神戸山口組傘下組長とカーリース契約した業者らに勧告
大阪府府公安委員会は7日、暴力団組長が使用すると知りながらカーリース契約を結んで乗用車を貸したとして、府暴力団排除条例に基づき、府内の自動車販売修理業者の40代男性に暴力団への利益供与をやめるよう勧告した。
また、6日には、車を借りた府内の指定暴力団・神戸山口組傘下の50代の組長にも、利益供与を受けないように勧告した。
府警捜査4課によると、男性は平成27年12月ごろから今年8月ごろまで、カーリース契約上必要な名義変更や車庫証明などの手続きを行わないまま、毎月11万円で組長に国産高級車を貸与していたという。組長が組織の行事に出席する際にこの車を使用し発覚した。
また、6日には、車を借りた府内の指定暴力団・神戸山口組傘下の50代の組長にも、利益供与を受けないように勧告した。
府警捜査4課によると、男性は平成27年12月ごろから今年8月ごろまで、カーリース契約上必要な名義変更や車庫証明などの手続きを行わないまま、毎月11万円で組長に国産高級車を貸与していたという。組長が組織の行事に出席する際にこの車を使用し発覚した。
福島県警で初 山口組総本部を捜索
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福島県警は7日、指定暴力団・六代目山口組総本部を家宅捜索した。同県警が総本部を家宅捜索するのは初めて。
福島署が摘発した県暴力団排除条例違反容疑事件の関係先として捜索した。県警組織犯罪対策課員ら約60人が午前10時ごろ総本部に入り、約40分間捜索。段ボールなど約4箱の関係資料を押収した。書類やパソコンなどを押収したとみられる。捜索中は県警機動隊が周辺を警備した。
福島署が4日、小学校周辺に暴力団事務所を設けた同容疑で逮捕した山口組系「七代目奥州会津角定一家」総長、波入信一容疑者(69)が山口組直系組長の一人であるため、総本部の捜索に踏み切った。
山口組を巡っては、分裂などで内部抗争とみられる事件が続いており、同組織の事務所が小学校周辺に設置されたのを重く見た形だ。
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双愛会系幹部の誕生会で音楽家が演奏 公安委が勧告
神奈川県公安委員会は7日、暴力団の活動を助長する恐れがあると知りながら暴力団員の誕生会で演奏したとして、県暴排条例に基づき、横浜市の男性音楽家(60)に対し暴力団に利益供与しないよう勧告した。
神奈川県警暴力団対策課によると、音楽家は8月下旬、同市内の飲食店で開かれた指定暴力団・双愛会系の男性幹部(70)の誕生会でギターを演奏した。「プロとして受けた仕事に穴はあけない」としながらも「分かりました」と話しているという。
また、トラブルなどの際に暴力団の威力を利用するため、誕生会で祝い金として1万円を渡した同市の建設会社の男性経営者(59)と飲食店の男性経営者(58)に利益供与しないよう、幹部にも供与を受けないよう勧告した。
誕生会には約35人が参加し、幹部は約33万円の利益を得たという。
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