那須・遺体遺棄事件 男が新たな供述「指示した人物に携帯電話渡した」「知人2人に依頼した」
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栃木県那須町の河川敷で、飲食店経営・宝島龍太郎さん(55)と妻とみられる女性の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕・送検された建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=が、「ある人物から遺体の処理などを指示された。それを自分の知人2人に依頼した」、指示を出した人物について「怖い人で、この人物に命じられ、出頭する前に携帯電話を渡した」と供述をしていることがわかった。平山容疑者は3人の関与を言及するも、いずれも名前を明かしていない。
平山綾拳容疑者(25)
平山容疑者は、遺体が発見された前日の15日午後9時半ごろ、自分名義の黒い車を運転して東京都品川区のコンビニエンスストアで知人2人と合流して車を引き渡し、同日午後11時ごろにこのコンビニを徒歩で立ち去り、そのおよそ30分後に知人2人が平山容疑者の車に乗りコンビニを出ていた。16日午前2時前~3時半ごろには平山容疑者が1人で都内の居酒屋にいる様子が確認されている。午前6時ごろに東武伊勢崎線越谷駅で職場の同僚と合流し、作業現場へ向かって通常通り働いていた。
平山容疑者はこの知人2人について、「数回飲んだことがある。あだ名しか知らない」「指示を出した人物と知人2人は面識がない」などと供述していて、事件への協力や遺体の処理を持ち掛けたと説明。「遺体発見の報道が出た後に2人と連絡が取れなくなった」とも話している。また、平山容疑者はこの2人とは別の知人に、内容を伏せた上で金儲けを持ち掛けていたとの話もある。
平山容疑者の携帯電話は見つかっていないが、捜査本部は犯行を指示した人物がやりとりを隠すため携帯電話を取り上げたとみていて、指示した人物や実行役とみられる知人2人の特定を進めている。
栃木県那須町の河川敷で、飲食店経営・宝島龍太郎さん(55)と妻とみられる女性の遺体が見つかった事件で、死体損壊容疑で逮捕・送検された建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=が、「ある人物から遺体の処理などを指示された。それを自分の知人2人に依頼した」、指示を出した人物について「怖い人で、この人物に命じられ、出頭する前に携帯電話を渡した」と供述をしていることがわかった。平山容疑者は3人の関与を言及するも、いずれも名前を明かしていない。
平山綾拳容疑者(25)
平山容疑者は、遺体が発見された前日の15日午後9時半ごろ、自分名義の黒い車を運転して東京都品川区のコンビニエンスストアで知人2人と合流して車を引き渡し、同日午後11時ごろにこのコンビニを徒歩で立ち去り、そのおよそ30分後に知人2人が平山容疑者の車に乗りコンビニを出ていた。16日午前2時前~3時半ごろには平山容疑者が1人で都内の居酒屋にいる様子が確認されている。午前6時ごろに東武伊勢崎線越谷駅で職場の同僚と合流し、作業現場へ向かって通常通り働いていた。
平山容疑者はこの知人2人について、「数回飲んだことがある。あだ名しか知らない」「指示を出した人物と知人2人は面識がない」などと供述していて、事件への協力や遺体の処理を持ち掛けたと説明。「遺体発見の報道が出た後に2人と連絡が取れなくなった」とも話している。また、平山容疑者はこの2人とは別の知人に、内容を伏せた上で金儲けを持ち掛けていたとの話もある。
平山容疑者の携帯電話は見つかっていないが、捜査本部は犯行を指示した人物がやりとりを隠すため携帯電話を取り上げたとみていて、指示した人物や実行役とみられる知人2人の特定を進めている。
那須町の男女焼損2遺体 逮捕の男は那須に向かわず別の複数の人物が関与
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今月16日に栃木県那須町の河川敷で、東京都台東区上野で焼肉店や居酒屋など14店舗を展開する「サンエイ商事」社長・宝島龍太郎さん(55)=東京都千代田区外神田=と、宝島さんの妻とみられる女性の他殺体が燃やされていた事件で、死体損壊の疑いで逮捕・送検された建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=が、当日、那須町には向かっておらず、平山容疑者名義の黒い車には別の複数の人物が乗って現場に向かっていたことがわかった。
平山綾拳容疑者(25)
遺体が発見された前日の午後9時半ごろ、平山容疑者は自分の黒い乗用車を運転して都内のコンビニエンスストアに到着。防犯カメラの映像には、平山容疑者が駐車場で複数の人物に自分の車を引き渡し、その場から立ち去る姿が映っていたことが新たに確認された。平山容疑者は自分の車を引き渡した後の16日午前2時から3時半に、都内の居酒屋に1人で滞在していたことも判明していて、捜査本部は遺体を損壊した実行役は別の人物だとみている。
押収された車
平山容疑者は17日午前6時半頃に品川区の五反田駅前の交番に「事件に関わったかもしれない」と1人で出頭し、16日に栃木県那須町の河川敷で宝島さんと妻とみられる女性の遺体に火をつけて損壊した疑いで逮捕された。押収した平山容疑者名義の黒い乗用車からは妻の運転免許証が発見され、トランクと後部座席からは血痕も見つかっていて、DNA型の鑑定で宝島さんの妻とみられる遺体と一致していた。
事件現場周辺
平山容疑者は遺体が発見される3日前から、都内や埼玉県内の店舗でガソリンや携行缶、粘着テープなどを購入していたことが確認されていて、調べに対し、平山容疑者は「ある人物(アニキ)から報酬を約束され、遺体の処分のためガソリンなどを購入するよう指示された。車を貸したが、自分は現場には行っていない」と話し、宝島さんについては「顔も名前も知らない」などと供述している。指示した人物の名前や関係性は明かしていないという。
宝島さんと妻とみられる女性は15日午後9時頃、上野のアメ横商店街を男性と一緒に歩いていたことが防犯カメラの解析で判明。その後、宝島さんの知人男性の名義で借りられたレンタルのワンボックスカーに乗り込み移動したとみられ、午後11時頃から30分間、品川区東品川で複数の人物と一緒に車を降り、行動する様子も確認され、防犯カメラには無理やり行動させられてる様子は確認できなかった。その後、平山容疑者名義の黒い乗用車で那須町に向かったとみられている。レンタカーを借りた宝島さんの知人男性は「新しい店舗を開くために物件を探したいと、宝島さんに頼まれて迎えに行った」と話している。
平山容疑者は別の人物らと事前に犯行について話したときの状況について「遺体を遠くに捨てるんだろうなと思った」などと供述していて、警視庁が犯行に関与した人物の割り出しや背後関係など捜査を進めている。
今月16日に栃木県那須町の河川敷で、東京都台東区上野で焼肉店や居酒屋など14店舗を展開する「サンエイ商事」社長・宝島龍太郎さん(55)=東京都千代田区外神田=と、宝島さんの妻とみられる女性の他殺体が燃やされていた事件で、死体損壊の疑いで逮捕・送検された建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=が、当日、那須町には向かっておらず、平山容疑者名義の黒い車には別の複数の人物が乗って現場に向かっていたことがわかった。
平山綾拳容疑者(25)
遺体が発見された前日の午後9時半ごろ、平山容疑者は自分の黒い乗用車を運転して都内のコンビニエンスストアに到着。防犯カメラの映像には、平山容疑者が駐車場で複数の人物に自分の車を引き渡し、その場から立ち去る姿が映っていたことが新たに確認された。平山容疑者は自分の車を引き渡した後の16日午前2時から3時半に、都内の居酒屋に1人で滞在していたことも判明していて、捜査本部は遺体を損壊した実行役は別の人物だとみている。
押収された車
平山容疑者は17日午前6時半頃に品川区の五反田駅前の交番に「事件に関わったかもしれない」と1人で出頭し、16日に栃木県那須町の河川敷で宝島さんと妻とみられる女性の遺体に火をつけて損壊した疑いで逮捕された。押収した平山容疑者名義の黒い乗用車からは妻の運転免許証が発見され、トランクと後部座席からは血痕も見つかっていて、DNA型の鑑定で宝島さんの妻とみられる遺体と一致していた。
事件現場周辺
平山容疑者は遺体が発見される3日前から、都内や埼玉県内の店舗でガソリンや携行缶、粘着テープなどを購入していたことが確認されていて、調べに対し、平山容疑者は「ある人物(アニキ)から報酬を約束され、遺体の処分のためガソリンなどを購入するよう指示された。車を貸したが、自分は現場には行っていない」と話し、宝島さんについては「顔も名前も知らない」などと供述している。指示した人物の名前や関係性は明かしていないという。
宝島さんと妻とみられる女性は15日午後9時頃、上野のアメ横商店街を男性と一緒に歩いていたことが防犯カメラの解析で判明。その後、宝島さんの知人男性の名義で借りられたレンタルのワンボックスカーに乗り込み移動したとみられ、午後11時頃から30分間、品川区東品川で複数の人物と一緒に車を降り、行動する様子も確認され、防犯カメラには無理やり行動させられてる様子は確認できなかった。その後、平山容疑者名義の黒い乗用車で那須町に向かったとみられている。レンタカーを借りた宝島さんの知人男性は「新しい店舗を開くために物件を探したいと、宝島さんに頼まれて迎えに行った」と話している。
平山容疑者は別の人物らと事前に犯行について話したときの状況について「遺体を遠くに捨てるんだろうなと思った」などと供述していて、警視庁が犯行に関与した人物の割り出しや背後関係など捜査を進めている。
覚醒剤約15キロを小型機械に隠しメキシコから密輸 住吉会傘下幹部ら6人を逮捕
警視庁と埼玉県警、関東信越厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部は23日までに、メキシコから覚醒剤およそ15キロを小型ベルトコンベヤーの部品に隠して営利目的で密輸したとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部・倉持幹男容疑者(76)=埼玉県蕨市塚越5=や、無職の男(49)ら合わせて男女6人を覚醒剤取締法(営利目的輸入)の容疑で逮捕した。
倉持幹男容疑者(76)
押収された覚醒剤
倉持容疑者ら6人は2023年6月、営利目的で覚醒剤およそ15.2キロ(末端価格9億4500万円相当)を運搬作業などに使われる小型のベルトコンベヤーのローラー部分の隙間に隠し、メキシコから茨城県筑西市の空き家宛てに発送。アメリカの空港を経由して成田空港に密輸した疑いが持たれている。空港税関のX線検査で覚醒剤が発見され、警視庁などが捜査を進めていた。
押収された小型ベルトコンベヤー
近年では小型機械や重機などに覚醒剤などを隠して密輸するケースが増えていて、警視庁などは、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて入手ルートなどを調べている。
倉持幹男容疑者(76)
押収された覚醒剤
倉持容疑者ら6人は2023年6月、営利目的で覚醒剤およそ15.2キロ(末端価格9億4500万円相当)を運搬作業などに使われる小型のベルトコンベヤーのローラー部分の隙間に隠し、メキシコから茨城県筑西市の空き家宛てに発送。アメリカの空港を経由して成田空港に密輸した疑いが持たれている。空港税関のX線検査で覚醒剤が発見され、警視庁などが捜査を進めていた。
押収された小型ベルトコンベヤー
近年では小型機械や重機などに覚醒剤などを隠して密輸するケースが増えていて、警視庁などは、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて入手ルートなどを調べている。
栃木県那須町の男女焼損遺体 出頭の男を逮捕 「兄貴分の指示で車や凶器を準備」などと供述
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警視庁捜査1課は21日、栃木県那須町の河川敷で全身が焼けた男女2人の遺体が見つかった事件で、東京都内の交番に1人で出頭していた建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=を死体損壊の疑いで逮捕し、22日朝に送検した。平山容疑者は17日午前6時半頃に五反田駅前の交番に出頭し、任意で事情を聴かれていた。
平山綾拳容疑者(25)
押収された車
平山容疑者は何者かと共謀し、16日未明から朝にかけて栃木県那須町伊王野にある林道脇の河川敷で、会社役員・宝島龍太郎さん(55)=東京都千代田区外神田=と、宝島さんの妻とみられる女性の遺体に火をつけて損壊した疑いが持たれている。
2人は十字架のように重なり、手足を縛られたうえ、頭に袋をかぶせられその上から粘着テープのようなものが何重にも巻かれていた。司法解剖の結果、2人の死因はいずれも首を圧迫されるなどしたことによる窒息死とみられるが、女性の頭には骨折がありこのケガが死因の可能性もあるという。
平山容疑者は任意の調べに対し「車を貸した」などと説明していたが、逮捕後には「名前は言えないがアニキに頼まれて車や凶器を準備しただけ」「那須の現場には行っていない。頼まれて携行缶を自分で用意した」などと話し、宝島さんについては、「名前も知らない。見たこともない」と供述している。
遺体が見つかった現場周辺の防犯カメラに映っていた平山容疑者の名義の黒い車は栃木県警がすでに押収していて、車内からは宝島さんの所持品や鈍器のようなものが見つかった。付近の林道には遺体を引きずったような跡があったほか、近くに携行缶のようなものが置かれていた。
事件現場周辺
この事件は今月16日午前7時前、地元の森林組合関係者がマネキンのようなものが燃えているを見つけ、組合長や職員とともに現場を確認したうえで、この職員が午前8時すぎに警察に通報し、栃木県警が死体遺棄や死体損壊の疑いがあるとみて捜査していた。
事件前日の夜には、東京都台東区上野で宝島さんとその妻とみられる男女2人が、男らが乗る車に乗り込む姿が確認されていて、2人の最後の足取りは都内とみられ、他にも複数の人物が関与しているとみられることなどから、栃木県警と警視庁は21日に大崎署に合同捜査本部を設置し、事件の全容解明に向け捜査を進めている。
警視庁捜査1課は21日、栃木県那須町の河川敷で全身が焼けた男女2人の遺体が見つかった事件で、東京都内の交番に1人で出頭していた建設業・平山綾拳容疑者(25)=埼玉県越谷市花田=を死体損壊の疑いで逮捕し、22日朝に送検した。平山容疑者は17日午前6時半頃に五反田駅前の交番に出頭し、任意で事情を聴かれていた。
平山綾拳容疑者(25)
押収された車
平山容疑者は何者かと共謀し、16日未明から朝にかけて栃木県那須町伊王野にある林道脇の河川敷で、会社役員・宝島龍太郎さん(55)=東京都千代田区外神田=と、宝島さんの妻とみられる女性の遺体に火をつけて損壊した疑いが持たれている。
2人は十字架のように重なり、手足を縛られたうえ、頭に袋をかぶせられその上から粘着テープのようなものが何重にも巻かれていた。司法解剖の結果、2人の死因はいずれも首を圧迫されるなどしたことによる窒息死とみられるが、女性の頭には骨折がありこのケガが死因の可能性もあるという。
平山容疑者は任意の調べに対し「車を貸した」などと説明していたが、逮捕後には「名前は言えないがアニキに頼まれて車や凶器を準備しただけ」「那須の現場には行っていない。頼まれて携行缶を自分で用意した」などと話し、宝島さんについては、「名前も知らない。見たこともない」と供述している。
遺体が見つかった現場周辺の防犯カメラに映っていた平山容疑者の名義の黒い車は栃木県警がすでに押収していて、車内からは宝島さんの所持品や鈍器のようなものが見つかった。付近の林道には遺体を引きずったような跡があったほか、近くに携行缶のようなものが置かれていた。
事件現場周辺
この事件は今月16日午前7時前、地元の森林組合関係者がマネキンのようなものが燃えているを見つけ、組合長や職員とともに現場を確認したうえで、この職員が午前8時すぎに警察に通報し、栃木県警が死体遺棄や死体損壊の疑いがあるとみて捜査していた。
事件前日の夜には、東京都台東区上野で宝島さんとその妻とみられる男女2人が、男らが乗る車に乗り込む姿が確認されていて、2人の最後の足取りは都内とみられ、他にも複数の人物が関与しているとみられることなどから、栃木県警と警視庁は21日に大崎署に合同捜査本部を設置し、事件の全容解明に向け捜査を進めている。
池田組系「田中会」会長の関係者宅で爆発 手榴弾使用の可能性 ケガ人はなし
18日午後10時10分ごろ、岡山県倉敷市玉島上成で「爆発音を聞いた」と110番があった。岡山県警玉島署員が同所付近を捜索したところ、特定抗争指定暴力団・池田組副本部長で「田中会」会長の関係先とみられる女性契約社員(61)宅の1階窓ガラスが割れているのを発見。女性は外出中で、周辺住民も含めてケガ人はいなかった。
爆発のあった現場周辺
爆発は、窓ガラスの飛散状況などから女性方敷地内の屋外で発生したとみられ、少なくとも窓ガラス3枚が破損、隣接するコーポ2階の窓ガラス1枚も割れていた。
現場からは手榴弾とみられる部品の一部が見つかり、岡山県警は何者かが爆発物を使った可能性もあるとみて特定を急ぐとともに、暴力団の対立抗争の可能性も視野に器物損壊などの疑いで捜査している。
爆発のあった現場周辺
爆発は、窓ガラスの飛散状況などから女性方敷地内の屋外で発生したとみられ、少なくとも窓ガラス3枚が破損、隣接するコーポ2階の窓ガラス1枚も割れていた。
現場からは手榴弾とみられる部品の一部が見つかり、岡山県警は何者かが爆発物を使った可能性もあるとみて特定を急ぐとともに、暴力団の対立抗争の可能性も視野に器物損壊などの疑いで捜査している。
造園会社事務所から現金24万円入りの金庫盗む 稲川会系「大場一家」組員を逮捕
静岡県警下田署19日、静岡県河津町内の造園会社の事務所に侵入して現金約24万円入りの金庫を盗んだとして、指定暴力団・稲川会系「八代目大場一家」組員(24)=静岡県下田市=を窃盗と建造物侵入の疑いで緊急逮捕した。同署は、男の認否を明らかにしていない。
下田警察署
男は今月14日午前6時ごろ、静岡県河津町内の造園会社の事務所に侵入し、現金約24万円が入っていた高さ80センチ、幅・奥行き50センチの金庫1個を盗んだ疑いが持たれている。
造園会社の従業員が15日朝に金庫がないことに気が付き、警察に通報して事件が発覚。その後の捜査から男を特定して逮捕した。同署は、共犯者がいる可能性があるとみて、引き続き捜査している。
下田警察署
男は今月14日午前6時ごろ、静岡県河津町内の造園会社の事務所に侵入し、現金約24万円が入っていた高さ80センチ、幅・奥行き50センチの金庫1個を盗んだ疑いが持たれている。
造園会社の従業員が15日朝に金庫がないことに気が付き、警察に通報して事件が発覚。その後の捜査から男を特定して逮捕した。同署は、共犯者がいる可能性があるとみて、引き続き捜査している。
コンビニで男性に「お前らみんな殺すぞ」と脅迫 稲川会系「森田一家」幹部を再逮捕
静岡県警藤枝署は19日、買い物に訪れた静岡県中部のコンビニエンスストアで「お前らみんな殺すぞ」などと男性を脅したとして、指定暴力団・稲川会系「四代目森田一家」幹部(45)=静岡県島田市生まれ=を脅迫の疑いで再逮捕した。
藤枝警察署
男は今年3月下旬、県中部のコンビニエンスストアに複数人で買い物に訪れた際、被害者の男性に対し「お前らみんな殺すぞ。殺すぞてめぇら」などと脅した疑いが持たれている。
男は今年3月上旬に静岡県中部に住む農業の男性(40代)に対し、電話で「お前、なめ腐ってんじゃねーぞ。殺すぞ」などと脅したとして今月3日に逮捕されていた。
同署は男の認否を明らかにしていないが、当時の状況や犯行に及んだ経緯などを詳しく調べている。
藤枝警察署
男は今年3月下旬、県中部のコンビニエンスストアに複数人で買い物に訪れた際、被害者の男性に対し「お前らみんな殺すぞ。殺すぞてめぇら」などと脅した疑いが持たれている。
男は今年3月上旬に静岡県中部に住む農業の男性(40代)に対し、電話で「お前、なめ腐ってんじゃねーぞ。殺すぞ」などと脅したとして今月3日に逮捕されていた。
同署は男の認否を明らかにしていないが、当時の状況や犯行に及んだ経緯などを詳しく調べている。
無免許・飲酒で横転事故起こし同乗者に虚偽申告を指示 暴力団関係者の男を逮捕
警視庁は、2023年8月に東京都中野区内を無免許で乗用車を運転し横転事故を起こしたにもかかわらず、存在しない別人が運転していたと同乗者にウソの申告をするよう指示したとして、暴力団関係者・赤塚友樹容疑者(32)=住所不定=を犯人隠避教唆の疑い逮捕した。
赤塚友樹容疑者(32)
赤塚容疑者は2023年8月、中野区野方の環状七号線を無免許で乗用車を運転し、中央分離帯に衝突、横転する事故を起こしたにもかかわらず、同乗していた知人男性(20代)に対し、「六本木で知り合った男が運転していた。事故後に逃げたと話せ」などと、警察にウソの申告をするよう指示した疑いが持たれている。
事故で横転した車
調べに対し、赤塚容疑者は「何のことだか記憶が無い」などと容疑を否認しているが、2人は事故直前に飲食店で酒を飲んでいて、赤塚容疑者は飲酒運転だったとみられている。
赤塚友樹容疑者(32)
赤塚容疑者は2023年8月、中野区野方の環状七号線を無免許で乗用車を運転し、中央分離帯に衝突、横転する事故を起こしたにもかかわらず、同乗していた知人男性(20代)に対し、「六本木で知り合った男が運転していた。事故後に逃げたと話せ」などと、警察にウソの申告をするよう指示した疑いが持たれている。
事故で横転した車
調べに対し、赤塚容疑者は「何のことだか記憶が無い」などと容疑を否認しているが、2人は事故直前に飲食店で酒を飲んでいて、赤塚容疑者は飲酒運転だったとみられている。
詐欺・窃盗で傘下組員の再逮捕受け 山口組系「茶谷政一家」本部事務所を家宅捜索
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北海道警は17日、神奈川県の高齢女性からキャッシュカードをだまし取り、現金70万円を盗んだとして特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「藤本組」組員・小倉秀平容疑者(35)=札幌市中央区南7条西5丁目=ら2人が逮捕された事件で、関係先として茶谷政一家の本部事務所を家宅捜索した。
茶谷政一家を家宅捜索
小倉容疑者ら2人は共謀して2023年6月23日、神奈川県横浜市在住の女性(80代)に電話をかけ、「還付金を入金するためにキャッシュカードが必要」、「配達業者が取りに行くので、渡してもらいたい」などとウソを言い、配達業者に成りすました共謀者がキャッシュカード2枚をだまし取り、そのキャッシュカードを使って2つの銀行のATMから現金70万円を盗んだとして、今月15日に逮捕された。
道警は2人の認否を明らかにしていないが、2人は特殊詐欺グループの「受け子」の勧誘や、詐取した現金の回収役だったとみて被害金の流れなどを調べてると共に、特殊詐欺グループの全容解明を進めている。
北海道警は17日、神奈川県の高齢女性からキャッシュカードをだまし取り、現金70万円を盗んだとして特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「藤本組」組員・小倉秀平容疑者(35)=札幌市中央区南7条西5丁目=ら2人が逮捕された事件で、関係先として茶谷政一家の本部事務所を家宅捜索した。
茶谷政一家を家宅捜索
小倉容疑者ら2人は共謀して2023年6月23日、神奈川県横浜市在住の女性(80代)に電話をかけ、「還付金を入金するためにキャッシュカードが必要」、「配達業者が取りに行くので、渡してもらいたい」などとウソを言い、配達業者に成りすました共謀者がキャッシュカード2枚をだまし取り、そのキャッシュカードを使って2つの銀行のATMから現金70万円を盗んだとして、今月15日に逮捕された。
道警は2人の認否を明らかにしていないが、2人は特殊詐欺グループの「受け子」の勧誘や、詐取した現金の回収役だったとみて被害金の流れなどを調べてると共に、特殊詐欺グループの全容解明を進めている。
「平井一家」との癒着で行政処分の「愛知県東部街商協同組合」が会見 新体制で再出発宣言
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愛知県弁護士会東三河支部で16日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」との癒着が問題になった愛知県豊橋市などを拠点とする露天商の「愛知県東部街商協同組合」が記者会見を開き、新たな役員体制を整えて新体制での再出発を宣言した。
露店イメージ画像
愛知県東部街商協同組合は、愛知県公安委員会から条例に基づく「勧告」を受けた後も従わず、平井一家に「みかじめ料」を支払い続けたなどとして、2023年2月に組合名を公表する行政処分を受け、事実上、祭りやイベントなどの催事に出店できない状況が続き、組織改革を図っていた。同組合の元理事長(70代)は県警に対し、「自分たちの後ろ盾に誰がいるのかが極めて重要」となど説明していた。
この愛知県東部街商協同組合は祭りやイベントなどに露天を出店する際に、慣習的に平井一家にみかじめ料を支払っていて、これまでに払ってきた総額は約8000万円以上にのぼるとみられている。
同組合は2023年7月26日にも会見を開いていて、暴力団との「決別」を宣言し、平井一家の薄葉政嘉こと薄葉暢洋総裁に対し、2022年までの過去3年間で支払ったみかじめ料のうち、1000万円の返還を求めた内容証明を送った事を明かした。
2023年11月には平井一家の薄葉総裁に対し、同組合が2019年以降に支払った「みかじめ料」の2020万6000円の返還を求める損害賠償請求訴訟を起こしていたが、同組合の副理事長や組合理事ら男4人が、祭りで露店を出店していた同組合を辞めた男性に対し「場所代はどうなっとるんだ」「お前、縄張りで何を勝手に商売やっとるんだ」「組合を抜けたんだったら廃業しろ」などと言って、暴行を加えてケガを負わせたなどとして威力業務妨害などの疑いで逮捕された。
当時、個人事業主の露天商組合員は35人だったが6人まで減少した。今年2月には県公安委から公表処分を解除され、以降は地方自治体のイベントにも露店出店を再開している。
同組合は16日の会見で、「反社会勢力と付き合わないのはもちろん、地域の人に愛される祭りをつくっていきたい」と意気込みを語り、今後は再び地域の祭りやイベントなどに露店を出せるよう信頼回復に努めていくとした。
愛知県弁護士会東三河支部で16日、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「十一代目平井一家」との癒着が問題になった愛知県豊橋市などを拠点とする露天商の「愛知県東部街商協同組合」が記者会見を開き、新たな役員体制を整えて新体制での再出発を宣言した。
露店イメージ画像
愛知県東部街商協同組合は、愛知県公安委員会から条例に基づく「勧告」を受けた後も従わず、平井一家に「みかじめ料」を支払い続けたなどとして、2023年2月に組合名を公表する行政処分を受け、事実上、祭りやイベントなどの催事に出店できない状況が続き、組織改革を図っていた。同組合の元理事長(70代)は県警に対し、「自分たちの後ろ盾に誰がいるのかが極めて重要」となど説明していた。
この愛知県東部街商協同組合は祭りやイベントなどに露天を出店する際に、慣習的に平井一家にみかじめ料を支払っていて、これまでに払ってきた総額は約8000万円以上にのぼるとみられている。
同組合は2023年7月26日にも会見を開いていて、暴力団との「決別」を宣言し、平井一家の薄葉政嘉こと薄葉暢洋総裁に対し、2022年までの過去3年間で支払ったみかじめ料のうち、1000万円の返還を求めた内容証明を送った事を明かした。
2023年11月には平井一家の薄葉総裁に対し、同組合が2019年以降に支払った「みかじめ料」の2020万6000円の返還を求める損害賠償請求訴訟を起こしていたが、同組合の副理事長や組合理事ら男4人が、祭りで露店を出店していた同組合を辞めた男性に対し「場所代はどうなっとるんだ」「お前、縄張りで何を勝手に商売やっとるんだ」「組合を抜けたんだったら廃業しろ」などと言って、暴行を加えてケガを負わせたなどとして威力業務妨害などの疑いで逮捕された。
当時、個人事業主の露天商組合員は35人だったが6人まで減少した。今年2月には県公安委から公表処分を解除され、以降は地方自治体のイベントにも露店出店を再開している。
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新型コロナ対策「持続化給付金」200万円を詐取 稲川会系「七熊一家」幹部を逮捕
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千葉県警は15日、新型コロナ蔓延の影響で売り上げが減少した中小企業を国が支援する「持続化給付金」200万円をだまし取ったとして、指定暴力団・稲川会系「七代目七熊一家」幹部・福田正親こと福田正近容疑者(44)=千葉県習志野市谷津1=を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、福田容疑者は容疑を認めている。
福田正近容疑者(44)
(2023年11月)
福田容疑者は2020年7月~10月、自身が実質的に経営している妻が代表取締役を務める建設会社を使い、暴力団組員であることを隠して国が中小企業を支援する持続化給付金の申請をして、中小企業庁から給付金200万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
福田容疑者の特殊詐欺事件に関する捜査過程で容疑が浮上し、今年2月には労働者派遣法違反容疑と詐欺容疑で逮捕されていた。
千葉県警は15日、新型コロナ蔓延の影響で売り上げが減少した中小企業を国が支援する「持続化給付金」200万円をだまし取ったとして、指定暴力団・稲川会系「七代目七熊一家」幹部・福田正親こと福田正近容疑者(44)=千葉県習志野市谷津1=を詐欺の疑いで逮捕した。調べに対し、福田容疑者は容疑を認めている。
福田正近容疑者(44)
(2023年11月)
福田容疑者は2020年7月~10月、自身が実質的に経営している妻が代表取締役を務める建設会社を使い、暴力団組員であることを隠して国が中小企業を支援する持続化給付金の申請をして、中小企業庁から給付金200万円を振り込ませてだまし取った疑いが持たれている。
福田容疑者の特殊詐欺事件に関する捜査過程で容疑が浮上し、今年2月には労働者派遣法違反容疑と詐欺容疑で逮捕されていた。
「親子の杯がある」と暴力団組織への加入強要 松葉会傘下幹部に中止命令
群馬県警渋川署は15日、群馬県内在住の男性に対し暴力団組織への加入の強要や勧誘をしたとして、指定暴力団・松葉会傘下幹部(51)に対し、暴力団対策法に基づき中止命令を発出した。
渋川警察署
男は今月1日、面識のある男性(20代)に対して「親子の杯があるから体を空けといてくれ」などと言い、暴力団組織への加入などを強要したとされる。男性が同署に相談して発覚した。
中止命令を受け、男は「分かりました。近づきません」などと話している。
渋川警察署
男は今月1日、面識のある男性(20代)に対して「親子の杯があるから体を空けといてくれ」などと言い、暴力団組織への加入などを強要したとされる。男性が同署に相談して発覚した。
中止命令を受け、男は「分かりました。近づきません」などと話している。
祭りで「玉こんにゃく」露店 虚偽の書類提出で出店権利詐取 山口組傘下幹部ら3人を逮捕
新潟県警五泉署、新潟署、三条署、県警組織犯罪対策課の合同捜査班は15日、暴力団が関与していることを隠して虚偽の書類を提出して露店の出店許可をだまし取ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組傘下幹部(35)=新潟市中央区笹口1=と、飲食店経営の男(34)=中央区神道寺1=、無職の男(80)=五泉市石曽根=の3人を詐欺の疑いで逮捕した。同班は「捜査に支障がある」として3人の認否を明らかにしていない。
新潟県警察本部
3人は共謀して今年3月上旬、要綱で暴力団の関与する露店出店を拒否している下越地方の祭りの実行団体に対し、暴力団が関与していることを隠して「反社会的勢力ではないことの表明・確約書」を提出し、露店出店の権利を詐取、祭り会場で少なくとも「玉こんにゃく」の露店2店を出店をして不法に利益を得た疑いが持たれている。
新潟県警察本部
3人は共謀して今年3月上旬、要綱で暴力団の関与する露店出店を拒否している下越地方の祭りの実行団体に対し、暴力団が関与していることを隠して「反社会的勢力ではないことの表明・確約書」を提出し、露店出店の権利を詐取、祭り会場で少なくとも「玉こんにゃく」の露店2店を出店をして不法に利益を得た疑いが持たれている。
還付金名目でキャッシュカードだまし取り70万円詐取 山口組系「茶谷政一家」組員ら2人を再逮捕
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北海道警札幌滝川署は15日、2023年6月に神奈川県横浜市在住の高齢女性に電話をかけ、医療費の還付金名目でだまし取ったキャッシュカードを使って現金70万円を盗んだとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「藤本組」組員・小倉秀平容疑者(35)=札幌市中央区南7条西5丁目=と、無職の男(34)=住所不定=の2人を詐欺と窃盗の疑いで再逮捕した。同署は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。
小倉秀平容疑者
(2019年10月)
小倉容疑者ら2人は共謀して2023年6月23日、神奈川県横浜市在住の女性(80代)に電話をかけ、「還付金を入金するためにキャッシュカードが必要」、「配達業者が取りに行くので、渡してもらいたい」などとウソを言い、配達業者に成りすました共謀者がキャッシュカード2枚をだまし取り、そのキャッシュカードを使って2つの銀行のATMから現金70万円を盗んだ疑いが持たれている。
小倉容疑者ら2人は、現金を引き出す「受け子」の勧誘やだまし取った現金の回収役で、同様の手口で別の被害者から280万円をだまし取ったとして今年3月25日に逮捕されていて、同署が余罪を捜査するなかで今回の容疑が発覚して再逮捕した。
同署は、引き出した金の流れを調べるとともに、犯行グループの全容解明を進めている。
北海道警札幌滝川署は15日、2023年6月に神奈川県横浜市在住の高齢女性に電話をかけ、医療費の還付金名目でだまし取ったキャッシュカードを使って現金70万円を盗んだとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「藤本組」組員・小倉秀平容疑者(35)=札幌市中央区南7条西5丁目=と、無職の男(34)=住所不定=の2人を詐欺と窃盗の疑いで再逮捕した。同署は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていない。
小倉秀平容疑者
(2019年10月)
小倉容疑者ら2人は共謀して2023年6月23日、神奈川県横浜市在住の女性(80代)に電話をかけ、「還付金を入金するためにキャッシュカードが必要」、「配達業者が取りに行くので、渡してもらいたい」などとウソを言い、配達業者に成りすました共謀者がキャッシュカード2枚をだまし取り、そのキャッシュカードを使って2つの銀行のATMから現金70万円を盗んだ疑いが持たれている。
小倉容疑者ら2人は、現金を引き出す「受け子」の勧誘やだまし取った現金の回収役で、同様の手口で別の被害者から280万円をだまし取ったとして今年3月25日に逮捕されていて、同署が余罪を捜査するなかで今回の容疑が発覚して再逮捕した。
同署は、引き出した金の流れを調べるとともに、犯行グループの全容解明を進めている。