交際相手からキャッシュカード譲渡 山口組系幹部と女を逮捕
警視庁は交際相手から銀行のキャッシュカードを違法に譲り受けたとして暴力団幹部の男と、譲り渡したとされる女を逮捕した。
逮捕されたのは、指定暴力団・六代目山口組系幹部の高橋孝容疑者(56)と、交際相手で無職の関根弘美容疑者(46)の2人。
警視庁によると2人は、2015年1月頃から去年8月までの間に、関根容疑者が開設した銀行口座のキャッシュカード1枚を高橋容疑者に譲り渡した疑いが持たれている。
調べに対し、高橋容疑者は黙秘し、関根容疑者は「必要なときに渡しただけで、譲り渡してはいない」と容疑を否認している。
東京都の条例で暴力団員は金融機関で口座を開設することが禁じられており、警視庁は譲り渡された口座が、暴力団の資金管理口座として利用されていた可能性もあるとみて捜査している。

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調べに対し、高橋容疑者は黙秘し、関根容疑者は「必要なときに渡しただけで、譲り渡してはいない」と容疑を否認している。
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「紀州連合会」会長暴行死 「倉本組」幹部ら4人に10~8年求刑
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和歌山地裁(武田正裁判長)で4日、和歌山市で昨年10月、当時・指定暴力団・神戸山口組系四代目山健組傘下「五代目紀州連合会」の松下功会長(50)を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた、指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」の事務局長、鈴木義大こと鈴木充被告(55)=同市=ら4人の裁判員裁判の論告求刑公判が開かれた。
検察側は鈴木被告ら3人にいずれも懲役10年、ほか1人に懲役8年を求刑し結審した。
検察側は論告で、山口組の分裂問題に絡んで、倉本組と紀州連合会も対立関係にあった背景事情を指摘。さらに松下会長から侮辱や挑発を受けていたとして「8人には暴力を振るう共通の動機があった」と共謀関係を主張し「集団で一方的に暴行を加えるなど悪質な犯行だ」と述べた。
一方、弁護側は最終弁論で「事件は偶発的で、共謀はなかった」と反論した。判決は今月11日に言い渡される予定。
この事件では、他にも倉本組幹部を含む4人が同罪などで起訴されている。
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