新聞店銃撃 工藤会元組員に懲役2年6月
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福岡県直方市の新聞販売店に2011年に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反の罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤会元組員、藤岡孝一被告(44)の裁判員裁判が3日、福岡地裁小倉支部であり、鈴嶋晋一裁判長は懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
判決理由で鈴嶋裁判長は、藤岡被告らが拳銃の試し撃ちを川に向かって行い、1発が新聞販売店に当たったことに触れ「反社会的な犯行で、非難されるべきだ」と指摘した。
判決によると、藤岡被告は工藤会系組員、嶺隆啓被告(36)=同罪で起訴=や、元工藤会系組幹部=昨年2月に死亡=と共謀し11年6月、直方市内で銃弾1発を発射するなどした。
この裁判員裁判を巡っては検察側が裁判員の除外を同支部に請求したが、却下された。別の元組員らによる裁判員への声掛け事件(2016年5月)が起きて以降、工藤会が関与したとみられる銃撃事件が同支部で裁判員裁判となるのは初めてだった。
福岡県直方市の新聞販売店に2011年に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反の罪に問われた特定危険指定暴力団・工藤会元組員、藤岡孝一被告(44)の裁判員裁判が3日、福岡地裁小倉支部であり、鈴嶋晋一裁判長は懲役2年6月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
判決理由で鈴嶋裁判長は、藤岡被告らが拳銃の試し撃ちを川に向かって行い、1発が新聞販売店に当たったことに触れ「反社会的な犯行で、非難されるべきだ」と指摘した。
判決によると、藤岡被告は工藤会系組員、嶺隆啓被告(36)=同罪で起訴=や、元工藤会系組幹部=昨年2月に死亡=と共謀し11年6月、直方市内で銃弾1発を発射するなどした。
この裁判員裁判を巡っては検察側が裁判員の除外を同支部に請求したが、却下された。別の元組員らによる裁判員への声掛け事件(2016年5月)が起きて以降、工藤会が関与したとみられる銃撃事件が同支部で裁判員裁判となるのは初めてだった。