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黄金町再生

開港150周年を好機として

 横浜市中区の黄金町周辺地区が変わりつつある。原色の電灯に照らされたあやしげな雰囲気は、すっかり過去の情景になった。地域住民と行政、警察が連携した取り組みが、横浜開港百五十周年という節目を来年に控えて着実に根付き始めているようだ。

 一帯では「黄金町バザール」という文化芸術イベントが十一月末まで開かれている。これまでの街のイメージを一掃し、将来の可能性を表現することが目的という。「一過性ではなく創造的な街づくりの第一歩」と位置づけられた小さな萌芽(ほうが)を応援したい。

 かつて黒澤明監督の映画「天国と地獄」(一九六三年)で、この街を印象づけられた人も多いだろう。麻薬と売春、貧困と廃退。そこには、高度経済成長に沸き始めた日本社会のもう一つの顔が、象徴的に活写されていた。

 いわゆる「青線地帯」と呼ばれた一帯だ。やがて外国人が増え、違法風俗店が公然と立ち並ぶ地域として全国に知られるようになった。その陰で、暴力団組織が「用心棒代」を吸い上げる場としても機能したとされる。かつて県警が試算した数字では、ここから裏社会に流れ込む資金は年間五億円にも上っていたという。

 転機となったのは、町内会やPTAなどを中心とした環境浄化推進協議会の動きだ。二〇〇四年七月、売春防止法の罰則強化などを国に要望したことで、重かった歯車が回り始めた。行政や警察ではなく、地域住民自身が先導したことは特筆していいだろう。

 呼応する形で県警は、〇五年一月から本格的な総合対策をスタートさせた。「最後の一灯が消えるまで」を合言葉に、組織を横断的に活用。「徹底的かつ継続的」な取り締まりは、いまも語り草になっている。さらに横浜市の中田宏市長が「街づくりのコーディネートに積極的に乗り出す。いよいよ『その後』を考えたい」と表明、行政も本腰を入れ始めた。

 軒を連ねた独特の違法風俗店は最盛期、約二百六十店を数えたという。現在、そのいくつかは若い芸術家たちが再活用している。京急線のガード下は陽光が差し込むガラス張りの芸術スペース。道場になった建物からは子どもたちの元気な声も響いてくる。

 立場の違いによる不協和音もあったようだが、動き始めた歯車は開港百五十周年という潤滑油があってこそ回り続けたといえるのではないか。伊藤茂男県警本部長(当時)が「開港百五十周年を控えた国際都市として恥ずかしい」と取り締まりのハッパを掛け続けたことが思い出される。

 一帯は横浜開港後、港の警護に当たる「陣屋」が設けられたという縁もある。地の利はよく、川も流れる。画一的でない横浜らしい街を創造する上で、十分な可能性を秘めているのではないか。

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