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暴力団ニュース~ヤクザ事件簿

全国の暴力団、任侠組織、極道関連のニュース速報

全国ヤクザ事情

<GPS捜査>警察庁、慎重な対応…大阪高裁判決

 GPS捜査を巡る大阪高裁の初判断について、警察庁幹部は「地裁レベルで判断が割れていたので厳しい判決もあり得ると思っていた。判決文を読んで今後に生かしたい」と慎重な口ぶりだった。

 各地の警察は連続窃盗や薬物事件、暴力団が絡む事件などでGPSを活用してきたとみられるが、捜査での運用が問題とする判決も出ている。警察庁によると、これまでに三つの地裁が令状なしの運用を違法と判断する一方、二つの地裁(支部を含む)が「プライバシーを侵害したとは言えない」などとして違法性を否定していた。

 捜査関係者によると、捜査現場では司法判断が割れていたため、「GPSを使った追跡手法は使いにくい」との声も出ている。別の警察幹部は「令状が必要でも、どういった場合に誰に示せばいいのかという問題もあり、今後の司法の判断を見るしかない」と話している。

  

恐喝罪の山口組ナンバー2、公判 ナンバー3が証人尋問 京都地裁

 みかじめ料名目で建設業の男性から現金4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪に問われた指定暴力団山口組ナンバー2で弘道会会長、高山清司被告(65)の第2回公判が14日、京都地裁(小倉哲浩裁判長)で開かれた。この日、始まった公開の証人尋問では、山口組ナンバー3の入江禎(ただし)総本部長(67)が出廷、男性と組との関係などについて検察、弁護人双方からの質問に答えた。

 証人尋問で弁護側証人として出廷した入江総本部長は、今回の事件の被害者となった建設業の男性とは、組関係者からの紹介で「平成17年9月下旬に知り合った」と証言。男性から「パートナーとして一緒に仕事をしよう」と持ちかけられたとし、「総本部長という(自分の)役職が(男性にとって)有利になると思ったのではないか」などと述べた。

 高山被告は無罪を主張しており、この日は黒のスーツ姿で出廷。今年6月の初公判時と同様、首にコルセットを巻いていた。

 この裁判では、計12人の証人尋問が行われる。次回公判は19日。

<群馬3人射殺>上告審弁論が結審 死刑判決めぐり/群馬

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 群馬県内で対立する暴力団組長ら3人を射殺したとして殺人罪などに問われた元指定暴力団山口組系組長、、高見沢勤被告(57)=1、2審死刑=の上告審弁論が11日、最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)で開かれた。弁護人は1、2審判決に誤りがあると主張、検察側は死刑維持を求めて結審した。判決期日は後日指定される。

 1、2審判決によると、高見沢被告は配下の組員に指示し、01年11月に群馬県松井田町(現安中市)で男性土木作業員(当時60歳)を、05年9月に安中市内の路上で男性組長(同61歳)をそれぞれ射殺。05年4月には同市の組事務所を訪れた男性元組員(同35歳)を自ら射殺した。

 弁論で弁護人は「配下に殺害を指示したことはない」などと主張し、死刑判決の見直しを求めた。

79歳の男に2審も懲役26年 道仁会会長宅襲撃/福岡

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 指定暴力団道仁会(福岡県久留米市)の会長宅を襲撃し、手りゅう弾を爆発させ男性組員に重傷を負わせたとして、殺人未遂などの罪に問われた指定暴力団九州誠道会(同県大牟田市)関係者の無職、巌野平一被告(79)=佐賀県武雄市=の控訴審判決で、福岡高裁(川口宰護裁判長)は24日、懲役26年とした1審福岡地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

 1審判決によると、巌野被告は昨年8月26日未明、回転式拳銃2丁と機関銃1丁、手りゅう弾2発などを持って、小林哲治会長宅の敷地に侵入。30代の組員に銃弾3発を発射し、手りゅう弾を投げ付けて重傷を負わせた。

警部補と元組長30年前から親密交際 地裁公判で検察側が明らかに

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 県警通信指令課警部補の小寺誠一被告(53)=浅口市鴨方町小坂西=に頼まれ、女性警官宅の車に薬剤をまく嫌がらせをしたとして、器物損壊罪などに問われた指定暴力団山口組系元組長の笠原忠行被告(52)=倉敷市大畠=の公判が28日、岡山地裁(田尻克已裁判長)であり、笠原被告は起訴内容を認めた。検察側は2人が約30年前から親密に交際していたことを明らかにした。

 冒頭陳述で検察側は「2人は関係が途切れながらも2009年1月ごろから再び一緒に行動するようになった」と指摘。小寺被告の供述調書も朗読され、「同じ部署の女性警官に度々注意された。あいさつを無視され体に発疹(ほっしん)ができた」「相談した笠原被告から『いけばいい。いろんなやり方がある』と言われた」と、犯行の背景について述べた。

 この日は、実行犯とされる無職長谷川健太郎被告(40)=岡山市南区妹尾=の公判も開かれ、冒頭陳述で「笠原被告から『恨みのある警官がいる』と言われ、小寺被告の案内で家を下見した」と説明。覚せい剤取締法違反事件などを含め懲役4年6月を求刑した。

 起訴状などによると、3被告は共謀、09年10月、岡山市の同僚宅ガレージで乗用車に表面の塗装がはがれる薬剤をまき、61万円の損害を与えたとされる。

山口組ナンバー2、6月6日に初公判記事を印刷する

 あいさつ料名目で現金4千万円を脅し取ったとして、恐喝罪で起訴された指定暴力団山口組ナンバー2の弘道会会長高山清司被告(64)の公判前整理手続きが28日、京都地裁(小倉哲浩裁判長)であり、初公判が6月6日に決まった。

 地裁によると、計14回の公判期日(予備日4回を含む)を指定。11月12日に検察側が論告求刑、19日に弁護側が最終弁論する。

 高山被告はこれまで否認を続けており、公判では大津市に本拠を置く山口組淡海一家総長高山義友希被告(55=恐喝罪などで公判中)との共謀の有無などが争点となる。

 高山被告は、土木工事の受注などに関するあいさつ料名目で2005~06年、義友希被告らと共謀し、京都市の建設業の男性から計4千万円を脅し取ったとして、2010年12月に起訴された。

組織的殺人罪で組長に懲役19年 神戸地裁

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 指定暴力団山口組系組長が刺殺された事件で、上部組織幹部の指示を受け、実行役との連絡役を担ったとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)罪に問われた山口組山健組系組長、川田賢一被告(63)に対する裁判員裁判の判決公判が2日、神戸地裁であった。細井正弘裁判長は「暴力団による組織的な犯行」として、懲役19年(求刑懲役25年)を言い渡した。

 事件をめぐり、神戸地裁の別の裁判では2月、川田被告らに殺害を指示したとして、同罪に問われた上部組織の山健組系組長の井上国春被告(62)に「犯行が指示に基づいたとするには疑問」として無罪を言い渡した。ところが、川田被告への判決では「(配下の組員の証言などから)井上被告が実行役に被害者の居場所を教えたと推認できる」と共謀を認定。同じ事件を審理した2つの裁判員裁判で、異なる判断が出された。

 判決によると、川田被告は井上被告らと共謀。山口組系の後藤一男組長=当時(65)=に制裁を加える目的で殺害を計画し、平成19年5月、神戸市内の路上で配下の組員らに襲撃させ、組織として殺害した。

<上申書事件>死刑囚の懲役20年確定へ

 保険金殺人事件を上申書で告白し、殺人罪に問われた元暴力団組長、後藤良次被告(53)=別の5人殺傷事件で死刑確定=に対し、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は20日付で、被告の上告を棄却する決定を出した。懲役20年とした1、2審判決が確定するが、刑法の規定で死刑が優先され、今後も死刑囚として扱われる。

 1、2審判決によると、後藤被告は元不動産ブローカーの男=無期懲役確定=とともに00年、茨城県のカーテン店経営の男性(当時67歳)が肝硬変だったのに無理やり酒を飲ませ殺害した。

道仁会長の殺害目的、79歳被告が罪状認める/福岡

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 福岡県久留米市で昨年8月、指定暴力団道仁会会長宅が手投げ弾などで襲撃された事件で、殺人未遂罪、爆発物取締罰則違反などに問われた指定暴力団九州誠道会の関係者、巌野平一被告(79)(佐賀県武雄市)の裁判員裁判の初公判が6日、福岡地裁(林秀文裁判長)で始まった。

 巌野被告は「道仁会の会長を殺すつもりだった」などと起訴事実を認めた。検察側は冒頭陳述で、被告は親交があった誠道会系組長の配下組員が昨年4月に射殺された事件をきっかけに犯行を決意、道仁会の弱体化を狙ったなどと説明した。

 起訴状などによると、巌野被告は昨年8月26日未明、久留米市上津町の会長宅に塀を乗り越えて侵入。30歳代の組員に拳銃3発を発射したうえ、手投げ弾を投げて爆発させ、内臓損傷などの重傷を負わせるなどしたとされる。

茨城県議選事務所襲撃 元暴力団幹部が控訴

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 茨城県石岡市の県議選事務所襲撃事件で、候補者の叔父を保冷車でひき殺したとして殺人罪などに問われ、水戸地裁の裁判員裁判判決で懲役20年を言い渡された元暴力団幹部、設楽啓一被告(44)が5日、東京高裁に控訴した。

 昨年12月22日の判決によると、設楽被告は県議選投開票日だった平成22年12月12日午前、前日に盗んだ保冷車をバックさせて突入しプレハブ事務所を損壊。戸井田和之県議(47)の叔父で逃走を阻止しようとした戸井田利雄さん=当時(62)=をひき殺した。

組幹部射殺の男に懲役20年=抗争で裁判員除外も検討―さいたま地裁

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 埼玉県ふじみ野市で2008年4月、指定暴力団住吉会系組幹部を射殺したなどとして、組織犯罪処罰法違反(組織的殺人)などの罪に問われた指定暴力団山口組系組会長伊藤一也被告(42)の裁判員裁判で、さいたま地裁は27日、懲役20年(求刑懲役25年)を言い渡した。
 事件は組同士の抗争だったことから、さいたま地検は起訴当時、安全面を考慮して裁判員裁判対象事件からの除外請求を検討。しかし最終的には請求を見送った。 

選挙事務所を車で襲撃…殺人罪などで懲役20年/茨城

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 茨城県石岡市で昨年12月、県議選の選挙事務所に保冷車が突っ込み、候補者だった戸井田和之県議(47)の叔父戸井田利雄さん=当時(62)=がひかれて死亡した事件の裁判員裁判で、殺人罪などに問われた元暴力団幹部設楽啓一被告(44)に水戸地裁(根本渉裁判長)は22日、懲役20年(求刑懲役23年)の判決を言い渡した。被告は無罪を主張していた。
 
 公判は被告が犯人かどうか審理した後、殺意の有無や量刑判断に移る異例の2段階方式だった。
 
 起訴状によると、設楽被告は昨年12月12日午前、前日に盗んだ保冷車をバックさせて突入しプレハブ事務所を損壊。逃走を阻止しようとした利雄さんをひき殺したとしている。

全国初の3区分審理で無期判決 仙台地裁/宮城

 全国で初めて3つの殺人事件を区分審理した仙台市の無職、菅田伸也被告(33)の裁判員裁判の判決公判が20日、仙台地裁であり、鈴木信行裁判長は求刑通り無期懲役の判決を言い渡した。

 事件ごとに裁判員が入れ替わる区分審理は、各事件で有罪か無罪かを決める「部分判決」が出され、最終審理の裁判員が量刑も含めた事件全体の判決を決める。3事件で殺人罪などに問われた菅田被告は1件目が無罪、2件目が強盗殺人などの幇助(ほうじょ)罪で有罪の部分判決を受けていた。3件目は起訴事実を認めており、判決は2、3件目が対象だった。

 検察側は「被告の犯罪傾向は根深く、両事件の遺族が厳しい処罰を望んでいる」と主張。弁護側は3件目の犯行主導を否定、2件目も「関与の度合いは相当低い」と指摘し、「有期懲役が相当」としていた。

 2件目の部分判決によると、菅田被告は平成16年、共犯者が仙台市の飲食店経営者=当時(30)=を同市の山林で殺害し、現金約4千万円を奪った際、車両を先導したり、現金を持ち出したりした。

 3件目は起訴状によると12年、仲間と共謀し、宮城県亘理町の自衛官=当時(45)=の首にロープをかけ、自殺に見せかけ窒息死させたとしている。

 1件目は11年の暴力団組員=当時(31)=殺害事件だった。

元組長の死刑確定へ=ファミレス2人射殺―最高裁

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 千葉県市原市のファミリーレストランで平成17年4月、暴力団組員2人を拳銃で射殺したとして、殺人罪などに問われ、1、2審で死刑とされた元指定暴力団山口組系組長、浜崎勝次被告(63)の上告審判決で、最高裁第1小法廷(横田尤孝裁判長)は15日、被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。

 同小法廷は「強固な殺意に基づく残忍かつ執拗な犯行」と指摘。さらに、「レストランの一般客ら無関係の市民が巻き添えとなる危険性が甚だ高かった犯行で、社会に与えた衝撃や不安は極めて大きい」として、死刑判決はやむを得ないとした。

 1、2審判決によると、元組員ら2人と共謀して17年4月25日夜、対立していた組の幹部=当時(45)=ら2人を市原市内のファミリーレストランに呼び出し店内で至近距離から発砲。計7発を命中させて2人を殺害した。

北九州のパチンコ店損壊:工藤会幹部に懲役8年求刑/福岡

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 パチンコ店出店を巡り企業に嫌がらせをしたとして、恐喝未遂と建造物損壊の罪に問われた小倉北区常盤町、指定暴力団工藤会最高幹部の一人、田中十四春(としはる)被告(62)の論告求刑公判が9日、地裁小倉支部(平島正道裁判長)であり、検察側は懲役8年を求刑。弁護側は無罪を主張した。判決は12月26日。

 起訴状などによると、田中被告は他の組員らと共謀、09年9月30日、門司区でパチンコ店出店の準備をしていた大阪市の企業にパチンコ台1台当たり10万円(計約8000万円)のみかじめ料を要求。業者が拒否したため、同年10月3日、山口県防府市の系列店の壁面ガラスを鉄パイプで割ったとされる。

 論告で検察側は「共謀の組員の供述から事件で被告の指示があったことは明らかだ」と述べた。弁護側は「組員の供述はあいまいで、被告の共謀は証明されていない」とした。

飯田の男性死亡:起訴内容認め、情状酌量訴え-初公判で被告側/長野

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 09年末に飯田市で知人男性を殴って死亡させたとして傷害致死罪に問われた同市松尾寺所、暴力団幹部組員、成瀬雅被告(38)の裁判員裁判初公判が5日、長野地裁松本支部(二宮信吾裁判長)であった。被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた上で「捜査段階では話さなかったが組織の指示があった」と述べた。

 起訴状などによると、成瀬被告は09年12月26日、同市南常盤町、藪本博一さん(当時37歳)の顔面を拳で殴るなどし、脳挫傷で死亡させたとしている。

 検察側は冒頭陳述で、同じ組員の藪本さんが、組長に紹介された工場を解雇され「組長に恥をかかせたと因縁をつけた」と指摘。「別の知人が身代わりに出頭したうそにも関与した」と非難した。

 弁護側は、被告は組長らから藪本さんをいさめるよう指示を受け、断れなかったと説明。「遺族に謝罪の手紙や謝罪金100万円を送るなど反省の態度を示している」と情状酌量を訴えた。

組員殺人に無罪 男性、目頭押さえ 弁護士「裁判員の市民感覚」/宮城

 震災で中断、再開後はDVDの視聴で判断を迫られた異例の裁判員裁判の結論は無罪だった。仙台地裁(鈴木信行裁判長)で1日あった暴力団組員殺人事件判決。事件時は少年だった仙台市青葉区の無職男性(32)は無罪言い渡しの瞬間、大きく肩の力を抜きハンカチで目頭を押さえた。
 男性は99年1月に笹本智之受刑者(37)ら2人と共謀し、暴力団組員の男性(当時31歳)を殺害したとして起訴されていたが「殺害行為には一切加わっていない」などと無罪を主張。争点となった笹本受刑者の証言の信用性について、鈴木裁判長は「合理的な疑問が残る」と判断した。
 弁護団の斎藤拓生弁護士は判決後の会見で「これまでは検察官の(立証の)あいまいな点を裁判官が合理的に解釈し、つじつま合わせして事実認定してしまうことがあった」と指摘、無罪判決の大きな要因に「裁判員の市民感覚」を挙げた。
 会見に応じた男性裁判員(50代)は「グレーの部分もあるとは思うが、疑わしきは被告人の利益」と強調した。第5回公判の最中に震災が発生、裁判員を選び直して再開。それまでの公判を録画したDVDの視聴が審理の大半を占めたが、男性裁判員は「前回の裁判員の中には被災された方もいると聞いた。今回に限り仕方がなかったのではないか」と一定の理解を示した。
 仙台地検の田辺泰弘次席検事はDVD視聴について「裁判の方法としては適切だと思っている」と述べた。

暴力団のゴルフ場利用 弁護側「詐欺罪成立しない」と無罪主張 名古屋地裁

暴力団員の利用禁止を定めたゴルフ場で身分を隠しプレーしたとして、山口組・弘道会幹部の竹内照明被告(51)とともに詐欺罪に問われた風俗店経営、佐藤義徳被告(53)の公判が27日、名古屋地裁(神原浩裁判官)で開かれ、弁護側は「犯罪が成立しない」と無罪を主張した。

 弁護側は2人がゴルフをしたことを認める一方で「利用規約に違反してはいるが、ゴルフ場に財産的な被害はなく、詐欺罪の構成要件を欠いている」と述べた。佐藤被告は名義を偽って銀行で住宅ローン融資を申し込んだとして、別の詐欺罪などでも起訴されている。

 起訴状によると、佐藤被告と竹内被告は昨年10月、約款で暴力団関係者の利用を禁止している長野県のゴルフ場で、竹内被告の身分を隠して施設を利用したとしている。

手配中の組長の逃亡手助けに無罪判決…京都地裁

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 山口組系暴力団「淡海一家」(大津市)総長・高山義友希被告(54)(組織犯罪処罰法違反で起訴)の逃亡を手助けしたとして、組織犯罪処罰法違反に問われた大阪府枚方市、無職入江章被告(33)の判決が25日、京都地裁であった。

 古川大吾裁判官は「高山被告の犯罪行為について知らなかった可能性は否定できない」と述べ、無罪(求刑・懲役1年6月)を言い渡した。

 入江被告は2009年12月~10年4月、仲間と共謀し、高山被告が恐喝事件で指名手配されていることを知りながら、車に乗せて九州まで運んだり、マンションを借りて住まわせたりしたとして起訴された。

 判決で古川裁判官は、犯罪が成立するには高山被告の行為を具体的に認識していたことが必要、としたうえで、「入江被告と淡海一家の関係性を明らかにする証拠はなく、単に逃走の手助けを指示されただけとの疑いが残る」とした。

 地検の杉山治樹・次席検事は「予想外の判決。上級庁と協議の上で適切に対応したい」とコメントした。

続強盗強姦で懲役28年 高松地裁判決/香川

 暴力団関係者を装って女子中高生8人を脅し乱暴や金品強奪を繰り返したとして、強盗強姦(ごうかん)などの罪に問われた自営業、大西誠被告(27)に対する裁判員裁判の判決公判が11日、高松地裁であった。幅田勝行裁判長は「やくざを名乗る男に脅され恐怖を味わわされた被害者の精神的、肉体的苦痛は甚大で、結果は極めて重大」と述べ、求刑通り懲役28年を言い渡した。

 判決によると、大西被告は平成21年10月から22年8月にかけて、香川県丸亀市の路上などで、自転車で通行中の女子中高生にわざとぶつかり衝突されたように見せかけたうえ、暴力団関係者を装って脅し、計8人に乱暴したり金品を奪ったりするなどした。

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