別の組幹部行きつけの銭湯に営業妨害 「淡海一家」若頭ら4人逮捕
敵対する暴力団幹部行きつけの銭湯に来店して営業を妨害したとして、京都府警は17日、威力業務妨害と建造物侵入の疑いで、指定暴力団山口組系「淡海一家」の若頭、上野隆容疑者(55)ら4人を逮捕した。いずれも「行ったかどうか思い出せない」などと容疑を否認している。
逮捕容疑は、2月10日、京都市北区の銭湯を正当な理由なく訪れ、風呂場で客に入れ墨を見せつけるなどして業務を妨害し、トラブル発生を恐れた銭湯の男性経営者(38)に、別の暴力団幹部の入店を拒否させ、銭湯の営業を妨害した疑い。
府警組織犯罪対策2課によると、この銭湯は、指定暴力団会津小鉄会のうち、指定暴力団神戸山口組寄りの勢力とみられる幹部が普段から利用。淡海一家と同勢力は反目しており、犯行当時、一般の男性入浴客1人が「墨入れたやつ来てるか」などと話しかけられたという。
会津小鉄会は、山口組と神戸山口組の分裂の影響を受け、今年1月から会長の後継をめぐって内紛状態となっている。
逮捕容疑は、2月10日、京都市北区の銭湯を正当な理由なく訪れ、風呂場で客に入れ墨を見せつけるなどして業務を妨害し、トラブル発生を恐れた銭湯の男性経営者(38)に、別の暴力団幹部の入店を拒否させ、銭湯の営業を妨害した疑い。
府警組織犯罪対策2課によると、この銭湯は、指定暴力団会津小鉄会のうち、指定暴力団神戸山口組寄りの勢力とみられる幹部が普段から利用。淡海一家と同勢力は反目しており、犯行当時、一般の男性入浴客1人が「墨入れたやつ来てるか」などと話しかけられたという。
会津小鉄会は、山口組と神戸山口組の分裂の影響を受け、今年1月から会長の後継をめぐって内紛状態となっている。
クリーニング会社社員恐喝 住吉会系組幹部ら3人逮捕
クリーニングチェーン運営会社のクレーム処理担当の男性社員(38)から現金を脅し取ったなどとして、多摩署は恐喝容疑などで、東京都台東区千束、指定暴力団住吉会・武蔵屋一家系大橋組幹部で傘下組織「伸和会」会長、斉藤伸一郎容疑者(55)ら男3人を逮捕した。斉藤容疑者は容疑を認め、残りの2人は否認している。
同署によると、斉藤容疑者らはこの会社が運営する店舗にコートを洗濯に出しており、受け取ったあとに「コートが破れている」などとしてクレームを入れていた。その後、男性を呼び出して犯行に及んだとみられる。逮捕容疑は、4月24日午後9時40分ごろ、川崎市多摩区の飲食店内で、男性社員から現金約2万5千円を脅し取ったなどとしている。
同署によると、斉藤容疑者らはこの会社が運営する店舗にコートを洗濯に出しており、受け取ったあとに「コートが破れている」などとしてクレームを入れていた。その後、男性を呼び出して犯行に及んだとみられる。逮捕容疑は、4月24日午後9時40分ごろ、川崎市多摩区の飲食店内で、男性社員から現金約2万5千円を脅し取ったなどとしている。
客引き女性から「場所代」恐喝 住吉会系「中村会」幹部と「関東関根組」幹部の2人を逮捕
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警視庁は、東京都台東区で女性から場所代を払えなどと脅し「みかじめ料」として現金を脅し取ったとして、指定暴力団・住吉会系「中村会」幹部・杉沢利美容疑者(57)と、指定暴力団・松葉会から独立した暴力団・関東関根組幹部で「渡辺一家二代目」総長代行・福田正紀容疑者(53)の2人を逮捕した。
警視庁本部
杉沢容疑者と福田容疑者の2人は2016年10月、台東区の路上で女性(60)からみかじめ料として現金34万円を脅し取った疑いが持たれている。調べに対し、2人は容疑を否認している。
2人は台東区で売春の客引きをする女性から、暴力団の縄張りだといいがかりをつけ、約8年前から毎月「場所代」と称して現金を脅し取っていたが、「エリアを越えて仕事をした。罰金を払え」などと因縁をつけ、さらに現金を脅し取ろうとしていた。
警視庁は、2人がこれまでに脅し取った総額が数千万円にのぼるとみて詳しく調べている。
警視庁は、東京都台東区で女性から場所代を払えなどと脅し「みかじめ料」として現金を脅し取ったとして、指定暴力団・住吉会系「中村会」幹部・杉沢利美容疑者(57)と、指定暴力団・松葉会から独立した暴力団・関東関根組幹部で「渡辺一家二代目」総長代行・福田正紀容疑者(53)の2人を逮捕した。
警視庁本部
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2人は台東区で売春の客引きをする女性から、暴力団の縄張りだといいがかりをつけ、約8年前から毎月「場所代」と称して現金を脅し取っていたが、「エリアを越えて仕事をした。罰金を払え」などと因縁をつけ、さらに現金を脅し取ろうとしていた。
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「松葉会」分裂 新組織「関東関根組」を指定暴力団へ検討
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茨城県や栃木県、東京都などを勢力範囲にする指定暴力団・松葉会の内紛で、反主流派が新組織「関東関根組」を立ち上げ分裂した。数年前から会長職を巡る後継争いなどが原因で内紛が起きていたが今年春ごろ、主流派が反主流派の離脱を認めていた。
警視庁本部
警視庁などは「関東関根組」について、暴力団対策法に基づく指定暴力団の指定を求める方向で検討している。指定されれば、構成員によるみかじめ料(用心棒代)要求などの不当行為が禁止される。現在、全国の「指定暴力団」は23団体で、関東関根組が指定されると24団体目となる。
警視庁によると構成員数は「松葉会」が約470人、「関東関根組」が約170人となる。
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警視庁本部
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山口組3次団体にトラックで突入 容疑の組員逮捕
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指定暴力団山口組3次団体の関連先だった神奈川県厚木市の建物に昨年2月、トラックで突っ込んだとして、神奈川県警は14日、建造物損壊の疑いで同県座間市、暴力団幹部、井上知彦容疑者(46)を逮捕した。
県警によると、事件時に神戸山口組系組員で、山口組分裂の対立抗争が動機とみている。「記憶がはっきりしない。弁護士と相談してから話す」と供述している。
逮捕容疑は昨年2月27日未明、厚木市妻田東の建物にトラックをバックで衝突させ、シャッターや壁を壊した疑い。
県警によると、トラックは盗難車で、現場から約400メートル離れた路上に放置されていた。防犯カメラの映像などから浮上。他にも関与した人物がいるとみて調べている。
指定暴力団山口組3次団体の関連先だった神奈川県厚木市の建物に昨年2月、トラックで突っ込んだとして、神奈川県警は14日、建造物損壊の疑いで同県座間市、暴力団幹部、井上知彦容疑者(46)を逮捕した。
県警によると、事件時に神戸山口組系組員で、山口組分裂の対立抗争が動機とみている。「記憶がはっきりしない。弁護士と相談してから話す」と供述している。
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「彼女なんやで」と恐喝 神戸系の元組員と女子高校生逮捕
東京・青梅市で、示談金の名目で20代の男性から現金50万円を脅し取ったとして、元暴力団組員の男2人と17歳の女子高校生が逮捕された。
指定暴力団神戸山口組系元組員・川端佑輝容疑者(29)らは去年12月、17歳の女子高校生と性的な関係を持った男性(27)に対して「俺の知り合いの彼女なんやで。その彼女に対してお前がやってもうたん」などと脅し、現金50万円を脅し取った疑いが持たれている。
警視庁によると、女子高校生は以前、男性が経営する飲食店でアルバイトをしていたという。川端容疑者らは、示談金として男性に月々25万円を10回にわたって支払うよう脅し、女子高校生の銀行口座に去年12月と今年1月に現金を振り込ませていた。取り調べに対し、川端容疑者らは「脅した覚えはない」などと容疑を否認している。
指定暴力団神戸山口組系元組員・川端佑輝容疑者(29)らは去年12月、17歳の女子高校生と性的な関係を持った男性(27)に対して「俺の知り合いの彼女なんやで。その彼女に対してお前がやってもうたん」などと脅し、現金50万円を脅し取った疑いが持たれている。
警視庁によると、女子高校生は以前、男性が経営する飲食店でアルバイトをしていたという。川端容疑者らは、示談金として男性に月々25万円を10回にわたって支払うよう脅し、女子高校生の銀行口座に去年12月と今年1月に現金を振り込ませていた。取り調べに対し、川端容疑者らは「脅した覚えはない」などと容疑を否認している。
高級車400台 15億円相当窃盗 山口組系幹部や神戸山口組傘下組員ら逮捕
三重県警は11日までに、高級自動車約400台を盗んだなどとして、窃盗などの容疑で指定暴力団・山口組系四次団体幹部・森島光こと世古光被告(31)=同県四日市市日永東2=、指定暴力団・神戸山口組傘下組員・酒井良被告(36)=四日市城西町=、自称・建築業、篠木勉(45)=堺市中区大野芝町=ら26~48歳の男女8人を今年2月までに逮捕した。世古、篠木両被告がグループの中心とみられる。逃走中の山口組系組員の男(50)1人を含む9人が窃盗に関与し、既に起訴されてる酒井被告は否認し、他の7人は認め「生活費や遊興費が欲しかった」などと供述している。
逮捕容疑は2014年3月~今年1月、三重県や東京都など10都府県で、レクサスやランドクルーザーなどの高級車約400台(時価総額15億円以上)を海外へ転売する目的で盗むなどした疑い。
捜査関係者によると、2~3人ずつで工具を使って警報装置の配線を切断し、小型ドリルなどでドアロックをこじ開け、専用機器でエンジンを作動させるなどしていたという。盗んだ車で移動しながら窃盗を重ね、関東方面の解体業者に運び込んで車を解体し、国内外に転売していたとみられる。
一連の事件を巡っては、捜査情報を暴力団幹部に漏らしたとして、三重県警名張署地域課の男性巡査部長(45)と熊野署地域課の男性巡査長(33)=いずれも当時=が、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで3月10日付で書類送検され、同29日付で起訴猶予となった。
2人はかつて四日市南署で暴力団捜査を担当しており、「より良い情報を引き出そうとした」と釈明した。ともに県警から停職処分を受け、同17日付で依願退職した。
逮捕容疑は2014年3月~今年1月、三重県や東京都など10都府県で、レクサスやランドクルーザーなどの高級車約400台(時価総額15億円以上)を海外へ転売する目的で盗むなどした疑い。
捜査関係者によると、2~3人ずつで工具を使って警報装置の配線を切断し、小型ドリルなどでドアロックをこじ開け、専用機器でエンジンを作動させるなどしていたという。盗んだ車で移動しながら窃盗を重ね、関東方面の解体業者に運び込んで車を解体し、国内外に転売していたとみられる。
一連の事件を巡っては、捜査情報を暴力団幹部に漏らしたとして、三重県警名張署地域課の男性巡査部長(45)と熊野署地域課の男性巡査長(33)=いずれも当時=が、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで3月10日付で書類送検され、同29日付で起訴猶予となった。
2人はかつて四日市南署で暴力団捜査を担当しており、「より良い情報を引き出そうとした」と釈明した。ともに県警から停職処分を受け、同17日付で依願退職した。
元稲川会系「箱屋一家」総長の車が銃撃 1人重体
10日午後6時25分頃、千葉県警松戸署近くの国道6号で、バイクに乗った何者かが走行中の元稲川会直参で「六代目箱屋一家」の中村豪総長が乗るワンボックス車に向けて複数回発砲し、後部座席に座っていた男性(46)が肩と頭を撃たれた。撃たれた男性は中村豪総長の運転手だったとみられ、銃撃後、松戸市内の病院に搬送され緊急手術を受けたが、意識不明の重体。病院の職員が「撃たれた男性が病院に来ている」と110番通報した。
車は東京都内から千葉県柏市方面へ走行していたが、バイクに乗った人物が、車の後方から近づき発砲。一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲された。車は窓ガラスが割れ、車体にも複数の弾痕が残っていた。車内には複数の男性が乗っていたが、ほかにけが人はいなかった。
目撃者によると、犯人は黒か紺の上下にフルフェースのヘルメットで顔を隠し、黒のビッグスクーターで車の後ろにつけた後、バイクを下りて左側に回り込み、一切迷いなく銃撃。撃たれた車が走り去ったのを見届けてから、腰に銃をさしバイクで逃走したという。
稲川会は、六代目山口組と友好関係にあるが、中村豪総長は2016年、対立する神戸山口組とのつきあいを理由に稲川会から破門処分とされていた。破門処分後も松戸市に留まり稲川会とトラブルとなっていた。
稲川会は、この箱屋一家が縄張りとする松戸地区を新たに別の組に任せると通達を出し緊迫していた。
現場はJR常磐線松戸駅の南約1キロの市街地で、松戸署前の交差点。警察は付近の道路を封鎖し、逃げた人物を追うとともに、暴力団抗争の可能性を視野に捜査する方針。
車は東京都内から千葉県柏市方面へ走行していたが、バイクに乗った人物が、車の後方から近づき発砲。一度発砲された後、渋滞で停車したところを再び発砲された。車は窓ガラスが割れ、車体にも複数の弾痕が残っていた。車内には複数の男性が乗っていたが、ほかにけが人はいなかった。
目撃者によると、犯人は黒か紺の上下にフルフェースのヘルメットで顔を隠し、黒のビッグスクーターで車の後ろにつけた後、バイクを下りて左側に回り込み、一切迷いなく銃撃。撃たれた車が走り去ったのを見届けてから、腰に銃をさしバイクで逃走したという。
稲川会は、六代目山口組と友好関係にあるが、中村豪総長は2016年、対立する神戸山口組とのつきあいを理由に稲川会から破門処分とされていた。破門処分後も松戸市に留まり稲川会とトラブルとなっていた。
稲川会は、この箱屋一家が縄張りとする松戸地区を新たに別の組に任せると通達を出し緊迫していた。
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「神戸山口組」が定例会 「任侠団体山口組」から復帰組長が参加
新組織を結成するため、一部の幹部が離脱した指定暴力団神戸山口組が8日、兵庫県淡路市の本部事務所で直系組長らを集めた定例会を開いた。情報収集にあたった兵庫県警は、新組織に参加したとみられていた直系組長の出席を確認。警察当局は新組織の結成を分裂ではなく「内部対立状態」とみているが、両組織間で勢力争いが過熱している現状が改めて浮き彫りになった。
離脱後初めてとなる定例会には井上邦雄組長(68)や全国の直系組長らが出席。
4月30日に結成された「任侠団体山口組」の織田絆誠代表(神戸山口組から絶縁処分)や、「任侠団体山口組」本部長を務める「真鍋組」の池田幸治組長(神戸山口組から絶縁処分)は姿を見せなかった。
一方、「任侠団体山口組」結成式後の会見にも同席していた神戸山口組直系の「健心連合会」の伊藤寿邦組長(72)は一転、定例会に参加。 組事務所が、「任侠団体山口組」結成式の会場となった直系の「古川組」の古川恵一組長(56)も出席した。
古川組は「新組長」を名乗る幹部らが代替わりを主張し、「任侠団体山口組」に参加したとみられている。
「任侠団体山口組」をめぐっては、6日に神戸市中央区の関連施設の警戒にあたっていた「任侠団体山口組」側の組員が、複数の車に分乗した男らに襲撃される事件が発生。県警は8日、この傷害事件を受け、神戸山口組の関連施設約10カ所を捜索した。
離脱後初めてとなる定例会には井上邦雄組長(68)や全国の直系組長らが出席。
4月30日に結成された「任侠団体山口組」の織田絆誠代表(神戸山口組から絶縁処分)や、「任侠団体山口組」本部長を務める「真鍋組」の池田幸治組長(神戸山口組から絶縁処分)は姿を見せなかった。
一方、「任侠団体山口組」結成式後の会見にも同席していた神戸山口組直系の「健心連合会」の伊藤寿邦組長(72)は一転、定例会に参加。 組事務所が、「任侠団体山口組」結成式の会場となった直系の「古川組」の古川恵一組長(56)も出席した。
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劇物で遺体溶解 3人目逮捕 覚醒剤巡りトラブルか
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知人男性の遺体を薬品で溶かすなどしたとされる死体損壊・遺棄事件で、神奈川県警は2日、無職、大内正人容疑者(41)=窃盗罪などで服役中=を死体損壊と死体遺棄容疑で逮捕した。同事件の逮捕は3人目。
逮捕容疑は2015年5月3~17日、神奈川県秦野市の建設会社敷地内で、山口組の関係者とみられる松尾亮介容疑者(41)ら男2人=死体損壊容疑などで逮捕=と共謀し、知人の岩本一正さん(当時47歳)の遺体を損壊し、遺棄したとしている。大内容疑者は「弁護士を通すまで話さない」と認否を保留しているという。
県警暴力団対策課によると、大内容疑者は、松尾容疑者が経営に関わる建設会社で住み込みの作業員をし、岩本さんと同僚だった。
詐欺罪で服役していた松尾受刑者が昨年、県警に「死体遺棄事件で自首したいので来てほしい」と手紙を送ったことで事件が発覚。松尾受刑者は、岩本さんを殴って死亡させた後、チェーンソーで切断した遺体をカセイソーダに数日間漬けて溶かしたと話したという。秦野市内の建設会社にある浄化槽などから、説明通り岩本さんの溶けて小さくなった骨や肉片など約300個が見つかった。
松尾受刑者は逮捕前、「(被害者と)覚醒剤を巡ってトラブルになった」などと説明。中里容疑者以外にも「関与した男がいる」と話していた。
知人男性の遺体を薬品で溶かすなどしたとされる死体損壊・遺棄事件で、神奈川県警は2日、無職、大内正人容疑者(41)=窃盗罪などで服役中=を死体損壊と死体遺棄容疑で逮捕した。同事件の逮捕は3人目。
逮捕容疑は2015年5月3~17日、神奈川県秦野市の建設会社敷地内で、山口組の関係者とみられる松尾亮介容疑者(41)ら男2人=死体損壊容疑などで逮捕=と共謀し、知人の岩本一正さん(当時47歳)の遺体を損壊し、遺棄したとしている。大内容疑者は「弁護士を通すまで話さない」と認否を保留しているという。
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遺体切断、薬品で溶かす 山口組関係者ら2人逮捕
知人男性の遺体を切断し、薬品で溶かした上で遺棄したとして、神奈川県警暴力団対策課は1日、死体損壊・遺棄容疑で、松尾亮介(41)=詐欺罪で服役中=、会社員中里浩(52)=千葉県市原市島野=両容疑者を逮捕した。同課によると、松尾容疑者は指定暴力団山口組の関係者とみられ、容疑について黙秘。中里容疑者は認めているという。
逮捕容疑は2015年5月3~17日、神奈川県秦野市の建設会社で、岩本一正さん=当時(47)=の遺体を電動工具でバラバラに切断し、強アルカリ性薬品で溶かして遺棄した疑い。
松尾容疑者が昨年、横浜刑務所から県警松田署に「自首したいので、調べてくれ」と手紙を書いて発覚。同年12月、この建設会社の浄化槽などから肉片や骨300点が見つかり、鑑定で岩本さんとDNA型が一致した。
逮捕容疑は2015年5月3~17日、神奈川県秦野市の建設会社で、岩本一正さん=当時(47)=の遺体を電動工具でバラバラに切断し、強アルカリ性薬品で溶かして遺棄した疑い。
松尾容疑者が昨年、横浜刑務所から県警松田署に「自首したいので、調べてくれ」と手紙を書いて発覚。同年12月、この建設会社の浄化槽などから肉片や骨300点が見つかり、鑑定で岩本さんとDNA型が一致した。