ATM18億円不正引出 「関東連合」元メンバー逮捕
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福岡県警は21日、2016年5月に全国17都府県のコンビニエンスストアの現金自動受払機(ATM)から18億円超が不正に引き出された事件で、無職、斉藤祐輔容疑者(33)=東京都世田谷区梅丘2=を不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の容疑で逮捕した。
県警は、斉藤容疑者が事件を首謀したグループの一人で、準暴力団「関東連合」の元メンバーとみている。
県警によると、逮捕したのは今月20日。逮捕容疑は16年5月15日早朝、指定暴力団・神戸山口組系組員ら計10人と共謀し、福岡県内のコンビニ43店舗のATMで偽造クレジットカードを使って438回にわたり計4380万円を不正に引き出したなどとしている。県警は斉藤容疑者の認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、偽造カードはいずれも南アフリカのスタンダード銀行の顧客情報が書き込まれていた。県警は、関東連合OBら数人で構成するグループが国際犯罪組織とつながりを持ち、偽造カードを入手したとみて調べる。
斉藤容疑者は、既に逮捕された現金引き出し役の供述などから浮上した。その後の捜査で、複数の人物を介して福岡県内の引き出し役ら10人に偽造カードを提供し、盗んだ現金を上納させていた疑いが浮上したという。斉藤容疑者は東京を拠点に活動しているが、福岡、長崎、佐賀3県での引き出し役を統括していたとみられる。
一方、この事件に絡み、神奈川県警は21日、東京都江東区塩浜2、無職、武藤俊輔容疑者(39)を窃盗容疑で逮捕した。同県内で計3170万円を不正に引き出したとみて調べる。
逮捕容疑は、16年5月15日、同県大和市内のコンビニ店のATMで現金計190万円を不正に引き出したとしている。「話したくない」と認否を保留している。
福岡県警は21日、2016年5月に全国17都府県のコンビニエンスストアの現金自動受払機(ATM)から18億円超が不正に引き出された事件で、無職、斉藤祐輔容疑者(33)=東京都世田谷区梅丘2=を不正作出支払用カード電磁的記録供用と窃盗の容疑で逮捕した。
県警は、斉藤容疑者が事件を首謀したグループの一人で、準暴力団「関東連合」の元メンバーとみている。
県警によると、逮捕したのは今月20日。逮捕容疑は16年5月15日早朝、指定暴力団・神戸山口組系組員ら計10人と共謀し、福岡県内のコンビニ43店舗のATMで偽造クレジットカードを使って438回にわたり計4380万円を不正に引き出したなどとしている。県警は斉藤容疑者の認否を明らかにしていない。
捜査関係者によると、偽造カードはいずれも南アフリカのスタンダード銀行の顧客情報が書き込まれていた。県警は、関東連合OBら数人で構成するグループが国際犯罪組織とつながりを持ち、偽造カードを入手したとみて調べる。
斉藤容疑者は、既に逮捕された現金引き出し役の供述などから浮上した。その後の捜査で、複数の人物を介して福岡県内の引き出し役ら10人に偽造カードを提供し、盗んだ現金を上納させていた疑いが浮上したという。斉藤容疑者は東京を拠点に活動しているが、福岡、長崎、佐賀3県での引き出し役を統括していたとみられる。
一方、この事件に絡み、神奈川県警は21日、東京都江東区塩浜2、無職、武藤俊輔容疑者(39)を窃盗容疑で逮捕した。同県内で計3170万円を不正に引き出したとみて調べる。
逮捕容疑は、16年5月15日、同県大和市内のコンビニ店のATMで現金計190万円を不正に引き出したとしている。「話したくない」と認否を保留している。