拳銃保管指示 「任侠山口組」傘下組長に無罪判決
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配下の組員に指示して自分の元妻宅に拳銃と実弾を預け、保管したとして銃刀法違反(加重所持)の罪に問われた任侠山口組傘下組長(42)=長野県松本市=に名古屋地裁は14日、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役8年。
組員(39)=同罪などで公判中=への指示の有無などが争われたが、判決理由で田辺三保子裁判長は「2人のやりとりを含む関係証拠を検討しても、指示を裏付ける証拠も、拳銃と幹部を結びつける証拠もない」と判断した。
元妻宅が家宅捜索された際、組長が「あれは俺のものだ」と発言したとの検察側主張も「自分に嫌疑を向けようとした可能性がある」と退けた。
組長は2017年6月14日に松本市内の元妻宅で拳銃1丁と実弾10発を所持したとして愛知、長野両県警に逮捕され、その後起訴された。
名古屋地検の新田智昭次席検事は「判決内容を検討し、適切に対応したい」としている。
配下の組員に指示して自分の元妻宅に拳銃と実弾を預け、保管したとして銃刀法違反(加重所持)の罪に問われた任侠山口組傘下組長(42)=長野県松本市=に名古屋地裁は14日、無罪判決を言い渡した。求刑は懲役8年。
組員(39)=同罪などで公判中=への指示の有無などが争われたが、判決理由で田辺三保子裁判長は「2人のやりとりを含む関係証拠を検討しても、指示を裏付ける証拠も、拳銃と幹部を結びつける証拠もない」と判断した。
元妻宅が家宅捜索された際、組長が「あれは俺のものだ」と発言したとの検察側主張も「自分に嫌疑を向けようとした可能性がある」と退けた。
組長は2017年6月14日に松本市内の元妻宅で拳銃1丁と実弾10発を所持したとして愛知、長野両県警に逮捕され、その後起訴された。
名古屋地検の新田智昭次席検事は「判決内容を検討し、適切に対応したい」としている。
生活保護不正受給 元神戸山口組系組員を逮捕
兵庫県警神戸西署は14日、暴力団組員の身分を隠して生活保護費を不正受給したとして、無職、金田成弘容疑者(53)=神戸市西区南別府=を詐欺の疑いで逮捕した。容疑を認めている。
逮捕容疑は平成28年10月~29年9月、暴力団組員であることを隠し、神戸市から保護費計約140万円をだまし取ったとしている。逮捕は12日。
同署によると、金田容疑者は当時、指定暴力団・神戸山口組系組員だった。現在は「離脱した」と供述しているという。
逮捕容疑は平成28年10月~29年9月、暴力団組員であることを隠し、神戸市から保護費計約140万円をだまし取ったとしている。逮捕は12日。
同署によると、金田容疑者は当時、指定暴力団・神戸山口組系組員だった。現在は「離脱した」と供述しているという。
お好み焼き店に軽トラで特攻 山口組系「司興業」組員を逮捕
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大阪府警捜査4課は14日、お好み焼き店のシャッターに軽トラックを衝突させたとして、指定暴力団・山口組系「三代目司興業」組員・杉原厚博容疑者(48)=大阪府堺市中区毛穴町=(盗品等有償譲り受けの罪で起訴)を建造物損壊の疑いで再逮捕した。
杉原容疑者の再逮捕容疑は2017年3月25日午前2時ごろ、大阪府岸和田市藤井町のお好み焼き店のシャッターに軽トラックの後部を衝突させ、シャッターを損壊した疑い。
捜査4課によると、当時、山口組から分裂した指定暴力団・神戸山口組系「四代目山健組」傘下組長の知人女性がお好み焼き店を経営。同課は分裂を巡る抗争と関連があるとみている。
軽トラックは盗難車で、府警は2月、事件前日に知人男性から3万円で買った疑いで杉原容疑者を逮捕していた。
大阪府警捜査4課は14日、お好み焼き店のシャッターに軽トラックを衝突させたとして、指定暴力団・山口組系「三代目司興業」組員・杉原厚博容疑者(48)=大阪府堺市中区毛穴町=(盗品等有償譲り受けの罪で起訴)を建造物損壊の疑いで再逮捕した。
杉原容疑者の再逮捕容疑は2017年3月25日午前2時ごろ、大阪府岸和田市藤井町のお好み焼き店のシャッターに軽トラックの後部を衝突させ、シャッターを損壊した疑い。
捜査4課によると、当時、山口組から分裂した指定暴力団・神戸山口組系「四代目山健組」傘下組長の知人女性がお好み焼き店を経営。同課は分裂を巡る抗争と関連があるとみている。
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「寝相が悪い」で内妻殺害の道仁会系元組長 起訴内容認める
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2016年に福岡県大刀洗町で、内縁の妻を殺害したとされる指定暴力団・道仁会系元組長の初公判が13日開かれ、被告は起訴内容を認めた。
殺人の罪に問われているのは、道仁会系「二代目平井組」元組長、松永高佳被告(58)。
起訴状によると、松永被告は2016年11月、大刀洗町山隈の自宅で、同居していた当時37歳の内縁の妻の胸を包丁で刺して殺害したとされている。
13日に福岡地裁で開かれた初公判で、松永被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたが、弁護側は「犯行前に飲んだ酒や睡眠薬の影響で心神耗弱の状態にあり、責任能力が著しく低い」と主張した。
一方、検察側は「被害者から『寝相が悪い』と起こされ口論になり、犯行に及んだ。犯行後には警察や消防に具体的に犯行状況を説明していて、心神耗弱の状態ではなかった」と述べた。
2016年に福岡県大刀洗町で、内縁の妻を殺害したとされる指定暴力団・道仁会系元組長の初公判が13日開かれ、被告は起訴内容を認めた。
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起訴状によると、松永被告は2016年11月、大刀洗町山隈の自宅で、同居していた当時37歳の内縁の妻の胸を包丁で刺して殺害したとされている。
13日に福岡地裁で開かれた初公判で、松永被告は「間違いありません」と起訴内容を認めたが、弁護側は「犯行前に飲んだ酒や睡眠薬の影響で心神耗弱の状態にあり、責任能力が著しく低い」と主張した。
一方、検察側は「被害者から『寝相が悪い』と起こされ口論になり、犯行に及んだ。犯行後には警察や消防に具体的に犯行状況を説明していて、心神耗弱の状態ではなかった」と述べた。