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暴力団ニュース~ヤクザ゙事件簿

全国の暴力団、任侠組織、極道関連のニュース速報

全国ヤクザ事情

質店で架空売買でカード現金化 新たに住吉会系総長ら逮捕

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 警視庁は、既に逮捕されている東京都八王子市の質店経営者の男とともに架空の売買でクレジットカードの決済を行い、カード会社から、およそ430万円をだまし取ったとして、新たに指定暴力団・住吉会系「川越平塚一家」総長、時田康雄こと安済康雄容疑者(51)ら2人を電子計算機使用詐欺の容疑で逮捕した。安済容疑者は「まさか罪になるとは思わなかった」と容疑を否認している。

 この質店は売買を装って現金が受け取れる店として暴力団関係者の間で知られていて、質店経営者の男は安済容疑者らに「無理矢理やらされた」と供述している。

  

夜の繁華街うろつき威圧 工藤会系組長ら7人逮捕

 福岡県警は19日、夜の繁華街をうろついて通行人らを威圧したとして、特定危険指定暴力団工藤会系「二代目矢坂組」組長、山本和義容疑者(70)=同市小倉北区泉台=、木村正勝容疑者(70)=同市小倉南区下城野1丁目=ら同会傘下組織組長の男4人と、幹部の男2人ら計7人を県迷惑行為防止条例違反(粗暴行為)の疑いで逮捕した。県警は7人の認否を明らかにしていない。平成26年から同会の壊滅作戦が進んでおり、県警は弱体化のイメージを拭い去る意図があったとみて調べる。

 北九州地区暴力団犯罪捜査課によると、山本容疑者ら組長5人は6月16日午後8時過ぎごろ、同市小倉北区堺町近くの路上を黒色系のスーツ姿でうろつき、通行人をにらみつけるなどして暴力団の威力を示した疑い。同日午後10時ごろには組幹部2人を加えた7人が、同市八幡西区黒崎1丁目で同様の行為をした疑い。パトロール中の警察官が見つけた。

 市内の繁華街では15年8月に工藤会系組員が手りゅう弾を高級クラブへ投げ込み11人が重軽傷を負ったり、暴力団員立ち入り禁止の標章を掲げた店の関係者が襲撃されたりする事件が発生。県警は特別対策隊を発足し警戒に当たるほか、26年9月には同会トップを逮捕するなど壊滅作戦に着手。組員数はピーク時の約730人から約360人(昨年末時点)に減少していた。

  

松戸市の連続銃撃事件 稲川会系組幹部を逮捕

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 県警松戸署捜査本部は19日、千葉県松戸市で昨年6月、アパートに相次いで銃弾が撃ち込まれた事件で、建造物損壊と銃刀法違反(加重所持、発射)の疑いで、指定暴力団・稲川会系組幹部、町田壮範容疑者(46)を逮捕した。捜査本部は町田容疑者の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は共謀の上、昨年6月30日午前5時ごろ、松戸市内のアパート2軒に拳銃を発砲し、玄関ドアなどを損壊したとしている。

 捜査本部によると、昨年5~6月に発生した連続発砲事件をめぐっての逮捕者は23人目だという。

  

小学校近くに「住吉会」系事務所開設 元関東連合の男ら逮捕

 警視庁中野署は、東京都歌舞伎町のマンションに違法に暴力団事務所を開設したとして、準暴力団・関東連合の元メンバーで、指定暴力団・住吉会系幹部の男らを逮捕した。

 東京都暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、「関東連合」の元メンバーで、住吉会幸平一家傘下、「堺組」幹部、中越健二郎こと田丸健二郎容疑者(40)ら4人。

 警視庁によると、田丸容疑者らは2016年、東京都新宿区歌舞伎町2丁目のマンションで、小学校から200メートル以内は暴力団事務所の開設が禁止されているにもかかわらず、事務所を開いて、運営した疑いが持たれている。

 田丸容疑者らは、「暴力団事務所ではなく、セカンドハウスだ」などと容疑を否認している。警視庁は、「関東連合」の元メンバーらを中心に新たに住吉会系傘下で「中越組」を立ち上げたとみられている。

  

二審も「極東会」系組長に賠償 組員に恐喝指示

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 指定暴力団・極東会傘下組織の組員に金を脅し取られたなどとして、聴覚障害者の男女27人が傘下組織の組長らに損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は18日、組長らに約1億8千万円の支払いを命じた。一審東京地裁に続き賠償責任を認め、組長の控訴を棄却した。

 斉木敏文裁判長は、組長が金を集めるよう指示し、組員が恐喝や詐欺行為をしたと指摘した。

 判決によると、極東会系組員は、27人の聴覚障害者を手話やメールで脅したり、だましたりして、2008年5月~10年4月、約1億7千万円を集めた。

  

工藤会上納金脱税 総裁に懲役3年 罰金8000万円判決

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福岡地裁 金庫番で工藤会幹部にも懲役2年6月の実刑判決

 特定危険指定暴力団工藤会の上納金を巡って3億2067万円を脱税したとして、所得税法違反に問われた工藤会トップで総裁、野村悟被告(71)に対し、福岡地裁(足立勉裁判長)は18日、懲役3年、罰金8000万円(求刑・懲役4年、罰金1億円)を言い渡した。

 福岡県警が工藤会壊滅を目指して2014年9月に始めた「頂上作戦」以降、野村被告への判決は初めて。野村被告は元漁協組合長射殺など4事件でも殺人罪などで起訴されており、来春以降開かれる公判にも影響を与えそうだ。

 判決は「野村被告の収入は工藤会の威力を背景に建設業者などから継続的に供与された上納金に由来し、悪質だ」と述べ、建設業界やパチンコ業界などからのみかじめ料を資金源に、不正蓄財と組織維持を図ってきた野村被告を批判した。暴力団特有の「上納金徴収システム」を巡って組織トップの脱税が認定されるのは極めて異例だ。

 ともに同法違反に問われた、工藤会の「金庫番」で同会幹部、山中政吉被告(67)は懲役2年6月(求刑・懲役3年6月)とした。野村被告は判決を不服として控訴する方針。山中被告は即日控訴した。

 実態が不透明な上納金を個人所得として問えるかが公判の焦点だった。判決は、野村被告の資金分配を見たという元工藤会関係者の証言を基に、上納金が▽前総裁3割▽野村被告3割▽他の幹部ら3割▽工藤会1割--に分配されていたと認定。山中被告が管理していた、幹部ら以外の三つの口座への入金記録とも整合していることを踏まえ、うち一つが野村被告の取り分だったとした。

 そのうえで、野村被告の口座の金が愛人のマンション購入などに使われたことなどから野村被告の個人所得だったと認めた。さらに、入った金は野村被告の「雑所得」に当たるのに隠して申告せず、不正行為を認識していたことは明らかだと指摘した。

 判決によると、両被告はは共謀し、10~14年の収入のうち8億990万円を隠して所得税3億2067万円の支払いを免れた。

  

金塊密輸未遂 関税法違反容疑で新たに無職の男逮捕 

 中国から金塊を密輸しようとしたとして暴力団関係者らが逮捕された事件で、警視庁は新たに住所不定、無職の小山大輔容疑者(34)を関税法違反などの疑いで17日に逮捕した。容疑を認めているという。

 捜査関係者によると、逮捕容疑は仲間と共謀して昨年12月6~7日、中国・広州白雲空港から金塊計約28キロ(計約1億2700万円相当)を成田空港に密輸しようとしたなどというもの。東京税関の職員に発見され、未遂に終わった。

 警視庁はこれまでに暴力団関係者ら7人を逮捕している。他に、暴走族OBが中心のグループで警察が準暴力団と位置づけている「怒羅権」の関係者の男も共謀したとみて逮捕状を取り、行方を追っている。

  

工藤会事件 銃撃実行役の元組幹部が上告

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 特定危険指定暴力団工藤会が起こしたとされる一連の事件のうち、元警部銃撃などの実行役として組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)の罪などに問われた工藤会系「五代目田中組」元幹部、中田好信被告(43)は17日までに、一審に続き懲役30年とした福岡高裁判決を不服として上告した。13日付。

 4日の高裁判決は元警部銃撃と歯科医襲撃、女性看護師襲撃の3事件がいずれも工藤会トップ、野村悟被告(71)ら上層部の指揮命令で実行されたと認定。共謀を否定した被告側の主張を退けた。

 一、二審判決によると、中田被告は野村被告の指揮命令に基づき、北九州市で2012年、工藤会の捜査を長年担当していた元福岡県警警部を銃撃し、14年には港湾利権に絡んで漁協幹部の親族だった歯科医を襲撃した。13年に看護師が刺された事件では実行役を送迎した。

  

福岡県警:監禁事件で浪川会本部を家宅捜索

 福岡県春日市で今年4月、20代の男性を車で連れ去り約20時間にわたって監禁したとして、指定暴力団・浪川会系幹部、坂井信義容疑者(38)ら9人が逮捕された事件で、福岡県警は17日午前10時ごろ、捜査員約30人で大牟田市にある浪川会本部事務所を家宅捜索した。

浪川会本部を家宅捜索

 男性と浪川会との間にはいくつもの金銭トラブルがあったとみられていて、県警は押収した資料を分析して容疑の裏付けを進める方針。

  

準暴力団「大田連合OB」リーダー格の男、傷害の疑いで逮捕

 警視庁大崎署は17日、準暴力団「大田連合OBグループ」のリーダー格の男が、キャバクラ店で客の男性の顔を殴りけがさせたとして、障害の容疑で逮捕した。

波照間永葵容疑者
波照間永葵容疑者

 逮捕されたのは、準暴力団「大田連合OBグループ」のリーダー格で、元プロキックボクサーの波照間永葵容疑者(31)。

 波照間容疑者は、今年4月、東京都品川区のキャバクラ店で客の男性(40)の顔を殴り、全治およそ1週間のけがをさせた疑いが持たれている。波照間容疑者は一緒にいた仲間の男(35)が男性客とトラブルになっていたところに割り込んで突然殴りかかったという。取り調べに対し容疑を認めている。

 男性従業員が止めに入り、仲間の男が従業員の頭を酒の瓶で殴り、割れた瓶で顔を刺すなどして2人は逃走していた。警視庁は逃げた仲間の男を指名手配して行方を追っている。

  

拳銃をスーパーに置き忘れ 「自殺しようと」 男に執行猶予

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 スーパーで買い物後に拳銃などを置き忘れて所持が発覚したとされる事件で、銃刀法違反などの罪に問われた神戸市長田区の無職の男(70)の判決公判が17日、神戸地裁であり、小倉哲浩裁判長は懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)を言い渡した。

 判決によると、2月4日夕、神戸市兵庫区のスーパーで拳銃1丁と実包などを所持したとされる。

 公判で男は「病気などになったら自殺しようと持っていた」と述べ、検察側は「かつて所属した暴力団の幹部(故人)から拳銃などを預かって長年占有し、抗争に備えるなど犯罪目的もうかがわれた」と主張していた。

 小倉裁判長は「社会に少なからず危険を与えている」と指摘。一方で「組織性はうかがわれない」とし、所持した銃と銃弾では発射できず「使用の危険が高かったとはいえない」として執行猶予を付けた。

  

松戸発砲 総長2人が指示否定 上部組織関与を捜査

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 千葉県松戸市で昨年5~6月に相次いだ発砲事件で、それぞれ殺人未遂や銃刀法違反などの容疑で逮捕された指定暴力団・稲川会系2次団体の総長2人が、いずれも「事件は若い者たちが勝手にやった。指示はしていない」といった趣旨の供述をしていることが、捜査関係者への取材で分かった。

 千葉県警は総長2人がそれぞれの発砲事件の指示役だったとみて調べる一方、「指示のつなぎ役の可能性もある」(捜査幹部)との見方もしており、さらに上部組織の関与がなかったか突き上げ捜査を進める。

 事件を巡っては松戸署捜査本部が12日、同市小山付近の国道6号で昨年5月10日夕に共謀し、走行中のワゴン車に向けて拳銃で7発発砲し、車内にいた男性を殺害しようとした殺人未遂などの容疑で、稲川会系2次団体「十四代目大草一家」の総長、秋田昇容疑者(69)=船橋市湊町3=ら4人を逮捕。

 同6月30日早朝、共謀して松戸市内のマンションとアパートのドアに発砲したとして建造物損壊などの容疑で、稲川会系2次団体「七代目田中一家」の総長、鈴木郁夫容疑者(73)=群馬県太田市=を10日に逮捕した。

 県警は、稲川会を破門になった元幹部を巡る縄張り争いが事件の背景にあるとみている。12日には稲川会総本部(東京都港区)など8カ所を家宅捜索した。

  

営業所長が暴力団関係者 建設業許可を取り消し

 和歌山県は12日、従業員が暴力団に関係していたとして、建設業法に基づき土木建築会社「酒井組」(同県有田市)の建設業許可の取り消し処分をしたと明らかにした。処分は11日付。

 県によると、酒井組が3月、和歌山市に新たに開設した営業所の50代の男性所長が暴力団関係者だった。同社から提出された書類を基に、県警に問い合わせて判明した。

 建設業法は役員や営業所の代表者などに、暴力団組員や、組を辞めて5年以内の元暴力団関係者が就くことを禁じている。許可がない業者は請負代金が一定額を超える工事を受注できない。

 酒井組は取材に「(男性が)暴力団関係者だとは知らなかった」としている。

  

稲川会総本部を家宅捜索 「大草一家」総長ら4人逮捕

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 千葉県警は12日、千葉県松戸市で2017年5月、指定暴力団・稲川会系の元幹部が銃撃された事件で、稲川会の総本部などを捜索した。

 捜索を受けたのは、東京・港区の稲川会総本部や、千葉市の稲川会系「十四代目大草一家」本部事務所など。

 2017年5月、松戸市の路上で、稲川会系元幹部で「六代目箱屋一家」の中村豪組長が乗った車が銃撃され、同乗していた男性が重傷を負った事件では、これまで稲川会系組長ら9人が逮捕されているが、12日、新たに稲川会大草一家総長の秋田昇容疑者(69)ら4人が、殺人未遂などの疑いで逮捕された。

 警察は、2017年の銃撃事件以降、稲川会の集中取り締まりを進めている。

  

神戸山口組幹部射殺 示談で懲役28年に減刑

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 名古屋市中区のマンションで2016年7月、指定暴力団・神戸山口組傘下幹部を射殺したとして、殺人罪などに問われた指定暴力団・山口組弘道会傘下幹部ら男2人の控訴審で、名古屋高裁は11日、それぞれ懲役30年とした一審名古屋地裁の裁判員裁判判決を破棄、懲役28年の判決を言い渡した。

 2人は弘道会系組部、片倉竜理被告(49)と元山口組系組員、三井樹被告(46)で、それぞれ控訴審で「一審判決の量刑は重すぎる」と訴えていた。

 高橋徹裁判長は一審判決後に2人が殺害を認め遺族に謝罪し、3500万円を支払って示談が成立したことを考慮。「一審判決の評価は当時、不当ではなかったが、現時点では重い」と述べた。2人は一審では無罪を主張していた。

 一審判決によると、2人は共謀して16年7月15日、マンションの一室で拳銃を発砲し、神戸山口組山健組傘下「健仁会」の崔龍志こと斉木竜生幹部=当時(64)=を殺害した上、同市昭和区の駐車場で逃走に使った車両に放火した。

  

虚偽登記容疑 「松葉会」会長ら逮捕 

 警視庁は11日、虚偽の登記申請をしたとして、指定暴力団・松葉会の会長、伊藤芳将こと伊藤義克容疑者(71)=茨城県鹿嶋市=と、松葉会幹部、菊地和浩容疑者(62)=鹿嶋市下津=や司法書士ら男女7人を、電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで逮捕した。

 逮捕容疑は、伊藤容疑者らは共謀して2014年9月ごろ、茨城県神栖市の土地、建物について、実際の所有者ではない人物の名義で法務局に登記を申請した疑い。これらの不動産は以前、伊藤容疑者が所有していたという。

 伊藤容疑者は、整理回収機構に約15億円の借金を抱えているが、関係者らの名義で、約30件の不動産を実質的に所有しているとみられ、調べに対し、「菊地容疑者らが不動産を管理していたので、詳しいことは分からない」と容疑を否認している。

 警視庁は11日午前、伊藤容疑者の自宅を家宅捜索した。

  

銃刀法違反 住吉会系組員と朝日新聞店元従業員ら逮捕

 警視庁は、朝日新聞販売所(ASA)矢向の元アルバイト従業員、船木俊輔容疑者(37)=住所不定=を銃刀法違反(加重所持)の疑いで、指定暴力団・住吉会系組員、赤池浩容疑者(41)=奈良県橿原市=を同(営利目的譲渡)容疑で逮捕した。船木容疑者は容疑を認め、赤池容疑者は否認しているという。

 組織犯罪対策5課によると、船木容疑者は6月5日未明、東京都大田区内の路上で自動式拳銃1丁と実弾11発を所持していた疑いがある。同日、路上で乾燥大麻約8グラムを持っていたとして大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されていた。赤池容疑者は2012年12月ごろ、中野区内でこの拳銃と実弾を15万円で船木容疑者に売り渡した疑いがある。船木容疑者は「赤池容疑者から拳銃を15万で買ってくれないかと持ちかけられ、興味があり応じた」と話しているという。

 船木容疑者は事件当時、横浜市鶴見区のASA矢向のアルバイト従業員だったが、事件後解雇された。

  

スピード違反で住吉会系組員が身代わり出頭

 警視庁は10日、交通違反をした不動産会社の社長が、知人の暴力団組員に身代わりで出頭させるなどしたとして2人を逮捕した。

 逮捕されたのは千葉県に住む不動産会社の社長・星野浩光容疑者(56)と、指定暴力団・住吉会系組員、佐藤文浩容疑者(42)。

 去年3月、星野容疑者が東京・中央区の首都高速の都心環状線で法定速度を56キロ超える時速106キロで走行したとして出頭命令を受けた際、佐藤容疑者が身代わりで出頭するなどした疑いが持たれている。

 警視庁は佐藤容疑者が出頭してきた際、星野容疑者宛ての出頭通知書を持っていて、「車を借りていた」と説明、星野容疑者と佐藤容疑者はともにメガネをかけていて風貌が似ていたことから罰金などの手続きを行ったという。その後、「身代わりを使っている」との通報で事件が発覚した。

 取り調べに対し、星野容疑者は「取締装置に撮影された記憶はなく、組員が勝手に出頭したのだろう」と容疑を否認している。

  

間接強制 「神戸山口組」が執行抗告申し立て

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 指定暴力団・神戸山口組の本部事務所を暴力団員が使用した場合、制裁金1日100万円を支払うよう組側に求める間接強制を神戸地裁が認める決定をしたことについて、神戸山口組側が不服として大阪高裁に執行抗告を9日付で申し立てた。暴力団追放兵庫県民センターが10日、明らかにした。

 この事務所を巡っては、神戸地裁が昨年10月、使用差し止めの仮処分を決定。その後も組員が出入りしていたため、同センターが今年4月に間接強制を申し立て、今月3日付で地裁が認めていた。

  

一般人襲撃事件 工藤会系組員に懲役20年求刑

 北九州市で2011年に建設会社会長が射殺された事件など特定危険指定暴力団工藤会が関与したとされる4件の一般人襲撃事件で、殺人罪などに問われた工藤会系組員、矢沢慶一被告(旧姓・松江慶一 31)の論告求刑公判が10日、福岡地裁(足立勉裁判長)であった。検察側は「一般市民が標的の事件を二度と発生させないため、割に合わないと知らしめる必要がある」として懲役20年を求刑した。

 弁護側は改めて無罪を主張して結審した。判決は10月9日。

 建設会社会長射殺事件で被害者の内納(うちのう)敏博さん(当時72歳)の行動確認をしたとされる矢沢被告は「目的を知らなかった」と4件で無罪を主張しているが、検察側は論告で「襲撃事件も想定できたのに意図的に深く詮索しなかったに過ぎない」と指摘し、事件関与を容認していたと指摘した。

 そのうえで「実行犯や指揮役からは数段落ちるが、被告は事件遂行に不可欠な役割を担った」と述べた。

 工藤会の建設業界への利権確保を狙ったとされる射殺事件では幹部ら8人が起訴されたが、トップの野村悟被告(71)=所得税法違反で公判中=ら最高幹部は立件されておらず、捜査当局は引き続き捜査を続けている。

 起訴状によると、矢沢被告は複数の組員と共謀し、11年11月26日、北九州市小倉北区で内納さんを拳銃で射殺した、などとされる。

  

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