神戸山口組系「西脇組」組長宅襲撃事件 新たに山口組系「竹中組」若頭ら2人を逮捕
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兵庫県警神戸西署は19日までに、今年1月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」組長の自宅の窓ガラスなどが壊された事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目竹中組若頭で、「二代目篠原会」会長・村上茂徳容疑者(45)=名古屋市東区=と、同会幹部(45)=兵庫県加古川市=を住居侵入と建造物損壊の疑いで逮捕した。同署は2人の認否を明らかにしていない。
神戸西警察署
村上疑者ら2人は今年1月7日午後9時半ごろ、すでに逮捕・起訴されている山口組系「二代目竹中組」組員・花岡西也被告(44)=神戸市西区=と共謀して、神戸市西区の西脇組の宮下和美組長(76)の自宅に侵入し、1階の窓や玄関引き戸などをバールで叩くなどして壊した疑いが持たれている。
近隣住民から「ケンカではないか」との110番通報を受けて事件が発覚。同署員が現場に駆け付けたところ、花岡被告が宮下組長と一緒に立っていて、住居侵入と建造物損壊の疑いで現行犯逮捕されていた。事件当時、宮下組長は家族と在宅中だったが、家族にはケガ人は無く、宮下組長は頭に軽いケガを負った。
西脇組を巡っては、2023年7月9日にもトラックが本部事務所に突入し、山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員が器物損壊などの罪で実刑判決を受けている。
兵庫県警神戸西署は19日までに、今年1月に特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」組長の自宅の窓ガラスなどが壊された事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系二代目竹中組若頭で、「二代目篠原会」会長・村上茂徳容疑者(45)=名古屋市東区=と、同会幹部(45)=兵庫県加古川市=を住居侵入と建造物損壊の疑いで逮捕した。同署は2人の認否を明らかにしていない。
神戸西警察署
村上疑者ら2人は今年1月7日午後9時半ごろ、すでに逮捕・起訴されている山口組系「二代目竹中組」組員・花岡西也被告(44)=神戸市西区=と共謀して、神戸市西区の西脇組の宮下和美組長(76)の自宅に侵入し、1階の窓や玄関引き戸などをバールで叩くなどして壊した疑いが持たれている。
近隣住民から「ケンカではないか」との110番通報を受けて事件が発覚。同署員が現場に駆け付けたところ、花岡被告が宮下組長と一緒に立っていて、住居侵入と建造物損壊の疑いで現行犯逮捕されていた。事件当時、宮下組長は家族と在宅中だったが、家族にはケガ人は無く、宮下組長は頭に軽いケガを負った。
西脇組を巡っては、2023年7月9日にもトラックが本部事務所に突入し、山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員が器物損壊などの罪で実刑判決を受けている。
神戸山口組系「西脇組」組長宅の窓ガラスをバールで割る 山口組傘下組員を逮捕
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◀◀西脇組本部トラック特攻事件
兵庫県警神戸西署は7日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」組長宅の窓ガラスをバールでたたき割ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目竹中組」組員・花岡西也容疑者(44)=神戸市西区=を住居侵入、建造物損壊罪の疑いで逮捕した。調べに対し花岡容疑者は「家の窓を持っていたバールでたたき割ったことに間違いない」と容疑を認めている。
神戸西警察署
花岡容疑者は7日午後9時半ごろ、神戸市西区にある西脇組の宮下和美組長(76)の自宅1階の窓をバールでたたいて割った疑いが持たれている。近隣の住民から「ケンカではないか」との110番通報を受け、同署員が現場に駆け付けたところ、花岡容疑者は宮下組長と一緒に立っていたという。宮下組長は頭にケガを負ったが軽傷。当時、家族も在宅していたが他にケガ人はいなかった。
西脇組を巡っては、2023年7月9日にもトラックが本部事務所に突入し、山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員が器物損壊などの罪で実刑判決を受けている。
同署は、山口組と神戸山口組の対立抗争とみて詳しい経緯や組織的な関与などを調べている。
◀◀西脇組本部トラック特攻事件
兵庫県警神戸西署は7日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」組長宅の窓ガラスをバールでたたき割ったとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目竹中組」組員・花岡西也容疑者(44)=神戸市西区=を住居侵入、建造物損壊罪の疑いで逮捕した。調べに対し花岡容疑者は「家の窓を持っていたバールでたたき割ったことに間違いない」と容疑を認めている。
神戸西警察署
花岡容疑者は7日午後9時半ごろ、神戸市西区にある西脇組の宮下和美組長(76)の自宅1階の窓をバールでたたいて割った疑いが持たれている。近隣の住民から「ケンカではないか」との110番通報を受け、同署員が現場に駆け付けたところ、花岡容疑者は宮下組長と一緒に立っていたという。宮下組長は頭にケガを負ったが軽傷。当時、家族も在宅していたが他にケガ人はいなかった。
西脇組を巡っては、2023年7月9日にもトラックが本部事務所に突入し、山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員が器物損壊などの罪で実刑判決を受けている。
同署は、山口組と神戸山口組の対立抗争とみて詳しい経緯や組織的な関与などを調べている。
神戸山口組系「誠竜会」会長宅に車両特攻 山口組系「落合金町連合」傘下幹部が出頭・逮捕
埼玉県警捜査4課と草加署は8日夜、今月6日夜に埼玉県八潮市にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系会長宅に車を突っ込ませ門扉を損壊したとして、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「落合金町連合」傘下幹部・古沢浩二容疑者(51)=住所不定=を器物損壊容疑で逮捕した。
埼玉県警察本部
古沢容疑者は6日午後11時ごろ、八潮市西袋の神戸山口組系「誠竜会」の山之内健三会長(75)の自宅に故意に乗用車をバックで突っ込ませ、門扉を損壊した疑いが持たれている。突っ込んだ車は現場に放置されていて、逃走を手助けした共犯者がいるとみられている。山之内会長は家族と3人暮らしだったがケガ人はいなかった。
古沢容疑者は8日昼過ぎ、埼玉県警草加署に「車で突っ込みました」と出頭してきた。調べに対し「車で突っ込んだことは間違いありません」などと供述し容疑を認めている。
被害にあった会長宅は2016年2月、銃弾が撃ち込まれる事件が発生していて、山口組傘下組長ら5人が銃刀法違反や建造物損壊容疑で逮捕されていて、今年7月には、ツルハシで自宅の外壁が損壊される事件も発生していた。
県警は、山口組と神戸山口組の対立抗争が背景にあるとみて、他の共犯者や組織的な関与など詳しく捜査している。
埼玉県警察本部
古沢容疑者は6日午後11時ごろ、八潮市西袋の神戸山口組系「誠竜会」の山之内健三会長(75)の自宅に故意に乗用車をバックで突っ込ませ、門扉を損壊した疑いが持たれている。突っ込んだ車は現場に放置されていて、逃走を手助けした共犯者がいるとみられている。山之内会長は家族と3人暮らしだったがケガ人はいなかった。
古沢容疑者は8日昼過ぎ、埼玉県警草加署に「車で突っ込みました」と出頭してきた。調べに対し「車で突っ込んだことは間違いありません」などと供述し容疑を認めている。
被害にあった会長宅は2016年2月、銃弾が撃ち込まれる事件が発生していて、山口組傘下組長ら5人が銃刀法違反や建造物損壊容疑で逮捕されていて、今年7月には、ツルハシで自宅の外壁が損壊される事件も発生していた。
県警は、山口組と神戸山口組の対立抗争が背景にあるとみて、他の共犯者や組織的な関与など詳しく捜査している。
「みかじめ料」 断られブロック片を投げつけドアなど損壊 侠道会系「豊田組」組員ら3人を逮捕
広島県警は29日までに、みかじめ料の支払いを拒否した飲食店にコンクリートブロック片を投げつけるなどしてドアなどを損壊したとして、指定暴力団・三代目侠道会系「豊田組」組員(36)=広島県福山市南松永町=と、自営業の男(48)=尾道市美ノ郷町=、塗装業の男(38)=三原市宮浦=の3人を建造物等損壊の疑いで逮捕した。
広島県警察本部
3人は共謀して今年8月24日午前4時半ごろ、尾道市御調町の飲食店のガラス製ドアなどにコンクリートブロック片を投げつけるなどして損壊し、118万8880円相当の損害を与えた疑いが持たれている。
組員は事件前日、この飲食店で働く男性(56)に対して「月5000円でいいから」などと言って、みかじめ料名目で現金を脅し取ろうとしたとして9月に逮捕され、10月11日付で処分保留となっていた。県警は、その後の捜査から、飲食店のドアなどが壊された事件について、組員らが関与した疑いが強まったとして逮捕した。
調べに対して、組員は「特に言うことはない」、自営業の男は「黙秘します」、塗装業の男は「分かりません」などとそれぞれ供述しているが、県警は組員らが、男性にみかじめ料の支払いを拒否されたことを逆恨みした犯行の可能性が高いとみて、詳しい経緯などを調べている。
広島県警察本部
3人は共謀して今年8月24日午前4時半ごろ、尾道市御調町の飲食店のガラス製ドアなどにコンクリートブロック片を投げつけるなどして損壊し、118万8880円相当の損害を与えた疑いが持たれている。
組員は事件前日、この飲食店で働く男性(56)に対して「月5000円でいいから」などと言って、みかじめ料名目で現金を脅し取ろうとしたとして9月に逮捕され、10月11日付で処分保留となっていた。県警は、その後の捜査から、飲食店のドアなどが壊された事件について、組員らが関与した疑いが強まったとして逮捕した。
調べに対して、組員は「特に言うことはない」、自営業の男は「黙秘します」、塗装業の男は「分かりません」などとそれぞれ供述しているが、県警は組員らが、男性にみかじめ料の支払いを拒否されたことを逆恨みした犯行の可能性が高いとみて、詳しい経緯などを調べている。
ラーメン店立ち退き巡りダンプカー突入 住吉会傘下幹部や医療法人役員ら6人を逮捕
警視庁組織犯罪対策特別捜査隊は8日までに、2019年12月に東京都立川市にある雑居ビル1階のラーメン店にダンプカーが突っ込んだ事件で、このビルを所有していた医療法人「颯心会」監事・高杉慎也容疑者(43)=立川市柴崎町6=と颯心会職員の男(43)=港区=、指定暴力団・住吉会傘下幹部・新田竜司容疑者(43)=住所不定=、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系幹部・末川竜二容疑者(43)ら、29~45歳の男6人を建造物損壊容疑や威力業務妨害容疑などで逮捕した。調べに対し、6人とも黙秘している。
警視庁本部
6人は共謀して2019年12月3日午前3時10分ごろ、立川市曙町1の4階建て雑居ビル1階に入居していたラーメン店にダンプカーをバックで突入させ、店のシャッターやカウンター、調理用の釜などを損壊させ、営業不能にしたなどの疑いが持たれている。ラーメン店は営業時間外でケガ人はいなかった。
警視庁は、ラーメン店の立ち退きを巡って颯心会の代表理事・北條康弘容疑者(56)が高杉容疑者に犯行を指示したとみているが、男は事件後に出国していて、建造物損壊容疑で逮捕状を取って行方を追っている。
警視庁は、高杉容疑者からラーメン店の営業を妨害するよう依頼を受けた新田容疑者が、実行役4人に指示したとみていて、ビル周辺の防犯カメラ映像には実行役の2人がダンプカーに乗り、見張り役の2人が現場近くから衝突の様子を確認している映像に残されていた。事件の翌日には、高杉容疑者側から末川容疑者の口座に50万円の送金記録があり、事件の報酬とみられている。
このビルは当時建て替えの計画があり、店側が立ち退きに応じていなかった。ラーメン店側は2019年5月に颯心会側からの立ち退き要求に関して警視庁立川署に相談していた。人気ラーメン店だったが、事件後に移転を余儀なくされた。
医療法人「颯心会」は1996年設立で立川市内でクリニックを運営していて、「事件とは関係ない」としている。
警視庁本部
6人は共謀して2019年12月3日午前3時10分ごろ、立川市曙町1の4階建て雑居ビル1階に入居していたラーメン店にダンプカーをバックで突入させ、店のシャッターやカウンター、調理用の釜などを損壊させ、営業不能にしたなどの疑いが持たれている。ラーメン店は営業時間外でケガ人はいなかった。
警視庁は、ラーメン店の立ち退きを巡って颯心会の代表理事・北條康弘容疑者(56)が高杉容疑者に犯行を指示したとみているが、男は事件後に出国していて、建造物損壊容疑で逮捕状を取って行方を追っている。
警視庁は、高杉容疑者からラーメン店の営業を妨害するよう依頼を受けた新田容疑者が、実行役4人に指示したとみていて、ビル周辺の防犯カメラ映像には実行役の2人がダンプカーに乗り、見張り役の2人が現場近くから衝突の様子を確認している映像に残されていた。事件の翌日には、高杉容疑者側から末川容疑者の口座に50万円の送金記録があり、事件の報酬とみられている。
このビルは当時建て替えの計画があり、店側が立ち退きに応じていなかった。ラーメン店側は2019年5月に颯心会側からの立ち退き要求に関して警視庁立川署に相談していた。人気ラーメン店だったが、事件後に移転を余儀なくされた。
医療法人「颯心会」は1996年設立で立川市内でクリニックを運営していて、「事件とは関係ない」としている。
神戸山口組系「西脇組」にトラック特攻 山口組系一心会傘下「芦川会」組員に懲役1年6ヶ月の実刑判決
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西脇組組長宅襲撃事件▶▶
神戸地裁は31日、今年7月に神戸市西区にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックで突っ込んだとして、器物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和被告(43)=茨城県水戸市堀町=の裁判が開かれ、釈迦堂被告に対し懲役1年6ヶ月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
神戸地方裁判所
釈迦堂被告は今年7月9日午後5時40分ごろ、1人で神戸市西区玉津町上池の西脇組本部事務所に白色のトラックをバックで2回衝突させ、建物の門柱を損壊したとされる。事件当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。釈迦堂被告は、同月24日に茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
判決で神戸地裁は、交通量も多い道路に面した住宅街で、日中に対立する組の事務所にトラックを衝突させたことについて、「大胆かつ危険な態様」「近隣住民や社会に不安を与えた犯行」「通常の器物損壊ではない」などと指摘。一方で、「自ら出頭していることや、犯行を認めている」などとして懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。
西脇組組長宅襲撃事件▶▶
神戸地裁は31日、今年7月に神戸市西区にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックで突っ込んだとして、器物損壊などの罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和被告(43)=茨城県水戸市堀町=の裁判が開かれ、釈迦堂被告に対し懲役1年6ヶ月(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
神戸地方裁判所
釈迦堂被告は今年7月9日午後5時40分ごろ、1人で神戸市西区玉津町上池の西脇組本部事務所に白色のトラックをバックで2回衝突させ、建物の門柱を損壊したとされる。事件当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。釈迦堂被告は、同月24日に茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
判決で神戸地裁は、交通量も多い道路に面した住宅街で、日中に対立する組の事務所にトラックを衝突させたことについて、「大胆かつ危険な態様」「近隣住民や社会に不安を与えた犯行」「通常の器物損壊ではない」などと指摘。一方で、「自ら出頭していることや、犯行を認めている」などとして懲役1年6ヶ月の実刑判決を言い渡した。
神戸山口組系「西脇組」にトラック特攻 山口組系一心会傘下「芦川会」組員に懲役2年を求刑
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神戸地裁(松田道別裁判官)で20日、神戸市西区にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックで突っ込んだとして、器物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和被告(42)=茨城県水戸市堀町=の初公判が開かれ、釈迦堂被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。
事件後の西脇組周辺
(2023年7月9日)
釈迦堂被告は今年7月9日午後5時40分ごろ、1人で神戸市西区玉津町上池の西脇組本部事務所に白色のトラックをバックで2回衝突させ、建物の門柱を損壊したとされる。事件当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。釈迦堂被告は、同月24日に茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
被告人質問で釈迦堂被告は、「名を上げたいと思い、独断でやった」と話し、「(社会復帰後は)犯罪を起こさないようにヤクザ稼業をやりたい」と主張。検察側からの「ヤクザを続けながら犯罪をしないのは可能か」との問いに、「ちょっと分からない」などと答えた。
弁護側は、被告が出頭したことなどを理由に寛大な判決を求めた。判決公判は今月31日に言い渡される予定。
神戸地裁(松田道別裁判官)で20日、神戸市西区にある特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックで突っ込んだとして、器物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和被告(42)=茨城県水戸市堀町=の初公判が開かれ、釈迦堂被告は起訴内容を認め、検察側は懲役2年を求刑し、即日結審した。
事件後の西脇組周辺
(2023年7月9日)
釈迦堂被告は今年7月9日午後5時40分ごろ、1人で神戸市西区玉津町上池の西脇組本部事務所に白色のトラックをバックで2回衝突させ、建物の門柱を損壊したとされる。事件当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。釈迦堂被告は、同月24日に茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
被告人質問で釈迦堂被告は、「名を上げたいと思い、独断でやった」と話し、「(社会復帰後は)犯罪を起こさないようにヤクザ稼業をやりたい」と主張。検察側からの「ヤクザを続けながら犯罪をしないのは可能か」との問いに、「ちょっと分からない」などと答えた。
弁護側は、被告が出頭したことなどを理由に寛大な判決を求めた。判決公判は今月31日に言い渡される予定。
住吉会系事務所や車に植木鉢やブロック投げつけ相次ぐ 傘下組織同士のトラブル拡大を警戒
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20日午前8時半ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の明治通り沿いのマンションの駐車場から110番通報があり、指定暴力団・住吉会の四次団体で十三代目幸平一家系「堺組」傘下「中越組」関係者の車(メルセデスベンツ)のボンネットやガラス窓などに、コンクリートブロックが投げつけられ壊されていた。
警視庁本部
さらに同日昼前、東京都港区海岸で「植木鉢やブロックを何人かの男が車に投げつけた」と110番通報があり、住吉会系「三代目村田会」の事務所などに植木鉢が投げつけられ、窓ガラスが割られていた。
2つの事件の発生前に、港区六本木で堺組と村田会の組員同士のケンカが発生していて、新宿区や港区などでは暴力団の車両や建物にブロックや植木鉢が投げつけられる器物損壊事件が相次いで発生している。
警視庁は、住吉会傘下組織同士のいざこざとみて、いずれも器物損壊の疑いで犯人の行方を追うとともに、トラブルの拡大を警戒している。
20日午前8時半ごろ、東京都新宿区歌舞伎町の明治通り沿いのマンションの駐車場から110番通報があり、指定暴力団・住吉会の四次団体で十三代目幸平一家系「堺組」傘下「中越組」関係者の車(メルセデスベンツ)のボンネットやガラス窓などに、コンクリートブロックが投げつけられ壊されていた。
警視庁本部
さらに同日昼前、東京都港区海岸で「植木鉢やブロックを何人かの男が車に投げつけた」と110番通報があり、住吉会系「三代目村田会」の事務所などに植木鉢が投げつけられ、窓ガラスが割られていた。
2つの事件の発生前に、港区六本木で堺組と村田会の組員同士のケンカが発生していて、新宿区や港区などでは暴力団の車両や建物にブロックや植木鉢が投げつけられる器物損壊事件が相次いで発生している。
警視庁は、住吉会傘下組織同士のいざこざとみて、いずれも器物損壊の疑いで犯人の行方を追うとともに、トラブルの拡大を警戒している。
弘道会傘下「西部連合」会長宅にダンプ特攻 「神戸山口組」傘下組員2人を逮捕
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福岡県警は、2022年9月に福岡市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目弘道会」傘下「西部連合」会長宅の車庫に、ダンプカーで突っ込みシャッターなどを損壊したとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目安部組」組員・石坂健治容疑者と西山健次郎容疑者の2人を建造物損壊の疑いで逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
西部連合会長宅にダンプカー突入
(2022年9月2日)
2人は2022年9月2日午前5時半過ぎ、福岡市東区香住ヶ丘にある西部連合の武藤宏史会長宅の車庫にダンプカーで突っ込み、シャッターなどを損壊した疑いが持たれている。当時、家には武藤組長や家族がいたがケガはなかった。
福岡県内では、この事件の約1か月前に、福津市にある神戸山口組系「二代目安部組」の組事務所に乗用車が突っ込む事件があったほか、古賀市にある安部組の元満志郎組長の自宅前で、駐車された無人の普通乗用車が全焼した事件が起き、山口組傘下組員らが逮捕・起訴されていた。
県警は、山口組と神戸山口組による対立抗争による事件とみて詳しい経緯を調べている。
福岡県警は、2022年9月に福岡市にある特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「三代目弘道会」傘下「西部連合」会長宅の車庫に、ダンプカーで突っ込みシャッターなどを損壊したとして、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目安部組」組員・石坂健治容疑者と西山健次郎容疑者の2人を建造物損壊の疑いで逮捕した。県警は2人の認否を明らかにしていない。
西部連合会長宅にダンプカー突入
(2022年9月2日)
2人は2022年9月2日午前5時半過ぎ、福岡市東区香住ヶ丘にある西部連合の武藤宏史会長宅の車庫にダンプカーで突っ込み、シャッターなどを損壊した疑いが持たれている。当時、家には武藤組長や家族がいたがケガはなかった。
福岡県内では、この事件の約1か月前に、福津市にある神戸山口組系「二代目安部組」の組事務所に乗用車が突っ込む事件があったほか、古賀市にある安部組の元満志郎組長の自宅前で、駐車された無人の普通乗用車が全焼した事件が起き、山口組傘下組員らが逮捕・起訴されていた。
県警は、山口組と神戸山口組による対立抗争による事件とみて詳しい経緯を調べている。
神戸山口組系「西脇組」事務所にトラック特攻 山口組傘下組員を逮捕
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兵庫県警暴力団対策課と神戸西署は24日、今月9日に兵庫県神戸市西区玉津町上池で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックが突っ込んだ事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和容疑者(42)=茨城県水戸市堀町=を器物損壊の疑いで逮捕した。
事件後の西脇組周辺
釈迦堂容疑者は今月9日午後5時40分ごろ、1人で西脇組の事務所に白色のトラックをバックで追突させて、建物の門などを壊した疑いがもたれている。当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。
トラックはバックで門柱などを破損させた状態で停止していたが、運転手はその場から逃走していた。県警は周辺の防犯カメラの映像などからから釈迦堂容疑者を特定し、逮捕状を取って行方を追っていたところ、24日午後2時45分ごろに茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
調べに対し、釈迦堂容疑者は「西脇の事件は自分がやった」、「トラックで突っ込み、門を壊したことに間違いない」と容疑を認めている。
兵庫県警暴力団対策課と神戸西署は24日、今月9日に兵庫県神戸市西区玉津町上池で、特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所にトラックが突っ込んだ事件で、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目一心会傘下「芦川会」組員・釈迦堂宏和容疑者(42)=茨城県水戸市堀町=を器物損壊の疑いで逮捕した。
事件後の西脇組周辺
釈迦堂容疑者は今月9日午後5時40分ごろ、1人で西脇組の事務所に白色のトラックをバックで追突させて、建物の門などを壊した疑いがもたれている。当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限を受けて無人だった為、ケガ人はいなかった。
トラックはバックで門柱などを破損させた状態で停止していたが、運転手はその場から逃走していた。県警は周辺の防犯カメラの映像などからから釈迦堂容疑者を特定し、逮捕状を取って行方を追っていたところ、24日午後2時45分ごろに茨城県警水戸署に1人で出頭し逮捕された。
調べに対し、釈迦堂容疑者は「西脇の事件は自分がやった」、「トラックで突っ込み、門を壊したことに間違いない」と容疑を認めている。
神戸山口組系「西脇組」事務所にトラック特攻 ケガ人は無し
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9日午後5時40分ごろ、神戸市西区玉津町上池の特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所に「トラックが突っ込んだ」と近隣住民から110番があった。当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限がかかっていたため、無人でケガ人は確認されていない。
事件後の西脇組周辺
白色のトラックはバックで西脇組事務所の門柱に突っ込んだとみられ、門の柱などが破損し、突っ込んだ状態で停止していた。運転手は乗っておらず、周囲に関係者などがいないことから車両を放置して現場から立ち去ったとみられる。
兵庫県警神戸西署は、当時の状況を調べるとともに、特定抗争指定暴力団・山口組と神戸山口組の対立抗争とみて、器物損壊容疑などで捜査している。
9日午後5時40分ごろ、神戸市西区玉津町上池の特定抗争指定暴力団・神戸山口組系「二代目西脇組」の事務所に「トラックが突っ込んだ」と近隣住民から110番があった。当時、西脇組の事務所は暴力団対策法に基づく使用制限がかかっていたため、無人でケガ人は確認されていない。
事件後の西脇組周辺
白色のトラックはバックで西脇組事務所の門柱に突っ込んだとみられ、門の柱などが破損し、突っ込んだ状態で停止していた。運転手は乗っておらず、周囲に関係者などがいないことから車両を放置して現場から立ち去ったとみられる。
兵庫県警神戸西署は、当時の状況を調べるとともに、特定抗争指定暴力団・山口組と神戸山口組の対立抗争とみて、器物損壊容疑などで捜査している。
ホテル室内で備品や壁などを損壊 共政会系「流川」組員を再逮捕
広島県警広島中央署は29日、宿泊先の広島市のホテルで机を投げつけ壁を壊すなどしたとして、指定暴力団・六代目共政会系「二代目流川」組員・槙川幸希容疑者(33)=広島市中区流川町=を建造物損壊と器物損壊の疑いで再逮捕した。調べに対し、槙川容疑者は「認めます」と容疑を認めている。
広島中央警察署
槙川容疑者は6月10日午前7時50分ごろ、宿泊先の広島市中区のホテルに設置されていた木製のデスクと袖机を投げつけて壁を損壊。さらに、電子レンジと空気清浄機を投げつけて壊した疑いが持たれている。
通報を受けた警察官が付近を捜索。約1時間後に広島市中区宝町の路上でもめ事を起こしていたところを発見した。槙川容疑者は警察官(29)から職務質問を受けた際、腹を蹴ったとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていた。
広島中央警察署
槙川容疑者は6月10日午前7時50分ごろ、宿泊先の広島市中区のホテルに設置されていた木製のデスクと袖机を投げつけて壁を損壊。さらに、電子レンジと空気清浄機を投げつけて壊した疑いが持たれている。
通報を受けた警察官が付近を捜索。約1時間後に広島市中区宝町の路上でもめ事を起こしていたところを発見した。槙川容疑者は警察官(29)から職務質問を受けた際、腹を蹴ったとして公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕されていた。
無免許運転でパトカーから逃走中に追突事故 太州会傘下組員を逮捕
福岡県警飯塚署は、2022年11月に福岡県飯塚市の国道で、無免許で車を運転してパトカーの追跡から逃走中、他の車に衝突してバンパーを壊すなどしたとして、指定暴力団・太州会傘下組員・湯谷光希容疑者(29)を器物損壊と公務執行妨害などの疑いで逮捕した。
湯谷容疑者が運転していた車
湯谷容疑者は2022年11月11日午後10時すぎ、飯塚市の国道で無免許で普通乗用車を運転し、信号無視をしたところを警ら中のパトカーに見られて停止を求められたが、そのまま逃走。パトカーの追跡を受けて逃走中に、信号待ちで停車していた車に衝突してバンパーなどを壊した上、身柄を確保しようとした警察官を振り切って車を急発進させるなど、警察官の職務を妨害した疑いが持たれている。
調べに対し、湯谷容疑者は「無免許運転は間違いない。車に衝突したのはわざとではない。警察官に暴行は加えていない」などと一部否認している。同署は、逃走した経緯や動機などを詳しく調べている。
湯谷容疑者が運転していた車
湯谷容疑者は2022年11月11日午後10時すぎ、飯塚市の国道で無免許で普通乗用車を運転し、信号無視をしたところを警ら中のパトカーに見られて停止を求められたが、そのまま逃走。パトカーの追跡を受けて逃走中に、信号待ちで停車していた車に衝突してバンパーなどを壊した上、身柄を確保しようとした警察官を振り切って車を急発進させるなど、警察官の職務を妨害した疑いが持たれている。
調べに対し、湯谷容疑者は「無免許運転は間違いない。車に衝突したのはわざとではない。警察官に暴行は加えていない」などと一部否認している。同署は、逃走した経緯や動機などを詳しく調べている。
社員寮発砲事件 山口組系「兼一会」幹部に懲役8年の判決「実行の見届け役」を認定
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神戸地裁(松田道別裁判長)で29日、兵庫県西宮市で2021年3月、運送会社の社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の判決公判が開かれ、松別裁判長は「犯行の確実な遂行に重要な役割を果たした」と共謀を認め、懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。
神戸地方裁判所
名倉被告は別の男(54)らと共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市にある社員寮に銃弾4発を発砲。玄関のシャッターを損壊させるなどしたとされる。裁判で名倉被告は共謀を否定し、発砲することを「知らなかった」と主張していた。
松田裁判長は判決で、事件前に名倉被告の乗る車が社員寮付近を走行し、その後、別の男らの軽乗用車を先行する形で周辺を走っていた点などを指摘。「犯行現場の状況や逃走経路の下見・教示、犯行の見届け役を担っていた」とし、2人の男の関係について「ほぼ同等の立場と認めるのが相当」として共謀を認定し、「暴力団同士の抗争を背景とし、社会にも影響を与えた点で結果は重大」と述べた。
神戸地裁(松田道別裁判長)で29日、兵庫県西宮市で2021年3月、運送会社の社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の判決公判が開かれ、松別裁判長は「犯行の確実な遂行に重要な役割を果たした」と共謀を認め、懲役8年(求刑懲役12年)を言い渡した。
神戸地方裁判所
名倉被告は別の男(54)らと共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市にある社員寮に銃弾4発を発砲。玄関のシャッターを損壊させるなどしたとされる。裁判で名倉被告は共謀を否定し、発砲することを「知らなかった」と主張していた。
松田裁判長は判決で、事件前に名倉被告の乗る車が社員寮付近を走行し、その後、別の男らの軽乗用車を先行する形で周辺を走っていた点などを指摘。「犯行現場の状況や逃走経路の下見・教示、犯行の見届け役を担っていた」とし、2人の男の関係について「ほぼ同等の立場と認めるのが相当」として共謀を認定し、「暴力団同士の抗争を背景とし、社会にも影響を与えた点で結果は重大」と述べた。
運送会社社宅銃撃事件 山口組系「兼一会」幹部が実行役との共謀否定し無罪主張
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神戸地裁(松田道別裁判長)で17日、2021年3月に兵庫県西宮市の運送会社社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、名倉被告は「共謀した事実は一切ありません」と無罪を主張した。
神戸地方裁判所
名倉被告は別の被告(54)ら2人と共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市久保町にある会社社員寮に向けて拳銃で弾丸4発を発砲し、シャッターを損壊したとされる。
検察側は冒頭陳述で、事件前に名倉被告は建物周辺を車で走行し、下見をしていたと指摘。名倉被告の車が先導する形で、実行役の別の被告らが乗った軽乗用車に逃走経路を教え、建物から約740メートル離れた場所で待機していたなどと主張した。
一方、弁護側は名倉被告が事件現場付近にいたことは認めたが「実行役の男が発砲するとは知らなかった」と訴えた。 また、同じ組織に所属する名倉被告と実行役の男の関係を「組織の中では実行役の方が上の立場だった」とし、名倉被告が監視役などを担う上位者とした検察側の主張を否定した。
神戸地裁(松田道別裁判長)で17日、2021年3月に兵庫県西宮市の運送会社社員寮に銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪で起訴された特定抗争指定暴力団・六代目山口組系「二代目兼一会」幹部で、「名倉組」組長・名倉教文被告(56)に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、名倉被告は「共謀した事実は一切ありません」と無罪を主張した。
神戸地方裁判所
名倉被告は別の被告(54)ら2人と共謀し、2021年3月3日午前2時ごろ、西宮市久保町にある会社社員寮に向けて拳銃で弾丸4発を発砲し、シャッターを損壊したとされる。
検察側は冒頭陳述で、事件前に名倉被告は建物周辺を車で走行し、下見をしていたと指摘。名倉被告の車が先導する形で、実行役の別の被告らが乗った軽乗用車に逃走経路を教え、建物から約740メートル離れた場所で待機していたなどと主張した。
一方、弁護側は名倉被告が事件現場付近にいたことは認めたが「実行役の男が発砲するとは知らなかった」と訴えた。 また、同じ組織に所属する名倉被告と実行役の男の関係を「組織の中では実行役の方が上の立場だった」とし、名倉被告が監視役などを担う上位者とした検察側の主張を否定した。
「宅見組」組長宅に車突入事件 新たに弘道会傘下「稲葉地一家」幹部ら2人を逮捕
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大阪府警捜査4課は8日、2022年5月に大阪府豊中市にある当時・特定抗争指定暴力団・神戸山口組の副組長だった「二代目宅見組(現在は神戸山口組を脱退)」の入江禎組長の自宅に乗用車が突っ込んだ事件で、新たに特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「十代目稲葉地一家」若頭で、「雅竜組」組長・林雅志容疑者(39)=名古屋市中川区細米町=と、稲葉地一家傘下「八代目伊藤忠」若頭・吉川直行こと吉川直幸容疑者(34)=同市中村区大門町=を建造物損壊などの疑いで逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。
事件当時(2022年5月)
この事件は2022年5月8日午前2時45分ごろ、豊中市緑丘にある入江組長宅に車がバックで突っ込み、木製の門戸を損壊。事件発生の数時間後に、警戒中の警察官が豊中市内で実行役の伊藤忠組員・菅野義秀被告(27)を発見し逮捕していた。林容疑者と吉川容疑者が、実行役の菅野被告に犯行を指示したとみられている。
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事件当時(2022年5月)
この事件は2022年5月8日午前2時45分ごろ、豊中市緑丘にある入江組長宅に車がバックで突っ込み、木製の門戸を損壊。事件発生の数時間後に、警戒中の警察官が豊中市内で実行役の伊藤忠組員・菅野義秀被告(27)を発見し逮捕していた。林容疑者と吉川容疑者が、実行役の菅野被告に犯行を指示したとみられている。
池田組組長の長男宅に車突入 山健組傘下「健竜会」幹部に懲役3年の実刑判決
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岡山地裁で7日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男が住む住宅の車庫に車を突入させ、てシャッターを壊したとして、建造物損壊と道路交通法違反の罪でに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の判決公判が開かれ、宇田美穂裁判官は北本被告に対し、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の実刑判決を言い渡した。
岡山地方裁判所
北本被告は2022年10月22日午前5時過ぎ、無免許で車を運転した上、岡山市南区にある池田組の池田孝志組長(77)の長男名義の住宅に車を衝突させて、車庫のシャッターを壊したとされる。
宇田裁判官は、「周到に準備された計画的な犯行で、被告に被害弁償の意思はない。暴力団同士の抗争状態にあることは広く知られていて、犯行は地域住民や社会に不安を与えた」などとして、懲役3年6カ月の求刑に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡した。
弁護側は「控訴については本人と話してから決める」としている。
岡山地裁で7日、2022年10月に特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男が住む住宅の車庫に車を突入させ、てシャッターを壊したとして、建造物損壊と道路交通法違反の罪でに問われた、特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の判決公判が開かれ、宇田美穂裁判官は北本被告に対し、懲役3年(求刑・懲役3年6か月)の実刑判決を言い渡した。
岡山地方裁判所
北本被告は2022年10月22日午前5時過ぎ、無免許で車を運転した上、岡山市南区にある池田組の池田孝志組長(77)の長男名義の住宅に車を衝突させて、車庫のシャッターを壊したとされる。
宇田裁判官は、「周到に準備された計画的な犯行で、被告に被害弁償の意思はない。暴力団同士の抗争状態にあることは広く知られていて、犯行は地域住民や社会に不安を与えた」などとして、懲役3年6カ月の求刑に対し、懲役3年の実刑判決を言い渡した。
弁護側は「控訴については本人と話してから決める」としている。
池田組組長の長男名義の住宅に車両特攻 山健組傘下健竜会幹部に懲役3年6か月を求刑
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岡山地裁で17日、2022年10月22日に岡山市南区にある特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男名義の住宅に、乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを損壊させたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の初公判が開かれ、検察は「犯情は悪質」などとして懲役3年6か月を求刑した。
岡山地方裁判所
初公判で、北本被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた上で、「組長本人が住んでいると勘違いしていた」などと述べ、組織的な関与や指示については「無いです」と否定、あくまで個人的な思いからの犯行だったと主張した。
裁判は即日結審し、検察側は「犯情は悪質で再犯が強く懸念される」などとして懲役3年6か月を求刑。一方、弁護側は事実関係について争わず「寛大な処分を」と求めた。判決は3月7日に言い渡される予定。
岡山地裁で17日、2022年10月22日に岡山市南区にある特定抗争指定暴力団・池田組組長の長男名義の住宅に、乗用車をバックして衝突させ、車庫のシャッターを損壊させたとして、建造物損壊の罪に問われている特定抗争指定暴力団・六代目山口組系五代目山健組傘下、七代目健竜会幹部で「北本組」組長・北本肇被告(63)の初公判が開かれ、検察は「犯情は悪質」などとして懲役3年6か月を求刑した。
岡山地方裁判所
初公判で、北本被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた上で、「組長本人が住んでいると勘違いしていた」などと述べ、組織的な関与や指示については「無いです」と否定、あくまで個人的な思いからの犯行だったと主張した。
裁判は即日結審し、検察側は「犯情は悪質で再犯が強く懸念される」などとして懲役3年6か月を求刑。一方、弁護側は事実関係について争わず「寛大な処分を」と求めた。判決は3月7日に言い渡される予定。
神戸山口組組長宅に17発発砲 弘道会傘下「野内組」組員の初公判 起訴内容認める
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神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。
発砲事件当時の組長宅
林被告は2022年6月5日午後2時20分ごろ、山口組と対立関係にある神戸山口組の井上邦雄組長=神戸市北区鈴蘭台=の自宅前に車を乗り付け、所有していた拳銃で17発発砲し、金属製の門扉などを損壊し、井上組長らを脅迫したとされる。
被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。
神戸地裁(入子光臣裁判長)で16日、特定抗争指定暴力団・神戸山口組の組長宅に弾丸が撃ち込まれた事件で、建造物損壊などの罪に問われた特定抗争指定暴力団・六代目山口組系三代目弘道会傘下「野内組」組員・林雄司被告(50)=岐阜市領下=に対する裁判員裁判の初公判が開かれ、林被告は起訴内容について「間違っていません」と認めた。
発砲事件当時の組長宅
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被告人質問で林被告は、「拳銃は自分で用意した、井上組長がやめたら抗争は終わると思った」などと話した。
林容疑者は犯行直後に、回転式拳銃1丁を持って近くの交番に出頭し、銃刀法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕され、後に建造物損壊の疑いで再逮捕された。
次回の裁判は3月22日に開かれる予定。