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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

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全国ヤクザ事情

山口組、年賀状に「謹賀新年」使用禁止 組長服役中で自粛か

 全国最大の指定暴力団、山口組(本部・神戸市)の有力直系組織内で、年賀状の文面に「謹賀新年」といった新年を祝う言葉の使用を控えるよう、組員に指示されていることが分かった。山口組組長の篠田建市受刑者(67)=通称・司忍=が銃刀法違反(共同所持)罪で刑務所に収監されているため、「新春ムード」を自粛しているとみられる。

 捜査関係者によると平成17年12月の篠田受刑者の収監後、関西に拠点を置く有力直系組織の組員らがやり取りする年賀状には「あけましておめでとう」「謹賀新年」など新年を祝う言葉が控えられ、組員の好きな漢字1字が大きく書かれていたり、前年の恩恵に対する感謝の文言が書かれていたりする内容が多いという。

 関係者は「組長が刑務所にいるのに、新年おめでとうと言っている場合ではない」と説明する。

 新春ムードの自粛は行事にも表れている。山口組本部で毎年12月13日に開かれる「事始め」は新年会にあたる重要な行事で、全国の直系組長らが羽織はかまの正装で参加し、新たな一年の結束を誓う。篠田受刑者の収監後は「納会」と名前を変えて実施され、一年を締めくくる行事と位置付けられているという。

 捜査関係者は、篠田受刑者が出所する23年4月以降、組員が派手なことを控えている現状からの揺り戻しを警戒。「出所すれば、組長不在の間にできた権力構造に変化が起こる。新たな権力闘争が懸念され、より一層の警戒が必要になる」と話している。

マンションで男性撃たれ死亡 暴力団関係者か 東京・足立

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 30日午後11時35分ごろ、東京都足立区椿のマンション3階の一室から、男性の声で「知人が撃たれた」と119番通報があった。警視庁西新井署員が駆けつけたところ、指定暴力団松葉会出羽家一家六代目幹部で鈴木興業組長、鈴木和一幹部(68)とみられる男性が腹部と右腕から血を流して倒れているのを発見。男性は近くの病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。

 警視庁組織犯罪対策4課は、男性が何者かに銃で撃たれてとみて、殺人の疑いで捜査を始めた。

 同課などによると、部屋は無施錠で、男性は普段着姿で倒れていた。男性は部屋の名義人ではなかった。室内から犯行に使われた銃や薬莢(やっきよう)は見つかっていないという。

 同課は男性の身元の特定を急ぐとともに、通報者が何らかの事情を知っているとみて調べる。

 同じマンション2階に住む住人によると、同日午後11時30分前ごろ、3階で怒鳴り声や悲鳴、物を投げつけるような「ドンドン」という大きな音を聞いたという。また、部屋には暴力団風の男ら数人が出入りしていたという。

 現場は東武伊勢崎線西新井駅から西に約3キロの住宅街。

拳銃で撃たれ男性死亡 東京・足立のマンション室内/東京

 30日午後11時35分ごろ、東京都足立区椿2丁目のマンションで、「知人が倒れている」と、男性の声で119番通報があった。3階の部屋で、指定暴力団松葉会出羽家一家六代目幹部で鈴木興業組長、鈴木和一幹部(68)とみられる男性が腹部と右腕を拳銃で撃たれて倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁は殺人事件として捜査している。

 組織犯罪対策4課によると、男性は普段着姿で、居室の床に倒れていた。鈴木幹部はこの部屋に住んでいたが、部屋の所有者は別という。通報者も特定されていないという。

 現場は日暮里・舎人ライナー西新井大師西駅から西に約800メートルの住宅街。付近には保育園や小・中学校がある。

大阪の業者指名排除「暴力団と関係」で通知 東北地方整備局

 暴力団と密接に関係しているとして、東北地方整備局が宮城県警からの排除要請に基づき、大阪市の建設コンサルタント会社「アーキ」を、すべての発注業務で指名しない措置を取り、同社に通知したことが29日、分かった。同整備局は2005年3月、管内の発注工事などから暴力団関係業者を排除する合意書を県警と交わした。今回の排除要請と通知は、合意に基づく初の処分となる。

 東北地方整備局や宮城県警によると、アーキは指定暴力団住吉会系組員らが実質的に経営支配する企業グループの一つ。警視庁から連絡を受けた県警が11月、整備局に排除を要請。整備局は内部規定に基づいて「契約の相手方として不適当」と判断し、指名からの排除を通知した。

 アーキは遅くても07年4月から東北地方整備局の入札などの参加資格を持っていた。関係者によると、受注実績の大半は公共工事で占められていたとされ、同整備局管内でも秋田河川国道事務所からの受注が1件あった。

 排除の期限は、県警から「暴力団と関係がない」との解除通知が来るまで。東北農政局も警視庁から同様の通報を受け、指名しない方針をアーキ側に通知しており、暴力団を公共工事に参入させない動きが広がっている。アーキは「コメントできない」としている。

 東北地方整備局が暴力団との関係を理由に指名排除を決めたのは初めてで、契約課は「暴力団の関与の有無は警察でないと分からない。今後も県警と連携を強化し、排除を徹底したい」と話している。

「車へこまされた」木刀で会社員殴り、傷害容疑で組員逮捕/神奈川

 神奈川県警平塚署は29日、傷害の疑いで、平塚市四之宮の指定暴力団稲川会系組員、野辺章太容疑者(24)を逮捕した。

 同署の調べによると、野辺容疑者は29日午前7時15分ごろ、同市明石町の路上で会社員の男性(39)を木刀で数回殴り、右腕の骨を折ったほか、後頭部に傷を負わせるなどの重傷を負わせた疑いが持たれている。

 同署によると、野辺容疑者は容疑を認めており、「男性と一緒にいた数人のグループが、酔って組の乗用車のボンネットをへこませたため、やり返した」と話しているという。

神戸・ラーメン店発砲事件 元組員の男を起訴

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 神戸市中央区のラーメン店発砲事件で、神戸地検は28日、銃刀法違反などの罪で、大阪市天王寺区生玉町、指定暴力団山口組系の元組員、山崎友士容疑者(40)を起訴した。

 起訴状によると、山崎被告は12月5日午前0時50分ごろ、神戸市中央区北長狭通1のラーメン店で拳銃を2発発射し、店のトイレや冷蔵庫などを壊したほか、客の男性=当時(46)=の頭を拳銃で殴った、とされる。また、30分前にも、同区中山手通のスナックで2発発射したとして、銃刀法違反容疑で追送検されており、地検は合わせて起訴した。
 地検によると、山崎被告は起訴内容を認めているという。同法違反(発射)は裁判員裁判の対象になる。

山口組が市民数百人に「年玉」 組長ら名義3万円

 指定暴力団山口組が28日、神戸市灘区の総本部で開いたもちつきに訪れた一般の親子らに、「お年玉」名目で現金を配っていたことが兵庫県警などへの取材で分かった。

 司忍(本名・篠田建市)組長=服役中=と、ナンバー2の高山清司若頭の名字が書かれた2種類のぽち袋があり、1~3万円入っていたという。県警は「不況につけ込み、現金で6代目体制を周知させるのが目的ではないか」とみて警戒している。

 県警によると、訪れた一部の子どもや親子に対し、菓子などと一緒に配られ、多くは3万円前後を手にしたとの情報があるという。午後1時ごろまでの約4時間で数百人の参加があり、中には「お年玉がもらえると聞いて来た」と話す中学生グループもいた。

 捜査関係者によると、もちつきは6代目山口組の恒例行事。組員だけでなく一般市民も入るという。

 ある捜査員は「全国の構成員から集めたお金をばらまき、市民社会への浸透を図っている。近隣住民の不安をかき消すための“偽装工作”だ」としている。

高知の連続爆破:ゴルフ場爆破 地検、証拠不十分で処分保留/高知

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 芸西村の「Kochi黒潮カントリークラブ」に手投げ弾が投げつけられ爆発した事件で、高知地検は25日、爆発物取締罰則違反などの容疑で逮捕・送検された高知市介良乙、指定暴力団侠道会副会長で松崎会会長の松崎高義被告(63)=別の同罪で起訴=を証拠不十分で処分保留にした。別の同罪による拘置は継続しており、捜査は継続し、起訴か不起訴か処分を決める。

 松崎高義被告は、同会組員の松崎安一被告(47)=同罪などで起訴=に指示し、昨年11月18日午後10時40分ごろ、同ゴルフ場クラブハウス玄関に手投げ弾を投げつけて爆発させ、ガラスなど(227万円相当)を損壊させた容疑で再逮捕・送検された。

福岡県警が「暴力団対策部」の新設を発表

 福岡県警は22日、来年1月に「暴力団対策部」を新設すると発表した。刑事部内の組織犯罪対策局を独立させて部に格上げする形で、暴力団犯罪の取り締まり強化が狙い。県警によると、暴力団対策を専門にする部は警視庁の組織犯罪対策部に次いで全国2例目で、部の名前に暴力団対策を掲げるのは初という。

 福岡県には、全国で最も多い五つの指定暴力団が本拠を構え、道仁会と九州誠道会の抗争が継続中。今年の発砲事件数は11月末現在4件で、東京(7件)に次いで2位だが、昨年までは5年連続で最多を記録している。

 暴力団対策部は約380人体制でスタート。現在の捜査4課を暴力団犯罪捜査課に名称変更した上、北九州市に本拠を置く工藤会を専門に取り締まる「北九州地区暴力団犯罪捜査課」など計4つの課を部内に設置する。(共同)

大麻所持:元和歌山市職員を起訴/和歌山

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和歌山地検は25日、元和歌山市職員(懲戒免職)の前田淳一容疑者(41)=同市中之島=を、大麻取締法違反(所持)罪で起訴した。

 起訴状などによると、11月5日、同市内の実家に、乾燥大麻と大麻樹脂計約0・5グラムを所持していたとされる。前田被告は、山口組・二代目倉心会・二代目倉仁会会長、富山文浩被告(43)=電磁的公正証書原本不実記録罪などで起訴=の外車購入に絡んで詐欺罪などで起訴され、大麻を持っていたとして県警に再逮捕されていた。

公営住宅から組員退去 三次市/広島

 三次市内の公営住宅2カ所に指定暴力団共政会系の組員が1人ずつ入居していた問題で、組員2人はいずれも住宅から退去したことが25日、分かった。

 市や広島県警によると、市営住宅に入居し、年内の退去を約束していた組員は12月中旬までに退去した。広島県や県警によると、県営住宅で女性と同居していた組員については県警が25日、既に住んでいないことを確認したという。

 県と三次市は、公営住宅への組員の入居や同居を禁じた条例を制定している。

「とくダネ!」小倉さんも被害 大規模窃盗事件で組事務所捜索

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 指定暴力団稲川会系組員らが平成17年ごろから神奈川、東京、大阪など1道2府11県で貴金属や携帯電話などの窃盗を繰り返していた大規模窃盗事件で、神奈川県警捜査3課などは25日午前、稲川会系組事務所など数カ所を家宅捜索した。県警はこれまでに窃盗容疑などで62人を逮捕、被害は2441件で約33億円に上るとみて、裏付け捜査を進めている。

 捜査関係者によると、家宅捜索したのは、川崎市の稲川会3代目山川一家2代目内堀組事務所と横浜市の同3代目埋地一家事務所。

 逮捕されているのは指定暴力団の稲川会山口組の組員とその周辺者など。稲川会系組幹部ら主犯格とみられる上層部数人の下に複数のグループがあり、メンバーの一部が逮捕されると、残ったメンバーが別のグループに合流するなどして窃盗を繰り返していたという。

 県警の調べによると、窃盗グループは今年3月、水戸市内原町の宝飾品店「トンプキンス水戸」で、腕時計149個と貴金属4点(計約1億3619万5千円相当)を盗んだほか、昨年10月には、神奈川県平塚市の携帯電話販売店から携帯電話約40台(販売価格約220万円相当)を盗んだ疑いが持たれている。

 また、タレントの小倉智昭さんも平成17年4月に東京都練馬区の自宅に駐車していたトヨタのランドクルーザーを盗まれる被害にあったが、小倉さんの車を盗んだとして同グループの男2人が窃盗容疑で逮捕されている。

殺人容疑で手配の暴力団幹部を逮捕 神奈川の組関係者殺害事件で

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 神奈川県平塚市の指定暴力団稲川会系の事務所で7月、組関係者が殺害された事件で、県警は24日、殺人と銃刀法違反の疑いで指名手配していた、指定暴力団住吉会系暴力団幹部の平山正憲容疑者(41)=東京都新宿区大久保=を逮捕した。県警によると「分からない」と容疑を否認している。

 逮捕容疑は、7月5日午前4時10分ごろ、平塚市紅谷町の稲川会系事務所で、数人の男らと拳銃を発砲し、同市東真土、職業不詳、渡辺修宏さん=当時(34)=を殺害した疑い。

 県警は、平山容疑者とともに殺人容疑などで指名手配した住所不定、無職、穴井憲一容疑者(40)の行方を追っている。

資材置き場から鉄製電柱など盗む 容疑の3人逮捕/茨城

 鉄製の電柱などを盗んだとして、茨城県警鉾田署は24日、窃盗の現行犯で、茨城県石岡市石岡、指定暴力団松葉会系幹部で無職、高清浩容疑者(64)ら3人の男を逮捕した。同署によると、3人はおおむね容疑を認めている。

 同署の調べによると、同日午後0時20分ごろ、鉾田市の男性(61)が所有する同市安塚の資材置き場で、古い電柱5本など鉄製資材(約2万1000円相当)を小型クレーン付きトラックに積み込んでいる男らを発見、110番通報した。駆けつけた署員が3人を現行犯逮捕した。

 同署によると、現場は周囲に民家がなく、人通りが少ないという。

土地改良区7億円横領、首謀の組員に懲役7年6月 徳島地裁

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 徳島県阿南市の阿南東部土地改良区の口座から元会計主任の女(61)=懲役10年確定=が約7億円を引き出して横領した事件で、業務上横領の罪に問われた指定暴力団山口組・二代目倉本組阿洲会幹部、玉井鉄男被告(35)への判決公判が24日、徳島地裁で開かれ、畑山靖裁判長は「首謀者であり、真摯(しんし)な反省もうかがえない」として、求刑通り懲役7年6月の判決を言い渡した。

 判決によると、玉井被告は元会計主任らと共謀し、平成18年10月~20年7月、改良区の口座から約7億円を引き出し、横領した。

元山口組系組長宅へ火炎瓶、防犯カメラに逃走男

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 23日午前2時45分頃、福岡県大野城市山田5、自称会社経営、浅川陸男(むつお)さん(64)方の住宅(鉄筋4階建て)の塀から煙が上がった。防犯カメラに火炎瓶のようなものを投げる男が映っており、県警は現住建造物等放火未遂容疑などで調べている。

 火は浅川さんらがすぐに消し止め、けが人はなかった。発表によると、住宅は高さ約3メートルの塀に囲まれており、塀は入り口と約2メートル離れた部分の計2か所が焦げ、付近に火炎瓶の破片とみられるガラス片が散乱していた。防犯カメラに映っていた男は黒っぽい上下トレーナー姿で、走って逃げたという。

 浅川さんは昨年12月まで指定暴力団・山口組系組長だったといい、県警はトラブルがなかったか調べている。

民家に“火炎瓶”暴力団絡みの犯行か/福岡

23日未明、福岡・大野城市の住宅に火炎瓶のようなものが投げ込まれる事件があり、警察は放火未遂などの疑いで捜査している。

 23日午前3時前、大野城市山田の住宅の玄関付近で煙が上がっているのに、この家に住む64歳の男性が気づいた。男性が外に出ると、火炎瓶のようなものが玄関の扉と横の塀に1本ずつ投げつけられていて、扉や壁の一部などが焼けていた。男性はすぐに火を消し、ケガ人はいなかった。

 警察によると、玄関に設置された防犯カメラの映像には、何者かが火炎瓶のようなものを投げ込む様子が映っていた。状況などから、警察は暴力団絡みの犯行ではないかとみて調べている。

連続窃盗:組員ら36人検挙・補導 捜査終結-福岡・久留米

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 福岡県久留米市で、暴力団組員らがひったくりやバイク盗などを繰り返していた事件で、福岡県警は22日、組員や仲間の暴走族の少年ら計36人を検挙・補導し、捜査を終結したと発表した。組員らは暴走行為も含め、3~10月の間にあった138件を認めており、容疑の固まった33件について送検した。被害総額は約1000万円にのぼった。

 県警によると、組員は後輩の無職少年2人(17歳と18歳)と共謀。5月30日夜、自転車で帰宅中の女性に背後から原付きバイクで近づき、自転車の前かごにあった現金約7万6000円の入ったバッグを盗むなどしたとされる。市内では1月から11月末までに90件のひったくりがあったが、うち約60件は組員らが行っていたという。

 検挙・補導された36人は14~23歳。無職の少年が大半だった。リーダー格の指定暴力団道仁会系組員の男(21)=傷害、窃盗罪などで服役中=が、少年たちに指示したケースもあった。少年らは暴走行為をするために、この組員に金を払っていた。金は組員に渡ったほか、少年らの遊興費に使われたらしい。

 組員は「組に納める金に困っていた。金を工面するためやった」などと供述しているという。

約束手形偽造:福村被告に懲役5年を求刑-地検/福井

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福井市と県が出資する紡績会社「フクイボウ」(福井市桃園2)の約束手形偽造事件で、有価証券偽造、同行使と詐欺の罪に問われた金沢市の暴力団組長、福村哲郎被告(53)に対する論告求刑が22日、福井地裁(佐茂剛裁判長)であり、検察側は懲役5年を求刑した。弁護側は福村被告の共謀を否定し、無罪を主張した。

 起訴状によると、福村被告は同社元業務部長らと共謀し、06年4月~9月に計2回、同社名義の約束手形2通を偽造し大阪市内の金融業者に持ち込み現金計約5115万円をだまし取ったとされる。検察は「典型的な暴力団犯罪であり、極めて悪質」とした。判決公判は2月16日、開かれる。【幸長由子】

山口組傘下直系組長、神戸に30拠点 規制条例制定へ/兵庫

 指定暴力団山口組の傘下で、兵庫県外に拠点を置く複数の直系組長が、山口組総本部のある神戸市内に、親族名義で借りるなどしたマンションや民家に出入りしていることが、兵庫県警への取材で分かった。約30カ所に上るという。一部では組関係者の出入りも確認されており、県警は準組事務所として使用される恐れもあるとして、新たな進出阻止に向け、来年度にも規制条例の制定を目指す。

 捜査関係者によると、「直参」と呼ばれる直系組長は全国に約90人いる。このうち兵庫県外の約30団体がそれぞれの地元に置く組事務所とは別に、神戸市内にマンションや民家を借りるなどして拠点として利用しているとみられる。大半は住宅地にあり、登記や契約の名義は組長の親族や関連会社という。

 組長のほか、組関係者が出入りする施設もあり、県警などに近隣住民から「組事務所ではないか」「トラブルにならないか心配」などの声が寄せられている。同市長田区では立ち退きを求める住民運動も起きている。

 捜査関係者によると、こうした拠点は2007年秋以降に急増。主に組長らが総本部を訪れる際の宿泊場所などとして置いているとみられるが、組事務所に転用されることも考えられるという。

 このため、県警は実態把握とともに規制条例の制定を検討。条例案には、マンションなどを借りる際のチェック強化や、暴力団関係者と判明した場合に貸主側が契約を解除しやすくすることなどを盛り込むという。

 組事務所の進出阻止をめぐっては福岡県が今年10月に「暴力団排除条例」を制定。組事務所に使用されると知りながら不動産を譲渡した業者の名前公表や取引時の利用目的確認の努力義務などが盛り込まれている。

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