工藤会系組幹部射殺、二審も無期 組長の控訴棄却
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特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部が射殺された事件で、殺人罪などに問われた工藤会幹事長で「二代目津川組」組長、木村博被告(64)の控訴審判決で、福岡高裁は10日、無期懲役とした一審福岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。一審で懲役15年とされた共犯の組幹部渡部公章被告(43)の控訴も退けた。
両被告らは08年9月10日、木村被告が組長を務める津川組の幹部だった安高毅相談役(当時66)を中間市の自宅で拳銃で射殺したとされる。
鈴木浩美裁判長は判決理由で「木村被告から殺害の指示を受けたという別の組員の供述は信用できる」と指摘。事件前に、被害者の居場所を捜す役割だった渡部被告も犯行の一端を担ったとし、2人の無罪主張を退けた。
特定危険指定暴力団・工藤会系組幹部が射殺された事件で、殺人罪などに問われた工藤会幹事長で「二代目津川組」組長、木村博被告(64)の控訴審判決で、福岡高裁は10日、無期懲役とした一審福岡地裁判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。一審で懲役15年とされた共犯の組幹部渡部公章被告(43)の控訴も退けた。
両被告らは08年9月10日、木村被告が組長を務める津川組の幹部だった安高毅相談役(当時66)を中間市の自宅で拳銃で射殺したとされる。
鈴木浩美裁判長は判決理由で「木村被告から殺害の指示を受けたという別の組員の供述は信用できる」と指摘。事件前に、被害者の居場所を捜す役割だった渡部被告も犯行の一端を担ったとし、2人の無罪主張を退けた。