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山口組分裂の衝撃!関西の盟主たちを怒らせた、六代目体制の「カネ」と「名古屋支配」 岐路に立たされた暴力団

最大の理由は「カネ」

 日本最大の広域暴力団山口組が分裂した。先代の渡辺芳則・五代目組長の出身母体である山健組などが脱退、新たに神戸山口組(仮称)を立ち上げた。

 最大の理由は、カネである。

 山口組は、05年8月に渡辺組長が引退、名古屋の司忍(本名・篠田建市)弘道会会長が跡目を継いでから、「名古屋支配」が顕著になった。その特徴は、本部へのカネの吸い上げと、窮屈な管理強化である。指揮を取ったのは、高山清司若頭だった。

 銃刀法違反による収監を余儀なくされていた司六代目組長は、自身の不在中の運営を任せるナンバー2の若頭に、弘道会会長の座を譲った高山氏を就けた。本来、当代の組長と若頭が、出身母体を同じくすることはないのだが、長期不在が確実で、事実、05年11月、司6代目の懲役6年の実刑判決が確定、06年2月、府中刑務所に収監されており、留守が長くなるため、自分に仕えてきた高山氏に託したかった。  もともと高山氏は、激しい戦闘性と厳しい管理で知られた人である。「親分がいない間は、自分が組織をまとめあげる」という気迫があったのだろう。 11年2月、司6代目が出所するまでの「高山時代」に、「直参」と呼ばれる直系組長は、厳しく統制された。

 ウィークデーの多くを神戸の山口組本部に詰めるように半ば強制され、上納金の額は月に80万円前後にまで上昇、水や石鹸、歯ブラシといった日用雑貨品の購入まで義務付けられた。

 「山菱」の代紋があれば、公共工事の仕切り、債権回収、不動産のトラブル処理、会社整理、風俗や飲食のみかじめ料、格闘技や芸能などの興行といったシノギの部分で、他の組織より優位に立てる、といった時代なら我慢もできた。

 しかし、国家権力による暴力団排除は、92年の暴対法施行以降、年を経るごとに厳しくなっており、度重なる暴対法の改正や、末端の組員が事件を起こせばトップの組長にまで責任が及ぶ使用者責任によって、その環境は、年々、厳しくなっていった。

 要は、暴力団が食えない時代となっていったのだ。二極化は、暴力団組員にも広がり、バブル時代に築いた資産や、各界に人脈を残している組とそうでない組の落差は大きく、同じ組でも才覚によって差はついた。

 そうした時代の管理強化である。しかも、山口組に残る威光によって集まるカネを吸い上げていったのは弘道会だ。中部国際空港の砂利運搬の利権を独占、東京における芸能界利権の侵食はその象徴。弘道会の力は頭抜けていった。
 
もともと当代の出身母体は、特別な力を持つものである。かつては「山健にあらずば山口にあらず」といった時代もあった。

 そういう意味では代替わりに伴う事象ではあったが、栄光の時代を知っているだけに、山健組を出身母体とする直参には、「自分のところばかり稼いで」と、弘道会に対する怨嗟の声が広がった。

怒りのマグマが溜まっていた

 実は、反弘道会のクーデターは、今回が初めてではない。08年、直参13名による連判状なるものが出されたとして、そのコピーがマスコミにも流出する騒ぎとなった。

 この連判状は、出所の定かでない怪文書のようなものだったが、クーデター計画があったのは事実で、首謀者とされる三代目大門会井奥会の両組長が絶縁、他の参加組長が除籍処分を受け、いずれも引退した。

 高山若頭による強権支配体制への不満がこの事態を起こしたが、11年4月、司六代目が出所してからも事態は変わらなかった。

 むしろ、11年に全国施行された暴排条例によって、暴力団を取り巻く環境はますます厳しくなり、事務所も自宅も借りられず、銀行口座も持てないなど、生活権、生存権まで脅かされるようになった。

 「暴力団も正業を持て」といったのは田岡一雄三代目だが、会社を興せないのだから事業などできない。博打もみかじめ料も縁日での露天営業も取り上げられて、稼ぎは覚醒剤か振り込め詐欺に頼るしかない。

 その覚醒剤は、「麻薬撲滅運動」を興した三代目の時代から山口組では禁じられている。一番のシノギを「組の規律」によって縛られている矛盾。そして代紋があれば食えなくなるという矛盾。脱落者が年々、増えるのも無理はなかった。

 司六代目出所後も、弘道会優位の支配体制は変わらない。むしろ弘道会竹内照明三代目を若頭補佐に就けるなど、「名古屋の山口組」の様相を呈してきた。

 それは、今度は恐喝罪で、高山若頭が収監されたからで、この人事によって、七代目が高山若頭、八代目が竹内若頭補佐と、弘道会のトップ独占が、既成事実のように語られるようになった。

 出所後、司六代目は平和外交路線を鮮明にする。罰則も罰金も強化され、抗争をしている時代ではないということで、全国の暴力団組織と盃を交わして友好団体となり、襲名や葬式といった義理事はもちろん、墓参や誕生会などを通じて親交を深めた。

 そうした際の祝儀は直参に割り当てられるのに、利権は弘道会に集中する。

 カネと処遇と管理強化への恨みが、衰えたとはいえ関西の盟主・山健組を中心とする勢力に広がり、そのマグマが噴出したのが8月27日の造反劇だったのだ。

「消滅への道」

 昨日今日の怒りではない。渡辺五代目引退の時から10年にわたってくすぶり続けた弘道会への恨みである。

 山口組の切り崩し工作は活発に行われているが、緊急集会に出席せず、暴力団社会からの追放を意味する「絶縁処分」を受けた山健組宅見組正木組池田組侠友会の五団体は、後に退くことはできないし、そのつもりもない。

 山口組が復帰への道を残して破門にした黒誠会真鍋組西脇組松下組毛利組奥浦組雄成会大志会にしても、26日、神戸市の山健組本部において、「仮盃」を交わして団結を誓ったので、簡単に寝返ることは許されない。

 山口組は、当面、静観の構えだが、神戸山口組が、「山菱」の代紋を使うといっている以上、暴力団の論理として、それを許すわけにはいかない。

 とはいえ、84年に分裂、山口組一和会に別れて闘争、85年に竹中正久四代目が射殺され、山口組の壮絶な報復が始まって、双方で死者25名を出した山一戦争の頃とは時代が違う。抗争は、共倒れを意味する。

 暴力団の意地を通せば国家権力によって潰され、意地を通さなければ暴力団としての存在意義を失う――。

 放っておいても縮小均衡、消滅への道をたどっている暴力団は、本当の意味で、岐路に立たされている。

  

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