本部の使用禁止の影響か 神戸山口組 定例会開かず
指定暴力団・神戸山口組が月に1度、各地から幹部を集める定例会合を通常の開催日としている8日に開かなかったとみられることが分かった。7日に幹部の会合で中止を決めたとの情報があるという。
従来の会場だった兵庫県淡路市の本部事務所は、神戸地裁が10月、使用禁止の仮処分決定を出している。兵庫県警は8日も神戸市内の関連施設などに捜査員を配置し、新たな開催場所などに関する情報収集を進めた。組内部では定例会合が重視されていることから、延期して開く可能性があるとみて今後の対応を注視している。
神戸山口組を巡っては、神戸市長田区で9月、「任侠山口組」の組員が射殺され、殺人容疑で神戸山口組系組員が指名手配された。直後の10月は休日の8日を避け、10日に定例会合を開催していた。
従来の会場だった兵庫県淡路市の本部事務所は、神戸地裁が10月、使用禁止の仮処分決定を出している。兵庫県警は8日も神戸市内の関連施設などに捜査員を配置し、新たな開催場所などに関する情報収集を進めた。組内部では定例会合が重視されていることから、延期して開く可能性があるとみて今後の対応を注視している。
神戸山口組を巡っては、神戸市長田区で9月、「任侠山口組」の組員が射殺され、殺人容疑で神戸山口組系組員が指名手配された。直後の10月は休日の8日を避け、10日に定例会合を開催していた。
恐喝未遂で山健組系組員を逮捕 傘下事務所を捜索
大阪府警は、民事裁判の仲裁をしてやると持ちかけ、女性から見返りとして金を脅し取ろうとしたとして、指定暴力団・神戸山口組系組員が逮捕し、8日午前10時前、所属する組事務所を捜索した。
二代目兼一会を家宅捜索
家宅捜索を受けたのは、大阪市中央区にある神戸山口組系山健組傘下「二代目兼一会」の事務所。
容疑は今年9月、大阪市内の喫茶店で兼一会組員、三浦英夫容疑者(50)ら2人が50代女性から金を脅し取ろうとした疑い。
女性は別の男性に対して貸した金の返還を求める民事裁判を起こしていて、三浦容疑者らは女性に仲裁を持ちかけたうえで、「100万から200万の金を準備した方が身のためやで」などと脅したという。
府警は、三浦容疑者らが裁判の情報を入手した経緯などを調べている。
二代目兼一会を家宅捜索
家宅捜索を受けたのは、大阪市中央区にある神戸山口組系山健組傘下「二代目兼一会」の事務所。
容疑は今年9月、大阪市内の喫茶店で兼一会組員、三浦英夫容疑者(50)ら2人が50代女性から金を脅し取ろうとした疑い。
女性は別の男性に対して貸した金の返還を求める民事裁判を起こしていて、三浦容疑者らは女性に仲裁を持ちかけたうえで、「100万から200万の金を準備した方が身のためやで」などと脅したという。
府警は、三浦容疑者らが裁判の情報を入手した経緯などを調べている。