「任侠山口組の」組員襲撃の公判 「山健組をなめてるからや!」証言
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指定暴力団・神戸山口組を離脱し、「任侠山口組」に移った組員(50)に暴行してけがを負わせたとして、傷害の罪に問われた神戸山口組系四代目山健組傘下「小林会」会長、小林茂被告(55)=神戸市中央区=ら計3人の公判が22日、神戸地裁(芦高源裁判長)であった。
被害に遭った組員が別室でビデオモニターを通して質問に答え、任侠山口組の織田絆誠代表(50)の自宅(当時)周辺を警戒中、3人が「''山健組をなめてるからこうなるんや''などと言いながら襲ってきた」と証言した。
ほかに起訴されているのは、山健組幹部で「誠竜会」会長、山之内健三こと岩本武久被告(68)=埼玉県八潮市=と、同「橋本会」会長、橋本憲一こと橋本憲二被告(58)=神戸市中央区。
起訴状によると、5月6日午前3時半ごろ、同市中央区の路上で、任侠山口組に移った組員の頭を凶器で殴るなどし頭部骨折など全治3週間の重傷を負わせたとされる。
被害に遭った組員は公判で、小林被告とは神戸山口と任侠の分裂騒動前まで親交があり、「相談に乗ってもらい、大先輩として敬っていた」と説明。分裂後、組幹部からは「挑発や暴力行為は行わないように」と指示を受けていたといい、組員は「自分は暴力を振るっていない」と主張した。
法廷には神戸山口組の関係者とみられる傍聴者もおり、公判終了後に退廷する3人に向かって深々と頭を下げる一幕もあった。
指定暴力団・神戸山口組を離脱し、「任侠山口組」に移った組員(50)に暴行してけがを負わせたとして、傷害の罪に問われた神戸山口組系四代目山健組傘下「小林会」会長、小林茂被告(55)=神戸市中央区=ら計3人の公判が22日、神戸地裁(芦高源裁判長)であった。
被害に遭った組員が別室でビデオモニターを通して質問に答え、任侠山口組の織田絆誠代表(50)の自宅(当時)周辺を警戒中、3人が「''山健組をなめてるからこうなるんや''などと言いながら襲ってきた」と証言した。
ほかに起訴されているのは、山健組幹部で「誠竜会」会長、山之内健三こと岩本武久被告(68)=埼玉県八潮市=と、同「橋本会」会長、橋本憲一こと橋本憲二被告(58)=神戸市中央区。
起訴状によると、5月6日午前3時半ごろ、同市中央区の路上で、任侠山口組に移った組員の頭を凶器で殴るなどし頭部骨折など全治3週間の重傷を負わせたとされる。
被害に遭った組員は公判で、小林被告とは神戸山口と任侠の分裂騒動前まで親交があり、「相談に乗ってもらい、大先輩として敬っていた」と説明。分裂後、組幹部からは「挑発や暴力行為は行わないように」と指示を受けていたといい、組員は「自分は暴力を振るっていない」と主張した。
法廷には神戸山口組の関係者とみられる傍聴者もおり、公判終了後に退廷する3人に向かって深々と頭を下げる一幕もあった。