暴力団員であることを隠して不正融資 稲川会系組長を逮捕
警視庁池袋署は14日、暴力団員であることを隠して銀行から貸付金をだまし取ったとして指定暴力団・稲川会系組長、高村努容疑者(44)を逮捕した。
高村努容疑者(44)
高村容疑者(44)は2012年6月、暴力団員であることを隠して神奈川県川崎市の銀行から貸付金1000万円をだまし取った疑いが持たれている。国内の銀行では、暴力団員らとの取引を禁止する条項が導入されていて、高村容疑者は、銀行に対して、自分の身分を偽っていた。
高村容疑者は自身が経営している空手道場の運転資金名目で、1000万円を借りたが、このうち約150万円しか返済されていないという。調べに対して、容疑を認めている。高村容疑者は、融資を受けてすぐに金の大半を引き出していて、警視庁は、貸付金の流れなどを調べている。
高村努容疑者(44)
高村容疑者(44)は2012年6月、暴力団員であることを隠して神奈川県川崎市の銀行から貸付金1000万円をだまし取った疑いが持たれている。国内の銀行では、暴力団員らとの取引を禁止する条項が導入されていて、高村容疑者は、銀行に対して、自分の身分を偽っていた。
高村容疑者は自身が経営している空手道場の運転資金名目で、1000万円を借りたが、このうち約150万円しか返済されていないという。調べに対して、容疑を認めている。高村容疑者は、融資を受けてすぐに金の大半を引き出していて、警視庁は、貸付金の流れなどを調べている。
労災の虚偽申告、補償給付金詐取 住吉会系幹部ら7人を逮捕
埼玉県警組織犯罪総合対策本部と川口署は14日までに、労働基準監督署に虚偽の労災を申告して休業補償給付金をだまし取ったとして、指定暴力団・住吉会傘下組織幹部の無職の男(61)=川口市桜町1丁目=ら男7人を逮捕、再逮捕した。
逮捕、再逮捕容疑は共謀して2016~17年、川口市内などの工事現場で、工事に従事していないのに業務中に負傷したと偽り、計14回にわたり、さいたま労働基準監督署に虚偽の請求書を提出して休業補償給付金など計774万円をだまし取った疑い。県警は認否を明らかにしていない。
県警組織犯罪対策課によると、男らは個人で仕事を請け負って建設現場などで働く「一人親方」の労災保険の特別加入制度を悪用していた。負傷を装ったのは男3人。県内の特別加入団体に加入した上で、工事現場を確認し、打撲など虚偽の負傷状況を考案。医療機関を受診して労災を申請し、男3人の口座に振り込ませていた。一部の骨折を除き負傷自体もうそだった。
17年11月下旬、県内に住む男性から川口署に情報提供があり、埼玉労働局との情報共有や関係者の聴取などから、7人の犯行を特定した。
県警は7人の関係や役割のほか、余罪についても調べる。労災保険制度を悪用していたことから、労働局とも情報交換しているという。
逮捕、再逮捕容疑は共謀して2016~17年、川口市内などの工事現場で、工事に従事していないのに業務中に負傷したと偽り、計14回にわたり、さいたま労働基準監督署に虚偽の請求書を提出して休業補償給付金など計774万円をだまし取った疑い。県警は認否を明らかにしていない。
県警組織犯罪対策課によると、男らは個人で仕事を請け負って建設現場などで働く「一人親方」の労災保険の特別加入制度を悪用していた。負傷を装ったのは男3人。県内の特別加入団体に加入した上で、工事現場を確認し、打撲など虚偽の負傷状況を考案。医療機関を受診して労災を申請し、男3人の口座に振り込ませていた。一部の骨折を除き負傷自体もうそだった。
17年11月下旬、県内に住む男性から川口署に情報提供があり、埼玉労働局との情報共有や関係者の聴取などから、7人の犯行を特定した。
県警は7人の関係や役割のほか、余罪についても調べる。労災保険制度を悪用していたことから、労働局とも情報交換しているという。
山口組系組長宅に軽トラ突っ込む 男女2人を逮捕
大阪府警捜査4課は14日、指定暴力団・山口組系組長宅に軽トラックで突っ込んだとして、自称工員、杉原隆行(53)と、飲食店店員、左二三代(チャ・イサムデ)(52)=韓国籍・大阪市平野区加美北=の両容疑者を建造物損壊容疑で逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は共謀し、2月7日午前2時ごろ、大阪市生野区生野東の50代の組長宅に、杉原容疑者が運転する軽トラックをバックで2回ぶつけ、1階部分の外壁や玄関などを壊したとしている。
同課によると、軽トラックは食品会社から盗まれた保冷車。被害にあった組長は昨秋、指定暴力団・任侠山口組傘下組織から山口組に移籍したといい、同課は2人との関係性や動機を詳しく調べる。
逮捕容疑は共謀し、2月7日午前2時ごろ、大阪市生野区生野東の50代の組長宅に、杉原容疑者が運転する軽トラックをバックで2回ぶつけ、1階部分の外壁や玄関などを壊したとしている。
同課によると、軽トラックは食品会社から盗まれた保冷車。被害にあった組長は昨秋、指定暴力団・任侠山口組傘下組織から山口組に移籍したといい、同課は2人との関係性や動機を詳しく調べる。
車に回転式拳銃2丁、実弾100発と日本刀 任侠山口組傘下会長ら2人を逮捕
大阪府警東淀川署は14日、車内に回転式拳銃2丁を所持していたとして、銃刀法違反(共同所持)の疑いで、指定暴力団・任侠山口組系「四代目真鍋組」の若頭で、「二代目池田会」会長、幅多潤也容疑者(51)=自称住所不定=と、祈康弘容疑者(44)=大阪市東淀川区相川=を現行犯逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。
逮捕容疑は14日午後1時45分ごろ、大阪市東淀川区瑞光の路上で共謀して、回転式拳銃2丁を所持したとしている。2人が乗っていたワゴン車から実弾とみられる約100発の弾や日本刀1本も見つかっており、府警が詳しく調べている
同署によると、パトロール中の同署員がワンボックスカーを運転中の祈容疑者の様子を不審に思い、職務質問したところ、車内から拳銃と実弾が見つかった。幅多容疑者は助手席に座っていたという。
逮捕容疑は14日午後1時45分ごろ、大阪市東淀川区瑞光の路上で共謀して、回転式拳銃2丁を所持したとしている。2人が乗っていたワゴン車から実弾とみられる約100発の弾や日本刀1本も見つかっており、府警が詳しく調べている
同署によると、パトロール中の同署員がワンボックスカーを運転中の祈容疑者の様子を不審に思い、職務質問したところ、車内から拳銃と実弾が見つかった。幅多容疑者は助手席に座っていたという。