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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団・任侠・極道・反社組織関連の事件・ニュース速報

風俗店経営者を脅迫 神戸山口組離脱組幹部ら3人逮捕

 風俗店経営者の男性を脅迫したとして、大阪府警捜査4課は31日、暴力行為等処罰法違反容疑で、元神戸山口組山健組傘下「邦道連合」の会長、大島毅士こと東野毅容疑者(48)=住所不詳=、若頭の阪東浩こと川筋浩容疑者(50)=大阪市中央区島之内=ら3人を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。

 邦道連合は指定暴力団神戸山口組山健組傘下だったが現在は、離脱して結成された「任侠団体山口組」の一員とみられる。

 逮捕容疑は2015年10月と16年2月、風俗店経営者の40代男性を「申し出を断ったら命を取る」などと脅迫した疑い。

 同課によると、一緒に逮捕された風俗店経営の男(39)が被害男性とのトラブル仲裁を依頼したとみられ、同容疑者らは大阪市内のホテルに男性を呼び出すなどしていた。

  

「山健組」幹部ら4人を逮捕 離脱トラブルで暴行

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 神戸市内の路上で5月6日未明、指定暴力団・神戸山口組から離脱して新組織「任俠団体山口組」に参加した暴力団組員(50)が襲われ、負傷した事件で、兵庫県警は31日、神戸山口組の中核組織「山健組」幹部ら4人を傷害容疑で逮捕した。県警は離脱に伴うトラブルとみている。

 逮捕されたのは山健組幹部で傘下組織、「誠竜会」会長、山之内健三こと岩本武久(68)、同、「橋本会」会長、橋本憲二(58)、同、「池田会」会長、池田真吾(57)、同、「小林会」会長、小林茂(55)の4容疑者。

 容疑は、4人は共謀し、5月6日午前3時半ごろ、同市中央区下山手通7の路上で、「任俠団体山口組」に参加した組員の頭を凶器で殴るなどし頭部骨折など全治3週間の重傷を負わせたとしている。県警によると、小林容疑者は黙秘し、他の3人は否認しているという。

  

組長との面会「すっぽかし」に暴行 山健組傘下幹部ら4人を逮捕

 暴力団への加入をめぐって知人男性にけがをさせたとして、大阪府警南署は31日、傷害容疑で、指定暴力団神戸山口組山健組傘下「二代目兼一会」幹部、須田真光容疑者(39)=大阪市中央区南船場=と同、上田進容疑者(69)=同市西成区中開=ら男4人を逮捕、送検したと発表した。同署は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は共謀し3月23日午後、同市中央区東心斎橋の喫茶店で、知人男性(58)の顔や足を殴る蹴るなどして全治約10日間のけがをさせたとしている。

 同署によると、須田容疑者らは、男性が暴力団に加入する意向を示していたのに組長との面会に姿を見せなかったことに立腹し、暴行したとみられる。

 店側の110番を受けて同署員が駆けつけると、4人中3人はすでに逃走。残った1人も暴行への関与を否定していたが、防犯カメラなどから関与が浮上したという。

  

山口組幹部ら不起訴=神戸地検

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 実体のない会社の設立登記をしたとして、兵庫県警に電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕された指定暴力団山口組系「健心会」の江口健治(63)会長ら7人について、神戸地検は30日付で不起訴処分とした。地検は処分理由を明らかにしていない。

 7人は2014年6月、実体のない有限会社を株式会社に商号変更しようと、うその設立登記の申請書類を大阪法務局に提出したとして、今月12日までに逮捕された。

  

山口組系組員 強要容疑で逮捕 事務所を家宅捜索

 大分市の飲食店で女性店員の接客態度に腹を立て、辞職するよう強要したとして暴力団組員の男が逮捕された。

 強要の疑いで逮捕されたのは指定暴力団六代目山口組系組幹部・清水利幸容疑者と飲食店従業員の伊藤愛里容疑者。

 清水容疑者と伊藤容疑者は今年3月、大分市内の飲食店で店を閉めようと声を掛けにきた女性従業員に腹を立て、この店の店長と女性に対し、「仕事をやめろ」など言い、辞職を迫った疑いが持たれている。

 警察は29日、清水容疑者が所属する暴力団事務所を家宅捜索し容疑の裏付けを進めている。

  

生活保護費詐取 双愛会系組員逮捕

 暴力団員であることを隠して生活保護費を不正に受給したとして、千葉県警旭署は29日、詐欺の疑いで八街市富山、指定暴力団「双愛会」系組員、鈴木芳彦容疑者(60)を逮捕した。

 逮捕容疑は2015年12月1日~今年5月1日の間、暴力団員の身分を隠して、同市に生活保護費や家賃などとして計約240万円を自分の口座に振り込ませてだまし取った疑い。

 同署によると、鈴木容疑者は12年9月から生活保護費を受給しており、15年11月に同市が暴力団員には生活保護費を支給しないことを記した暴力団排除条項のパンフレットを配布した後も受給し続けていたという。同署が鈴木容疑者が旭市内の暴力団事務所に出入りしている情報を得て、発覚。鈴木容疑者は容疑を認めている。

  

男性撃たれ重体 ファミレス駐車場

 29日午後8時10分ごろ、神奈川県座間市のファミリーレストラン「デニーズ座間店」の駐車場で起きた発砲事件で、撃たれた男性は神奈川県内に住む建築関係の会社員の男性(42)で暴力団関係者だったことが分かった。県警は発砲した人物も暴力団関係者とみており、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて、殺人未遂容疑で捜査している。

 県警によると、発砲の直前まで2人を含む複数の人物が駐車場で話し合っていたとみられる。男性は40代ぐらいで上半身を撃たれ、病院への搬送時には意識があったが、その後意識不明の重体となっている。

 事件の110番があったのは29日午後8時10分ごろ。

  

「愛桜会」会長殺害事件 共犯の元組員逮捕

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 三重県四日市市で平成27年11月、指定暴力団山口組系「愛桜会」の菱田達之会長=当時(59)=が殺害された事件で、県警は26日、殺人の疑いで、同県伊勢市の作業員の男を逮捕した。事件での逮捕者は2人目。

 逮捕されたのは作業員で元愛桜会傘下組員・森田勝弘容疑者(47)=同県伊勢市中村町桜が丘=。

 逮捕容疑は25日に逮捕された愛桜会傘下元幹部・横本武法容疑者(67)=殺人容疑で逮捕=と共謀して、27年11月15日、四日市市浜田町の菱田会長の別宅に侵入し、鈍器で会長を殴り、外傷性ショックにより殺害した疑い。
 組員だった当時、横本容疑者と同じ組織に所属しており森田容疑者は横本容疑者の配下だったという。

 調べに対し、森田容疑者は「横本容疑者を車で現場に連れて行ったが手は出していない」などと一部容疑を否認している。県警はさらに共犯者がいないか詳しく調べている。

  

拳銃3丁と実弾を保管 元山口組系組幹部を逮捕

 新潟県長岡市の民家に拳銃3丁と実弾を保管し、不法に所持していたとして、長岡市内に住む元暴力団幹部の男が逮捕された。

 銃刀法違反の疑いで逮捕されたのは、元山口組系組幹部、相田直衛容疑者(75)=長岡市大山=。長岡市与板町与板の民家に38口径の拳銃2丁と22口径の拳銃1丁、実弾66発を保管し、不法に所持していた疑いがもたれている。

 拳銃と実弾は2014年12月、この民家の解体作業中に見つかったもので、解体していた業者が警察に通報していた。この民家と相田容疑者が関係があったことなどから逮捕に至った。

 拳銃3丁のうち、2丁は不正に製造されたものが、いずれも殺傷能力があるという。相田容疑者は調べに対し、「心当たりがない」と容疑を否認している。

  

留置場で組員「俺のところに来い」 強要未遂容疑で逮捕

 警察署の留置場で、同房の男性を暴力団に加入させようとしたとして、兵庫県警神戸西署は25日、強要未遂の疑いで、神戸市西区の暴力団組員の男(43)を逮捕した。男は、指定暴力団神戸山口組から離脱した新組織「任侠団体山口組」の組員とみられ、同署によると「身に覚えがない」と否認しているという。

 逮捕容疑は今年2~3月、同署の留置場で、同房だった20代男性に暴力団の幹部と名乗った上で、「俺のところに来い」と組織に加入するよう伝え、応じない場合は「とことんいったるからな」などと脅した疑い。

 同署によると、組員は当時、神戸山口組傘下の山健組系組員だったという。

  

山口組系「愛桜会」会長殺害 元傘下組織幹部を逮捕

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 2015年11月、三重県四日市市で、指定暴力団山口組系「愛桜会」の菱田達之会長=当時(59)=を鈍器で殴って殺害したとして、三重県警は25日、殺人の疑いで、住所不定で無職、横本武法容疑者(67)を逮捕した。

 横本容疑者は愛桜会傘下の元幹部で、事件の約半年前に菱田元会長から絶縁処分にされており、事件直後に行方をくらましていた。防犯カメラなどから横本容疑者が浮上し、県警が行方を捜索。25日昼前に大阪府東大阪市のホームセンターにいるところを捜査員が発見し逮捕した。横本容疑者は容疑を概ね認めているという。県警は内部トラブルがあったとみて、他に共犯者がいないか調べている。

 逮捕容疑は15年11月15日、四日市市浜田町の菱田会長の別宅で、会長を金属製とみられる鈍器で殴り、外傷性ショックにより殺害した疑い。

 菱田会長は、直参と呼ばれる山口組直系幹部だった。

  

稲川会系幹部らから拳銃、実弾押収 覚せい剤譲渡・所持で再逮捕

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 千葉県警薬物銃器対策課と習志野署などは23日、銃刀法違反(拳銃加重所持)などの疑いで先月逮捕した指定暴力団稲川会系幹部、明石幸雄被告(52)=茨城県神栖市須田、同罪で起訴=ら暴力団組員3人から、拳銃3丁と実弾計51発を押収したと発表した。県警は同日、覚せい剤取締法違反(営利目的譲り渡し)などの容疑で、明石被告ら2人を再逮捕した。県内での暴力団関係者からの拳銃押収は昨年11月以来。

 同法違反の疑いで再逮捕されたのは多田陽被告(46)=同市土合本町3、銃刀法違反罪で起訴=。県警は先月、知人宅に拳銃3丁と実弾計51発を保管したなどとして同法違反(拳銃加重所持)容疑で両被告を逮捕。拳銃の手入れをするなどしたとして同法違反(拳銃加重所持ほう助)の疑いで、小野勇一被告(44)=同市溝口、同罪で起訴=を逮捕・送検していた。

押収された拳銃と実弾(県警提供)
押収された拳銃と実弾(県警提供)

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覚せい剤を譲渡・所持 稲川会系幹部ら再逮捕

 警察は、覚せい剤を譲渡・所持したとして、稲川会系の暴力団幹部2人が覚せい剤取締法違反の疑いで再逮捕した。この男らは拳銃を所持していたとして5月15日までに逮捕・起訴されていた。

 覚せい剤取締法違反の疑いで再逮捕されたのは、茨城県神栖市の稲川会佃政一家幹部、明石幸雄容疑者(52)と多田陽容疑者(46)。

  警察によると、明石被告は4月、覚せい剤1グラムを6万4000円で男に売った疑い、多田被告は覚せい剤約45グラム、末端価格にして約300万円分を所持していた疑いが持たれている。2人はいずれも容疑を否認している。

 2人は銚子市内の住宅に45発の銃弾が入った拳銃3丁と別の拳銃の銃弾6発を隠し持っていたとして4月15日までに逮捕・起訴されていた。拳銃には発砲した形跡があり、警察は拳銃の入手ルートや所持の目的などを詳しく調べている。

  

万引きは「組存続のため」 神戸山口組系組幹部2人逮捕

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 ショッピングモールでスイカなどを万引きしたとして、愛知県警東署は23日、ともに指定暴力団神戸山口組山健組生島組傘下、「二代目永島組」組員の中島良輔(59)=名古屋市千種区下方町7=と飯田広(52)=同県豊山町豊場=の両容疑者を窃盗容疑で逮捕した。2人は容疑を認め、中島容疑者は「組の運営資金が乏しく、組を存続させるためだった」と動機を供述しているという。

 逮捕容疑は共謀して4月23日午後7時20分ごろ、名古屋市東区のモールの食品売り場で、スイカ、ウナギ、米などの食品や日用品計198点(計7万6120円相当)を万引きしたとしている。

 東署によると、2人は「二代目永島組」組長、里中真人こと郡司真人容疑者(55)=窃盗罪で既に起訴=と店を訪れ、買い物かごに大量の品物を詰め込み、精算せずに持ち去ろうとした。

  

路上で全裸男性死亡 極東会系幹部ら男女4人を逮捕

 皆野町で2月、路上で全裸の男性が死亡していた事件で、県警捜査1課、捜査4課、秩父署の合同捜査班は19日、傷害の疑いで、指定暴力団極東会系組幹部で皆野町三沢のアルバイト、女部田孝一容疑者(59)ら男女4人を逮捕し、さいたま地検へ送検したと発表した。県警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、共謀して2月5日夜、女部田容疑者の自宅で、死亡した同町皆野の無職、野原美晴さん=当時(60)=を交えて酒を飲み、何らかの原因から野原美晴さんに殴る蹴るの暴行を加え、胸を打撲するけがを負わせたとしている。

 野原さんは事件の翌日、現場から4約4キロ離れた野原さんの自宅付近の路上で裸で倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は低体温症だったということです。

 合同捜査班は傷害を加えた後、自宅付近に連れて行って放置したとみて、詳しい状況を調べている。

  

ポーカーゲーム機賭博 「弘道会」傘下幹部らを逮捕

 ゲーム機を使って客とポーカー賭博をしたとして、兵庫県警姫路署などは18日、常習賭博容疑で、指定暴力団山口組直系「弘道会」傘下組織幹部でゲーム賭博店店長、楠山松雄容疑者(59)=同県姫路市岡町=ら3人を逮捕したと発表した。いずれも容疑を否認している。

 楠山容疑者の逮捕容疑は17日夜、同市魚町の自身が店長を務める「7チャンネル」で、客の男(36)=単純賭博容疑で逮捕=とポーカー賭博をしたとしている。県警は同日夜、店を捜索し、ゲーム機11台などを押収した。

  

高級自動車窃盗 懲役4年6月の実刑判決

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 高級自動車4台を盗んだなどとして窃盗罪などに問われた堺市中区大野芝町、建設業、篠木勉被告(45)に対し、津地裁は18日、懲役4年6月(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。平手一男裁判官は「高度に職業的で組織性、計画性もうかがわれ、相当に悪質」と指摘した。

 三重県警は10都府県で高級自動車約400台(時価総額15億円以上)を盗んだとして8人を一斉検挙したが、篠木被告はその中心的人物の一人とされる。

 判決によると、篠木被告は2015年6月~今年1月、山口組系組幹部、世古光被告(31)=窃盗罪などで懲役4年の判決=らと共謀するなどし、愛知、埼玉、静岡3県で高級車4台と車載品(計2000万円相当)を盗むなどした。

 平手裁判官は、篠木被告もかつて暴力団に所属し、同じ組員や周辺者らと繰り返し高級車を盗み、関東地方などで売却して利益を得たと指摘した。

  

稲川会系幹部の傷害致死事件に関与か 住吉会系幹部ら逮捕

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 昨年12月に指定暴力団・稲川会堀井一家傘下「池永組」の池永信也組長(58=横浜市保土ケ谷区)が死亡した傷害致死事件で、茅ケ崎署捜査本部は15日、稲川会系組員を殴ったなどとして、住居不定、無職、小井土翔太(25)と東京都中野区東中野1、指定暴力団・住吉会系組幹部、斉藤将馬(25)の両容疑者を傷害容疑で逮捕した。

 逮捕容疑は共謀して昨年12月20日午前1時50分ごろ、茅ケ崎市西久保の路上で、稲川会系組員(36)を殴るなどし、けがをさせたとしている。小井土容疑者は黙秘し、斉藤容疑者は「話したくない」と供述している。

 捜査本部によると、小井土容疑者らは事件後、組員と一緒にいた池永組長を連れ去ったとみられる。池永組長は同日午前3時ごろ、複数の男によって伊勢原市内の病院に放置され、死亡が確認された。死因は頭部などを殴られた外傷性ショックだった。

 警察は、稲川会住吉会のトラブルが背景にあり、小井土容疑者らが傷害致死事件にも関与したとみている。

  

神戸山口組系「健心連合会」幹部2人を逮捕 生活保護費の詐取疑い

 暴力団員であることを隠して不正に生活保護費を受給したとして、大阪府警捜査4課は18日、いずれも韓国籍の指定暴力団神戸山口組直系「健心連合会」の副会長、高山勇男こと高聖効(70)=大阪市生野区鶴橋=と、桐島功全こと洪芳一(64)=同市住吉区苅田=の両容疑者を逮捕したと発表した。高容疑者は容疑を否認、洪容疑者は認めている。

 逮捕容疑は、昨年12月下旬~今年5月上旬、暴力団員であることを隠し、大阪市内の区役所から高容疑者は約60万円、洪容疑者は約20万円の生活保護費をそれぞれだまし取ったとしている。

 神戸山口組をめぐっては4月末、一部の直系団体の幹部らが離脱し新団体「任侠団体山口組」を結成したと表明。
 府警によると、健心連合会トップの伊藤寿邦会長は「任侠団体山口組」にいったん加わったがその後に神戸山口組に戻ったとみられ、詳しい経緯を調べる。

  

偽装離脱説を打ち消す「任侠団体山口組」結成の裏側

 六代目山口組から分裂した神戸山口組を割って出て、4月30日に異例の記者会見を開いた任侠団体山口組の全貌が明らかになってきた。

 兵庫県尼崎市の古川組の組事務所3階の大広間に20人近くのマスコミを集めた記者会見。 織田絆誠代表は会見場に姿を見せず、ともに神戸山口組から離脱した「四代目真鍋組」組長・池田幸治本部長らが山口組の「綱領」を背にして、「神戸山口組の現実は六代目山口組の名古屋方式にも劣る、それ以下の悪政でした」と分裂の理由を説明。

 任侠団体山口組に移籍した組のリストには長年山口組の中核を担ってきた山健組の組員がずらりと並び、その数は30を超える。

 警察当局には今回の分裂を「偽装離脱」と見る節がある。偽装離脱説は「報復による神戸山口組特定抗争指定井上邦雄組長への使用者責任の追及を避けるため、腹心の織田絆誠代表が神戸山口組を脱退して別組織をつくり、六代目山口組との本格抗争に突入するのでは」との見方だ。ただ、この説は信頼性が極めて低い。その理由のひとつが、新組織が結成式に本部を使用した古川組の存在。

 今回の分裂で、二代目古川組古川恵一組長が神戸山口組に直系組長のまま残留。元若頭の山崎博司が三代目古川組組長を名乗り、任侠団体山口組の幹部として加入し、両組織に2つの「古川組」が並存することになった。

 さらに古川組には、田岡一雄三代目組長時代にトップが山口組初の本部長を務めた直系組織の伝統を受け継ぐ後継組織が預かりになっていたが、この組織も任侠団体山口組に合流していない。偽装離脱であれば、ここまで複雑な構図を作り出す必然性はない。

 任侠団体山口組は、これまでの暴力団組織のように、組長をトップにして「杯」を交わして上下関係を誇示するスタイルは取らず、「連合体にする」と表明。リストによると、関西を束ねる「山健同志会」、関東は「山健連合会」、東北は「<奥州同志会」という名称で傘下の組をまとめる形をとる模様だ。

 記者会見では参加する組や組員の具体的な数は明かされなかったが、捜査関係者によると、「リストや情報から、少なくとも300人、多ければ500人は超える大きな勢力だ」と警戒感を隠せない。

 一方、神戸山口組も黙ってはいない。任侠団体山口組の結成に合わせて織田絆誠代表や池田幸治本部長の「絶縁状」を送付。山健組は緊急会合を開き、織田代表に対して、「身勝手な声明を挙げたが、私利私欲以外のなにものでもありません」と非難した。

 当初は、六代目山口組への報復、法にひっかからないよう「偽装」した新組織の結成とも言われたが、神戸市内では互いの組員がなぐり合うなど小競り合いがいくつも確認され逮捕者まで出た。5月10日には任侠団体山口組山健組事務所周辺に集団で現れ一触即発だった。

 山健組の組員の一人は「夜も組事務所で待機。何かあればすぐに出動と命じられ、緊張している」と明かし、抗争への発展が懸念される。

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