社の事務所で知人の男性(37)を監禁し、現金200万円などを奪った疑いが持たれている。
警視庁によると、林容疑者らは男性と金銭を巡ってトラブルになっていて、男性の手足を粘着テープで縛り、約2時間半にわたってスタンガンなどを使い、気絶するまで暴行を加えたという。
林容疑者と男1人は容疑をおおむね認めていて、岡崎容疑者と男1人は容疑を否認している。
逮捕されたのは自称・不動産会社顧問の林健太郎容疑者(35)と、指定暴力団・稲川会系幹部、岡崎学容疑者(31)ら4人。
4人は去年7月、川崎市にある会社の事務所で知人の男性(37)を監禁し、現金200万円などを奪った疑いが持たれている。
警視庁によると、林容疑者らは男性と金銭を巡ってトラブルになっていて、男性の手足を粘着テープで縛り、約2時間半にわたってスタンガンなどを使い、気絶するまで暴行を加えたという。
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