警視庁竹の塚署は9日、暴力団組員であることを隠して生活保護費350万円あまりを不正に受け取ったとして、指定暴力団・
住吉会系組員を詐欺の疑いで逮捕した。
同署によると、
住吉会系組員、清水和彦容疑者(51)は2017年11月、暴力団組員であることを隠して生活保護を申請し、今年4月までの1年半に80回にわたり合わせて約356万円を不正に受け取った疑いがもたれている。
清水容疑者は交通事故で入院した際の検査で覚醒剤の陽性反応が出たため覚醒剤使用の疑いで逮捕され、その後の捜査で不正受給の疑いが浮上したという。
調べに対し清水容疑者は、「暴力団の構成員ではない」と容疑を否認している。