
山口組、餅つき大会で“迎春” 神戸で2年ぶり
指定暴力団山口組が28日、神戸市灘区篠原本町4の山口組総本部で、全国の直系組長らを集めて餅つき大会を行った。捜査関係者によると、昨年は8月の同組分裂の影響からか、中止されていたが、2年ぶりに実施。兵庫県警は周辺で警戒と情報収集にあたった。
しめ縄などで飾られた山口組総本部には、午前8時半ごろから直系組長らが到着し、同11時前から組関係者や家族らが集まった。
同組は、昨年は中止したハロウィーン行事も今年は再開し、近隣の子どもらに菓子を配った。県警の捜査員は「分裂後も『組織は安定している』と誇示する狙いがあるのではないか」と分析している。
捜査関係者らによると、餅つき大会は同組の年末恒例行事。2009年までは組関係者だけでなく一般市民の入場も可能で、組側がお年玉として現金を配っていた。

しめ縄などで飾られた山口組総本部には、午前8時半ごろから直系組長らが到着し、同11時前から組関係者や家族らが集まった。
同組は、昨年は中止したハロウィーン行事も今年は再開し、近隣の子どもらに菓子を配った。県警の捜査員は「分裂後も『組織は安定している』と誇示する狙いがあるのではないか」と分析している。
捜査関係者らによると、餅つき大会は同組の年末恒例行事。2009年までは組関係者だけでなく一般市民の入場も可能で、組側がお年玉として現金を配っていた。
