58歳女性からキャッシュカード詐取 神戸山口組系組幹部を逮捕
金融庁職員や警察官をかたり、女性からキャッシュカードをだまし取ったとして、兵庫県警赤穂署などは11日、詐欺の疑いで、指定暴力団・「神戸山口組」系山健組傘下幹部、石川啓志容疑者(41)=岡山市南区泉田=を逮捕した。「そんなことは知りません」と容疑を否認している。
逮捕容疑は6月13日、氏名不詳者と共謀し、金融庁職員や警察官などを名乗り、兵庫県高砂市内に住む女性(58)に電話で「個人情報が流出しているので、キャッシュカードの暗証番号を教えてください。カードを預かりにいきます」などと伝え、女性からキャッシュカード5枚をだまし取ったとしている。
同署によると、石川容疑者らはキャッシュカードを使い、同市内のコンビニのATMから現金約62万円を引き出したという。
逮捕容疑は6月13日、氏名不詳者と共謀し、金融庁職員や警察官などを名乗り、兵庫県高砂市内に住む女性(58)に電話で「個人情報が流出しているので、キャッシュカードの暗証番号を教えてください。カードを預かりにいきます」などと伝え、女性からキャッシュカード5枚をだまし取ったとしている。
同署によると、石川容疑者らはキャッシュカードを使い、同市内のコンビニのATMから現金約62万円を引き出したという。


多摩川少年水死 住吉会系組員ら3人を殺人容疑で逮捕
川崎市多摩区の多摩川で昨年12月、横浜市瀬谷区の高橋瑞樹さん(当時18歳)が水面に浮かんだ状態で死亡しているのが見つかった事件で、神奈川県警捜査1課が21歳の男3人を殺人容疑で逮捕した。他の1人についても同容疑で逮捕状を取り、行方を追っている。
捜査関係者によると、高橋さんと3人の容疑者らは同じ振り込め詐欺グループのメンバーとみられ、同課はグループ内で少年の仕事ぶりなどをめぐってトラブルになっていたとみて、詳しい動機などを調べる。
逮捕されたのは、指定暴力団・住吉会系組員、糀谷龍之介(21)=東京都世田谷区=、無職の津曲拓馬(21)=同=、無職の岩瀬大輝(21)=埼玉県三郷市=の3容疑者。
捜査関係者によると、高橋さんと3人の容疑者らは同じ振り込め詐欺グループのメンバーとみられ、同課はグループ内で少年の仕事ぶりなどをめぐってトラブルになっていたとみて、詳しい動機などを調べる。
逮捕されたのは、指定暴力団・住吉会系組員、糀谷龍之介(21)=東京都世田谷区=、無職の津曲拓馬(21)=同=、無職の岩瀬大輝(21)=埼玉県三郷市=の3容疑者。
「紀州連合会」会長暴行死 「倉本組」幹部ら4人に懲役8年6月~同7年の有罪判決
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和歌山地裁(武田正裁判長)は11日、和歌山市で昨年10月に当時・指定暴力団・神戸山口組系四代目山健組傘下「五代目紀州連合会」の松下功会長(50)を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」事務局長・鈴木義大こと鈴木充被告(55)=同市=ら4人の裁判員裁判で、懲役8年6月~同7年の判決を言い渡した。求刑は鈴木被告を含む3人が懲役10年、ほか1人は懲役8年。
武田裁判長は、「被告らは、被害者が対立関係にある暴力団の会長だと認識し、暴行の意思を通じ合わせていた」と共謀を認定。「事件は松下会長の執拗な挑発が原因で、突発的に発生した」としたが「集団で取り囲み、一方的に頭部を蹴るなど危険な犯行だ」と指摘した。
8人は共謀し昨年10月9日午前1時ごろ、倉本組と関係する和歌山市内の飲食店で騒いでいた紀州連合会の松下会長を路上に連れ出し、頭部付近を複数回蹴るなどして死亡させたとされる。松下会長の知人にも暴行を加えた。
この事件では、他にも倉本組幹部を含む4人が同罪などで起訴されている。
和歌山地裁(武田正裁判長)は11日、和歌山市で昨年10月に当時・指定暴力団・神戸山口組系四代目山健組傘下「五代目紀州連合会」の松下功会長(50)を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」事務局長・鈴木義大こと鈴木充被告(55)=同市=ら4人の裁判員裁判で、懲役8年6月~同7年の判決を言い渡した。求刑は鈴木被告を含む3人が懲役10年、ほか1人は懲役8年。
武田裁判長は、「被告らは、被害者が対立関係にある暴力団の会長だと認識し、暴行の意思を通じ合わせていた」と共謀を認定。「事件は松下会長の執拗な挑発が原因で、突発的に発生した」としたが「集団で取り囲み、一方的に頭部を蹴るなど危険な犯行だ」と指摘した。
8人は共謀し昨年10月9日午前1時ごろ、倉本組と関係する和歌山市内の飲食店で騒いでいた紀州連合会の松下会長を路上に連れ出し、頭部付近を複数回蹴るなどして死亡させたとされる。松下会長の知人にも暴行を加えた。
この事件では、他にも倉本組幹部を含む4人が同罪などで起訴されている。
飲食店で入店断られ暴行 工藤会系組長を逮捕
飲食店への入店を女性経営者に断られたことに激高し、暴力をふるったとして、福岡県警北九州地区暴力団集中取締現地本部と八幡東署は11日、暴力行為法違反容疑で、特定危険指定暴力団・工藤会系組長の大原弘容疑者(62)=北九州市八幡東区帆柱1丁目=を逮捕した。大原容疑者は「今は話したくない」と供述しているという。
逮捕容疑は、8月4日夜、飲食店への入店を断られたことに激高。この男が暴力団員であることを知っている女性経営者に「この店には『暴力団立ち入り禁止』の標章は貼ってなかろうが」「昔は来てよかったのに、なんでそんな態度を取るんか」と怒鳴り、女性を突き飛ばした疑い。
さらに、組長の行為をとがめたアルバイトの男性に対し「何か、こら」「お前、俺が誰か知っとるんか」などと怒鳴って男性の腕をつかむなど、暴力団の団体威力を誇示して威迫し、暴行した疑い。
店があるのは、飲食店などに組員の入店を禁じる標章制度の対象地区ではないが、同課は「飲食店に暴力団排除の機運が広まっている証しといえる」としている。

逮捕容疑は、8月4日夜、飲食店への入店を断られたことに激高。この男が暴力団員であることを知っている女性経営者に「この店には『暴力団立ち入り禁止』の標章は貼ってなかろうが」「昔は来てよかったのに、なんでそんな態度を取るんか」と怒鳴り、女性を突き飛ばした疑い。
さらに、組長の行為をとがめたアルバイトの男性に対し「何か、こら」「お前、俺が誰か知っとるんか」などと怒鳴って男性の腕をつかむなど、暴力団の団体威力を誇示して威迫し、暴行した疑い。
店があるのは、飲食店などに組員の入店を禁じる標章制度の対象地区ではないが、同課は「飲食店に暴力団排除の機運が広まっている証しといえる」としている。
