覚醒剤約15キロを小型機械に隠しメキシコから密輸 住吉会傘下幹部ら6人を逮捕
警視庁と埼玉県警、関東信越厚生局麻薬取締部などの合同捜査本部は23日までに、メキシコから覚醒剤およそ15キロを小型ベルトコンベヤーの部品に隠して営利目的で密輸したとして、指定暴力団・住吉会傘下幹部・倉持幹男容疑者(76)=埼玉県蕨市塚越5=や、無職の男(49)ら合わせて男女6人を覚醒剤取締法(営利目的輸入)の容疑で逮捕した。
倉持幹男容疑者(76)
押収された覚醒剤
倉持容疑者ら6人は2023年6月、営利目的で覚醒剤およそ15.2キロ(末端価格9億4500万円相当)を運搬作業などに使われる小型のベルトコンベヤーのローラー部分の隙間に隠し、メキシコから茨城県筑西市の空き家宛てに発送。アメリカの空港を経由して成田空港に密輸した疑いが持たれている。空港税関のX線検査で覚醒剤が発見され、警視庁などが捜査を進めていた。
押収された小型ベルトコンベヤー
近年では小型機械や重機などに覚醒剤などを隠して密輸するケースが増えていて、警視庁などは、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて入手ルートなどを調べている。
倉持幹男容疑者(76)
押収された覚醒剤
倉持容疑者ら6人は2023年6月、営利目的で覚醒剤およそ15.2キロ(末端価格9億4500万円相当)を運搬作業などに使われる小型のベルトコンベヤーのローラー部分の隙間に隠し、メキシコから茨城県筑西市の空き家宛てに発送。アメリカの空港を経由して成田空港に密輸した疑いが持たれている。空港税関のX線検査で覚醒剤が発見され、警視庁などが捜査を進めていた。
押収された小型ベルトコンベヤー
近年では小型機械や重機などに覚醒剤などを隠して密輸するケースが増えていて、警視庁などは、メキシコの麻薬カルテルが関与している疑いもあるとみて入手ルートなどを調べている。
覚醒剤や乾燥大麻など営利目的所持 山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長を起訴
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札幌地検は25日、覚醒剤や大麻などを販売する目的で所持したとして今月4日に逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=を大麻取締法違反や覚醒剤取締法違反などの罪で起訴した。また、細谷被告とともに逮捕された男性2人については、25日付で不起訴処分とした。地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
押収品
細谷被告は今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパートで覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ47gなどを販売目的で所持した疑いが持たれている。調べに対し、細谷被告は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので2人の男は関係ない」と容疑を一部否認していた。
覚醒剤や乾燥大麻
細谷被告ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、今月4日にも同容疑で再逮捕されていた。細谷被告は3回目の逮捕となり、アパートなどからは末端価格で2500万円相当の違法薬物が押収されていた。
札幌地検は25日、覚醒剤や大麻などを販売する目的で所持したとして今月4日に逮捕された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=を大麻取締法違反や覚醒剤取締法違反などの罪で起訴した。また、細谷被告とともに逮捕された男性2人については、25日付で不起訴処分とした。地検は不起訴処分の理由を明らかにしていない。
押収品
細谷被告は今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパートで覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ47gなどを販売目的で所持した疑いが持たれている。調べに対し、細谷被告は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので2人の男は関係ない」と容疑を一部否認していた。
覚醒剤や乾燥大麻
細谷被告ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、今月4日にも同容疑で再逮捕されていた。細谷被告は3回目の逮捕となり、アパートなどからは末端価格で2500万円相当の違法薬物が押収されていた。
台湾マフィア構成員が愛媛の民家で覚醒剤密造 初公判で起訴内容認める
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松山地裁で18日、愛媛県松山市郊外の民家を製造工場にして覚醒剤の製造をしたとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた、台湾マフィア構成員・呉明修(ウーミンショー)被告=台湾国籍=の初公判が開かれ、呉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
押収品
呉被告は2023年5月24日頃から30日にかけて、複数の男らと共謀して松山市浅海原の民家を製造工場として、覚醒剤約103グラム(末端価格およそ640万円相当)を製造した覚醒剤取締法違反の罪に問われている。
押収品
検察側は冒頭陳述で、元暴力団幹部と台湾マフィアが巨額の利益を得るため覚醒剤の製造を計画したと指摘。台湾マフィア構成員で多額の借金を抱えていた呉被告が製造役として日本に派遣され、鼻炎の治療薬などを使い覚醒剤を製造していたことを明らかにした。
逮捕当時、呉容疑者は過去にも数回、覚醒剤を製造する目的で来日したことがあると話し、「作り方は来日前に教わった。お金がもらえると聞いてやった」などと供述。地検は2023年7月に呉容疑者らを同法違反(所持)で起訴し、8月下旬に同法違反(営利目的製造)に訴因変更していた。
裁判は19日結審し、今月25日に判決が言い渡される予定。
松山地裁で18日、愛媛県松山市郊外の民家を製造工場にして覚醒剤の製造をしたとして、覚醒剤取締法違反の罪に問われた、台湾マフィア構成員・呉明修(ウーミンショー)被告=台湾国籍=の初公判が開かれ、呉被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
押収品
呉被告は2023年5月24日頃から30日にかけて、複数の男らと共謀して松山市浅海原の民家を製造工場として、覚醒剤約103グラム(末端価格およそ640万円相当)を製造した覚醒剤取締法違反の罪に問われている。
押収品
検察側は冒頭陳述で、元暴力団幹部と台湾マフィアが巨額の利益を得るため覚醒剤の製造を計画したと指摘。台湾マフィア構成員で多額の借金を抱えていた呉被告が製造役として日本に派遣され、鼻炎の治療薬などを使い覚醒剤を製造していたことを明らかにした。
逮捕当時、呉容疑者は過去にも数回、覚醒剤を製造する目的で来日したことがあると話し、「作り方は来日前に教わった。お金がもらえると聞いてやった」などと供述。地検は2023年7月に呉容疑者らを同法違反(所持)で起訴し、8月下旬に同法違反(営利目的製造)に訴因変更していた。
裁判は19日結審し、今月25日に判決が言い渡される予定。
しゃぶしゃぶ店で産地偽装の山口組系弘道会傘下幹部 店内に「指定薬物」含むリキッド所持で再逮捕
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愛知県警は、自身が経営するしゃぶしゃぶ店で「黒豚」や「黒毛和牛」と表示しながら、別の産地の肉を提供したなどとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「稲神総業」幹部・鈴木浩且容疑者(46)=豊田市常盤町=が、店内に指定薬物の「Δ9-THCH(デルタ9THCH)」を含む液体を所持していたとしての医薬品医療機器等法違反の容疑で再逮捕した。
鈴木浩且容疑者(46)
美食家しゃぶしゃぶとん吉
鈴木容疑者は今年1月、自身が経営する豊田市の「美食家しゃぶしゃぶとん吉」の店内に、指定薬物の「Δ9-THCH」を含む液体約0.76グラムを所持した疑いが持たれている。調べに対し、鈴木容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
鈴木容疑者は、自身が経営する「美食家しゃぶしゃぶとん吉」で、ホームページ上では「こだわりの鹿児島県産黒豚」や「黒毛和牛」と表示していながら、スーパーなどで買った「交雑種」の肉を提供した産地偽装や、この店舗を暴力団員であることを隠して賃貸借契約を結んだ詐欺容疑ですでに2回逮捕されている。
県警がこの店舗を家宅捜索した際に、この指定薬物を含む液体が発見されていて、入手先など調べを進めている。
愛知県警は、自身が経営するしゃぶしゃぶ店で「黒豚」や「黒毛和牛」と表示しながら、別の産地の肉を提供したなどとして逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組・三代目弘道会系十代目稲葉地一家傘下「稲神総業」幹部・鈴木浩且容疑者(46)=豊田市常盤町=が、店内に指定薬物の「Δ9-THCH(デルタ9THCH)」を含む液体を所持していたとしての医薬品医療機器等法違反の容疑で再逮捕した。
鈴木浩且容疑者(46)
美食家しゃぶしゃぶとん吉
鈴木容疑者は今年1月、自身が経営する豊田市の「美食家しゃぶしゃぶとん吉」の店内に、指定薬物の「Δ9-THCH」を含む液体約0.76グラムを所持した疑いが持たれている。調べに対し、鈴木容疑者は「黙秘します」と認否を留保している。
鈴木容疑者は、自身が経営する「美食家しゃぶしゃぶとん吉」で、ホームページ上では「こだわりの鹿児島県産黒豚」や「黒毛和牛」と表示していながら、スーパーなどで買った「交雑種」の肉を提供した産地偽装や、この店舗を暴力団員であることを隠して賃貸借契約を結んだ詐欺容疑ですでに2回逮捕されている。
県警がこの店舗を家宅捜索した際に、この指定薬物を含む液体が発見されていて、入手先など調べを進めている。
大量の大麻や覚醒剤、MDMAなど営利目的所持 山口組系「茶谷政一家」本部を家宅捜索
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北海道警は7日、札幌市内のアパートで大量の乾燥大麻や覚醒剤などを販売目的で所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家組員で「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=ら3人が逮捕された事件で、茶谷政一家の本部事務所を家宅捜索ました。
茶谷政一家を家宅捜索
細谷容疑者ら3人は共謀して今年1月22日、札幌市北区のアパート一室で、乾燥大麻約509gと覚醒剤約213g、合成麻薬MDMA11個など合計800グラム以上(末端価格約1600万円)や大麻成分を液状に濃縮した「大麻オイル」およそ50本などを販売目的で所持したとして、大麻取締法違反(営利目的所持)や覚醒剤取締法違反(同)などの疑いで今月4日に逮捕された。
押収品された違法薬物
調べに対し、細谷容疑者は「人に売る目的で持っていた。ほかの2人は関係ない」と容疑を一部否認していて、他の2人は「身に覚えがない」などと容疑を否認している。
細谷容疑者らは、アパートの一室を違法薬物の倉庫として使っていたとみられ、道警は、組織的に違法薬物を繰り返し密売していたとみて、違法薬物の入手ルートや密売先、金の流れなど解明を進めている。
北海道警は7日、札幌市内のアパートで大量の乾燥大麻や覚醒剤などを販売目的で所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家組員で「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=ら3人が逮捕された事件で、茶谷政一家の本部事務所を家宅捜索ました。
茶谷政一家を家宅捜索
細谷容疑者ら3人は共謀して今年1月22日、札幌市北区のアパート一室で、乾燥大麻約509gと覚醒剤約213g、合成麻薬MDMA11個など合計800グラム以上(末端価格約1600万円)や大麻成分を液状に濃縮した「大麻オイル」およそ50本などを販売目的で所持したとして、大麻取締法違反(営利目的所持)や覚醒剤取締法違反(同)などの疑いで今月4日に逮捕された。
押収品された違法薬物
調べに対し、細谷容疑者は「人に売る目的で持っていた。ほかの2人は関係ない」と容疑を一部否認していて、他の2人は「身に覚えがない」などと容疑を否認している。
細谷容疑者らは、アパートの一室を違法薬物の倉庫として使っていたとみられ、道警は、組織的に違法薬物を繰り返し密売していたとみて、違法薬物の入手ルートや密売先、金の流れなど解明を進めている。
大麻や覚醒剤など営利目的所持 山口組系茶谷政一家傘下「細谷組」組長ら3人を逮捕
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北海道警札幌中央署は4日、大量の乾燥大麻や覚醒剤などを販売目的で所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家組員で「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=と、男2人の計3人を大麻取締法違反(営利目的所持)や覚醒剤取締法違反(同)などの疑いで逮捕した。細谷容疑者ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕されていて、今回が3回目の逮捕となる。
押収品
細谷容疑者ら3人は共謀して今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパート一室で、覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ50本(約47g)、合成麻薬MDMA11個などの違法薬物を販売目的で所持した疑いが持たれている。細谷容疑者が主導的な立場で、このほかに逮捕された男の自宅など3人の関係先の家宅捜索でも覚醒剤や大麻などが押収され、これらを合わせると末端価格で2500万円以上に上る。
覚醒剤や乾燥大麻
調べに対し、細谷容疑者は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので他の2人は関係ない」と容疑を一部否認。他の男は「私には身に覚えがない。黙秘する」と容疑を否認し、無職の男も「私には一切関係がない。逮捕は納得できない」と容疑を否認している。
細谷容疑者らは、アパートの一室を違法薬物の倉庫として使っていたとみられ、道警は、組織的に違法薬物を繰り返し密売していたとみて、違法薬物の入手ルートや密売先などの解明を進めている。
北海道警札幌中央署は4日、大量の乾燥大麻や覚醒剤などを販売目的で所持したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系茶谷政一家組員で「細谷組」組長・細谷耕平容疑者(36)=札幌市豊平区西岡2条14丁目=と、男2人の計3人を大麻取締法違反(営利目的所持)や覚醒剤取締法違反(同)などの疑いで逮捕した。細谷容疑者ら3人は今年1月22日に覚醒剤と大麻を所持していたとして現行犯逮捕されていて、今回が3回目の逮捕となる。
押収品
細谷容疑者ら3人は共謀して今年1月22日、札幌市北区新琴似のアパート一室で、覚醒剤約213gや乾燥大麻約509g、大麻成分を液状に濃縮した大麻リキッドおよそ50本(約47g)、合成麻薬MDMA11個などの違法薬物を販売目的で所持した疑いが持たれている。細谷容疑者が主導的な立場で、このほかに逮捕された男の自宅など3人の関係先の家宅捜索でも覚醒剤や大麻などが押収され、これらを合わせると末端価格で2500万円以上に上る。
覚醒剤や乾燥大麻
調べに対し、細谷容疑者は「人に売る目的で持っていた。薬物は自分1人のもので他の2人は関係ない」と容疑を一部否認。他の男は「私には身に覚えがない。黙秘する」と容疑を否認し、無職の男も「私には一切関係がない。逮捕は納得できない」と容疑を否認している。
細谷容疑者らは、アパートの一室を違法薬物の倉庫として使っていたとみられ、道警は、組織的に違法薬物を繰り返し密売していたとみて、違法薬物の入手ルートや密売先などの解明を進めている。
レターパックで覚醒剤を郵送密売 住吉会系「幸平一家」傘下幹部を5回目の逮捕
警視庁薬物銃器対策課と石川県警の合同捜査本部は27日までに、沖縄県の男性に覚醒剤をレターパックで郵送販売したとして、指定暴力団・住吉会系「十三代目幸平一家」傘下幹部・横田信裕容疑者(55)=東京都練馬区上石神井・同罪などで起訴=を覚醒剤取締法違反(営利目的譲渡)の疑いで再逮捕した。今回で5回目の逮捕となる。
押収品
横田信裕容疑者(55)
横田容疑者は2023年7月26日、沖縄県に住む男性(38)に都内からレターパックで覚醒剤約1グラムを発送し、3万円で販売した疑いが持たれている。
同本部は、横田容疑者の母親(81)=神奈川県秦野市=と、同居の女(62)も同法違反(営利目的所持)容疑で逮捕していて、横田容疑者が主導して母親ら男女3人に指示し、2022年1月~2023年10月の間、違法薬物の密売人に卸すほか、直接密売を繰り返していたとみている。
同本部は2023年の逮捕時に、横田容疑者宅から覚醒剤約222グラム(末端価格約1370万円)、大麻約162グラム(同約97万円)、合成麻薬MDMA2692錠(同約1615万円)を押収していた。
母親は購入者に薬物を渡すなど販売を手助けしていて、調べに対し「覚醒剤を売るのは悪いことだと知っていたが、信裕はそれで生活していた。ダメだとわかっていたが、かわいい信裕のためにやりました」と供述したという。
押収品
横田信裕容疑者(55)
横田容疑者は2023年7月26日、沖縄県に住む男性(38)に都内からレターパックで覚醒剤約1グラムを発送し、3万円で販売した疑いが持たれている。
同本部は、横田容疑者の母親(81)=神奈川県秦野市=と、同居の女(62)も同法違反(営利目的所持)容疑で逮捕していて、横田容疑者が主導して母親ら男女3人に指示し、2022年1月~2023年10月の間、違法薬物の密売人に卸すほか、直接密売を繰り返していたとみている。
同本部は2023年の逮捕時に、横田容疑者宅から覚醒剤約222グラム(末端価格約1370万円)、大麻約162グラム(同約97万円)、合成麻薬MDMA2692錠(同約1615万円)を押収していた。
母親は購入者に薬物を渡すなど販売を手助けしていて、調べに対し「覚醒剤を売るのは悪いことだと知っていたが、信裕はそれで生活していた。ダメだとわかっていたが、かわいい信裕のためにやりました」と供述したという。
覚醒剤を営利目的所持 住吉会傘下幹部ら2人を逮捕 客6人も逮捕・起訴
宮城県警仙台東署は26日までに、宮城県仙台市内で覚醒剤を営利目的で所持したとして、現在いずれも公判中の指定暴力団・住吉会傘下幹部・今関和也被告(53)=宮城野区鶴ケ谷1丁目=と、無職の男(37)を覚醒剤取締法違反などの疑いで逮捕・起訴した。覚醒剤を購入した客6人は麻薬特例法の疑いで逮捕・起訴されている。
押収品
今関被告と無職の男は共謀して2023年9月、仙台市宮城野区に駐車中の車内で覚醒剤5グラムを営利目的で所持していた疑いが持たれている。無職の男は覚醒剤使用の容疑や、2023年8月頃に客6人に覚醒剤として密売した疑いも持たれている。
押収品
調べに対し、今関被告は「そのようなことは知らない」と容疑を否認し、無職の男は容疑を認めていて、県警は、覚醒剤密売の収益が暴力団の資金源になっていた組織的犯行とみて捜査している。
押収品
今関被告と無職の男は共謀して2023年9月、仙台市宮城野区に駐車中の車内で覚醒剤5グラムを営利目的で所持していた疑いが持たれている。無職の男は覚醒剤使用の容疑や、2023年8月頃に客6人に覚醒剤として密売した疑いも持たれている。
押収品
調べに対し、今関被告は「そのようなことは知らない」と容疑を否認し、無職の男は容疑を認めていて、県警は、覚醒剤密売の収益が暴力団の資金源になっていた組織的犯行とみて捜査している。
大麻草58本栽培や密売 山口組系幹部らの組織的大麻事件で新たな関係者男女5人を逮捕
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静岡県警は、千葉県内の貸家で58本の大麻草栽培や乾燥大麻を売買をしたとして、無職の男(37)=横浜市南区=、派遣社員の男(22)=埼玉県八潮市=、会社員の男(41)=横浜市中区=、契約社員の女(32)=横浜市中区=ら男女合わせて5人を大麻取締法違反で逮捕した。
58本の大麻草栽培
無職の男は知人女性(逮捕後、処分保留で釈放)と2023年10月、横浜市南区の自宅で乾燥大麻を約60グラムを所持したほか、千葉県山武市の貸家で大麻草58本栽培したなどの疑いが持たれている。会社員の男は、妻と横浜市中区の自宅で乾燥大麻を所持していたなどの疑いが持たれている。
また、派遣社員の男は2023年中旬ごろ、無職の男と会社員の男から大麻を譲り受けた疑いが持たれている。
県警は今回の容疑者が、2023年6月ごろから静岡県警伊豆中央署が検挙した特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部らが関与する組織的な大麻取締法違反事件の新たな関係者とみて、他の共犯者や余罪など捜査を進めている。
静岡県警は、千葉県内の貸家で58本の大麻草栽培や乾燥大麻を売買をしたとして、無職の男(37)=横浜市南区=、派遣社員の男(22)=埼玉県八潮市=、会社員の男(41)=横浜市中区=、契約社員の女(32)=横浜市中区=ら男女合わせて5人を大麻取締法違反で逮捕した。
58本の大麻草栽培
無職の男は知人女性(逮捕後、処分保留で釈放)と2023年10月、横浜市南区の自宅で乾燥大麻を約60グラムを所持したほか、千葉県山武市の貸家で大麻草58本栽培したなどの疑いが持たれている。会社員の男は、妻と横浜市中区の自宅で乾燥大麻を所持していたなどの疑いが持たれている。
また、派遣社員の男は2023年中旬ごろ、無職の男と会社員の男から大麻を譲り受けた疑いが持たれている。
県警は今回の容疑者が、2023年6月ごろから静岡県警伊豆中央署が検挙した特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部らが関与する組織的な大麻取締法違反事件の新たな関係者とみて、他の共犯者や余罪など捜査を進めている。
覚醒剤密売の元締め 住吉会系幸平一家傘下「加藤連合会」幹部を逮捕 客や売人32人を検挙
佐賀、神奈川など4県警と関東信越厚生局麻薬取締部の合同捜査本部は30日午前、大量の覚醒剤や大麻を営利目的で所持していたとして、薬物密売グループの元締めとみられる指定暴力団・住吉会系十三代目幸平一家傘下「加藤連合会」幹部・飯塚信義容疑者(44)=東京都新宿区富久町=を覚醒剤取締法違反(営利目的共同所持)と大麻取締法違反の疑いで逮捕した。佐賀県警は神奈川県警との合同捜査を進め、佐賀県内などの客や密売人など計32人を検挙している。
佐賀県警察本部
飯塚容疑者は密売グループの元締めで、2023年2月に東京都江東区のビジネスホテルで覚醒剤約2.2キロ(約1億3640万円相当)と大麻約5キロ(約2500万円相当)を営利目的で所持した疑いが持たれている。
佐賀県警は、2021年春ごろにSNSを使って全国へ違法薬物を発送していた密売情報を入手して捜査していたところ、神奈川県警などと同じ事件を追っていることが判明し合同捜査を開始。これまでに佐賀県内などの密売人6人と客26人の計32人を検挙している。
佐賀県警察本部
飯塚容疑者は密売グループの元締めで、2023年2月に東京都江東区のビジネスホテルで覚醒剤約2.2キロ(約1億3640万円相当)と大麻約5キロ(約2500万円相当)を営利目的で所持した疑いが持たれている。
佐賀県警は、2021年春ごろにSNSを使って全国へ違法薬物を発送していた密売情報を入手して捜査していたところ、神奈川県警などと同じ事件を追っていることが判明し合同捜査を開始。これまでに佐賀県内などの密売人6人と客26人の計32人を検挙している。
知人男性に覚醒剤1グラムを3万円でを密売 稲川会傘下幹部を逮捕
新潟県警は15日、新潟県長岡市内で知人男性に覚醒剤を譲り渡したとして、指定暴力団・稲川会傘下幹部(59)を覚醒剤取締法違反(有償譲渡)の疑いで逮捕した。
新潟県警察本部
男は2023年9月中旬、長岡市内で知人男性(40代)に覚醒剤約1グラムを3万円で譲渡した疑いが持たれている。
県警は、「今後の捜査に支障がある」として男の認否や、事件発覚の経緯を明らかにしていないが、覚醒剤の入手経路や、譲り渡した経緯などを調べている。
新潟県警察本部
男は2023年9月中旬、長岡市内で知人男性(40代)に覚醒剤約1グラムを3万円で譲渡した疑いが持たれている。
県警は、「今後の捜査に支障がある」として男の認否や、事件発覚の経緯を明らかにしていないが、覚醒剤の入手経路や、譲り渡した経緯などを調べている。
覚醒剤の営利目的所持・使用 太州会系「肥本組」組長と内縁の妻を逮捕
九州厚生局麻薬取締部小倉分室は26日、今月5日に自宅兼組事務所に販売目的で覚醒剤を所持していたなどとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の現行犯で逮捕されていた、指定暴力団・太州会系「肥本組」組長・肥本明彦容疑者(69)=福岡県飯塚市=と、内縁の妻(40代)について、尿検査で覚醒剤反応が出たことから覚醒剤使用の容疑で2人を再逮捕した。
押収された覚醒剤など
肥本容疑者らは今月5日、自宅兼組事務所に販売目的で覚醒剤9.594グラム(末端価格約60万円相当)を所持した疑いが持たれていて、その後の尿検査で2人から覚醒剤反応が出たため26日に再逮捕された。
同分室は、小倉地区で覚醒剤の密売情報を得て捜査したところ肥本容疑者らが浮上、5日に肥本容疑者の自宅兼組事務所を捜索して販売目的で小分けされていた覚醒剤や注射器やはかりなどを押収し、2人を覚醒剤の営利目的所持の現行犯で逮捕していた。
同分室は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていないが、覚醒剤の入手経路や密売相手などを追及するとともに、覚醒剤密売による利益が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べている。
押収された覚醒剤など
肥本容疑者らは今月5日、自宅兼組事務所に販売目的で覚醒剤9.594グラム(末端価格約60万円相当)を所持した疑いが持たれていて、その後の尿検査で2人から覚醒剤反応が出たため26日に再逮捕された。
同分室は、小倉地区で覚醒剤の密売情報を得て捜査したところ肥本容疑者らが浮上、5日に肥本容疑者の自宅兼組事務所を捜索して販売目的で小分けされていた覚醒剤や注射器やはかりなどを押収し、2人を覚醒剤の営利目的所持の現行犯で逮捕していた。
同分室は「捜査に支障がある」として2人の認否を明らかにしていないが、覚醒剤の入手経路や密売相手などを追及するとともに、覚醒剤密売による利益が暴力団の資金源になっていたとみて詳しく調べている。
営利目的で覚醒剤譲り受け 工藤会系「篭縞組」組員に懲役5年、罰金150万円の判決
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福岡地裁小倉支部は21日、営利目的で覚醒剤を譲り受けたなどとして、覚醒剤取締法違反に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系「篭縞組」組員・伊藤明雄被告(50)に対し、懲役5年、罰金150万円(求刑・懲役6年、罰金150万円)の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部
伊藤被告は今年7月19日、営利目的で覚醒剤約49.86グラムを代金55万円で共謀した女=北九州市小倉北区=(覚醒剤取締法違反で実刑判決)の自宅に送らせ、譲り受けるなどしたとされる。
渡部五郎裁判長は「覚醒剤の密売で収益を上げようと考え、共犯者を巻き込み、利益の大部分を得てきた主犯格であり、責任は極めて重い」と述べ、伊藤被告に懲役5年、罰金150万円の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部は21日、営利目的で覚醒剤を譲り受けたなどとして、覚醒剤取締法違反に問われた特定危険指定暴力団・工藤會系「篭縞組」組員・伊藤明雄被告(50)に対し、懲役5年、罰金150万円(求刑・懲役6年、罰金150万円)の判決を言い渡した。
福岡地裁小倉支部
伊藤被告は今年7月19日、営利目的で覚醒剤約49.86グラムを代金55万円で共謀した女=北九州市小倉北区=(覚醒剤取締法違反で実刑判決)の自宅に送らせ、譲り受けるなどしたとされる。
渡部五郎裁判長は「覚醒剤の密売で収益を上げようと考え、共犯者を巻き込み、利益の大部分を得てきた主犯格であり、責任は極めて重い」と述べ、伊藤被告に懲役5年、罰金150万円の判決を言い渡した。
西成の倉庫に覚醒剤約100グラムを営利目的で所持 東組若頭ら5人を逮捕
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大阪府警は、今年5月に大阪市西成区の倉庫で覚醒剤約100グラムを所持したとして、「ブタの生首」脅迫事件で勾留中の指定暴力団・二代目東組若頭で「二代目滝本組」組長・中江常雄容疑者(57)ら、男5人を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。府警は5人の認否を明らかにしていない。
大阪府警察本部
中江容疑者らは今年5月、東組が物置として使用している西成区の倉庫内に、営利目的で覚醒剤約100グラムをビニール袋や食品保存容器に小分けにして所持した疑いが持たれている。
中江容疑者は今年5月、東組幹部らの組織離脱をめぐる騒動の仲裁に入っていた男性が使う車2台のフロントガラスに、「ブタの生首」を放置して脅迫したなどの罪で逮捕・起訴されている。中江容疑者は事件の指示役とみられ、ブタは食用のもので、目には刃渡り約8cmのペティナイフが突き刺さっていて赤色の液体が付着していた。
大阪府警は、今年5月に大阪市西成区の倉庫で覚醒剤約100グラムを所持したとして、「ブタの生首」脅迫事件で勾留中の指定暴力団・二代目東組若頭で「二代目滝本組」組長・中江常雄容疑者(57)ら、男5人を覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕した。府警は5人の認否を明らかにしていない。
大阪府警察本部
中江容疑者らは今年5月、東組が物置として使用している西成区の倉庫内に、営利目的で覚醒剤約100グラムをビニール袋や食品保存容器に小分けにして所持した疑いが持たれている。
中江容疑者は今年5月、東組幹部らの組織離脱をめぐる騒動の仲裁に入っていた男性が使う車2台のフロントガラスに、「ブタの生首」を放置して脅迫したなどの罪で逮捕・起訴されている。中江容疑者は事件の指示役とみられ、ブタは食用のもので、目には刃渡り約8cmのペティナイフが突き刺さっていて赤色の液体が付着していた。
逃走「当て逃げ」の組員 覚醒剤を営利目的所持で山口組系「一道会」を家宅捜索
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福岡県警は30日、今年10月24日に逮捕を逃れ逃走中に車2台に「当て逃げ」したうえ、付近のマンションに逃げ込んだ末に逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(34)=住居不詳=が事件当時、覚醒剤を営利目的で所持していたとして、29日に覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕された事を受け、一道会の本部事務所を家宅捜索した。
一道会を家宅捜索
藤井容疑者は10月24日午後0時半ごろ、福岡市博多区須崎町の路上で営利目的で覚醒剤8.918グラム(末端価格およそ55万円相当)を所持した疑いが持たれていて、事件当時、覚醒剤を使用していたとしても再逮捕されている。
県警は、藤井容疑者の認否を明らかにしていないが、覚醒剤密売で得た利益が一道会の資金源になっていたとみて、金の流れや組織的な関与の有無など詳しく捜査している。
福岡県警は30日、今年10月24日に逮捕を逃れ逃走中に車2台に「当て逃げ」したうえ、付近のマンションに逃げ込んだ末に逮捕された、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(34)=住居不詳=が事件当時、覚醒剤を営利目的で所持していたとして、29日に覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕された事を受け、一道会の本部事務所を家宅捜索した。
一道会を家宅捜索
藤井容疑者は10月24日午後0時半ごろ、福岡市博多区須崎町の路上で営利目的で覚醒剤8.918グラム(末端価格およそ55万円相当)を所持した疑いが持たれていて、事件当時、覚醒剤を使用していたとしても再逮捕されている。
県警は、藤井容疑者の認否を明らかにしていないが、覚醒剤密売で得た利益が一道会の資金源になっていたとみて、金の流れや組織的な関与の有無など詳しく捜査している。
逮捕を逃れ車2台に「当て逃げ」の山口組傘下組員 覚醒剤を営利目的所持で再逮捕
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福岡県警は29日、今年10月24日に別の事件で逮捕状が出ていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(34)=住居不詳=が、警察官の制止を振り切って車で逃走し、福岡市東区で車2台と衝突事故を起こした上、さらに現場から徒歩で逃走した末に逮捕された事件で、藤井容疑者が事件当時、覚醒剤を営利目的で所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。
藤井紋寛容疑者が運転していた車
事故の巻き添えにあった車
藤井容疑者は10月24日午後0時半ごろ、福岡市博多区須崎町の路上で営利目的で覚醒剤8.918グラム(末端価格およそ55万円相当)を所持した疑いが持たれている。
藤井容疑者は事件当日、県警が別の事件で逮捕しようとしたところ、警察官の制止を振り切って車に乗り込み逃走、福岡市東区で車2台と衝突事故を起こした上、車を放置して逃げ、近くのマンションのベランダに侵入したとして逮捕・起訴されていて、その後の捜査で藤井容疑者が当時、覚醒剤を使用していたとして再逮捕されていた。
県警は、藤井容疑者の認否を明らかにしていないが、覚醒剤による利益が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて、金の流れや組織的な関与など調べを進めている。
福岡県警は29日、今年10月24日に別の事件で逮捕状が出ていた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「一道会」傘下組員・藤井紋寛容疑者(34)=住居不詳=が、警察官の制止を振り切って車で逃走し、福岡市東区で車2台と衝突事故を起こした上、さらに現場から徒歩で逃走した末に逮捕された事件で、藤井容疑者が事件当時、覚醒剤を営利目的で所持していたとして覚醒剤取締法違反(営利目的所持)の疑いで再逮捕した。
藤井紋寛容疑者が運転していた車
事故の巻き添えにあった車
藤井容疑者は10月24日午後0時半ごろ、福岡市博多区須崎町の路上で営利目的で覚醒剤8.918グラム(末端価格およそ55万円相当)を所持した疑いが持たれている。
藤井容疑者は事件当日、県警が別の事件で逮捕しようとしたところ、警察官の制止を振り切って車に乗り込み逃走、福岡市東区で車2台と衝突事故を起こした上、車を放置して逃げ、近くのマンションのベランダに侵入したとして逮捕・起訴されていて、その後の捜査で藤井容疑者が当時、覚醒剤を使用していたとして再逮捕されていた。
県警は、藤井容疑者の認否を明らかにしていないが、覚醒剤による利益が暴力団の資金源になっていた可能性もあるとみて、金の流れや組織的な関与など調べを進めている。