「紀州連合会」会長暴行死 「倉本組」幹部ら4人に懲役8年6月~同7年の有罪判決
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和歌山地裁(武田正裁判長)は11日、和歌山市で昨年10月に当時・指定暴力団・神戸山口組系四代目山健組傘下「五代目紀州連合会」の松下功会長(50)を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」事務局長・鈴木義大こと鈴木充被告(55)=同市=ら4人の裁判員裁判で、懲役8年6月~同7年の判決を言い渡した。求刑は鈴木被告を含む3人が懲役10年、ほか1人は懲役8年。
武田裁判長は、「被告らは、被害者が対立関係にある暴力団の会長だと認識し、暴行の意思を通じ合わせていた」と共謀を認定。「事件は松下会長の執拗な挑発が原因で、突発的に発生した」としたが「集団で取り囲み、一方的に頭部を蹴るなど危険な犯行だ」と指摘した。
8人は共謀し昨年10月9日午前1時ごろ、倉本組と関係する和歌山市内の飲食店で騒いでいた紀州連合会の松下会長を路上に連れ出し、頭部付近を複数回蹴るなどして死亡させたとされる。松下会長の知人にも暴行を加えた。
この事件では、他にも倉本組幹部を含む4人が同罪などで起訴されている。
和歌山地裁(武田正裁判長)は11日、和歌山市で昨年10月に当時・指定暴力団・神戸山口組系四代目山健組傘下「五代目紀州連合会」の松下功会長(50)を暴行して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われた指定暴力団・六代目山口組系「四代目倉本組」事務局長・鈴木義大こと鈴木充被告(55)=同市=ら4人の裁判員裁判で、懲役8年6月~同7年の判決を言い渡した。求刑は鈴木被告を含む3人が懲役10年、ほか1人は懲役8年。
武田裁判長は、「被告らは、被害者が対立関係にある暴力団の会長だと認識し、暴行の意思を通じ合わせていた」と共謀を認定。「事件は松下会長の執拗な挑発が原因で、突発的に発生した」としたが「集団で取り囲み、一方的に頭部を蹴るなど危険な犯行だ」と指摘した。
8人は共謀し昨年10月9日午前1時ごろ、倉本組と関係する和歌山市内の飲食店で騒いでいた紀州連合会の松下会長を路上に連れ出し、頭部付近を複数回蹴るなどして死亡させたとされる。松下会長の知人にも暴行を加えた。
この事件では、他にも倉本組幹部を含む4人が同罪などで起訴されている。