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暴力団ニュース~ヤクザ事件簿

全国の暴力団、任侠組織、極道関連のニュース速報

全国ヤクザ事情

ナマコ密漁で11人逮捕=暴力団資金源か―北海道警

 北海道増毛町でナマコを密漁したとして、北海道警留萌署などは30日までに、小樽市入船、無職熊倉康二容疑者(36)ら11人を道海面漁業調整規則違反容疑などで逮捕した。

 逮捕容疑は10日深夜、増毛町の沖合で、潜水器具を使用するなどしてナマコ399キロ(約154万円相当)を密漁した疑い。
 同署などによると、乾燥させたナマコは、中国などで高級食材として高値で取引されており、道内では暴力団の有力な資金源となっているという。道警は背後に暴力団が関与しているとみて調べている。 

北海道のナマコ密漁、暴力団暗躍…中国で高値/北海道

 北海道沿岸で組織的なナマコの密漁が横行している。道産ナマコは中国で高級食材として購入されていることが背景にある。

 道内沿岸では50~60の密漁グループが暗躍しているとされ、年間の被害額は数億円に上るとみられる。道警は密漁対策のプロジェクトチームを設置し、摘発に力を入れている。

◆分業体制 

 道警組織犯罪対策課によると、密漁グループは襟裳岬以西の太平洋岸を除き、ほぼ全ての沿岸で確認されている。大半が暴力団関係のグループで、監視の目をかいくぐって短時間で効率的に密漁するため、船頭役、ダイバー、監視役と、徹底した分業体制が敷かれているという。

 ボート1隻で密漁するナマコは最大で一晩約1トン、ダイバー1人当たりの日当は10万円前後になるとみられている。捜査関係者は「密漁グループの中には、摘発を免れるため、潜水中のダイバーを海中に置き去りにしたまま逃げる連中もいる」と話し、手口が悪質、巧妙化していると明かした。

◆中国で高値取引

 背景には、中国でのナマコへの強い引き合いがある。とりわけ道産ナマコは「いぼ足」と呼ばれる表面の突起が太くて食感が良いため、中国の富裕層を中心に珍重されているという。

 密漁ナマコの買い入れ業者への販売価格は現在、1キロ当たり2500~3000円が相場だが、買い入れ業者や加工業者を経て輸出時には50倍近くに跳ね上がる。中国国内でさらに2・5倍程度で取引され、密漁関係者には「海の黒ダイヤ」と位置づけられている。

 密漁ナマコを扱う加工業者も各地にあると道警はみている。昨年11月に封鎖された札幌市清田区の加工場では、暴力団関係者らが水質基準検査を通過していない地下水でナマコを洗浄するなど、不衛生な環境で大量のナマコを加工していたことが判明。同課は「食の安全という観点からも大きな問題だ」と指摘した。

◆資源枯渇の懸念

 1年間で60トンものナマコを密漁したグループが摘発されたこともある。寿都町漁業協同組合は「密漁の横行は資源が枯渇しかねない深刻な問題」とする。同漁協は、監視カメラを海岸線に設置し、漁業者が交代でパトロールを行うが、漁協だけの対策には限界があるのも実情だ。

 道警は昨年11月、密漁対策のプロジェクトチームを設置した。今年5~6月には小樽海上保安部との合同捜査班が暴力団幹部ら13人を逮捕した。

 ただ、密漁の摘発は海上や水揚げ時を押さえる現行犯が基本で、流通段階での摘発例は少ない。密漁ナマコの所持は道海面漁業調整規則で禁止されているが、禁漁期間を除き、いったん水揚げされると密漁品と特定するのが難しいためだ。

 道警組織犯罪対策課は、沿岸を管轄する警察署に捜査員を派遣して「水際対策」を強めるなど、密漁摘発の実効性を高める構えだ。

守谷駅前で初の暴力団排除キャンペーン/茨城

 守谷市大木に2年前に建てられた指定暴力団松葉会(本部・東京)の事務所「松葉会会館」の撤去へ向け、市暴力団追放推進協議会などは27日、初の暴力団排除キャンペーンを守谷駅前で繰り広げた。会長の会田真一市長は「暴力団の事務所はいらない。絶対締め出しましょう」と訴えた。

 県暴力追放推進センターや県弁護士会、県警などから100人余りが参加し、「全国でも4番目に大きい暴力団が使用し、毎月200人もの幹部が集まっている」と書かれたチラシを配布。「全国の市対象の『住みよさランキング2008』で総合1位に輝いた市に、このような日本最大級の暴力団施設があっていいのでしょうか」と、市民に団結を呼びかけた。

元交際相手の知人を逮捕=拳銃譲り渡した疑い―群馬県警

 群馬県館林市の駐車場で鈴木千尋さん=当時(26)=が射殺された事件で、その後遺体で発見された鈴木さんの元交際相手の男=当時(39)=に拳銃と実弾を譲り渡したとして、群馬県警館林署捜査本部は27日、男の知人で指定暴力団山口組組員の升谷康之容疑者(67)=埼玉県越谷市南越谷=を銃刀法違反容疑で逮捕した。升谷容疑者は「関係ない」と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は1月17日ごろ、東京都新宿区歌舞伎町付近で、鈴木さんの元交際相手の男に回転式拳銃1丁と複数発の実弾を譲り渡した疑い。 

バール使い侵入、窃盗容疑で2人逮捕/神奈川

 バールを使って侵入する手口で、全国各地で600件以上の盗みを繰り返していたとみられる窃盗グループの男ら2人が、警視庁に逮捕された。

 逮捕されたのは横浜市に住む、とび職の楠木友太郎容疑者(27)ら2人。楠木容疑者らは今年6月、東京・町田市の飲食店にバールを使って侵入し、現金およそ23万円が入った金庫を盗んだ疑いが持たれている。

 警視庁によると、楠木容疑者らは犯行後、乗用車のナンバープレートを付け替えたうえで逃走していたという。

 楠木容疑者らのグループは主犯格の稲川会系暴力団の組員ら10人が、すでに逮捕されているが、警視庁は、このグループが全国各地で600件以上、被害総額が1億数千万円に上る盗みを繰り返していたとみて裏付け捜査を進めている。

わいせつDVD工場摘発 男4人逮捕

 警視庁は、愛知県名古屋市のわいせつDVD工場を摘発し、DVD約6万4000枚を販売目的で隠し持っていたなどとして男4人を逮捕した。

 逮捕されたのは名古屋市北区にあるわいせつDVD工場の責任者・長田吉弥容疑者(24)や従業員の塚本隆史容疑者(37)ら男4人。警視庁によると4人は25日、ダビングしたわいせつDVD、約6万4000枚を販売目的で隠し持っていた疑いなどがもたれている。4人は1枚95円と価格が安く発送も早いとネット上で宣伝し、1年で4500万円を売り上げたとみられている。

 警視庁の調べに対し4人は容疑を認めていて、長田容疑者は「暴力団に見つからないよう、半年ごとに事務所を転々としていた」と供述しているという。

犯人隠避事件で暴力団事務所の家宅捜索/大分

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 犯人隠避などの疑いで暴力団組員2人が逮捕された事件で、警察は25日、暴力団事務所の家宅捜索を行い容疑の裏付けを進めている。
  この事件は、先月25日大分市内で起きた傷害事件の容疑者3人を車で暴力団事務所に連れて行き、匿ったとして山口組系の暴力団組員、田中利幸容疑者と伯野光市容疑者が犯人隠避などの疑いで逮捕されたもの。

 この事件で警察はきょう3人を匿っていた暴力団事務所の家宅捜索を行った。警察は捜索の押収品などを調べ、容疑の裏付けを進めている。

弁護士法違反容疑で元役員逮捕=逃亡先のタイから帰国-警視庁

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 消費者金融などに過払い金返還を求める多重債務者を、無資格で弁護士にあっせんしたとして、警視庁組織犯罪対策4課は25日、弁護士法違反容疑で、広告会社「エレメントホールディングス」(東京都港区)元役員、広畑俊久容疑者(47)を逮捕した。同課によると、容疑を認めている。

 同社は広告で多重債務者を募集。平成21~22年に応募してきた138人を弁護士に紹介し、過払い金返還の報酬として約1億6600万円を受け取り、同社や弁護士、暴力団などで分配していた。広畑容疑者は同社で売り上げの管理などを担当していた。

 逮捕容疑は21年4~10月、弁護士資格がないにもかかわらず、過払い金返還を求める多重債務者25人を弁護士に紹介したとしている。

 広畑容疑者は22年9月にタイに逃亡しており、同課が国際手配していたが、今月になって現地の入管当局に出頭した。同課は一連の事件で暴力団組長ら7人を逮捕し、弁護士を書類送検していた。広畑容疑者は25日に成田空港到着後に逮捕された。

枚方市民生委員の組員不起訴…大阪地検

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 暴力団組員であることを隠して金融機関から300万円の融資を受けたとして大阪府警に詐欺容疑で逮捕された男性(46)について、大阪地検は24日、不起訴とした。処分の内容や理由は明らかにしていない。

 男性は逮捕時の調べに容疑を認めていた。厚生労働省の委嘱を受けて大阪府枚方市の民生委員を務めており、市は解職を求めるための手続きを進める方針。

<組事務所>使用差し止め代理訴訟後に移転 請求却下求める

 住民数十人の委託を受けた公益財団法人「暴力追放広島県民会議」から、組事務所使用差し止めの代理訴訟を起こされた指定暴力団5代目共政会2代目有木組(広島市中区)が、提訴後に事務所を退去していたことが分かった。被告側が広島地裁に提出した答弁書で明らかにしたもので「今後も使用する可能性はなく、退去しているため裁判を起こす理由がない」として請求却下を求めている。

 訴訟関係者によると、有木組は3月中旬ごろまでに事務所としていた同市中区のマンションの一室の賃貸借契約を解約し、退去。部屋の所有者も、組とは無関係の第三者に売却したと主張しているという。

 昨年1月施行の改正暴力団対策法に基づく全国初の代理訴訟で、原告側は周辺住民が生活不安を受けているとして将来的な使用差し止めも求めている。

山口組若頭の高山被告を収監 ナンバー2、恐喝罪で実刑

 京都府内の建設業団体の幹部から「みかじめ料」(用心棒代)計4千万円を脅し取ったとする恐喝罪で懲役6年の実刑が確定した指定暴力団山口組ナンバー2(若頭)の高山清司被告(66)が24日、収監された。捜査関係者の間では、被告の収監後に暴力団情勢が変化することを懸念する見方も出ている。

 確定した今年2月の大阪高裁判決によると、高山被告は2005年10月、京都市内の料亭で、建設業団体の幹部に「(同席している組関係者らと)今後も仲良くしてやってほしい。仕事も力を合わせてよろしく頼む」と発言。後日、この組関係者らが、団体幹部から計4千万円を脅し取った。

 高山被告は高裁判決を不服として最高裁に上告したが、5月26日に取り下げて実刑が確定していた。高山被告は、篠田建市(通称・司忍)6代目組長(72)が銃刀法違反罪で05年12月から5年4カ月服役した間に山口組を取り仕切ってきたとされる。

専従の「特別警戒班」設置 県警、暴力団会長宅24時間監視も/福岡

 福岡など4県の公安委員会が、暴力団の道仁会(久留米市)と浪川睦会(旧九州誠道会、大牟田市)の特定抗争指定を27日に解除する。市民の不安を軽減するため、県警は専従の「特別警戒班」を設置するほか、関係先の監視を強化するなど厳戒態勢を敷いて暴力団対策に臨む。

 全国でも2団体だけが「特定抗争」に指定されている。解除されれば、現在は使用できなくなっている組事務所が使えるようになるため、組関係者が戻ってくる可能性がある。

 久留米署の特別警戒班は制服と私服の警察官で編成する。暴力団員に対する職務質問を徹底して「1人でも多くの構成員を摘発したい」(同署幹部)構えだ。解除前日の26日午前9時から、暴力団に対する特別警戒出陣式を行う。

 特別警戒班以外も、校区内に組事務所がある小中学校14校の登下校時に、通学路で児童生徒を見守るほか、道仁会会長宅を24時間体制で監視するという。

 一方の大牟田署も26日から、浪川睦会本部事務所の向かいにある暴追拠点「安心安全ステーション」にパトカー1台を常駐させ、組員の出入りなどの監視を強化する。

 市内に8カ所ある組事務所を抱える5小学校区では、登下校時に警察官が警戒。組事務所近くでは特に高齢者を中心に不安が高まっており、制服警察官が老人会の会合などに積極的に顔を出すことにした。

   ◇    ◇

 久留米署によると特定抗争の指定後、道仁会には新しい組員が1人も入っていない。30人いた組員が半減した組もあるといい、勢力は弱まりつつある。ただ、指定解除後は両暴力団とも資金獲得活動を活発化させる恐れがある。

 同署によると、道仁会は風俗店や飲食店に要求する「あいさつ料」が収益の一つ。久留米市中心部の歓楽街「文化街」の無店舗型性風俗店の売り上げから、「相当な額が流れている」とみている。

和歌山市の暴力団組長に暴力的要求再発防止命令 /和歌山

 和歌山県警察本部組織犯罪対策課と和歌山東警察署は20日、和歌山市の指定暴力団山口組系組長に対し、部下の組員が和歌山市内の飲食店などから用心棒代などを要求するおそれがあるとして、暴力的要求行為の再発防止命令を出した。

 警察は先月22日、和歌山市園部の指定暴力団山口組系の大野裕昭組長51歳に、和歌山市内5つの飲食店から用心棒代などを受け取っていたとして、法律に基づく暴力的要求行為の中止命令を出したが、これまでの状況から、大野組長の部下の組員が、暴力的な要求方法で用心棒代などを要求するおそれがあるとして、暴力的要求行為の再発防止命令を出した。 
 命令の効力は1年で、1年以内に違反行為が確認されると3年以下の懲役、もしくは250万円以下の罰金が科される。

「確定申告用と認識」扶養手当詐取否定 山形地裁で被告人質問/山形

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 暴力団幹部組員と、その内縁の妻が児童扶養手当を不正受給したとされる事件で、詐欺ほう助の罪に問われた指定暴力団浪川睦会浪川総業(天童市)の幹部組員設楽秀樹被告(58)=山形市桧町1丁目、無職=の公判が20日、山形地裁であった。被告人質問で設楽被告は、内縁の妻に頼まれて虚偽の書類を作成したことについて「確定申告に使うと思い署名を代筆した」などと述べ、児童扶養手当を詐取するためではなかったと主張した。

 設楽被告は、虚偽の書類を作成したとされる2008~11年ごろ対立組織との抗争中で、「上層部から警察に捕まらないように行動を慎むよう指示されていた。罪を犯し(抗争から)離脱するようなことはない」と供述。就業実態がないのに内縁の妻が知人の運転代行業者で働いているとの書類を作った理由については「2人とも無職で警察から目を付けられないため。悪いことだとの認識はなく、(内縁の妻は)書類を確定申告に使うと思っていた」と答えた。

元組員逮捕で指定暴力団を捜索 静岡南署など

 拳銃と実弾を所持したとして、指定暴力団の元組員の男ら2人が銃刀法違反容疑で逮捕された事件で、静岡南署と県警捜査4課は20日午前、拳銃などの入手ルートを調べるため、同容疑で静岡市清水区庵原町の指定暴力団本部を家宅捜索した。
 午前10時ごろ、捜査員約20人が同本部に入った。同署などは10日、富士市内のアパートに自動装てん式拳銃1丁と実弾35発を所持したとして、元指定暴力団系組員で住所不定、無職の男(40)、建設業の男(41)=富士市蓼原=の両容疑者をそれぞれ逮捕した。

車上荒らしで暴力団員ら逮捕、余罪追及/愛知

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 カメラ量販店からデジタルカメラなどを盗み逮捕された暴力団組員の男が、他の男らと共謀した車上荒らしの容疑でも逮捕された。警察は、男らは50件以上の車上荒らしに関与しているとみて、調べている。

車上荒らしの窃盗容疑で逮捕されたのは山口組山健組傘下、健仁会の幹部・山田博一容疑者(50)ら3人。

警察によると、山田容疑者らは今年4月、名古屋市中村区の駐車場で車の窓ガラスを割り、現金約7万円などが入ったショルダーバッグを盗んだ疑いがもたれている。容疑者の1人は「4月以降、他にも50件から60件の車上荒らしをやった」と供述。警察が余罪を調べている。

山田容疑者は愛知県長久手市のカメラ量販店からデジタル一眼レフカメラなど500万円相当を盗んだとして先月、逮捕されていた。

国外逃亡していた振り込め詐欺「受け子」役のリーダーを逮捕 警視庁

 警察官などを装って中国から東京都目黒区の男性(57)に国際電話をかけ、現金をだまし取ろうとしたとして、警視庁捜査2課は、詐欺未遂容疑で、台湾籍で東京都大田区中央、指定暴力団住吉会系組員、盧泰世(る・たいせい)容疑者(32)を逮捕した。同課によると、容疑を認めている。

 盧容疑者は振り込め詐欺グループで、現金を受け取る「受け子」役のリーダー。同課は同グループの受け子など12人を詐欺容疑などで逮捕し、盧容疑者の逮捕状も取っていた。平成22年7月に中国に逃亡していたが、今年4月に日本に戻っていたことが分かり、潜伏先を突き止めた。

 逮捕容疑は22年6月、目黒区の無職男性に警察官などを装って「あなたの名前で銀行から金銭を引き出している犯人がいる。口座を凍結し、仮口座を作る必要があるのでカネを引き出してほしい」と嘘の話をし、現金約290万円を詐取しようとしたとしている。

山口組ナンバー2、上告取り下げの真意は…「嵐」呼ぶ若頭不在

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 指定暴力団山口組ナンバー2の若頭、高山清司被告(66)が収監される。男性から4千万円を脅し取ったとする恐喝罪に問われ、1、2審で懲役6年の実刑判決を受けた後、最高裁に上告していたのを取り下げ、刑が確定したためだ。高山被告は、山口組篠田建市(通称・司忍)6代目組長と同じ「弘道会」(名古屋市)出身。常に篠田組長を支え続けた“懐刀”で、現体制のキーマンでもある。服役による不在は組全体に影響を及ぼしかねないとみられているが、最近は服役を見越した引き締めとも取れる動きが続いていて、上告取り下げは「ナンバー2不在でも体制を維持できる環境が整った証」という見方も浮かぶ。

■直参組長を緊急招集

 捜査関係者によると、5月26日午前、神戸市灘区の山口組総本部に「直参」と呼ばれる直系組長が集まった。直参を集めた会合は毎月上旬に開かれるのが定例だが、このときは緊急招集がかけられた。

 直参の緊急会合が開かれるのは重大な局面を迎えたときとされる。平成17年7月には渡辺芳則5代目組長の引退と篠田建市若頭(当時)の6代目就任が発表されたほか、暴力団対策法施行(4年)直前や宅見勝若頭射殺事件(9年)直後にも開かれたことがある。

 今回のきっかけは「高山被告の上告取り下げ」だった。この席上、高山被告は、山口組最高幹部ポストの一つ「統括委員長」に座る「極心連合会」(大阪府東大阪市)の姜弘文会長(通称・橋本弘文)(67)を、服役中の代理として指名したという。

 ここで登場する姜会長は、山口組系の有力組織・山健組の出身。山健組は「山健にあらずんば山口にあらず」とまで呼ばれた“保守本流”の直系組織だ。名古屋本拠の弘道会と地元・神戸本拠の山健組は、とかく比較されがちだが、姜会長は弘道会に近い存在だったという。

 高山被告は17年、山口組若頭となった。篠田組長が同年に6代目を襲名し、自身の出身母体で名古屋を本拠とする弘道会会長の高山被告を登用したのだ。

 以降、山口組の信賞必罰姿勢は強まり、直参の管理体制が厳格化されたといい、采配(さいはい)は直参の“長男格”である若頭の高山被告が振るっているといわれている。こうした高山被告の不在は、組織の要が抜けるというまさに重大局面だった。

■「いつもすまんな」

 高山被告が問われた恐喝罪は、別の直参組長とともに建設業の男性からみかじめ料名目で4千万円を脅し取ったというもの。1、2審判決は、17年12月~18年12月に計3回、京都市内のホテルなどで男性から計4千万円を脅し取った、と認定した。

 高山被告は1審京都地裁の初公判で「恐喝しようと思ったことはなく、全く関知していない。私は無実です」と述べるなど、一貫して無罪を主張。

 しかし、昨年3月の地裁判決は、高山被告が京都市内の料亭で男性に「今後もよろしく」と述べた点を、「男性を配下とし、みかじめ料の支払いを求めた発言だった」などと共謀を認定。「実行行為を分担した責任は免れない」と指摘し、懲役6年の実刑判決を言い渡した。

 高山被告は控訴した。しかし、今年2月の2審大阪高裁判決も、高山被告から「いつもすまんな」と声をかけられたなどとする被害男性の供述を「ほかの関係者供述などと整合しており、信用できる」と判断。高山被告は別の直参組長らの恐喝を了解していたとして、控訴を棄却。高山被告はすぐさま上告した。

■信賞必罰の姿勢強く

 一貫して無罪主張を続けた中での上告取り下げ。「早めに服役しておけば、体が動けるうちに『復帰』できると考えたのではないか」。ある捜査関係者はこう分析する。1年近く勾留されていたため、服役は5年ほどになる見込みだ。

 「早期復帰」を目指すのであれば、もともと上告しないという手もあったかもしれない。これについては「その後に予想される若頭不在の体制に向け、組織を引き締めるための時間が必要だったのではないか」とみている。

 この見方に沿うかのように、1審で有罪判決を受けて以降、直参の除籍や絶縁処分が相次いだ。

 理由はそれぞれ違うようだが、「組織のタガが緩まないよう、信賞必罰を厳しくしたのではないか。例えば、資金繰りが苦しいとみられていた組織を退けているが、これも厳しい姿勢を見せたかったのだろう。社会的な暴力団排除の機運が高まり、シノギ(資金源)がどんどん細くなる中、資金力がある組織をつぶす必要はない」(捜査関係者)。

 突然の上告の取り下げはこうした引き締めに一定のめどがついたと受け取ることができる。

■「嵐」呼ぶ若頭不在

 山口組史上、現役若頭の不在はたびたび「嵐」を呼び起こしている。

 代表的なのが、昭和59年から5年近くにわたり山口組一和会との間で繰り広げられた「山一抗争」だ。

 56年7月、山口組の全国展開を進め、現在の体制の礎を築いた田岡一雄3代目組長が死去した。後継の有力候補で、武闘派といわれた山本健一若頭は収監中だったが、刑の執行が停止されるほど持病が悪化。57年2月に帰らぬ人となる。

 すると4代目の座をめぐり、山本健一若頭の後を継いだ竹中正久若頭と、山本広組長代行の間で主導権争いが表面化。59年6月に竹中若頭の4代目襲名が決まるのだが、山本広組長代行を支持するグループが「一和会」を結成すると、山口組との抗争に突入。竹中4代目組長と中山勝正若頭が一和会系のヒットマンに射殺されるなど血みどろの抗争になり、一和会が解散に追い込まれるまで続いた。

 山口組にとって、こうした抗争は避けたいはずだ。金がかかるという理由に加え、平成24年に暴対法が改正され、新設された「特定抗争指定」を受ける恐れがあるからだ。指定を受けると、指定区域内にある事務所への出入りや5人以上の組員が集まることを禁じられる。破れば即逮捕の対象になり、一切の活動が封じられることになる。

 組織の引き締めを成し遂げた上で早期復帰を図る-。捜査関係者らは、高山被告の上告取り下げをそうしたシナリオだとみている。

「違法捜査」起訴取り消し 地検浜松支部/静岡

◆細江署覚せい剤 譲り受け男性

 静岡県西部の三十代男性に覚せい剤を譲り渡したとして、細江署の巡査部長横山彰一容疑者(39)が逮捕された事件で、静岡地検浜松支部は十七日、覚せい剤取締法違反(使用)罪で起訴された男性の公訴(起訴)を取り消し、静岡地裁浜松支部が公訴棄却を決定した。静岡地検の佐藤洋志次席検事は「(横山容疑者の)捜査の違法性が強まり、公訴の維持が困難だと判断した。男性への謝罪の要否も含めて適切に対応する」と説明した。

 静岡地検は同日、横山容疑者と元暴力団組員の四十代の男を同法違反(譲り渡し)罪で起訴した。

 横山被告は共謀の容疑を否認しているが、「一人でも多く検挙したかった」との旨の供述をしており、捜査実績を上げるための犯行だったとみられる。細江署では横山被告が薬物捜査を担当していた昨年一年間に同法違反容疑での摘発はなく、四月に入ってからも今回の一件だけだった。

 捜査関係者によると、横山被告は元組員の男に入手させた覚せい剤を三十代男性に譲渡。その三日後に男性方を家宅捜索し、同法違反容疑で摘発していた。男性の尿からは譲渡した覚せい剤と一致する成分が検出された。横山被告はこの不正な捜査で県警の捜査費数万円を使っていた。

 起訴状によると、二人は共謀の上、四月十二日ごろ、浜松市天竜区の路上に止めた車内で三十代男性に覚せい剤約〇・一グラムを無償で譲り渡したとされる。男性は同十三日ごろに自宅で覚せい剤を使ったとして逮捕され、同支部が起訴後に釈放していた。

◆県警「厳粛に受け止める」

 横山被告の起訴と、覚せい剤を譲り受けた男性の公訴棄却を受け、県警の伊藤博文首席監察官は「厳粛に受け止める。迅速に全容を解明し、処分と再発防止を適切に行い、県民の信頼回復に努める」とコメントを出した。

 県警監察課は今後、横山被告が過去に関わった捜査についても不正の有無を調査し、結論がまとまった段階で同被告を処分する方針。これまでの捜査で横山被告の他に関与した捜査員はいないとみているが、上司らの監督責任なども調べる。

 男性に対する捜査の違法性が強まり、検察が公訴取り消しを求めたことに、監察課の幹部は「謝罪するかを今後検討し、適切に対応したい」と話した。

住吉会系組幹部を逮捕=おれおれ詐欺容疑―「七福神」事件関与か・警視庁

 孫を装って長野県松本市の高齢女性から現金約1250万円をだまし取ったとして、警視庁と長野県警の合同捜査本部は17日、詐欺容疑で、指定暴力団住吉会系組幹部、栗原義和容疑者(33)=埼玉県朝霞市=を逮捕した。容疑を認めているという。
 警視庁捜査2課によると、栗原容疑者は、親族を装うおれおれ詐欺グループで、現金受け取り役のリーダー格。新潟、長野など4都県で少なくとも被害金計5000万円を集めたとみられる。

 同容疑者は、警視庁などが昨年摘発した「七福神」を名乗る会社による巨額投資詐欺事件で、詐取金の管理にも関与していたとみられる。同事件では全国の高齢者らが計25億円超をだまし取られたとされ、同庁は住吉会が関与している可能性もあるとみて調べる。

 逮捕容疑は、2013年8月下旬ごろ、松本市の無職女性(82)宅に、孫を装い「電車にかばんを忘れた。小切手が入っており、支払いが間に合わない」などとうその電話をかけ、現金約1250万円をだまし取った疑い。 

組織的に覚醒剤密売容疑 33人逮捕、組長の行方捜査

 覚せい剤を繰り返し密売したなどとして、宮城県警などの合同捜査本部は17日までに、覚せい剤取締法違反(営利目的譲渡)などの容疑で、埼玉県戸田市上戸田1丁目、指定暴力団住吉会系組長代行木村範夫(50)、同県飯能市、同会系組幹部伊藤節夫(51)両容疑者=いずれも麻薬特例法違反罪で起訴=ら密売グループの15人と、客18人を逮捕した。
 同課によると、木村容疑者はリーダー格とみられ、「大筋で間違いない」などと供述しているという。

 捜査本部によると組員らは東京都中野区の無職渡辺尚人容疑者(35)=携帯電話不正利用防止法違反容疑で逮捕=から、本人確認なしで借りた携帯電話で連絡を取り合い、注文客に宅配便で覚醒剤を送るなどしていたという。

 捜査本部は組員らが宅配便を使って組織的な覚醒剤の密売を繰り返し、計約4千万円の収益を上げたとみている。捜査本部はさらに組員に覚醒剤を譲渡したとして麻薬特例法違反容疑で、住吉会系の組長の男(44)=東京都新宿区=の逮捕状を取って行方を捜査するとともに覚せい剤の収益の流れを調べている。

トラック窃盗80件か…元暴力団員ら4人逮捕

 トラックを盗んだなどとして、茨城県警捜査3課と土浦署、福島県警の合同捜査班は16日、元暴力団組員で下妻市下妻乙、無職古沢浩二被告(42)(窃盗罪などで起訴)ら男4人を逮捕したと発表した。

 合同捜査班は、古沢被告らのグループが、茨城、福島、栃木県で約80件のトラック盗を繰り返していたとみている。

 ほかに逮捕されたのは、下妻市唐崎、土木作業員平塚敏夫(34)(同)、つくば市高野台、無職小口信幸(35)(窃盗未遂罪で起訴)、福島県須賀川市和田、無職佐藤彰(37)(窃盗罪などで起訴)の3被告。

 同課の発表によると、古沢、平塚、小口の3被告は1月18日午後8時45分頃、同県石川町内の建設会社の資材置き場で、トラック1台を盗もうとした疑い。また、古沢、平塚、佐藤の3被告は3月8日午後9時頃、同県郡山市内の建設会社の車両置き場で、トラック1台を盗んだ疑い。その後の調べでの自供に基づき、合同捜査班は約80件、車約90台(計約7000万円相当)の被害があるとみて、容疑の裏付けを進めている。

 平塚被告が3月に盗品等運搬容疑で福島県警に逮捕され、ほかの3被告が浮上した。茨城県内での被害は約60件という。

清水一家、男性を脅しリフォーム代請求させず/静岡

 静岡県中部の男性を脅したとして指定暴力団山口組清水一家の組員らが恐喝容疑で逮捕される事件があり、静岡中央署などは16日、静岡市清水区の清水一家本部を恐喝容疑で捜索した。

 同署は11日、県中部の元会社役員男性を脅し、リフォーム工事代金約650万円の請求を断念させたとして、同市駿河区見瀬、清水一家傘下「渡辺組」組長、渡辺功吉(45)ら3容疑者を恐喝容疑で逮捕した。

ASKA容疑者「暴力団から覚醒剤」 所持容疑再逮捕へ

 覚醒剤を使った疑いで逮捕された歌手のASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)=東京都目黒区=が、警視庁の調べに「覚醒剤は暴力団から入手した」と供述していることが、捜査関係者への取材でわかった。警視庁は17日、自宅で覚醒剤と合成麻薬MDMAを隠し持っていた疑いで再逮捕する。

 組織犯罪対策5課によると、ASKA容疑者は当初、「使っていたのは眠気や頭痛をとる処方薬。覚醒剤とは思わなかった」と供述していた。しかしその後、覚醒剤の所持や使用について容疑を認め、入手先についても供述を始めたという。

三代目JSBのチケット転売 ダフ屋容疑で組幹部逮捕

 人気グループ「三代目 J Soul Brothers」などが出演するコンサートのチケットを転売しようとしたとして、埼玉県警大宮署は15日、県迷惑防止条例違反(ダフ屋行為)の疑いで、東京都豊島区東池袋、暴力団組幹部渋井光明容疑者(63)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、コンサート当日の15日午後6時25分ごろ、会場のあるさいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナ近くの駅前で、チケット(1万800円)を警戒中の捜査員に転売しようとした疑い。

 大宮署によると、渋井容疑者は「間違いありません」と供述している。

違法な薬物販売 苅田町のハーブ店を摘発/福岡

福岡県苅田町にあるハーブ店で違法な薬物を販売したとして、経営者の男ら2人が逮捕された。

 薬事法違反の疑いで逮捕・送検されたのは、苅田町のハーブ店「TABOO」の経営者・梅本勉宏容疑者(41)と従業員・広田拓己容疑者(21)。九州厚生局麻薬取締部によると、2人は去年10月、薬事法で販売が禁止されている指定薬物約3グラムを3500円で販売した疑い。2人は容疑を否認している。

 麻薬取締部などは関係先から押収したハーブの成分を分析するとともに、売り上げの一部が暴力団に流れていた疑いもあるとみて捜査している。

おれおれ詐欺容疑、元組員逮捕=電話役ら統括、被害2億円か-大阪府警

 高齢女性の息子に成り済まし現金1750万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査2課は13日までに、詐欺容疑で指定暴力団山口組系の元幹部、岸学容疑者(36)=東京都目黒区中目黒=を逮捕した。容疑を否認しているという。

 同課によると、岸容疑者は詐欺グループ内で高齢者宅へのおれおれ詐欺の電話役や現金受け取り役を統括し、上層部との連絡役を担っていた主要メンバー。大阪や滋賀、京都、奈良の4府県警は、岸容疑者の下にいた十数人を逮捕。供述などから被害が二十数件、約2億円に上るとみて調べている。

弘道会系組長を逮捕=覚せい剤所持容疑-愛知県警

 覚せい剤を営利目的で所持したとして、愛知県警は13日、覚せい剤取締法違反容疑で、指定暴力団山口組弘道会高山組幹部の暴力団組長、打田一晴容疑者(46)=名古屋市南区天白町=を逮捕した。

 逮捕容疑は5月12日午前11時半ごろ、2人の女と共謀し、名古屋市南区堤町のアパートで覚醒剤約0.34グラムを売買目的で所持した疑い。

 同課によると「身に覚えがない」と容疑を否認している。捜査員がアパートの2階の部屋に踏み込み、営利目的所持容疑で女2人を現行犯逮捕。その場にいた打田容疑者は窓から飛び降り、脚の骨を折り入院していた。

 県警は組織的な背景がなかったか、資金の流れなどを捜査する。

暴力団後援会「入らないと…」組長ら恐喝で逮捕/愛知

 愛知県警中村署などは12日、名古屋市南区白水町、山口組系暴力団組長の小島正之容疑者(55)を恐喝の疑いで逮捕、神戸市中央区熊内町、同組系幹部の水野雅春容疑者(43)を同容疑で再逮捕したと発表した。

 発表によると2人は、2008年2月~12年12月頃、みよし市の元建築会社社長の男性(46)から、暴力団の後援会費として現金51万円を脅し取った疑い。「仕事がしたいなら、後援会に入らないことがどういうことかわかりますね」などと言って、ほぼ毎月1万円を脅し取っていた。調べに対し、2人とも黙秘しているという。水野容疑者は、この男性に対する別の恐喝容疑で5月26日に逮捕されたが、12日に処分保留となった。

「恐喝しよんか」と因縁、組幹部ら10万円恐喝/福岡

 福岡県警は12日、北九州市小倉南区長野1、指定暴力団工藤会系組幹部の福山達朗受刑者(31)と、住所不定、無職の男(21)を恐喝容疑で逮捕した。

 発表によると、2人は2011年2月頃、当時17歳だった男に数万円の借金返済を求めた男性(25)を飲食店に呼び、「恐喝しよんか」などと因縁をつけ、10万円を脅し取った疑い。認否は明らかにしていない。

 福山受刑者は昨年9月、別の傷害事件で逮捕、起訴され、懲役1年の実刑判決を受けた。県警は今回の恐喝事件を発生直後に把握していたが、男性が報復を恐れたことなどから、事実認定に時間を要したという。

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