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東京スカイツリー周辺工事を不当受注 利益ほぼゼロなのに…暴力団幹部の思惑とは

 世界一の高さを誇る電波塔「東京スカイツリー」(東京都墨田区)周辺の公共工事に暴力団が介入し、不当に受注していた実態が明るみに出た。建設会社を脅して入札辞退を迫ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は3月、暴力行為処罰法違反容疑で、指定暴力団住吉会系組幹部、高橋浩二容疑者(51)や、土木会社「音羽工業」社長、小林幸恵容疑者(39)ら計4人を逮捕した。工事は予定価格とほぼ同額で落札したものの、利益はほぼゼロ。暴力団排除の機運が高まる中、なお公共工事に群がろうとする暴力団の思惑とは-。

■談合?に因縁 落札率は99・8%

 スカイツリーの開業まで1年余りとなり、建設工事も佳境を迎えていた平成23年4月下旬。おひざ元の墨田区内の喫茶店で、男女3人が区内の建設会社の男性役員(46)を取り囲むように座っていた。

 この会社は、スカイツリー周辺で道路の舗装や植木の植栽を行う区発注の公共工事の一般競争入札に参加する予定だった。

 「おまえのところは工事から降りろ。こっちに譲れよ」

 「音羽(工業)はヤクザの会社だよ。命の危険もあるよ」

 男性役員に対し、3人のうちの1人がすごんだ。さらに、ある男の名前を出して迫った。

 「高橋もこの件に絡んでいるぞ」

 男性役員は「高橋」が誰を指すのかを即座に理解した。区内の建設業者の間で、高橋容疑者が住吉会の組員であることは周知の事実だったからだ。

 東京都水道局発注の水道管新設工事をめぐり談合を拒否した建設会社社長を脅し入札を妨害したとして、17年7月に組対4課に威力入札妨害容疑で逮捕された過去もあった。

 実は今回の工事では、地元業者の間で談合による受注調整が行われ、男性の会社が加わった共同企業体(JV)が受注することが決まっていたとされる。高橋容疑者らはこれを聞きつけ、因縁を付けたのだ。

 男性は3人の脅しに屈して入札への参加を取りやめ、高橋容疑者らが画策した通り、音羽工業が加わったJVが落札した。落札額は3億135万円。予定価格の99・8%という極めて高い落札率だった。

■「熱意と根回しの成果」…初めての道路工事

 音羽工業は4年ほど前、板金会社の跡地だった場所に移ってきた。周辺住民は「社長の女性が懸命に切り盛りしていた。大変そうだけど頑張っているんだなと思った」と話す。

 これまでは上下水道の工事がメーンで、今回初めて道路工事を手がけることができたという。社長の小林容疑者は受注に成功した理由を「熱意と根回しの成果だった」と周囲に吹聴していた。

 悲願の道路工事受注だったこともあり、知人と一緒に現場近くを通ったときには「ここの工事、うちがやったんだよ」と笑顔で話していたという。受注の背景に暴力団が絡んでいるという話は一切出なかった。

 組対4課は別の捜査の過程で音羽工業の不正情報をつかみ、今年に入って捜査を開始。今回の工事を落札した23年夏ごろまで少なくとも1年以上にわたり、音羽工業から高橋容疑者の口座に定期的に送金されていることを確認した。

 男性を脅した現場に高橋容疑者はいなかったが、組対4課は高橋容疑者が音羽工業を実質的に支配し、犯行を主導したと判断。3月11日に高橋、小林両容疑者ら4人を暴力行為等処罰法違反容疑で逮捕した。高橋容疑者は「全く身に覚えがない」と容疑を否認し、小林容疑者ら3人は認めている。

 逮捕当日、組対4課の捜査員が音羽工業で「高橋とつながっているな」と伝えると、社員は「何の話だ」と反発した。高橋容疑者は会社に出入りすることなく、社員にとっては寝耳に水の話だったからだ。ところが、小林容疑者が「知っています」とあっさり認めたため、社員からは驚きの声が上がったという。

■利益は数万円 次の工事狙いか

 工事を発注した墨田区では、落札後に職員が「音羽工業は暴力団と関係があるのでないか」という噂を聞いてきた。ただ、警視庁に照会したところ、「問題ない」との回答だったため、そのまま工事を許可したという。

 一方、談合については、一切把握していなかった。99・8%という極めて高い落札率だったことに、担当者は「東日本大震災の直後で業者が不足気味となり、入札が成立するかどうか微妙な時期だった。予定価格を公表していたため、不自然さは感じなかった」と釈明する。今後、入札に参加した業者からヒアリングを実施するという。

 談合事情に詳しい関係者によると、暴力団が建設業者を集め、落札業者を決める談合が存在するという。「抜けようとすればのけものにされるし、参加者は談合をしてしまった負い目から告発しにくい」とした上で、「墨田区でも似た状況があった」と打ち明ける。

 捜査関係者によると、音羽工業が落札した事業での純利益は数万円にすぎなかった。「赤字も覚悟で引き受けたのは、この工事の実績で区の入札参加資格の等級が上がるから。その後、よりうまみのある工事を狙っていたのではないか」(捜査関係者)。

 組対4課は音羽工業の利益の一部が高橋容疑者を通じて暴力団に流れた可能性があるとみて実態解明を進めている。6年後の東京五輪開催を控え、都内でも公共工事が大幅に増える。捜査幹部はこう言って気を引き締める。

 「暴力団が資金源として公共工事に食い込んでくるおそれが十二分にある。警鐘を鳴らすためにも、今後も取り締まりを強めていく」

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